夜 2020-08-09 16:00:09 |
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∥ 越前リョーマ ∥
ねえ、ちょっと話あるんだけど…良い?
アンタ、最近練習見に来ないね、何かあった?俺さ、アンタが来ないとやる気出ない。意味…分かる?…………鈍感。
( 毎日の様に応援に来てくれていた筈の同級生が、最近めっきりと部活練習の際に姿を見なくなってしまっていた。日々の練習でさえテニスの事しか考えていないと思っていた筈の自身が、昨日部長に練習に身が入っていないと叱られ校庭を走らされるまでに至ってしまった。練習を見に来ている生徒達の中に『彼女』を探しているのだ。その事実に気付いた瞬間、この気持ちが恋なのだと知った。昼休み、教室から出ようとする彼女を呼び止めれば何事かと目を丸くしながらも頷く彼女の手を引いて屋上までやって来れば、手を離して向き直り。対面する彼女を見るだけで僅かに速くなる鼓動、真っ直ぐに見据えると気になっていた事柄を問い。情けないが彼女の姿を見て声を聞けただけで安堵し眉が下がってしまう、素直じゃないながらも自身の気持ちを遠回しに伝えるも、キョトンと再び目を丸くする彼女。一度俯いて自分を奮い立たせる様に息を飲めば、勇気を出してその唇に自らの唇を重ねて。 )
/両片想い設定。でなきゃ、これは成立しないですよねぇ…(^o^;)
∥ 三日月宗近 ∥
頑張るのは良いことだ、しかし頑張り過ぎるのは良くないのではないか?主は人だ、人の身を得た今ではその辛さもよく分かる。そうだ、暫しこのジジイに付き合ってはくれまいか?
なかなかに美しいであろう?この間、短刀達と万屋に向かう際に見付けてな。蓮は、平安時代にも咲いていたのだぞ?
掬い上げて御主の髪に飾れたら、何れ程美しいだろうか…。主や、俺は人の身を得てもやはり刀は刀…。しかしこの頃思うのだ、御主をこのかいなに抱きたい…と。これを恋慕でなければ何と言おう…主、俺は御主を好いてしまった様だ。
( 近侍として仕事をする主の傍らで見守っているも、うっすら目の下に浮かぶ隈に僅かに痩せた様に見受ける華奢な体、その様を見ているだけで緩く握っていた拳に自然と力が籠る。開いていた帳面の上にそっと左手を被せて邪魔をすれば、自ずと首は持ち上げられ此方を向く。やはり少しばかり痩せただろうか?何も言わずとも表情で疑問を投げ掛けてくる主に冗談っぽい明るい口調ながら年寄り染みた説教を溢し。すまなさげに俯く主を見れば、どうにかしてその表情を笑顔に変えたい、そんな気持ちが湧いた。ふと思い出せば提案をし、返事をする間も与えず手を引きやって来たのは万屋に行く道すがらにある景観の美しい池。夏という事もあり来る道すがらは暑さで僅か汗ばみ始めるも、池の周辺は吹く風がひんやりとしていた。冷たく気持ちの良い風が吹き抜けると、気持ち良さげに目を細める主の姿に胸がキュッと締め付けられる様な感覚に襲われる。それを誤魔化す様に指で指し示したのは美しく咲く薄桃色をした蓮、丁度二日前の出来事を補足とばかりに告げれば肩をやんわり掴んでその華奢な体を此方に向ける。ああ、やはりこんなにも愛おしい。改めて自身の気持ちを再確認すれば、肩から手を離して次は右手で主の左側の髪を一束掬い上げては真っ直ぐに瞳を見詰め。腕を広げて左手で自身の胸元の服を皺が寄る程に掴みながら告げたのは、自らの思いの丈で。真っ直ぐに、そしてその瞳を月の浮かぶ瞳で愛おしげに見詰めながらまるで自嘲するかの様に想いを告げて。 )
/やはりブランクですかね…上手くいかない(。´Д⊂)
あああ…描写力が欲しいです。
今回は刀剣乱舞から三日月宗近様でやらせて頂きました!
あ…!前回はテニスの王子様から越前リョーマ君でやらせて頂きました!
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