主 2020-07-11 15:00:49 |
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…うんっ…!!____あ、そうだ。徹くん、今日から私の従兄弟が赴任してくるんだって。確か臨時の現代文の先生だったかな…。
( 優しく絡められた指先に応えるかの様に僅かに力を込め、照れ臭そうに俯き加減で一歩踏み出し。学校への道程を歩き出しながら、母親に言われた言葉を思い出しそう告げて。 )
そうだね…!
( 彼の言葉に満面の笑み浮かべ二つ返事で頷いて。後5分足らずで学校に着く為か、登校する生徒の数も段々と増えて来て。繋ぐ指先に軽く力を込めつつ歩を進め。 )
昨日はごめんね…??ちょっと色々あって…
( きゅっと力が篭もる指先にゆるゆると頬を緩めながらも、不意に告げられた言葉に一瞬口を噤み。やんわりと肩を竦め申し訳なさそうに苦笑い浮かべ。 )
色々ってなぁに?
(ニコリと微笑みかけてはいるが目には“もし瑠璃になにかした奴がいるなら許さない”という想いが込み上げていた)
色々は色々…かなぁ。…徹くんでも内緒。____なんか怒ってる…??
( 嫉妬云々とは言いづらく曖昧に言葉を濁すも、普段とは異なる雰囲気に戸惑いの色を滲ませて。 )
それなら良かった。___あ、ほら…学校着いたよ??
( 拗ねた表情浮かべる相手に苦笑い零した所で丁度学校に着き、校舎へと視線移しそう言って。 )
えー、もう着いちゃったぁ…(はぁと溜め息をもらしながら)
あっ、岩ちゃんがいるっ!
じゃあ行ってくるね!!!(岩泉を見つけ/大きく手をふりながら走っていく)
あ…、行ってらっしゃい。____徹くんっ…!お昼、一緒に食べたいから…、教室にお邪魔してもいい…??
( 遠目に岩泉の姿を捉えるともう少し話していたい気持ちを堪え相手を見送って。途中何かに気づいた様に呼び止め、そう声をかけ。 )
うんっ!勿論だよ!でも可愛い彼女を越させるのは悪いし…
俺が行くよっ!
(彼女に迎えにこさすと言うことは男として恥ずかしいと思い自分が行くと笑顔で言う)
そう??じゃあ、待ってるね…!…あ、ほら。岩泉先輩呼んでるよ??
( まさかの申し出に瞬きひとつ、男としてのプライドもあるのだろうと納得すれば、ほんのりと頬を染め小さく頷いて。 )
うんっ!じゃあまた後で!!
(嬉しそうに小さくジャンプして岩泉のところに走って行く。岩泉に飛び付き殴られていたが笑顔を絶やさない)
あれ…、___あ!お早う…っ。ん、教室まで行こ…!
( 高過ぎる程のテンションのまま駆けていく背を見送り、いつも通りの光景に苦笑いが零れ。自分もクラスメイトに話し掛けられた為、そのままそのクラスメイトとその場を立ち去って。 )
あっ!(昼休みを伝えるチャイムが鳴り)じゃあ岩ちゃん、今日は及川さんの先客がいるから~!じゃあね!(ニコッとウインクをして瑠璃の教室に駆け込む)
まさかヒロにいが先生になるとは思ってなかったなぁ…。何か困ったことがあったら言ってね!
( その頃教室では今日赴任してきたという従兄弟が午前最後の授業を受け持っていた様で、2人廊下の端で話し込んでおり。兄の様に慕っていたからか話は弾み、お昼ということをすっかり忘れていて。 )
瑠璃…居るんだけど…居るんだけども…アイツ誰…
(廊下の隅から瑠璃が話し込む様子を眺めかなりイライラした様子でスマホで写真をパシャリと一枚取る。その写真には瑠璃と教師が話し込む姿が)
あ…!そうだ、今から徹くんが来るんだった…!じゃあね、ヒロにい。また!
( 写真を撮られているなど露ほども思っておらず、従兄弟の背後に見えた時計が指し示す時間に慌てて別れを告げて。教科書を抱え立ち去る姿を見送り、自分自身の席に戻ると相手を待ち。 )
…そろそろ行こっかなー。
(ボソリと呟き瑠璃から離れてどこかに行った男を少し横目で見/瑠璃の教室へ歩きだし)
_____瑠璃ちゃんっ!
王子様が迎えに来たよっー☆
(いつものノリで後ろから抱きつくがさっきのことが気になり二人になった時に聞こうと決め)
(/背後の生活が忙しくなって来ました…返事が遅れるかも知れません…もし抜けるのならば一言言ってから御願い致します。背後の生活を押し付け申し訳ありません……。)
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