【BanG Dream！】キラキラどきどきする感情の名前は…【版権×創作、版権×版権、GNL対応】

結構っていうのはちょっと酷くない？アタシだって普通に乙女のつもり…って、これもなんか自分で言うの恥ずかしいけど
(わざとらしくムッとしたような表情浮かべ、ジト目で不服そうに口にするが途中すぐにバツが悪そうな顔に変わり、乾いた笑いを浮かべて)

すんません。でも正直初日の印象だと少しザバザバした女子だと思ってたんすよね。

(自身の言葉にムッとした態度を見て素直に謝るも、それと同時に出会った時の印象を正直に話してみてバイト先では先輩、年齢的にも同い年の彼女の頭をぽんと軽く撫でて)

あー…やっぱそう見える？まあ、アタシもそういう感じで振る舞ってる節もないとは言えないし仕方ないんだけどね
(相手のような評価はこれまでにも色々な人に言われてきていることであり、普段の自分の振る舞いにも原因がないとは言えないため慣れた様子で苦笑して「って、何？アタシの頭になんかついてた？」不意に頭を撫でられるとほんの少しだけピクッと反応して、キョトンとした顔で見上げればその行動の意図を尋ねて)

あ、いや...なんか突然撫でたくなって

(自分でも不意に行ったことであるため彼女からの問いに対して苦笑いを浮かべながら答えては少し離れては「この人といるといつもの俺じゃないみたいだなぁ...」と雨音が鳴る外の方を見てポツリと呟いて)

あはは、結城くんって面白いね。なんならもうちょい撫でとく？…って、アタシってば何言ってんだろうね…
(突然撫でたくなったなんて本気なのか冗談なのかわからないような発言をした相手に思わず吹き出してしまい、撫でられた頭の感触が不思議と嫌な感じではなくむしろ、心地よさすらも感じられ半ば無意識に誘うような一言を口にしてしまってから、いったい自分は何を言っているんだと頭を抱えてしまい。こんなことを口走るなんて今日の自分はどこか可笑しい、まるでいつもの自分とは違うようだと何の因果か相手の心情と重なる思考をしていて)

へー...先輩がそういうならまあ撫でてやならなくもないっすけど

(外の方を見てみるとまさかの彼女の方から誘うように言われそちらの方を注視して。ただ少喜ぶ姿を見せるのはなんだか恥ずかしあり物がありあくまで彼女の方から誘ってるという風な感じでこちらもそういう態度をとると再び彼女に近づき頭を撫でて)

えっ、いや、別にそういうつもりじゃ…っ……は、はいっ、終了ー
(相手の口からあたかもこちらから望んだかのような物言いには頬に朱が差して、抵抗や反論をする間も無く頭を撫でられてしまうと先程とは違った恥ずかしさが襲い、少しだけ撫でられた後で後ろに後退して出来るだけ平静装いながらこれでおしまいと告げて)

あー...じゃあ、最後に少しだけ

(頭を撫でる心地良さを堪能していたがすぐに彼女の方から離れてしまい少しだけムッとした態度を見せると「最後」という言葉を口にして近づくと自分のよりも華奢な体の後ろにそっと腕を伸ばして抱きしめようとして)

いや待って、そこまでは流石に許可してないんだけど….…もう、相手がアタシじゃなかったら通報されても文句言えないよ？
(こちらの返事を待たずに手を伸ばしてきただけで飽き足らず、腕の中に抱きとめるという強引な行動を咎めるように文句を言いつつも仕方ないなあという風にため息混じりに小さく笑い、自分がたまたま許したから良かったがこれをもし別の女性にやっていたら最悪の展開だってあったかもしれないと一応忠告して)

まあ、そうっすね。すんません...でも先輩もそう簡単に男に気を許しちゃ駄目っすよ？正直無防備すぎっす。

(さすがに強引すぎた行動に反省し彼女に謝罪をするものの今の行動に優しく忠告する彼女に対してこちらも反論するように言うと抱きしめてた腕を解放すると再び彼女から離れて)

