梨花 2020-06-27 22:52:23 |
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?『三…………!!!』
黎明「っ(刹を抱えて伏せる)」
(刹那、地面を抉るような威力の水の渦が風の刃を無数に纏わせギメル達に放たれる。それと同時に反対方向から槍が降り注ぐ)
ギメル「挟み撃ち______!!!(風の刃を纏った刀で槍を払い雷を放出して技の威力を相殺するも右腕が落ちる)っっっ……!!!」
?「おーおー、命中命中……お前の作戦勝ちだぜ、ライター(煙草を咥えた黒髪の男が歩いてくる)」
ライター「…………(本を閉じる)」
ギメル「お前らは…………!!!」
エレメイル「(地面を操り、セレスティナとエレメイルをドーム状の壁で周りを覆う)」
セレスティナ「障壁…展開(青い魔法陣が現れ、攻撃を防ぐ)」
エレメイル「…やっぱり、来ると思った(壁を消し、ライター達の方に視線を向ける)」
ギメル「叛逆者(フィクサー)…………いい所だったのに、邪魔しないでよねー」
ヴェノム「ご生憎様、こっちも仕事なんでね……結論から言うが、さっさと消えな。この騒ぎ聞き付けてテメェらを追ってた凶器三人……元虚偽王と元凶暴王、音楽の悪魔がお前らのクビ取りに来るぜ?」
ギメル「はぁ?…………二人とも、今回は引いておこう………確かに魔力の塊三つがこっちに来る……死にたいって言うなら残ってもいいけど」
黎明「おふたりさん、平気かい……?(引き攣った表情を浮かべ、希美と藤堂を見て)」
その頃ー
・・・・・・・なんか、ごめん。莉央と静葉さんに来てもらって・・・・by未來
大丈夫だよ!今回ばかりは、静葉さんも来てるから!by莉央
それで、何か手がかりがあったの?by静葉
・・・・・その前に、四凶って知ってる?by未來
四凶・・・・饕餮 橈? 渾沌 窮奇。四神の対極の?by静葉
それは中国の・・・だったら、日本のは。by未來
えっと・・・・黒狼 鞍馬 翡翠 蛇螺よね。妖魔『紅葉』の四柱の・・・・by静葉
・・・・それが、どうかしたんですか?by莉央
・・・・・・私の勘だけど・・・・もしかすると、京蘭高校事件に似た事、起こりそうby未來
・・・・・・・莉央。君なら、もう感じてるはず。by未來
うん・・・・・さっきから、悪性が感じる。それも、血のように、粘ついた感じ・・・・by莉央
って事は・・・・この高校自体が、依代って事!?by静葉
うん。ここには蟹 猿 猫 吸血鬼が一斉に集っている。
蟹とかはまだいい、けど問題は吸血鬼。
鉄血にして熱血にして冷血の吸血鬼─────怪異の王:キスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレードっていう真祖の成れ果てが居る。多分高確率で利用される。by未來
黎明「まずいな…………このままアイツらが消えてくれれば助かるけど…………万が一のことがあれば、その子を連れて逃げてくれ」
黎明「希美さんも、刹のお嬢ちゃんも……逃がしてくれると助かる…………それに俺は、ここで君たちを守って死ぬんなら文句ないさ(ふっと笑って)」
・・・・・・僕はこの運命に賭けます。
僕は魔法とかは使えませんが・・・・でも、それでも。貴方の無事を祈れるなら。僕はそれに賭けます。by藤堂
分かりました・・・・・どうか、無事で。
確か、美麗さんから渡された物が────(途端、青いペンデュラムが光り、三人の姿が消える)by藤堂
僕は藤堂圭介。希美さんとはこの体の前から色々とお世話になったんだ。
・・・・・僕は、君達と違って何も力も持たないけどね(苦笑を浮かべ)by藤堂
刹「行ける行ける……」
悪羅『………………まァ、いいか…』
ロベリア「…………ぜんっっっっっっっぜん手がかり無しじゃねぇかぁ!!!(ルインを睨み)」
ルイン「我に言うな、我に」
柊夜「少し、休めば……?疲れたでしょ」
ロベリア「どこが」
柊夜「犬用クッキー食べてるあたりかな」
ロベリア「(この世の終わりみたいな顔)」
ギメル「さてさてさて……手負い一人と女の子一人とお兄さん対同数の僕ら……勝ち目はこっちにしかないと思うんだけど?」
ヴェノム「だから何だ?俺らは端から真っ向勝負する気はねぇさ…………この状況は『あのお方』が言うには逃げの一手だけでいいとのご命令だしなァ?」
ライター「つまり…………『私たちは戦わない』」
エレメイル「…そう、なら帰ろう」
セレスティナ「!…良いの?鬼龍家、逃がしちゃう」
エレメイル「そもそも興味無いし、戦いに来たわけじゃない。戦いたいなら好きに戦えば?私は危害を加えてこない限り、攻撃はしない」
海斗「そんでさぁ(智也達と歩いていると、未來達の方に気づく)あ、あれって…おーい!佐城!」
和馬「みんなで校門前で固まってどうしたのー?ここ、結構人目に付くよ?」
智也「八嶋の奴は居ねぇのな、珍しい」
