2020-08-03 22:24:22 |
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お陰様でこの通り。ありがとね。…それに女の子じゃあるまいし傷跡くらい気にせーへんよ。( 彼が守ってくれたお陰で自分の身体にはかすり傷一つあらず強いて言うなら久々に全力疾走した為か身体全体が重いくらいで。彼を安心させるようにぱっと両手広げ怪我一つない姿を見せればふはっと噴き出し。無事帰りも何事もなく我が基地へ帰ってくると他の仲間に捕まる前にさっさと彼を医務室へ連れて行き、軍医に諸々を説明をしてから治療をお願いすると自分は外に出た方がいいだろうと踵を返し去り際に心配そうな表情で相手の頭撫でては、 )外で待っとるな。…ほんまごめん…。( もっと自分が強ければ彼は怪我をしなかったのではという後悔の念に駆られると謝罪をぽつり零し )
大.先.生に怪我無いなら安心や、守れたっぽいし。それにこんなん俺からしたら掠り傷やし??(だから大丈夫、と何時もと同じイタズラな笑みを浮かべ彼を安心させようとしては気が沈んでる彼を見るなり)大.先.生はなんも悪ないで?それに今回彼奴の狙いは大.先.生やったっぽいし守れたなら俺はそれで充分や!(と告げにっと笑っては悲しそうな笑みに代わり だからそんな顔せんといてや、自分を責めんといてや、と告げ彼の頭を撫で優しく微笑めば大人しく治療を受けに行き)
……あかんなぁ…、( 自分を一度も責めない彼の優しさにきゅうっと胸が締め付けられ何か堪えるように真一文字にぎゅっと口引き結べば治療を受けに行く相手の背中を暫く見詰めた後彼に気を遣わせてしまった自分の不甲斐なさに自嘲的な笑み浮かべ。医務室からそっと静かに退出し外にある長椅子に腰を掛けると余計なことを考えないように只管無心でぼーっと天井を眺め。しかし彼を医務室に送って緊張の糸が切れてしまったのか段々うつらうつらとしてくると徐々に瞼下ろし )
お待たせ大.先.生っ!やっと終わったd…………っふ、こんなとこで寝とると風邪引くで?(長椅子で眠る青色の姿を見て笑みを溢せば抱き上げて彼の部屋へ運び部屋を開けては溜まっていた書類が目に入り彼を彼自身の布団に寝かせては 少し位は力になったろ と笑って彼の書類を半分の量終わらせた頃に 量えぐいなこいつ… と苦笑して彼の目が覚めるまではやってあげようと思いながら眠る彼に)お疲れ様、大.先.生(と笑いかけては作業に戻り)
んん……ぞ.む…。……ん…?ゾ.ム…?えッ…!?待って俺もしかして寝てた…?( もぞもぞと寝返りを打った時ぱちりと自然に目を覚ますと丁度相手の後ろ姿が視界に入り、ぽやぽやと寝惚けながら名を呼ぶと夢も見ずにこんなにぐっすり眠れたのは久々だと身体を起こして。暫く眠気が覚めぬままぼうっとしていたのだが見覚えのありすぎる家具の配置に今己のいる場所が自分の部屋だと、そこで漸く気付くと眠気瞬時に吹っ飛び勢い良く相手の方振り返って。もしかしなくとも彼が此処まで運んで来てくれたのだろうと焦った様子で「 ゴメンナサイ… 」と謝罪を述べれば相手の傍に寄り手元覗き込んで )なにしてん…?
んぉ?大.先.生もう起きたん?よぉ寝れたか?(彼が起きたので残り数枚の書類作業の手を止め振り返ってはにししっと笑って訊ねて何をしてるかと聞かれ 勝手に大.先.生の書類片付けてしもたわ… としゅんとしては ごめんな? と相手を見て)暇やったしつい………な?ほんますまん…
………なんか俺にして欲しいことある?なんでもええよ。…いや、やらさせてください。お願いします。( そう言われてみればあの忌々しい大量の書類の山が無くなっていると彼と机の上を交互に見遣れば、怪我人は安静にしろと叱るべきなのか素直に嬉しいと感謝するべきなのかいつまで経っても書類の山一つも片付けれない無能でごめんと謝るべきなのか、どれが正解なのか自分には分からず寝起きの頭で必死に考えた結果辿り着いた答えが彼の望むこと全てをやろうという暴挙で。正座をしながら至って真剣な顔でそう述べるとしゃんと背筋を伸ばし深々と頭を下げて )
エッ……(突然のことにらしからぬ高い声が出て一瞬思考を停止しては いや…そんなんしんでええって…… と困惑しては自身が本当に暇潰しで勝手にやっただけだと主張して)と…とりあえず普通に座ってや……大.先.生そんなキャラちゃいますやん……?