あはは、そうだね…肝に銘じとくよ。…さてと、雨も上がったみたいだしそろそろ帰ろうかな、また襲われないうちに、ね？
(確かに相手の言うことも否定しようのない事実であるため素直に認めて苦笑い浮かべながら頷いてみせ。それから少しして窓の外に目をやれば雨が落ち着いたようで、またいつ降り出すかもわからない雨に帰るなら今のうちかと荷物を手に立ち上がりながら先程の相手の行動を揶揄するように意地悪く笑いながら言ってのけ)

もうしないからそこは安心してくださいっす。さすがに警察の厄介になるのは勘弁っすから

(さすがに反省してるのかいつもの軽口で返さずにきちんとしない旨を伝えると帰ると言い出す彼女に「それじゃあ出口まで送るっすね」と言い立ち上がり外に出る準備を始めて)

アタシも自分のバイト先から逮捕者は出てほしくないかなー
(正直に反省の意を示した相手に対し、こちらも別に本気で責めてないということを示すようにそう軽口を叩いて肩を竦め。わざわざ出口まで送ると申し出る相手に大した距離じゃないのに大袈裟なと思いつつ「玄関まででいいって言っても聞かなそうだね…まあでも、ありがと。それじゃエスコートお願いしちゃおっかな」なんて冗談めかしてヘラッと笑うと忘れ物がないのを確認してから玄関へと向かい)

あ、念のため帰り道雨が降ってもいいように折りたたみ傘だけでも貸すっすよ。返すのはいつでもいいっすから。

(シャツの上にジャージを着ると雨が止んだとはいえいつまた降り出すか分からないため、嵩張らない鞄に入る程度の折り畳み傘を取り出しては彼女に向けてそれを差し出して)

おっ、ありがとー。それじゃあ遠慮なく借りるね
(差し出されたそれと相手の顔とを見比べた後、厚意をありがたく受け取ればウインクをして「明日は最後の研修だから今日はちゃんと暖かくして早く休むんだよ、風邪引いたりしたら大変だからね」帰り際、忘れているということはよもやないだろうが念を押すように明日という日の予定を改めて確認し)

先輩もっすよ。俺ほどではないっすけど、先輩だって濡れたんすから。

(傘を受け取りながら明日のことについての説明を聞くと明日が研修最終日であることを思い出し。苦笑いを浮かべながら自分よりと同じく風邪をひく可能性のある彼女にこちらも忠告するように言い、玄関に向けて歩き出して)

だね。いやー、早く温かいお風呂に浸かってのんびりしたい気分だよ
(玄関を出て共にアパートの出口まで歩きながら、むしろタオルで拭いたのみで自然乾燥に委ねた自分の方が立場的には危ういかもしれないと思い直せば素直に確かにと頷き、それから小さく伸びをしながら言葉を続けて)

先輩が休みになったら別の人なら教えられることになるんすからそれだけは本当に勘弁っすから...

(ここまで来たら最後まで教育係をしてほしく、なるべく風邪を引いて休みになるようなことは避けたいと思い顔こそ笑っているものの言葉は少し真剣見を帯びていて、あっという間にアパートの出口まで着くと「それでは気をつけてくださいっすね」と別れの挨拶をして)

ん、オッケー、結城くんにそこまで頼りにされちゃ休む訳にはいかないね
(つまりそれだけ自分が先輩として頼られているということかと考えると満足げな表情浮かべ指先で輪を作り、笑顔で手を振って「ありがと。じゃ、またね」と短く挨拶をして去っていき)

.
,.はぁ...何やってんだよ、俺...

(アパートから去っていく彼女の後ろ姿を見送りやがて姿が見えなくなるのを確認するとその場に座り込み、今日行った自分の行動、話の内容全てを思い出していき反省ならびに後悔をしており頭の中では彼女の事を意識してしまい明日とうしようかと悶々していて)