・・・・・・・あら、海斗君達じゃないのby静葉
・・・・・海斗、今から時間ある?ちょっと重大な事言うから。出来れば戦場ヶ原さん達も連れてきて欲しい。by未來
ヴェノム「ふん…………物分りが宜しくて大変満足です」
ギメル「セレスティナ、一度体制を立て直そう…………ここで援軍がこられたら困るし骨が折れる。どうせまた会えるんだ、その時に潰すさ……………………まぁ、そういうわけだから、精々残ってる時間を楽しみなよ『ヨルムンガンドの末裔』君♪(霧に紛れて消えていく)」
ヴェノム「あー、気に入らねーー…………おいそこの金髪」
黎明「俺?(子狼姿になってる)」
ヴェノム「喜瀬舞奈香っつー嬢ちゃんのとこに案内してくれや」
ライター「その人のところに行けば良いって、言われたから……………………お願い」
黎明「……………………はぁ……」
ヴェノム「ここでいいのかぁ?(拠点の前に来て)」
黎明「何で嘘つく必要あるのさ……(小さな狼姿で抱えられてる)」
ライター「とりあえずインターホン……(インターホンを押して)」
ロベリア「…………お前が出てこい悪魔、私は今忙しい(顰めっ面で古代文字の書類睨んでる)」
ルイン「断る」
柊夜「俺が出てくるよ………………はーい…………どちら様???」
ヴェノム「紫炎サンからのお使い、って言えばいいか?」
柊夜「師匠の!?」
柊夜「なんか、助っ人みたいな人が……」
ヴェノム「おーう、喜瀬舞奈香ってのはどいつだ?」
ライター「ヴェノム…………言い方良くないよ(ヴェノムの背に隠れながら)」
・・・・・この学校や生徒達が危ない。
恐らく・・・・京蘭高校事件の二の舞になるかもby未來
おや、誰かと思えば・・・(階段から降りてくる)君は、確か紫炎さんところのby舞奈香
海斗「えっと…京蘭高校事件っつったら…」
和馬「4年前くらいにあった大事件だよ、何を血迷ったのか、京蘭高校の生徒や先生同士が殺し合ったっていう。生き残ったのはごく僅か、しかもその全員が失踪か堕天化を待ってる。海斗、あんな大規模事件を忘れるなんてやばいんじゃない?早めの老化かな?」
海斗「何が老化だ!!!覚えてるっての!!!」
ヴェノム「おーう…………お前さんか、喜瀬舞奈香ってのは」
ライター「……………………紫炎さんから、伝言…(隠れたまま)」
ロベリア「伝言だぁ?」
伝言・・・ですか。by舞奈香
ん、その通り。
・・・・多分、ここが。この学校が・・・・。
日本四凶の長で大妖魔『紅葉』の、復活の祭壇になる。by未來
ヴェノム「一つはジゼルを深追いしないこと、二つ目はジゼルが最悪の展開を引き起こした先に望んでいるものについて、三つ目は刹っていう嬢ちゃんのことだ」
ロベリア「……………………どういうことだ、深追いするなって」
ヴェノム「そのまんまの意味だ。深追いすれば逆手に取られて殺されるからだよ」
智也「…なぁ、質問なんだけどよ。今回のその事件には暁光の奴等は関わってんのか?もし俺が桜音だったら、俺もその事件に加担するだろうな。あいつは怪異の血を集めてる、桜音の奴にとっちゃ都合の良い収集方法だ」
海斗「な、なるほどな…」
ヴェノム「んー、失礼するぜ」
ライター「お邪魔します…………」
ルイン「貴様らか、助っ人とは」
ヴェノム「うっっげぇ、俺様悪魔!」
中確率でね。by未來
・・・・・・・うっ───!(頭を抑える)by莉央
莉央ちゃん?大丈夫?by静葉
・・・・・なんか、このグラウンドから・・・・強い悪性が───by莉央
和馬「…確かに、悪性を微かに感じるね」
海斗「俺は全然わかんねぇんだけど…よくわかんなお前」
和馬「智也はともかく、海斗も一応術者なんだからこれぐらいはわかるはずだよ。あっ、海斗の固有魔法って無効化だから自分の魔力完治能力も無効化されてるからわかんないのかな?(ぷっと笑う)」
海斗「はぁ!!?ほ、本気出せばわかるし!!!」
和馬「意地張んなくてもいいよー。元々、固有魔法自体も普通とは違うんだし」
海斗「おう、任せろ!(戦場ヶ原を呼びに行く)」
智也「そんじゃ、俺は少し調べてみっかな(ブレザーにバッジの緑の狼のバッジを付け、ボタンを押すと空中に電子的なキーボードと画面が出てくる)」
和馬「うわっ、何それ」
智也「ここに来る前に、ちと知人に頼んで作って貰ったんだよ。どこでもやれるようにな」
和馬「どこでも…エロ画像とか?」
智也「お前ほんと性格も思考も捻くれてんのな…えっと、莉央さん…って言ったっけ?あそこからどんな感じの悪性が感じられるか、教えて貰えるか?」
刹「ごめん…………行かないといけないところができた……無事に戻ってくる、心配しないで……(悪羅と荊棘をもって外に駆けだす)」
刹「うん…………ありがとう…………希美さんのこと、お願いね(直江津高校に走り出す)」
-同時刻-
(直江津高校の屋上からグラウンドを見下ろしている4人の人影がある)
