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美月)しかし、随分と作ったな。座敷童の料理には、たまに驚かされる。
美月)私もだ。座敷童、私達はもう限界だ。家まで送ってくれ。
美月は人力車を差して言った。
座敷童)まっかせて~、この馬車は(人力車)魔法とかないから、解けないよ。
美月)よかったな、麗奈。麗奈が私の花嫁になったこと。それは、正式に、ここの姫になったということだ。
座敷童)二人とも、乗って乗って。
美月)待たせてはならんな。行こうか。
美月)頼んだぞ。
座敷童)はーい。
座敷童は、人力車を動かし始めた。
美月)そうか、まぁ慣れないものも着たしな。
美月は、笑って言った。
美月)そうか、帰ったら話があるのだが、聞いてくれるか?