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美月)あいわかった。麗奈には食べさせてやるからな。
美月は、麗奈を抱き上げ部屋を出た。
大倶利伽羅:(麗奈の食事を作っていて)
五虎退:(手伝い)
美月)待たせたな。
美月は、麗奈を抱き抱えて来た。
小狐丸)来ましたか。
三日月)もう時期出来るようだぞ。
大倶利伽羅:(麗奈にはご飯をすりつぶし、卵を液状にしたおかゆを差し出し)
麗奈:(目をキラキラさせていて)
美月)麗奈は赤子の時は、好奇心も旺盛で食欲も旺盛だったのか?目の輝きが凄いんだが...
麗奈:あ~(手を伸ばして)
大倶利伽羅:麗奈、先に食うか?
和泉守:かわいいじゃねえか。赤ん坊は食って寝て遊んでればいいんだからよ
美月)赤子の仕事は、泣くことと、よだれを出すことと、前に読んだことがあるが、本に載っていることが全てではないからな。
堀川:そうですね
麗奈:あーん(食べて)
大倶利伽羅:うまいか?
麗奈:えへっ
美月)(私が食べさせる筈だったのに...大倶利伽羅め)
美月は役目を奪われて、外では笑っていたが、内心、嫉妬と悔しさの炎を燃やしていた。
大倶利伽羅:ん(また食べさせようとするが)
麗奈:ぷい(大倶利伽羅に飽きてしまったのかそっぽ向いてしまい)
美月)おや、麗奈。もう腹がいっぱいか?ちゃんと食べんと直ぐにすくぞ。大倶利伽羅、お椀渡してくれるか?
美月)ほれ、麗奈。ゆっくりでいいから、半分でも食べた方が腹はもつぞ。
美月は、そう言って、麗奈に口を開けるよう促した。
美月)言葉は、少しは分かるようだな。食べてくれたぞ。
美月は、笑う。
三日月)しかし、明日になったら、元に戻るのだな。一日名前を呼ばれないのは、流石に寂しかったぞ。
小狐丸)そうですね。いつもの明るい声が聞けなかったので、私も同じ気持ちでした。
美月)しかし、魂は一日で出ていくものなのか?石切丸。
石切丸:そこまでは…
麗奈:へっへっ!(みんなに囲まれて上機嫌のようだ)
石切丸:いいや、麗奈さんの中に入っている魂が、まだ麗奈さんといたいようだ