斗牙「…………これで、ようやく(四つの呪具と異形の死体を持っている)」
鞍馬「俺たちの悲願を晴らせるね……いやぁ、長かったよ」
翡翠「ふっ待ちに待った宴の時間はもうすぐだ……」
悠莉「始めましょう?邪魔されないうちに」
智也「粘ついた感じか…もっと詳しく説明することってできるか?」
生徒「朝日先生!相談乗ってくれてありがとうございます!これで彼に告白する自信付きました!」
朝日「なら良かった、後で結果聞かせてね!ファイトだよ!」
生徒「はい!失礼します!(そこから走り去る)」
朝日「…ふふっ、なんか青春って感じするなぁ(京蘭高校事件のことを思い出す)…あんなことが無ければ、私ももう少し青春出来たのかな…」
・・・・・・・・・っ。(土方に電話をかける)・・・もしもし、土方さん。僕です藤堂です・・・あ、僕がいる経緯は後で言いますので─────・・・by藤堂
ー直江津高校ー
(息を切らしている)・・・ごめん、段々。力が────強く、なって・・・!(頬に黒いアザができる)by莉央
莉央ちゃん!(金星の加護で悪性の侵食を抑え込む)・・・・山崎君を呼んだけれども・・・・ちょっとこれはまずいわね・・・・!by静葉
斗牙「術式展開……『百鬼夜行・天網恢恢』(グラウンドに一般人には見えない黒い呪術の刻印が刻まれる)」
刹「……やばいかも…………ん?(莉央達を見つけ)」
っう────・・・・・・!!!!(ずるり、と座り込む)by莉央
ちょっとまって・・・!!!!今、何か張られたような───!by静葉
静葉さん!(奥から走って来る)by桔梗
桔梗ちゃん、みんなまで・・・・by静葉
力強い邪悪な気配がするでござる・・・・やはりこれは、日本四凶の。by磐城
朝日「(ノイズ音が聞こえてくる)!今の音…」
女子高生「キャアアアアア!!!!!!」
朝日「!(悲鳴が聞こえた方を見ると、廊下で包丁を持った男子生徒が包丁を振り回していた)あれって…!」
女子高生「うぅっ…痛い…痛いよぉ…(切られた右腕を抑えている)」
男子生徒「俺の事、お前ら全員馬鹿にしてんだろ!!!コケにしてんだろ!!!そう思ってんの、本当は知ってんだからな!!!くそ…くそ…馬鹿にしやがって…馬鹿にしやがってぇぇぇぇぇ!!!!!(包丁を振り下ろすが、朝日が間に入り鳩尾を殴る)うぐっ!!!(気を失って朝日にもたれかかる)」
朝日「ごめんね、少しだけ寝てて…(男子生徒の音からノイズ音が聞こえることに気づく)!あの事件の時に聞いた音…!なんで、この子から…!」
「──────」(人語ではない言葉を喋る。刹那、白い結界が学校内に張り巡らされる)ちっ・・・・こんな時に、なんで希美さんは・・・・!by未來
鈴華「(ノイズ音に気づき、席から立ち上がる)これって…」
神原「うぉっ、急に立ち上がってどうしたんだ?」
鈴華「いや、今変な音が…(すると、男子生徒が他の生徒を殴る)!」
神原「!なっ…何やってるんだよ!!」
男子生徒「うるせぇ!!!(神原を振り払う)」
神原「っ!(床に倒れる)なっ…私が振り払われた…!?」
鈴華「(周りで次々と殴り合いが起こり始める)…何が…起こってんの…?」
朝日さん!(朝日の目の前に出てくる)・・・・・どうやら、僕が想定しているより早く症状が・・・・。
朝日さん、みんなにグラウンドから遠ざかるように伝えてください!!!!by舞奈香
和馬「…まずいね、これは」
智也「くそっ…(海斗に連絡するが、電話に出ない)あいつ、こんな時に限って電話に出ねぇなんて…!海斗の奴を探してくる!!!あいつなら術式を無効化出来るかもしれねぇ!!!」
・・・・・・・よし。こうなったら─────!!!!
(薙刀がエレキギターになる)
『プリズムライヴ。オープン』!!!!
(ギターが青く輝き、引き鳴らす。するとその音が直江津高校内に響き渡る)by桔梗
・・・・・厳密にはそれを模した儀式と言うべきですね。大妖魔『紅葉』を、蘇生させる儀式・・・どうやら、あの桜音真宵も関わってるらしい・・・!
とにかく、朝日さん。暴れている生徒はみんなにグラウンドに居た人達です。彼らを鎮静させましょう!by舞奈香
援護するわ!桔梗ちゃん!
(ペンダントが和弓になる)
「木星の癒しを我に与え、木霊する悲鳴沈めさせよ」
(和弓から緑の矢を放つと、生徒達の混乱が治まりつつある)by静葉
祐介「俺の目的の為だ、邪魔をするなら容赦はしないぞ!」
真宵「貴方はその人達をよろしくお願いしますよ、久利生祐介」
祐介「貴様に呼ばれると虫唾が走る…!」
・・・・よし(周りを見ると、混乱が治まっている)・・・・(自身を撃ち抜き、全生徒の脳内に繋げる)
・・・・みんな、落ち着いて聞いてくれ。君達は今、攻撃されている。信じ難い真実だが、これが現実なんだ。
僕はこの攻撃を防ぐため、ここに来た。だけれど君達がこの攻撃を防ぐ手は皆無に等しい。だが、一つだけ方法がある!
