森の魔女 2020-06-26 02:18:26 |
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、っと。ほんとに怒られる前にやめとかないと、。
( 此方を見つめる彼女をじっ、と見つめ返すも、大人ぶって彼女を揶揄ってみたものの やはりラムは綺麗で その目を見つめていると 次第に高鳴り始める胸の鼓動をこれ以上隠し切れないと考えて 自分から視線を切っては 彼女の顎から手を離し、照れを隠すかの様に そっぽを向きながらも へら、と笑顔を作り そう呟いて )
あ、あぁ… ( ふとユウの手が離れるとはっとした様子で相槌を打って。 ふぅと深呼吸をして気持ちを落ち着かせて )
( 彼女に背を向け 片手には彼女が飲んでいたグラスを持ちながら キッチンへと歩いては、彼女の顎へと触れた手を開いたり 握ったり しながら、照れた顔を思い出し 堪え切れずに にやにやと笑みを浮かべて )
はぁ… ( キッチンへ向かうユウの背中をぼんやりと眺めながら、ぱしぱしと両手で頬を叩いてよしと肯いて。 今迄以上に積極的なユウに戸惑う事は多くなったものの其れも嫌なわけではなくて )
ラム、俺 風呂の掃除してくるね、。
( シンクにグラスを置き 水で埋めながら あっ、と 浴槽のお湯を抜き忘れたことを 思い出し、小さく声を上げては、くるり と彼女の方へと振り返り ついでに洗ってしまおうと そう声をかけて )
ん?あ、わかった。頼んでいいか? ( 不意に声掛けられれば軽く微笑みそう頼んで、じぶんはそのあいだに夕食の支度をして待っていようかなどと考えていて )
りょ ~ か ~ い、
( 軽く返事をしては、風呂場へと向かって。肩にかかるタオルは、まだ湿る髪の毛を持ち上げ その上からタオルを巻き付けながら 脱衣所の戸棚から 清掃具を手にしては、浴室へと踏み込み 浴槽の栓を抜き 掃除を始めようと )
( 最近のユウは積極的なので勘違いしてしまいそうな気持ちを抑えながら帰り道に話していた通りにスープを作り、 ユウも気に入ってくれるだろうか 等と考えつつユウが戻ってくるのを待っていて。 )
ふえ ~ 、お腹空いた、。
( ささっとシャワーとスポンジを使い 浴室を洗い終えては、気の抜けたような声で 手をぶらぶらと乾かすように宙に浮かせながら、彼女の待つキッチンへと戻り )
( そろそろスープを作り終えるかという時にユウが戻ってきて、 「 お帰り、有難うな。 夕食はもう食べるか? 」 と仕上げをしながら御礼の言葉と共にそう問い掛けて )
うん、食べるっ。
( 礼を言われれば素直に受け取りはにかんで 、 キッチンに立つ彼女の側へと歩けば 目を瞑り くん、と鼻を鳴らして 「 ん ~ いい匂い ~ 、」などと 頬を綻ばせながら )
ん、わかった。 ( 隣で顔を綻ばせるユウの頭をぽんと撫でればそう微笑みながら 「 じゃあお皿、持ってきてもらえるか? 」 と声を掛け頼んで )
はーい、
( 撫でられる手の方へ頭をすりすりと擦り付けるように動かしては、そう応えて戸棚から少し深めの平皿を2枚持ち 「 これで良い、? 」 と首傾げラムの方へ持ち運び見せながら )
あぁ、有難う。 ( くすと笑みを浮かべるとそう言って2枚の皿を受け取り、手際良くスープを盛り付けて。 盛り付けが終わればお皿とスプーンを其々テーブルに並べて )
ラム、水で良かった?
( 彼女が手際良くテーブルを整えるのを見ては 、 自分も何か手伝おうと ふたつのグラスに水を注ぎ 両手に持ちテーブルへと運びながらも 、 其のスープの良い匂いに お腹は ぐぅ、と鳴って )
ん?あぁ。 ( ユウと視線を交えればふにゃりと微笑んで 「 有難うな。 」 と御礼の言葉を述べ、椅子に腰掛けて。 ユウの腹の虫が鳴ったのが微かに聞こえるとふふと笑いを溢し、 「 それじゃあ頂こうか。 」 と笑いかけ )
あ、、笑ったな ~ 。
( 微かに笑う彼女を見ると 腹の音が聞こえたのだな 、 と 察して 恥ずかしそうに 頬を染めながらも 、 ぷくりと頬を膨らませて 、 そんな気持ちを 紛らわすかの様に 両手を合わせて 「 いただきます、」 と 小さく呟いて )
ふ、すまん。 可愛くてつい… ( 頬を膨らますユウの様子を見ながらくすくすと笑いながらそういって。 ユウに続くように手を合わせて 「 いただきます。 」 と口に出すとスープを飲み始めて )
( くすくすと笑う彼女に 毒気を抜かれ 、 此方もつられる様に 微笑んでは 、 スープをひと口飲み 「 美味、、ッ、」 と つい感想を声に出して仕舞いながらも 、 続け様にスープを飲んで .此処に来た時は 食べ方も汚くて その度に 彼女に注意されて居たが 、 今では 溢さず なるべく音も立てずに 食べれる様に 成って居て )
( そうユウの口から感想が溢れれば思わず嬉しそうにふにゃりと柔らかい笑みを浮かべて、ユウも此処に来た時から良い意味で変わった所も多いなと微笑ましく暫く見詰め。 少しすると自分も食べ始めて )
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