主 2020-07-11 15:00:49 |
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岩泉「そうか。
なら良かった」ニコリ
及川「ちょっと岩ちゃーん!
なぁに人の彼女ナンパしちゃってんのさ~」ムスー
(瑠璃が名前を言い直した意味を早速壊してくるが悪意はない)
私もそんな素敵なサーブが打てたらなぁ……、ッッ!!?ちょっと、とお…及川せんぱいっ…!
( 球技は好きだが人並みにしか出来ず、あれくらい思い切ったサーブが出来たら気持ちイイだろうなぁ…と思っていた矢先、あっさりとバラされた関係にあたふたし。途端に突き刺さる女性陣の視線に身を縮こませながらも名前を呼んで。 )
及川「いつも通りに呼んでよー!
徹だよ、徹君!」ピョンピョン
岩泉「お前瑠璃が気にしてやってんのわかんねぇのか…?」
及川「あへ?」ポカーン
(なんのこと?と言いたそうな顔で岩泉を見つめる)
…岩泉先輩、いいですよ…?今更取り繕ったって猜疑心は消えませんし…。____それよりも。良いんですか??ファンの皆さんが今か今かと待ち望んでますよ、徹くん。
( 周りの反応を見るに取り繕うには既に遅く、仕方ないと言わんばかりに岩泉に苦笑いを向けて。明日から呼び出しとか、無ければいいなぁ…などと思いつつ、相手ににっこりと笑みを浮かべギャラリーを指さして。 )
及川「あ、そっか…そういうことかぁ
瑠璃ちゃん大丈夫だよ!
俺は浮気とか絶対しないから!」
岩泉「こ、こいつは本当に…」ハァ
(及川が浮気していると勘違いして拗ねているのだと思い言っているので悪意はない…と思われる)
…えっ、と…??…そういう事にしておきましょうか。___あ、呼ばれてますよ??
( 一瞬、その言葉に呆気に取られ口をぽかん、と開けるも其れが悪意ある言葉ではないと分かり、苦笑い気味に肩を竦め。その時、バレーボール部の部員を招集する声が聞こえ、そちらを指さし2人に行く様に促して。 )
及川「どうしたの、国見ちゃーん」
岩泉「じゃあ」ヒラヒラ
(及川は国見のところに全力疾走した。でも岩泉は苦笑いしながら手をふり歩いて行った)
徹くんが終わるまでどうしよう…、
( 部員の元に戻る2人を見送り、若干の居心地の悪さを感じながら壁に寄りかかって溜息を零し。 )
ッ…!!?…ぇ、あ、はい…。
( 考え事をしていたせいか相手の気配に気付かず、大きく身体をビクつかせ目をぱちくりと。自分よりも頭一つ分以上大きな相手を見遣りこくこく頷き、「 お邪魔でしたか…?? 」と首傾げ。 )
金田一「あ…
驚かせてしまってすいません。
邪魔とかじゃないんです…!
さっき国見が空気読まずに及川さんを呼んだから謝りにきたんです。
ごめんなさい」
(深く頭を下げ)
ふふっ…、大丈夫ですよ。あの掛け声が無かったら徹くんに嫌なこと言っちゃったかもしれないし…、逆に助かりました。
( まさか謝られるとは思っていなかった為、驚きに目を丸めるもくすくすと笑って左右に首を振り。少なからずファンの女性達に嫉妬心を抱いていたこともあり、口を滑らせる前に離れられて良かったと思っていて。 )
金田一「そうでしたか…
良かったです…!!
じゃあ俺片付け手伝ってくるので」ニコリ
(安心しきった顔でおじきしボール拾いをしにいく)
…頑張ってくださいね、行ってらっしゃい。
( 優しい子だなぁと思いながら駆け出す背に手を振り見送ったところ、『 ちょっといいですか? 』と女子生徒に声を掛けられ。本当なら終わるまで待っていたかったが、何か聞きたそうな表情を浮かべるのを見、チラリと及川を見やった後着いて行き。 )
及川「国見ちゃんサボるならもっと上手くサボりなよ~!」
(と軽くチームメイトの相手もしつつ瑠璃が女の子に呼び出されているところをこっそりと見る)
( 体育館の入口に着くなり『 及川くんと付き合ってるって本当?? 』などと聞かれ受け答えをしており。別に隠している訳ではなかったが言い触らしている訳でもない為、知らない人が居るのも事実。涙を浮かべ走り去る女子生徒の背を見遣り気まずそうに頬を掻くと、徐に体育館内に戻り声を掛けて。 )
────及川先輩、今日先帰ってますね…??
及川「えぇ?!
なんでー?!
俺瑠璃ちゃんと帰ることだけを楽しみに部活頑張ってたのにー
…でも用事とかなら仕方ないよね」
(一回気分を損ねたが瑠璃の目を見てこれは仕方ないと理解したのか笑って「おっけー」と言う)
…ごめんね??…うん、また…。
( 嬉しい言葉を掛けられ一瞬言葉を詰まらせながらも曖昧に笑い、ひらりと手を振って体育館を後にして。 )
▼ 自宅
( 女性に言い寄られることが多いとは理解していたが、やはり間近に聞いてしまうと複雑で。とは言え彼には悪い事をしたなぁと思い、《 今日はごめんね。 》その一言を連絡アプリで送信。 )
うーん…、でも女の子に囲まれて満更でもない感じだったし…。…考えてたら胃が痛くなってきた…
(家に帰ってスマホを見ると瑠璃からメールが…“今日はごめんね”そう一言だけ。“瑠璃はなんにもしてないよ。明日一緒に学校行こうね、おやすみ”というメッセージと自撮りを送った。)
嫉妬かなぁ…
だとしたら嬉しいな…
(気づかぬ間に笑みがこぼれる)
( 軽快な着信音を聞き徐にアプリを開けば、気遣う言葉と共に相手の自撮りが送られてきており。それが何だか可笑しく、くすくすと笑み零せば《お休み、徹くん。》とテディベアのスタンプと一緒に送り付け。 )
徹くん、やっぱりカッコイイなぁ…。っふふ、明日が楽しみ。
▼ 通学路
( 普段よりも若干早く起きた為、通学路の一角で相手を待っていて。何だか落ち着かず、綺麗に編み込まれたハーフアップの髪をくるりと指先に巻き付けながら溜息を零し。 )
_____ぅ…、緊張する…。
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