グラウンドから遠ざかるんだ!グラウンドが君達をおかしくさせているんだ!さぁ早く!落ち着いて行動するんだ!混乱しては!いけない!by舞奈香
鈴華「(すると、周りの様子が落ち着いていき、声に戸惑いながらも避難しようとする)良かった、落ち着いて───(廊下から悲鳴が聞こえる)!(廊下に出ると、黒い兎が生徒達に襲い掛かろうとしていた)」
神原「兎の怪異!?鈴華達が倒したはずではないのか!!」
鈴華「(兎に向かって走り出す)マーク!!!!」
斗牙「正しく地獄絵図だな…………だが、これでいい(死体と呪具を刻印に落とす)」
天万音「みっ!?!?(何かが抜けたのを感じ)」
『分かってるよ!』byマクスウェル
(電撃が黒い兎を殲滅する。そしてそのまま、鈴華の髪の毛も変わる)
神原ちゃん!(窓から近藤と共に白竜のミカエリスに乗っている加奈沙の姿がある)大丈夫!怪我はないっ!?by加奈沙
暦「喜瀬の声…羽川、俺達も逃げ───」
ブラック羽川「(髪が白くなり、猫耳が生え、窓の外を見ている)…へぇ、面白いことになってるにゃー♪」
暦「!ブラック羽川…!?」
っ!天万音!大丈夫かい!?by未來
大妖魔『紅葉』・・・・まずいっての。早く山崎君来て欲しいんだけど・・・!by静葉
うう・・・・ぅ、あ─────!!!!!(聖釘から放たれた光が放たれる。そして、斗牙達の動きを怯ませる)by莉央
鈴華「神原!!!他の生徒達を竜に乗せて!!!未來は竜をもっと呼んでそいつらを避難させて!!!」
神原「わかった!みんなこっちに来るんだ!(生徒達を誘導する)」
鈴華「(床から黒い兎が次々と現れてくる)…京蘭高校事件の模倣か…ふざけた真似しやがって…そのせいでお姉ちゃんが、あいつらがどれ程の罪を背負うことになったのか知らない癖に…!!!(周りに電撃が走る)お前ら全員、地獄を見せてやる!!!」
天万音「にゃんかでてっちゃったぁ……(泣きそうになってる)」
斗牙「っ!?何だ、体、が……!くそっ(無理やり術式を展開して)」
ヴェノム「俺らも想定外だ………ったく」
ライター「…………多分、これだけじゃ済まない」
海斗「おらぁ!!!(アルケニオンで黒い兎を殴り飛ばす)くそ、キリがねぇな…!」
シオ「(拳で黒い兎を殴ると、黒い兎が炸裂し消し飛ぶ)丁度フラストレーション溜まってたんだ、てめぇらで発散させてもらうぜぇ!!!」
海斗「シオ、やり過ぎんなよ!他の生徒も居るんだから!」
シオ「だったらてめぇがそうしねぇように立ち回れ!!他の奴なんざ知らん!!」
戦場ヶ原「…これは…一体…」
そんなのもうとっくにやってる!私だって竜喚士だもん、竜を呼び出すことなんて余裕よ!by加奈沙
ちっ・・・・どうして、こんなことに。by未來
皆さん!お待たせしました!by藤堂
遅いですよ!土方さん!状況が状況で────でも、しょうがないですね。希美さん、働きすぎで疲れてますね。
・・・土方さん、フレン、山崎さん。行けますか?by未來
朝日「(男子生徒を殴って気絶させる)早く校舎の中に入って出来るだけグラウンドから離れて!!私がなんとかする!!」
女子生徒「で、でも、他の先生も…!」
朝日「大丈夫、先生を信じて!(そこから走り去り、何処かへと向かう)この音を辿っていく限り、元凶はあそこか…!」
よっ、と!(戦場ヶ原達の前に現れる)by舞奈香
大丈夫か!坊主共!(海斗を下敷きにして言う)by阿伏兎
阿伏兎さん!下に海斗さんが!by舞奈香
はっ、分かってるっつーの!(山崎に触れると、髪の毛が白くなる)byヴィーラ
あ、土方さん!最後に一つ!
・・・・この事件は、京蘭高校事件を模したコト。
くれぐれも、暴れないように。by未來
朝日「(屋上の扉を開け、斗牙達を見つけると目を見開いて睨みつけ、斗牙達に向かって走り出す)やめろぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!(斗牙の顔面を怪力で殴り、吹き飛ばす)」
・・・・・・含めて、ですよ。私だって、家族ですから。
それに、貴方が死んだら・・・私もだし、希美さんも・・・・ま、分かりきった事ですよねby未來
海斗「いってて…急に出て来んなよな…(立ち上がって戦場ヶ原の方を見ると、目を見開いて走り出す)戦場ヶ原さんっ!!!!」
戦場ヶ原「え?(背後を振り向くと黒い兎が襲いかかっていた)!」
ブラック羽川「(黒い兎に触れると、何かを吸収して黒い兎は消滅していく)あはは、凄いことになってるねぇ」
戦場ヶ原「…羽川さん…?」
(一時帰還!!!!)
