トピ主 2020-08-11 16:32:18 |
通報 |
五虎退:ありがとうございます!(嬉しい)
麗奈:わ、私は…(美月もいるし、本丸のみんなも大切にしたい。と、言えない)
岩融:(かりっ、と麗奈の背中に跡を残し)
麗奈:…っ!(唇を噛んで耐え)
岩融:すまぬ、つい
美月)よし、六振り分出来た。後は、持っていくだけだな。
美月は、飲み物をお盆に乗せ、伊達組の部屋に向かった。
美月)失礼するぞ。燭台切、さっきはありがとう。お礼に私特製のじゅーすを持ってきた。苺と蜂蜜を浸けたじゅーすだ。人数分あるぞ。
太鼓鐘)あの飲み物か。うまいんだよな。
鶴丸)じゃあ、遠慮なく頂くぞ。
燭台切)赤い飲み物?珍しいね。
小狐丸)おや、岩融殿、おいたはいけませんよ。
三日月)麗奈が可哀想ではないか。
鶴丸)はぁー、やっぱりうめぇな。
太鼓鐘)苺の酸味と蜂蜜の甘みが合ってるぜ。
燭台切)確かに美味しいね。一気に飲み干しちゃいそう。
美月)喜んで貰えて何よりだ。私が一人で誰でも飲めるように何度も作り直して出来た、飲み物なんだ。
燭台切)へぇー、伽羅ちゃんも美味しそうに飲んでるし、良かったね。伽羅ちゃんは慣れ合わないだけで、本当は凄く仲間思いなんだ。だから、仲良くしてあげてね。
美月)鶴と太鼓鐘からもよく話は聞いているよ。こちらも麗奈と仲良くしてくれ。
燭台切)勿論だよ。
三日月)ほんに、どこもかしこも可愛らしい肌をしている。
小狐丸)ええ、叶うのならば、麗奈に触れられるのは我ら、三条だけという事にしたいですね。
燭台切)伽羅ちゃんは本当に静かに喜ぶね。
美月)喜んでいるなら良かったよ。生まれた年も全く違うから、共通の話題も出来ない。だから、何の話なら、乗ってくれるかも分からなかったんだ。今後、大倶利伽羅がどう反応しているか、解釈を頼んでいいか?
燭台切)いいよ、伽羅ちゃんとは長いからね。
太鼓鐘)確かになぁ、殆どみっちゃんとしか話さねぇもん。
鶴丸)俺らが声を掛けたら、反応しても、さっさとその場を後にするからな。光坊と一緒なら、伽羅坊も快く乗ってくれると思うぜ。
美月)そ、そうか。
美月はちらっと大倶利伽羅を見た。
美月)(随分と燭台切がお気に入りのようだな。まぁ、仲良く出来ないよりかは出来ている方がいいか。)
三日月)ん?なんだ。
美月)そ、そんなに見てないぞ。
燭台切)照れてるだけだよ。
燭台切は笑って言う。
美月)うっとうしそうにいう事だけを直せば少しは良くなりそうだな。
燭台切)う~ん、それだと僕が困るかな。解釈できなくなりそうだから。かっこよく解釈しないとね。
燭台切はキメ顔で美月に言う。美月はフッと笑った。
美月)(和泉守とは気が合いそうだな。)
三日月)いけないお口はこれか?
三日月は麗奈の唇を撫でた。
美月)そういえば、そうだな。見てくる。
美月はコップを置いて、部屋を後にした。
三日月)ほう、そうか。
小狐丸)熟れていますね。
大倶利伽羅:…(麗奈が心配)
太郎太刀:失礼(すぱん、と勝手に襖を開けて)
麗奈:た、太郎太刀!?
岩融:太郎太刀殿?
石切丸:太郎太刀さん?
美月)こっちから感じるな。
美月は麗奈の所有者であるため、麗奈を感知できるようになっている。すると、太郎太刀に会い
美月)太郎太刀、そこで何をしてい...る......
美月が見たのは両手を拘束されて、顔を真っ赤にしている麗奈の姿だった。
燭台切)美月ちゃんの代わりに僕が持っていくね。皆、飲み切ってから持っていくから。急がなくていいからね。
麗奈:み、美月!?
太郎太刀:麗奈殿を助けに来ました(ひょい、とお姫様抱っこし)
石切丸、今剣:あ…
大倶利伽羅:ああ(自分が行きたかった)
美月)太郎太刀、麗奈を麗奈の部屋に連れて行ってくれ。あと、そのまま普通に接してくれ。普通にな。私はこの三条と話をする。
美月は太郎太刀に「普通」と念を押した。
太鼓鐘)あ~美味かった。俺もこういうの作って毎日好きに飲みたいぜ。
鶴丸)言えてるな。
燭台切)確かに美味しかったね。あとで、作り方教えてもらえるか聞こうかな?
美月)麗奈、後で部屋に行くから待ってて。直ぐに済ますから。
美月は、部屋に入り、戸を閉めると、ゆっくりこう言った。
美月)さて、私の言いつけを破り、手を縛ったのは誰なのだ?
太鼓鐘)伽羅もそう思うか。
鶴丸)本人が居なかったら素直になるだもんな。
美月)確かに、そうだが、殆どは麗奈からくるのだぞ。それを独り占めというのはおかしくないか?それに私ばかりが触れているからと言って麗奈を縛る理由にはならぬ。あと、神気を浴びて、麗奈の体力はかなり消耗している。少しは休憩も入れさせろ。あと、嫌がったりしたら無理強いさせない。麗奈は元から人であり、我々のようにそう何度も変えが利かないのだから。話はそれだけだ。麗奈が安心するには自分がどうしたら良いか、よく考えろ。それが出来るまでは、安心して麗奈を触れさすことも出来ん。
美月はそう言うと、部屋を出て行った。そして、麗奈の部屋に向かった。
美月)麗奈、太郎太刀、私だ。
燭台切)伽羅ちゃんは、美月ちゃんの事どう思ってるの?
トピック検索 |