トピ主 2020-08-11 16:32:18 |
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美月)分かってくれたようだな。
美月は、そっと戸を閉めようとしたが、誰かに、戸を閉めるのを抑えられた。
小狐丸)美月殿、休むよう言ったのに、何故起きているのですか?
美月)こ、小虎が入ってきて、出ていったから戸を閉めようと...
小狐丸)では、何故衣服が糸屑だらけなのですか?
美月)あ...
小狐丸)休んでくださいと言ったではありませんか?
美月)ね、眠れなかったから...
小狐丸)横になってる居るだけでも、体を休められると知らないのですか。
美月)知ってる。だがそれではあまりにつまらなすぎたから、人形作りしていたんだ。大人しくしているのに変わりはないだろう?
小狐丸)しかし、熱は上がっているようですよ。顔が少し赤くなっています。
小狐丸は美月のお凸に手を当て、言った。
美月)えっ!
小狐丸)仕方がありませんね。寝るまでそばに居ましょう。
美月)子ども扱いするな!
小狐丸)するような真似をしたのは美月殿ですよ!
美月)麗奈!私は何ともないが。
美月は、いつもの笑顔で言ったが
小狐丸)いいえ、美月殿は、熱があるのですから、とにかく休んでください。
小狐丸は、美月を部屋に押し込もうとした。美月は必死に抗った。
美月)押すな。
小狐丸)私の分も用意してくださったのですか!
小狐丸は嬉しそうにした。
美月)じゃあ、私は部屋で食べるから、失礼...
小狐丸)美月殿、寝るまで傍にいますと言いましたよね。
美月)ぐっ...
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