森の魔女 2020-06-26 02:18:26 |
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( その様子を微笑ましそうに見遣り、ユウが家を出たのを確認すると扉を閉めて ユウの歩幅に合わせて歩みを進め始め ) ── 此処だよ。 ( 15分程歩き森の外れに出ると シンプルだが綺麗な外観の店に到着して )
( ひとりで歩く時の森の雰囲気とは違って、何故か心が晴れやかで スキップでもしたくなるのは隣にラムが居るからだろうか、などと考えながら 理由もなく ふふ、と笑って
いつの間にか目の前に "ラムの男友達の店" が姿を現して居て、少し緊張するかの様に周りをキョロキョロと見回し
小さく "よし" と自らを鼓舞しては 入る?とでも言いたげにラムを見つめて )
( 此方を見詰めるユウに微笑み掛けると店の扉を開いて中へ入って。中へ入るとどうやら其処は仕立て屋のようで 様々な洋服や装身具が並んでおり、店の奥に店主の友人を見つけては 「 久しいな。 」 と声を掛け少し会話を交わして ) 頼んでおいたのはこの子の服なんだが… ( 紹介するようにユウに視線を向けると親しげに話を進めて )
( 店内をキョロキョロ、と見渡しては 店主と話すラムをチラリ、と見ては 彼女の友人である店主をジー、と見つめて ラムよりは年上に見える、どう悪く見ても整った顔立ちと落ち着いた雰囲気に 挨拶も何も言えずにその場に立ち尽くして )
( 何やら紙袋を受け取ると 「 …あぁ、有難う。礼は今度弾ませよう。 」 と御礼の言葉を店主に掛け ) ユウ?挨拶と礼の言葉位掛けておやり。 ( 立ち尽くすユウを見遣ると緊張しているのかと思い、少し屈んでユウの顔を覗くように柔らかい笑みを浮かべながらそう言って )
え…あ、ありがとう。
( 不意に言葉をかけられ、ハッと我に返ったように少し体を震わせ 上目遣いにチラリ、と店主を見ては 直ぐに俯き伏し目がちに小さく感謝を述べて。
自分ではもっと愛想良くしたい、とは思って居ても 何故か素直に愛想を振りまけずに モヤモヤとしながら )
( / すみません、主様…適当にトリップ付けて貰えませんか…)
( 何時もとは様子の違うユウに不思議そうにつつやはり人と接するのは未だ早かったのか等と頭を悩ませながらもちゃんと御礼の言葉を述べたユウの頭をよしよしと撫でてやり ) ユウも未だ慣れないようだし今日の所はお暇させてもらうよ。 ( ユウを気遣ってかそう言うと、「 有難うな 」 と店主に再度御礼の言葉を述べて片手で軽くハグをして ) じゃあ帰ろうか。 ( 振り返りユウに微笑み掛けて )
( / かしこまりました◎ )
んう。
( 撫でられ猫のように目を細め喜んだのも束の間、抱き合い頬に軽くキスをする様に見える二人を 呆然と見つめながらも わなわな、と微かに身体を震わせながら。
振り返るラムから目を逸らし、店主には上目遣いで軽く会釈をする様に頭を下げながらも きっ、と睨みながら踵を返し 彼女より先にすたすた、と歩き店を出て )
…? ( 目を合わせて貰えぬまま足早に自分より先に店から出るユウに違和感を感じながらも 、後を追うように自分も見せから出ていき ) ユウ?どうかしたか? ( ユウの隣へ追い付くと心配そうに顔を覗くようにしながら )
( むす、と頬を膨らませながら店を出て数歩で ひどい態度を取ってしまった、と冷静になり 後悔しながら頭を抱えて。
ふと、横からラムに声をかけられ顔を覗き込まれては
「 な、なんでもないっ 」
と 不機嫌そうな顔を見られぬ様に そっぽを向きながら )