斗牙「先輩方、下で掃除をお願いします。奴らがいたら何も出来ない」
翡翠「無理するなよ(下に降りていく)」
斗牙「…………憎いか、俺達が」
ロベリア「………三人くらい降りてきたな(双剣を構え)」
?「___怒り狂え、歌い叫べロノウェイ」
(兎達がベースの音と共に異形に切り刻まれる)
剱「一体誰だ、あの事件起こそうとしてる馬鹿は」
・・・・・・戦場ヶ原さん。後から赤毛の青年が来ると思います。なので彼について言って逃げてください。by舞奈香
・・・・・・・・はっ。やってくれるわね────!!!!
「焔のような火星。燃やし尽くせ下級生物」!!!!(和弓から火矢が祐介に放たれる)裏切ったからには、それ相応の対価────って、仁義じゃあるまいかby静葉
斗牙「じゃあ俺からも聞こうか……お前ら人間は妖魔をどれほど苦しめどれほど殺した?」
鞍馬「せっかく全ての準備を整えたのに、全部水の泡だ…………!!!(天狗の翼が生える)」
翡翠「悪いが_______今ここでご退場願おうか………!!!!(?の尾と角が生える)」
悠莉「覚悟してちょうだい(異形の植物が地面から生えてくる)」
ロベリア「退場すんのはテメェらだ……『切り裂きジャック(ジャック・ザ・リッパー)』!!!」
ジャック『(影から死神のようなものが現れる)お呼びかな?』
ロベリア「お前はうさぎとその他の掃除を頼む…………私はこの馬鹿野郎共をぶっ潰す…………!!!」
鈴華「(黒い兎を黒い双剣で切り裂く)よし、これで最後…(すると、急に背筋がゾワッとなる)っ…!今の悪性は…!?」
朝日「こっちが聞いてるんだ…あれのせいで、どれだけ私の友達が死んだか…どれだけ希美が苦しんだか…どれだけみんなが狂ってしまったか…お前達の勝手なエゴで、罪の無い生徒を巻き込むな!!!!(目が赤くなると、拳に黒いものが纏い斗牙を殴る)」
しまっ───────by未來
(未來の背後に回った祐介の首を掴む)by希美
っ─────希美さん!?by未來
・・・・・・・・・朝日のやつ、堕天化したか・・・・。それも【遊技の悪魔:アスモデウス】ときた・・・・・。まぁいい・・・・・俺は、お前らを、許すつもりは、ない。by希美
俊哉「希美…!?」
フレン『の、希美ちゃん!?なんでここに…というか、朝日ちゃんが堕天化って…!もう出来ないはずじゃ!』
俊哉「…違う、この感じ。他の悪魔が乗っかったんじゃない」
フレン『えっ…?』
俊哉「この感じを…俺は知ってる、あいつが今堕天化してんのは…間違いなく、キャスパリーグだ」
鈴華「(屋上の扉を開ける)!お姉ちゃん!!!」
朝日「はー…はー…(朝日の姿が段々黒い瘴気に覆われていく)」
鈴華「!…なんで…なんでキャスパリーグが…!」
(黒い翼で白い刃を防ぐ───そして辰砂の針が真宵に刺さる)──────さしずめ。お前は彼奴に扱われたって訳か────けど、それでも。あの事件を模倣しただけはあるぜ────なぁ(ドスの効いた声でオブシディアンの槍を至近距離で祐介に放つ)許さない・・・・・許さない・・・・!!!!by希美
想定より・・・・苦戦を強いられてるわね・・・・・。
(莉央の方を見る)
・・・・・そう、持ちこたえられない、か。
希美ちゃんはキャスパリーグの反応をアスモデウスと勘違いしてるしさ・・・・・。ま、それはそれで────良いけどね!(火矢を真宵に放つ)by静葉
斗牙「っ…………くだらないエゴ……?ふざけるなよ……!!!!(右目を露わにして朝日を蹴り飛ばす)なら此方だって言わせてもらう…!!!お前らの勝手な価値観のせいで、どれだけの仲間が死んだと思ってる、どれだけ苦しんだと思う、どれだけ奪われたと思ってる!!!!!!!人間じゃないからっていう理由だけで虐げられた俺たちの痛みがお前たちには分からない!!!!!だから、俺にだってお前らの苦しみなんてわからねぇよ!!!!!!!…………なんだよ、その姿…………!!!」
翡翠「!!………黒狼……!!!(屋上に目を向ける)」
剱「矢嶋…………!!!くそっ!!!(屋上に向かう)」
祐介「っ…!」
岳斗「(祐介の前に立つと、手のひらでオブシディアンの槍を受け止める)ぐっ…!」
祐介「!岳斗…!?」
真宵「(針をかわす)!岳斗様…!」
岳斗「なんか結界張ってあると思ったらなんなんだよ…くっそいてぇなおい…!」
・・・・・・・・おい、岳斗。そこを退け。
俺は、こいつをぶちのめさないと。気が済まねぇ。
・・・・・間接的とはいえ、これを生み出したんだ・・・死んで欲しい。今すぐにでもな。by希美
朝日「…語るな…お前が命を語るな!!!!(朝日を黒い瘴気が多い、爪と足が鋭く伸び、瞳は赤く輝き、口は獣のように大きく開く)うぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!(雄叫びを挙げると、周りにヒビが入る)」
鈴華「(吹き飛ばされそうになるが、何とか耐える)っ…マーク、あれって…!」
『・・・・まずいな、これ。完全に災害獣化したよ。
・・・・・・・正義の災害:キャスパリーグ。
皮肉なもんだなぁ、これは正義感の強いお姉様が。正義に溺れるなんてね』byマクスウェル
だったら、お前も────!!!!by希美
希美さん!!!!何やってるんですか!!!!今は仲間割れしてる場合ですか!!!!by藤堂
っ───────!by希美
希美さん!!!!今倒すべきは本当の元凶です!!!!今倒すべきはこの呪いを解く方法です!!!!なのに!なんで仲間割れするんですか!!!!
