異能世界でぼくらは生きるｰせかいトリニティｰ（物語シリーズといのぼくのキャラのなりきりストーリー）

さてと・・・・どういう事が起きたのか、少し説明して欲しいですね。by舞奈香

紫炎「端折って説明をすると、この神社の蛇神が出てきて、その後にその2人の少女がやって来たところで、莉央さんが溜め込んでしまった悪性と、この神社の悪性、あとは蛇神が現れたことによる影響で倒れてしまいまして…つい先程、静葉さん達が悪性を取り払ったところです……でまぁ、今に至る？」
ロベリア「めっちゃ端折るとまぁそうだな」

なるほどね・・・・莉央の不調は山崎さんから聞いていましたし、こうなる事は予測してましたが・・・まさかこうも早くなるとは。
しかし蛇神ねぇ・・・この辺りは蛇を御神体として祀ってる神社があるとは聞いていたが、どうして僕らを襲う必要があるのでしょうか・・・・。この辺りに蔓延する悪性の仕業なのかな・・・・by舞奈香

暦「そんな事よりもだ。お前ら、月火ちゃんに何話してた」
佐神「俺達はその子が不死鳥の生まれ変わりなんじゃないかって話をしてて…」
暦「不死鳥…しでの鳥の事か。それが何だ、まさか月火ちゃんが怪異とでも言いたいのか？」
寺門「いや、そういう事じゃ…！」
暦「言っとくが、月火ちゃんは正真正銘人間だ。怪異なんかじゃない。これ以上月火ちゃんを化け物扱いしてみろ、僕はお前らの事を絶対に許さない」
月火「お兄ちゃん…」

・・・・状況証拠のみで結論を出すのはいけませんよ。
真実は時に人を傷つけますから。
所で暦くん、話は変わるから相手いる部屋はないかい？自主避難用の荷物を起きたいんだby舞奈香

暦「空いてる部屋か…多分あったと思うぜ」
月火「えっ、お兄ちゃん、この人うちに住むの！？」
暦「色々あって僕達の家に居候する事になったんだ。仲良くやれよ、月火ちゃん」
撫子「せ、戦場ヶ原さんとかは怒ったりしなかったの？」
暦「あいつはそこまで心の狭い奴じゃない。いつも通り暴言を吐かれまくったが、まぁなんとか理解してくれたよ」

ごめんね、急に来て。by舞奈香
まさか・・・・神威君の一件？by静葉
その通りです。今回ばかりは・・・・僕自身の身に影響が出かねないと判断したので。勿論神木さんには許可を得ました。by舞奈香
そっか・・・・by静葉
けどよく別れないよね。舞奈香。身の危険か及ぶなんて・・・それってもうDVの類じゃないの？by桔梗
分かってるよ、それは。けど────・・・・彼は、僕の命の恩人だ。止まりかけていた時計を再び回してくれたから。
僕は恩を仇で返す性格じゃないからねby舞奈香
舞奈香・・・・by桔梗

紫炎「まぁ……万が一、何かあればご連絡ください…力になりますので」

ありがとう、紫炎by舞奈香

暦「まぁ、そういう事だけど…月火ちゃん、わかってるとは思うがくれぐれも火憐ちゃんにはこの事言うなよ？あくまで、ホームステイしてきたって言う設定で通してくれ」
月火「えっ、何で？火憐ちゃんに頼めば一発解決だよ？」
暦「今回はそんな簡単な話じゃないんだ。あの正義感の権化がそれを知った日には大惨事になるぞ。暴力沙汰はなし、出来るだけ穏便に片付けたいんだ。良いな？」
月火「はいはい、わかったよー。…ちっ」
暦「えっ、なんで今舌打ちしたの？」

女の子がそんな嫌悪丸出しな顔しないの。
僕は喜瀬舞奈香。君が月火ちゃんだね。
これからよろしくねby舞奈香

月火「ご挨拶どーも」
撫子「こ、暦お兄ちゃん…今、ちょっと良いかな？話があるんだけど…」
暦「ん？話？」

・・・・・随分と気分屋な子だね月火ちゃんは。
まぁ、君に似た子が親戚にいるから扱いに離れてるけど・・・by舞奈香

月火「だって、貴方もあの変な人達の知り合いなんでしょ？異世界から来たって言う。私が不死鳥の生まれ変わりとか、訳わかんないこと言ってるし、まだそこまで信用できない…」

・・・・・・ごめんよ、月火ちゃん。・・・・・・（睨みを効かせ、寺門を見る）君、ちょっといいかい？by舞奈香

寺門「(睨まれてビクッとなる)あっ…えっと…」

不死の力を持ってる事は、敵に狙われやすい事を知ってるよね？その事を君はべらべらと憶測で喋った・・・・・
もし、彼女の不死が偽の答えだとしたら？君が憶測で喋った事を、敵に知られたら？
彼女は無実の罪により・・・敵に狙われる事なんだ。ましてや僕達みたいに戦えない、一般市民だ。為す術もなく、殺されるかもしれないんだぞ？
それが仮に事実だとしても・・・先程も言ったように、事実は時に人を傷つける。
少しは時と場合を読むのとそれが事実だとしても、直接的に言うのはどうかと思う・・・もう少し婉曲的に言いたまえ。
君の場数が少ない事は承知している。これからの成長を期待して言っているんだ。
分かったかい？by舞奈香

寺門「…すみません…でした…」
狛犬「主人様…主人様は悪くありません！僕が主人様に伝えたせいです！だから、あまり主人様を責めないでください！」
寺門「狛犬…」

責めてるつもりは無いけど・・・・・今回は厳重注意で済ますよ。次はないからね。
・・・・・それと、月火ちゃん。僕の知り合いが君を困らせて本当に済まない・・・・。事実とも取れないことを言ってしまい・・・・！（頭を下げる）by舞奈香

月火「そこまで気にしてないし…反省してるなら良いよ」
寺門「………」