( / 運営様…多謝です。前の処も含めて全て対処して頂けた様です、。大切な場所を守ってくださったのが嬉しくて、どうしても言葉にしたくて、また出てしまいました。申し訳ありません…。 )
む… ( 声を掛ければ再び顔を背けられてしまうと、 “ 嫌われてしまったのか ” “ 何か気に触るような事をしてしまったのか ” 等と考えてつい難しい顔をして ) ユウ、何か気に触るような事をしてしまっただろうか? ( 申し訳なさそうに眉を下げて )
( / はわわ、本当ですね。とても有難いです、運営様に感謝申し上げます… )
( そう言われればチラリとラムの方を見て 哀しそうにも見えるその表情に 罪悪感が沸々と湧いてくるも 何故こんなモヤモヤとした気持ちになるのか説明も出来ずに しかし自らの態度が招いた状況だと云うことは理解して居て。
彼女の方へと向き直っては そのまま身体を預けるように首元へ ぽす、と力を抜いて寄り掛かっては 小さく" 俺、態度悪かった。ごめんなさい " と 口にして )
…いや、良いんだ。 ( 謝罪の言葉を口にして此方へ身体を預けるユウをふわりと抱き締めて頭をぽんと一撫でして ) 何か嫌な事があれば遠慮無く申し出てくれて構わないからな? ( 先程のぴりぴりとした雰囲気からは打って変わってしょんもりと沈んでいるユウを気遣いそう言葉を投げ掛けて )
嫌なこと、、さっきの友だちとキスしてるの見るの…嫌だった。
( 自分の感情に説明は出来なくとも、嫌なことと言われれば真っ先に先程の二人が脳裏に浮かんで 間髪入れずにそう口にしながら 真っ直ぐな瞳でラムを見つめて )
キス…? ( 思考を巡らせるがやはり心当たりが無く、はてと何食わぬ顔で首を傾げて 「 そんな事はしていないのだけれどな… 」 と呟いて )
え、そうなの、?
( 帰る間際にそう見えたことを伝えて、勘違いして居たことに青ざめながら " ルルシェの友だちに 謝らなきゃ " と項垂れて うー、と頭を抱えて悩みながら
「友だち、俺が店出た後とか…何か言ってた、? 」
心配そうに眉間に皺を寄せ ラムの顔を見つめて )
いや?可愛い奴だなとは言っていたがそれ以外は特に何も。 ( 問われれば素直にそう伝え、 「 だから特に気にする事もないと思うぞ、まあ心配なら次会った時に謝れば良いさ。 」 とユウの頭を撫で )
うん、次会ったとき謝る。
( 可愛いとの台詞には少し引っかかりを覚えるも ラムに撫でられるとただただ嬉しくて にへ、と少しだらしなく笑いながら 直ぐに上機嫌になり 「 そういえば、袋の中なに入ってるの? 」 一緒に店に入ったはいいが、碌に品物も見ずに二人の挙動を見て居た為 何を買ったか判らずに。
とはいえ、好奇心は強い方だと自分でも思うし 知らない事を沢山知りたいと云う気持ちも それなりに持っているつもりで、今度またお店に行く機会が有れば ラムに色々教えて貰おう、そうだ!家に帰ったら本の読み方も教えて貰おう、などと考えを巡らせながら )
( ユウの言葉を聞けばうむと肯いて ) あぁ、ユウの服だよ、昨日は一先ずその服を用意したが流石に其の一着ではどうかと思ってな。 ( 優しい笑みを浮かべてそう答え / 会話を弾ませながら歩みを進めていると気が付けば直ぐに家が見えてきて )
俺、着れるならどんなのでもいいのに。でも、ありがと!
( 自分の事を考えてくれて居た事を嬉しく思いながら にっ、と笑い返して。
家が見えて来ると 「 そういえば、出掛ける時に居た黒猫も一緒に住んでるの? 」 と 留守を頼むと声掛けしていたことを思い出しながら )
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