麗奈:うん…(布団を敷いて)
美月)麗奈、ずっと愛しておるぞ。 美月は麗奈を後ろから抱き締めた。
麗奈:私も……(うとうとして、眠りについた)
美月)眠った顔はほんに可愛らしいなぁ。私が男だったら、このまま連れ去っておったぞ。まぁ、そんなことしないがな。 美月はそう言うと、麗奈を布団に寝かせ、自分も横になると、眠りに付いた。
麗奈:……
美月)すぅー
麗奈:…?(もう朝か…)
美月)すやすや 美月は、麗奈を抱き締めて、熟睡中だった。
麗奈:美月、朝だよ
美月)ん~... 美月は、毛布を頭まで被った。
麗奈:…(こっそり布団から抜け出して縁側に行き)久しぶりの本丸だぁ…なんだか安心する…
縁側から差し込む太陽の光で麗奈はうっすら目を開けた。 美月)麗奈は起きたか。若い者は元気だなぁ。 美月は、起き上がりながらそう言った。
麗奈:おはよう
美月)おはよう、麗奈、ちこうよれ。
麗奈:うん(ぎゅう)
美月)麗奈、皆に秘密にしておかなければならないことは分かるか?
麗奈:うん。私が美月のお嫁さんだってこと?
美月)そうだ、絶対言ってはならんぞ。神との約束だ。違えてはならんぞ。 美月はそう言って、麗奈に口吸いした。
麗奈:んぅ…///(あ、朝から…)
美月)約束の口吸いだ。絶対に違えるなよ。 美月は、麗奈の目を見つめて言った。