嫌やぁ…!!俺このままやと罪悪感で死んでまうわ…!…じゃあせめてゾ.ムの書類ちょうだい…?( 取り敢えず彼に言われた通り正座から体勢を崩して座り直すがここで甘えてしまっては色々と駄目な気がしふるふると首を横に振ると手をスッと前に差し出して )
いや……俺書類そんなないし………(差し出した手を掴みゆっくりとさげれば何か思い付いたように ほんまに何でもええのん……? と訊ねて本当に何でもいいのなら……とお願いを考えて)
もち!なんでもいいよ。今ここで腹切れとか言われたらちょっとキツいけど…。( 要領が良い彼に書類なんて溜まってる訳ないよなと肩落とすもお願い事を考える素振りを見せる相手にぱっと嬉しそうに顔を上げ )
そんなこと頼まんっての~(笑いながら告げてはお願いが思い付いたのか じゃあお願い と告げて少し恥ずかしそうにそわそわしながら)その……次の休みのときでええから…構ってぇや………(ちら、と相手を見てはサッと目をそらし)
!、…そんなんお易い御用やわぁ!なんなら嫌ってほど毎日構い倒すよ?…んふ、ゾ.ムも可愛ええとこあるんやなぁ…?( 彼らしからぬ可愛らしいお願いに不覚にもきゅんとすればゆるゆるとだらしなく頬緩め、にやけ面で両手を広げ待機すると人差し指くいくいと曲げ此方へ来るよう促してみて )
ほんま…?…………ん(一瞬動揺すれば反論する間もなく素直に彼に擦り寄れば思い出したかのように)…………別に可愛ええとかや無いし………ただ構ってほしいだけ……………寂しいとかそんなん別にないから…?(口ではそう言いつつも実際は頬ゆるゆるでかなり嬉しそうに甘えており思わず本音も混ざってしまい)
ん、ゾ.ム寂しかったの?…もー可愛いなぁ…。…そんなに寂しいんやったら部屋一緒にしてもらう?…なーんて。( 素直に腕の中に来た彼をむぎゅっと抱き締めぽんぽんと優しく背中を撫でてはぽつりぽつりと本音を零す相手にふっと双眸細め、冗談交じりに部屋を一緒にしてもらうかなんて言えばくつりと笑い )
………別に寂しないし(むぎゅ、としつつそんなことを言うので説得力など全く無く)ま、まぁどうしても一緒がええなら相部屋でもええけど??(本当は一緒が良いが口にするのは恥ずかしいようでつい上からのような口調になってしまい我に返れば聞き流して仕舞いそうな声音でポツリと 相部屋か…… と言ってはまた同じ声音で ずっと構ってもらえるんやろか… 等と呟き)
ふーん…寂しないならもう俺要らんなあ?( にまァっと意地の悪い笑みを浮かべるとスッと離れようとし )そっかぁ…ゾ.ムとだったら楽しそうやなぁって思ったんやけど……やっぱ僕と相部屋は嫌だよね…ごめんね変なこと言って…。( 彼の照れ隠しにちゃんと気づいているにも関わらず態と触れずに話進めると両手で顔覆いほろりと嘘泣きしては指の隙間から相手の様子伺うようにちらちら、 )
あぅ………………………(離れそうな彼の服をきゅ、とつかんでは 傍、居って………… と泣きそうになり)ごめん……泣かんとって……おれっ…………一人いややっ…………やから、だいせんせ、傍おって…………(今にも泣きそうな声で目を潤ませながらもそう告げては嘘をついたことを謝り傍にいてほしいと懇願して)
ごめん、意地悪してもうた。…ちゃんとゾ.ムが満足するまで傍に居るよ。( 罪悪感が芽生えつつも素直に言ってくれたことに嬉しさ感じてしまい申し訳なさそうにへらりと苦笑いすると相手の頬するり撫で )…俺が傍におっても嫌やない?ほんまに?……途中で俺のこと捨てたら泣くからね。( 顔から手を退かしけろっとした表情で相手の瞳じいっと見詰めると随分と重い言葉を述べ )
ん…約束な…………?別に、いややないし………そっちこそ俺のことすてんなや…?捨てたら許さんからな………?逃げてもおいまわすからな………?(約束、と告げするりと小指をからめて子供のよう指切りをしてから少々メンヘラじみた言葉を発しては 結婚式の誓いみたいで笑えてきたわ とへにゃ、と笑って告げては何時ものような声で笑って)
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