本当に、助けるべき相手を、間違えないでください!!!!by藤堂
岳斗「だってよ希美、俺は別にここでお前とドンパチやってもいいぜ、俺に支障はねぇからな。けどよ…それを見てる俊哉は、どう思うんだろうな」
・・・・・・・・・by希美
希美さん。落ち着いてください。本当の敵は、希美さんが倒すべき敵は、すぐ側にいます。by藤堂
・・・・・・・・・・・あぁ、ダメだ。
やっぱり、俺は・・・・修羅になんか、なれねぇよ・・・・・。(そう言い斗牙に向かっていく)by希美
鈴華「言ったでしょ、私は今の世界をぶち壊すって。ここで放っておいたら、結局制服の奴らと同じになる。だから、私は逃げない、私はあいつらとは違う事を証明する。私は…もうあの頃の私じゃない!!!」
斗牙「あーあ………面倒だ…………災害獣?聞いてねぇよそんな話…………(屋上から降りて地面に降りる)来いよ暴君、せっかくなんだ……マザーハーロットと一緒に生贄になれ」
ロベリア「一体、どこでこんなに呪術を知りやがったテメーら!!!(翡翠達の攻撃を掻き消す)」
翡翠「誰がお前ら薄汚いクソどもに教えるかよ(水の斬撃を飛ばす)」
鞍馬「さっさと死 ねばいいのに……!!!(斬り掛かる)」
ロベリア「あー、3対1はキツイな……!(避ける)それにしても、何かがおかしい…………!!!」
鈴華「うん…!」
朝日「(地面を蹴ると、地面に大きなヒビが入り、斗牙に殴り掛かる)」
祐介「…岳斗…なんで俺を助けた。俺はお前らを裏切ったんだぞ…!」
岳斗「はぁ…お前、俺の幼馴染なんだから俺の性格ぐらい覚えとけよ。俺は自分の為にしか動かないクズだぜ?お前を助けたのだって、あいつらの悲しむ顔を見て胸糞悪い思いしたくないだけだよ」
祐介「っ…だが…!」
岳斗「大和の事は俺に任せとけ。ムカつくけど、あいつは大事な俺のライバルだ。そんな決められた未来なんて、真正面からぶっ壊してやる。それとも、そんなに俺の事が信用ならねぇか?」
祐介「…お前…」
よっ、と。
あらかた避難は終わらせたぜ、ロベリア(ロベリアの背後に居る)by阿伏兎
しかし、とんでもないサイコロジカルですね。嗚呼、彼等に極刑を与えなければ、いけないようだね!by舞奈香
逃がすかよ──────!!!!(降りていったすぐ後に、斗牙の首を掴む)by希美
真宵「…く、くくくっ…あはは…!あぁ…本当に、頭がおめでたい人達ですねぇ…本当に…本当に…!ねぇ、貴方もそう思いませんこと?岳斗様」
岳斗「あ?何言ってんだお前」
真宵「いえ、ただの私の独り言ですわ。あの4人がとてもとても…愚かしく思えてしまって」
朝日「(拘束を壊し、希美を蹴り飛ばす)邪魔しないで…私は、止めなきゃならない…!邪魔するなら、希美でも許さないから…!(斗牙に殴り掛かる)」
(黒い右片翼で防ぐ)馬鹿野郎!俺だって・・・・俺だって許せねぇんだよ────!!!!本当は全てが憎いぐらいだ、だけど────!!!!それが、お前のやりたかった事なのか?お前は俺とは違って、アイツらと手を取ろうとしてるだろ!!by希美
ロベリア「それは助かった…これで思う存分……(地面が黒くなる)暴れられる……!!!」
悠莉「調子乗らないでよ……(首にちらりとアザが見える)」
ロベリア「……!!!!痣…?……(表情が険しくなる)…舞奈香、阿伏兎……この中で浄化出来るやつは誰だ……今すぐ連れてきてくれ」
斗牙「っっ……!!!お前らァ…!!!!(呪符を口に含んで飲み込むと、掴む希美の腕を握り潰して逃れる)」
剱「……っ、堕天化……!!!(堕天化すると朝日を羽交い締めにする)矢嶋……!!!もうやめろ、お前は、手を取ろうとしたお前はそんなもんに呑まれるな……!!!」
あ゛っっ────!!!!コンの・・・・!!!!by希美
莉央とか居ますが、他には────by舞奈香
『大丈夫!私がやるわ!』
「天王星よ、聖者を纏いし颶風となれ」!
