梨花 2020-06-27 22:52:23 |
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陽菜子「うわぁぁぁぁぁ!!!!??う、宇宙人!?ど、どこよ!!ひ、ひなが相手になるわよ!!!(後ろを振り向いてヴァークカトラスを振り回す)」
莉愛「ほらねー♪」
陽菜子「騙し討ちなんて卑怯でしょ!!全然正々堂々じゃない!!」
莉愛「ひなちーん、前から言ってるけど、なんでもすぐ信じちゃう癖どうにかした方がいいよー?だからがっくんに、ヒヨコって呼ばれちゃうんだよー?」
陽菜子「姉様が教えたんですか!?」
火澄「ひよこ、ママっ子……あははははー!あーーー、おもしろーーい……!あの冷血で暴虐な孤高の紫炎ちゃんが今の居場所を気に入ってるのも納得がいくやー!ねぇ、バハルちゃん?」
バハル「おーう……ちったァ理解出来たぜ……(希美達を怪しげな笑みを浮かべて見ている)」
陽菜子「っ…あーもう怒った…さっきからひなのことをヒヨコだとかマンモーニだとか言いやがって…(周りに風のようなものが巻き起こり、ヴァークカトラスに波動が渦巻くように纏っていく)姉様のお気に入りだからって…なんでも許されると思うなよ…!!」
莉愛「あっ、一つ言い忘れてたけど…ひなちん、煽り耐性全く無いから、怒ったらすごく強くなっちゃうから気をつけてねー♪」
陽菜子「(腰を低くし、ヴァーグカトラスを構える)消え失せろ…バニッシュフィーロ!!!(ヴァーグカトラスを突き出すと、纏っていた波動が放たれ、地面を抉りながら希美に向かっていく)」
火澄「うわぁ……怒るとホントに強くなるんだねぇ……(様子を見て笑っているがふと違う方向を見て真顔になる)……バハルっち、紫炎ちゃんはいつ帰るんだっけ?」
バハル「あ?……あぁ、もう暫くかかるらしい……何やら厄介事……『仕組まれた事象に嵌っちまったみてぇだ』」
火澄「…………俺ちゃんちょっと、一回ここを離れるよ。この世界に俺ちゃんが『一番会いたくない奴が来たみたいだ』(その場から1度立ち去る)」
莉愛「…ふーん…」
陽菜子「これで終わり───(すると、目の前に空間が現れ波動が途切れて消える)!」
莉愛「(スペースザリッパーを出していた)ひなちーん、ちょっとそこまでにしよっかー」
陽菜子「姉様、何故…!私はこいつを倒さなければならないんです!!」
莉愛「うんうん、ひなちんが注目されたいのは私もわかってるよー。アイドルって言うのは、そういうものだからね♪けど、それどころじゃ無くなったかもしれないかなー」
バハル「……ディア、紫炎の奴に一報入れろ。人で呼ぶかお前が早く帰ってこい、お前の時間稼ぎも潮時だ、ってな」
ディア「今やってる……お嬢さん方、取り込みを仲裁して申し訳ないが……少々面倒なことになった、くれぐれも命には気をつけたまえ」
莉愛「心配してくれてありがとう、優しい人は好きだよ♪でも…心配しなくても、自分の身ぐらい自分で守れるよ?それに、そんなに危険を案じてくれるってことは、相当強いんだよね、その敵さんって。楽しみだなぁ…どんな表情、見せてくれるんだろうなぁ…!」
陽菜子「姉様…」
ディア「そうか……なら、武運を祈る」
バハル「強いと言っていいのかは分からねぇな、アレの場合は……少なくとも、俺と火澄で畳み掛けても紫炎が来るまで殺しきれなかったバケモンであるのは確かだな(苦い顔)」
ディア「殺したはずのあの怪物が……よりにもよって『背教王の参加にいるとは』……(険しい表情)」
《一方……》
ロベリア「……ここら辺だと思ったんだがな……なんなんださっきの嫌な魔力、もう消えてやがる」
アイリス「変ですねー…私でも感じられるほど大きかったのに、もう無いです……んー…私、向こうの方探してきますね!(走っていく)」
ロベリア「おい!あんま一人で______!!!(何者かに路地裏に引き込まれる)」
アイリス「……うに?ロベリアさん……?(振り返ってみるがそこには誰も居ない)」
ロベリア「(壁に押さえつけられる)ぐっ……!!!」
?「テメェかァ……例の小娘はァ……」
ロベリア「なんだお前……!」
?「こりゃあの人が嫉妬する訳だぜ、魔力はちとすくねぇがそれでも多い、何より上玉だ……殺すのが惜しいくれぇだ……まぁ、命令だしな…」
ロベリア「私を殺す?……易々と殺されてやるかよ!(?の鳩尾を蹴り飛ばし逃げようとする。しかし足掛け祓いで転倒させられ右腕を踏まれる)チッ……!」
?「手こずらせんなよ……俺だってまだ殺さねぇといけない奴がいるんだ、暇じゃねぇ……黙って大人しく死 ねよ!!!!(右腕を踏み折る)」
ロベリア「ッあ゙ぁぁぁ!!!」
?「痛てぇのか?希少な希少な魔人でも?ヒャハハ!こりゃあいい!魔人の痛みに耐える表情は見物だ!!!」
ロベリア「ま、じん……?うっ…!(頭痛に顔を顰める)」
?「……あー、覚えてねぇのかァ……記憶すり替えられてっから……いいぜ、冥土の土産に教えてやるよ……お前はお前の親父さんに作られた魔人でー、親父が魔人王に操られことも知らずに親父を憎んで挙句の果てには『お前が自分の意思で殺した』…要するにお前は親殺しの糞野郎だよ!!!」
ロベリア「あ……ぁあ……ちが、ちがう私は……(頭痛に顔を顰めていたが次第に顔が悲痛な表情に歪んでいく)……何で、お前が知ってんだ…………お前は、誰なんだよ」
?「それは、教えてやらねー!ギャハハハ!!!(右腕を執拗に踏みつける)」
ロベリア「い゙っ……あ゙ぁ゙ぁぁぁ…!」
?「っ……あ?テメェ……何だよオイ…………誰の差し金だ?俺はなァ『リディア・ゲシュペンスト』の勅命でコイツを殺しに来た……邪魔するならテメェから殺すぞ餓鬼が……!」
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