梨花 2020-06-27 22:52:23 |
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暦「謝らなくて良い。僕はあいつが気に食わなかったから言っただけだ」
忍「小僧、済まなかったの。間違えて噛み付いたりして。それにしてもうぬ…一瞬でも吸われたと言うのに、ピンピンしておるの?」
海斗「そりゃあ多分、俺の固有魔法のお陰だな。俺の固有魔法は無効化、触れた力を無効化する事が出来る。つっても、吸われたからか少し体は怠いけどな」
忍「ふむ…少しか」
やれやれ・・・・(すると、通知がなる)ん・・・誰から──────って・・・・・・。
・・・・・暦くん、羽川さん。僕の知り合いが・・・・フードキャンピングカーを出してる。しかも、この近くにだby舞奈香
暦「なんでそう都合よく知り合いがフードキャンピングカーを出してんだよ…」
羽川「私はお弁当持ってきてるから良いかな。阿良々木君、折角だし行ってきなよ」
暦「そうだな、折角だし行くとするか」
海斗「俺も今日弁当持ってきてねぇから行くわ。いつもは妹に弁当作ってもらってるからな」
暦「うわっ…なんてベタな…」
海斗「露骨に妬ましそうな顔すんじゃねぇ」
いや、実を言いますとね。知り合いが中古でキャンピングカーを買ったんですよ。
僕に対する自慢と過保護のハーフ&ハーフですね・・・確かに都合は良すぎますね・・・by舞奈香
シオ『おい海斗、ちゃんと俺の分も買っとけよ?腹が減って死にそうだ』
海斗「死なねぇ癖によく言うぜ…」
暦「ん?なんか言ったか?」
海斗「いや、なんでもねぇ」
さてと、行きますか・・・・by舞奈香
ー直江津高校:校門付近ー
・・・・・・何してるんですか、憐さん。by舞奈香
(藍色の髪に小さい三つ編みをしたナチュラルチックな服装の女性に話しかける)
いらっしゃ───って舞奈香ちゃん!来てたのね!by憐
来てたのね、じゃないです。なんでほぼ無関係の貴方が来てるんですか。そもそも洋食屋はどうしたんですかby舞奈香
そのことなら新君がやってるから大丈夫よ。by憐
あぁ・・・あの眼鏡少年の同位体が・・・by舞奈香
それに・・・舞奈香ちゃんがいつ倒れてもいいように、私が来たの。ほら、以前倒れたって聞いたよ?by憐
だからといって、わざわざここまで来る必要が・・・by舞奈香
智也「あれ、海斗に喜瀬じゃん。お前らも買いに来たのか?」
海斗「智也、お前も来てたのか」
智也「うまそうな匂いがしたからな」
暦「なんだ?こいつも友達か?」
海斗「あぁ、山口 智也って言って、こう見えて頭が良い」
智也「こう見えてって何だよ。正真正銘の秀才だっての」
暦「気のせいですよ、今日会ったばっかりなんで。それに、そんな事彼女に聞かれでもしたら僕の身が───」
戦場ヶ原「あら、私が珍しく2人分の手作り弁当を作って来たというのに、どこをほっつき歩いてるのかと思えば…私という女を差し置いてそこの人とお食事?最低ね、心の底から軽蔑するわ」
暦「(一気に顔が青くなる)せ…戦場ヶ原…!?」
海斗「戦場ヶ原さん!」
海斗「戦場ヶ原さん、2人分の手作り弁当って…」
戦場ヶ原「あら、そこの無神経な転校生も一緒に居たのね。言った通りよ、私は阿良々木君とお付き合いさせてもらってるの。心酔してしまう程私は阿良々木君にゾッコンなの」
海斗「戦場ヶ原さんが…」
智也「リア充…だと…!?」
海斗「(握りしめた拳がプルプルと震える)いや、別に付き合うとかそんな邪な考えはなかったし、ただ友達を作りたかっただけだし…戦場ヶ原さんに彼氏がいても特段不思議ではないのはわかってる…わかってるが…!(暦の胸倉を掴み、血走った瞳で睨む)俺はお前を助けた事を心底後悔してるぜ阿良々木ぃ…!!!俺の優しさを返しやがれこの野郎っ…!!!」
暦「急にどうしたんだよお前!?」
智也「(地面を叩いている)くそっ!!どうしてこうも周りにはリア充が多いんだよぉ!!戦場ヶ原さんの事、密かに狙ってたのに…!!見せしめか!?いつまで経っても彼女ができない非リアな俺への見せしめなのか!!?」
暦「あれっ、こっちも!?」
2人「あざます…」
戦場ヶ原「それで阿良々木君、遺言があるのなら聞いてあげても良いわよ?」
暦「弁解すらさせてもらえないのか!?僕の事殺す気満々かよお前!!」
戦場ヶ原「いえ、そこを怒ってるのではないわ。阿良々木君は幼女に手を出したり、クラスメイトの胸を揉もうとしたり、後輩にエロ奴隷と呼ばせていたり、自分の妹達とイチャついていたり、そんな事ばかりする最低極まりないど畜生男なのだから仕方ないわ。いえ、それを言うなら女の子なら誰かれ構わず手を出す低俗狼ね」
暦「次々に捏造を作り出すのはやめろ!!例えそれが真実だとしても、僕は根っからの紳士だ!そんな鬼畜な所業をする輩ではないっ!!!」
2人「お前ぇ…(暦を睨む)」
暦「あーもう!お前がそんな事言うせいで更に恨まれてるじゃないか!!」
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