(念話が聞こえた刹那、悠莉の首筋に紺色の矢が刺さり。中に溶け込む)by静葉
悠莉「っっ……な、に……?(痣が消えて倒れ込み)」
翡翠「蛇螺!お前ら……!!!」
ロベリア「やっぱりだ、やっぱり……!!!!あの二人も頼む……!!!!っまずい、まずいまずいまずいっ……!!!!」
斗牙「俺は前世犬神なんだ……人間じゃないんでね、呪いなんかは得意分野だ……!!!(首筋の痣が鈍く光り、悪性をまとった槍が放たれる)」
剱「任せとけ……!」
ちっ──────!!!(黒い右片翼で防ぐが、一部一部当たる)この野郎・・・・俺たちの逆鱗を、逆撫でやがって!!!!生きて帰れると思うな!!!!by希美
翡翠「っ!!!!…………(痣が消え倒れる)」
鞍馬「何を、し…………(同じように倒れる)」
ロベリア「……ありがとう、助かった(静葉に礼を述べては青いような険しいような表情を浮かべて)こんな可能性あって欲しくないもんだが……………っ」
斗牙「元より生きていられるなんて思ってねぇさ……(鎖で縛り付ける)」
どういう事だい?まさか、彼ら自身も贄なのかい?by舞奈香
おいおい、まさかそんな訳が・・・by阿伏兎
人を憎むのは勝手だ、けどな、他人を巻き込むのはテメェの独りよがりだっての────!!!!(宝石の弾丸を放つ)by希美
ロベリア「贄じゃない……『操り人形』だ」
斗牙「じゃあ、お前はどうだ?お前の憎しみと嘆きで他の人間を巻き込んだことは無いんだな、暴君」
朝日「うるさい…!(腕を振りほどき剱の首を掴んで投げつけ、希美を遠くに殴り飛ばす)だったらそこで見てて、あんな悲劇を…もう二度と起こさせない…!!」
剱「殺したところで何の解決にもならねぇよ!!!お前の手は汚させない!!!俺が絶対に汚させない!!!(すぐに体勢を建て直して朝日の腕を掴む)」
朝日「(斗牙に殴り掛かるが、目の前に雷撃が落ちる)!」
鈴華「(空を飛んでいる)お姉ちゃん、これ以上は辞めて…!」
朝日「鈴華…」
朝日「…黙って(右手に黒い球体が現れ、それを掴んでる腕に当てると球体が炸裂して剱の腕が吹き飛ぶ)」
鈴華「!ダメ、お姉ちゃん!!!(朝日に向かって飛んでいく)」
朝日「来ないで(赤い瞳で鈴華を睨みつける)」
鈴華「!(あまりのその覇気に臆してしまい、その場で止まる)」
『怖気付くなっての、助けるんだろ?アンタのお姉様を』byマクスウェル
ったく・・・・魔力を、使い過ぎたか・・・・全身が、痛てぇよ・・・・けど、こんなもんじゃねぇ・・・・・あの時の痛みは、こんなもんじゃねぇ!!!!!!by希美
斗牙「知るかよクソ(無数の剣を放つ)」
剱「っっ…!!!いいぜ、お前の怒り、俺にぶつけてみろよ…………俺が受け止める」
ヴェノム「おい、此奴らが操り人形って……」
ロベリア「この最悪を傍観してるクソ野郎の仕業だよ、全部……!!!!」
じゃあ、彼らは────被害者に、過ぎない。by舞奈香
・・・・・・だったら─────!!!!(紺色の矢を斗牙の脊髄を向けて矢を放つ)by静葉
ロベリア「あぁ…………くそっ、まんまと踊らされた……!!」
斗牙「なっ______………(痣が消えてその場に倒れる)」
はぁ─────はぁ・・・・・・はぁ・・・・・・(ずるずると体を引きずらせ。倒れた斗牙の首を折るぐらいの強さで首を絞める)・・・・・・許さない。お前なんか、許さない─────。絶対に、許さない。許さない、許さない、許さない──────by希美
真宵「(真宵の掌に妖気が集まってくる)ふふっ…やっと、この時が…!」
岳斗「!あれは…!」
祐介「あいつらの妖気だ…薄々勘づいていた、なんであいつがこの事件に加担したか…!」
・・・・・・・・・・『土方君、そのままで聞いて。そして、これが終わったらすぐ行動して。
・・・・・・・斗牙君達、どうやら意図してやった訳じゃないみたい。つまり、操られていたってこと。でも、希美ちゃんはそれを知らない。
ここまで言えば、言いたい事は分かるね。
多分、君じゃないと、無理っぽい。藤堂君はこれらの本当の意味、知らないみたいだからさ・・・・!』
(土方に念話で話しかける)by静葉
俊哉「!どうかしたのか!?」
鈴華「(希美の胸ぐらを掴む)あんた、これ以上自分の手を血で染める気!?それこそ奴等の思惑なってる事ぐらい気付け!!!いつも私に偉そうに説教垂れる癖に、自分が間違ってる事やってるのもわかんないの!?こいつを殺したいのはわかるよ…私だって、今すぐにこいつを殺してやりたい。でも…それじゃ、あの頃の何も変わらないじゃん…!(掴む手に力が入る)」
朝日「…鈴華…」
・・・・・・・・けど、俺は、もう、嫌だ。こいつらはまた、罪を重ねる。生きていた所で、罪を償った所で、悲劇は、繰り返され─────by希美
『・・・・・・・・・・土方君。多分、希美ちゃん、精神的にかなり弱ってる。・・・・・私は、心理学とか学んでないけど、分かるの。多分、希美ちゃん。このままだと────廃人になりかねない』by静葉
鈴華「だったら繰り返さない努力ぐらいしろ!!!!繰り返させないために、私達が止めるんだろ!!!!…あんた、私に言ったよね。道を間違えんなって。言ったあんたが道を間違えんな!!!!!自分の感情優先してんじゃねぇ!!!!!あんたは…あんたとお姉ちゃんは、あの事件の被害者なんだから、そのぐらいわかれよ馬鹿野郎!!!!!(怒りながらも、堪えていた涙をボロボロと流す)」
っ───────鈴華・・・・・・(髪の毛が元に戻り、羽が消えていく)・・・・・・・お前、本当に─────戯言を、言うな・・・ぁ。
(そう言い、気を失う)by希美
斗牙「っ……う……!!!!(息苦しさで目を覚まし)俺、は……」
剱「__________(朝日を抑えつつ話は聞いていて)……ありがとな、矢嶋の妹…………コイツを止めてくれて」
鈴華「…気に触る事しか言わないよね…ほんと」
朝日「鈴華…(ゆっくりと鈴華に近づき、ギュッと抱きしめる)」
鈴華「…お姉ちゃん…?」
朝日「ごめん…ね…ごめんね…(赤い瞳から涙が出て溢れる)」
鈴華「…うん、大丈夫だよ。私は、大丈夫だからさ(朝日を抱きしめ返す)」
朝日「(黒い瘴気が消えていき、元の姿に戻っていく)鈴華…!ごめんね…!ごめんねぇ…!」
鈴華「それで良いんだよ、お姉ちゃんは…それで」
剱「ふんっ……(堕天化を解き切り落とされた腕を抑え座り込み)こりゃ説教じゃ済まねぇな…………はぁ」
ロベリア「___________後は……(真宵を見て)」
・・・・・・・・・・良かった。何とかなって。
(莉央の黒いアザも少しずつ消えていく)
・・・・・・・さてと。
(ふと、岳斗達の方を見る)
ごめんなさいね、岳斗君。後は君たちに任せるわ。私達は先に撤収しとく。だってこれ、元々は君達の要件でしょ?だったら、君達で、決着つけないとby静葉
ロベリア。
真宵の事は、岳斗君達に任せておきましょう。本来ならば、これは岳斗達の要件。けど・・・・それがややこしくなってしまっただけです。
ロベリアさんは、どうします?元の世界に帰りますか?by舞奈香
真宵「あちらの方は終わりましたか…まぁいいですわ、少々予定が狂いましたが、計画通りです(黒い兎が飛んでくる)ふふっ、良いタイミング。ちゃんと血を取って来てくれたようです」
祐介「!まさかお前…!」
真宵「ありがとうございます、久利生祐介。貴方がここで時間稼ぎをしてくれたお陰で血を集め終わる事が出来ました(黒い兎に触れると、掌にべったりと血がつく)」
岳斗「血…?」
ロベリア「…………いや私はまだ帰れない……………もう一個、問題が残ってる…!(屋上を見上げて)だよなぁ!!!!クソ野郎ども!!!!!」
ジゼル「ひゃははははは!!!!!ご名答ご名答!!!さすが魔人王!!!!」
ギメル「あの子が?ただの女の子に見えるよ」
スネークアイズ「セレスティナ達は連れてこなかったがいいのか?」
ジゼル「いいんだよ!!!少人数で潰せたら笑えんだろ?あいつら絶対なんか言うし」
真宵「馬鹿なことを…誰一人、逃しませんよ(懐に入っていた血の入った試験管を取り出し、呪術のような物を唱え始めると、そこから妖気が溢れ一つとなっていき、それは段々大きくなり学校よりも大きな球体となる)さぁ…最後の仕上げといきましょうか…見ててくださいませ、岳斗様。これが、最凶の怪異『黯喪』の誕生です!!!!!」
黯喪「(真宵が球体に飲み込まれると、その大きさは更に大きくなり、形を変えていき、巨大な鬼となってその姿を見せる)グォォォォォオ!!!!!!」
岳斗「っ…!まじかよ…あれをこれから相手しろって…!?」
(あ、ここでジゼルがロベリアを罵って紫炎がジゼルボコしてジゼル陣営一旦退避っていう流れを想定してました!!!………やってもいいですか?)
(ありがとうございます!!!!!)
ロベリア「…………よくもあの時は腕折ってくれたなお前……!!!」
ジゼル「しーーーるかよそんなもん……まぁ、それよりだ。お前はこちら側に来い、魔人王」
ロベリア「…は????」
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