森の魔女 2020-06-26 02:18:26 |
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ふ、冗談だよ。 今日散々私を揶揄った罰、此れでおあいこだな。 ( 顔を赤らめるユウに、くすくすと笑いを溢せばそう言って、ユウの頭をぽんと撫でてやり )
べ、別に冗談じゃなくても、、俺は良かったけどなっ、。
( 頬を赤らめながらも、そっぽを向いたままそう強がって見せては " たくさん揶揄ったのは悪かったけど、" と小さく呟きながら
「 ん、まぁ…出てるよ、、」
と言いながら シャワーを止め、浴室から出て行こうとしながら )
ふふ、 ( ユウの様子を見るに、其の言葉は強がって出ているものだと察してくすりと微笑み。 ユウが浴室から出ていくと濡れた服を脱いで、浴室の扉を少しだけ開け脱いだ服と下着を取り敢えずと浴室の前に投げ置いてシャワーを浴び始め )
( 脱衣所に立ち、もやもやと妄想が浮かんでは消えて 振り払うように首を振るも、がちゃ、と浴室から彼女の服が放り込まれれば、再度頬を赤く染め 見ないようにしながらも、" 水浸しにしたのは自分だ " と 下着は洗濯カゴへ 服は手洗い場で絞ろうと、ぎゅ、とぞうきんを絞る様に軽く水気を払いながら ちらちらと浴室の曇りガラスに映る影を 意識してしまっていて )
ふぅ… ( ぼぅっと今日の出来事を色々と思い返しながらも、一通りシャワーを浴びると濡れた髪を掻き上げながら浴室から出て行き )
、わわっ…、ごめんっ、、
( がちゃ、と云う音に びくっと身体を震わせては 鏡越しに彼女の姿が見え、其方を見ないようにしながら 慌てて脱衣所から出て行こうとしながら )
わ、すまん!もう戻っているものだと思って…! ( 既にユウがリビングに戻っていると思い込んでいたため何も考えずに浴室から出てしまい、此方も慌てて謝って。 見られてしまっただろうかと少し恥ずかしく思いながらもタオルで体や髪の毛を拭き )
…ラム、服持ってこようか、?
( 扉を閉めて、もたれかかっては 脳裏に浮かぶ彼女の姿を思い出さない様にと、熱く火照る頬を手のひらで冷やしながら 扉越しに話しかけて )
ん?…あぁ、頼んでもいいか? ( ユウに声を掛けられれば、其の儘シャワーを浴びたので着替えの服が無いことに気がついてそう頼み。 頼んでしまった後で 「 あ、でも下着… 」 と若干の羞恥を感じて )
うん、待ってて、!
( 言葉を聞き終える前に歩き始めて 彼女のクローゼットを開けては、同じ色のワンピースが掛かっているのを どれにしようかなどと悩むまでもなく一着手に取り、ふと下着のことが脳裏に浮かぶも ふるふると頭を左右に振りながら " きっと既に着て居るだろう " と都合良く考えては、脱衣所の扉を少し開けながら 「 持ってきたよ ~ 」 などと 口にしながら )
有難うな。 ( 御礼の言葉を伝えると少し空いた隙間からワンピースを受け取って下着が無いことに気が付くと、ユウに持って来させるのもな…と思い取り敢えず此の儘着て下着を取りに行けばいいかと考えて。 一先ずワンピースを着ると胸許を隠す様にしながら洗面所から出て下着を取りに行こうとして )
…ラム、、ふざけすぎてごめんなさい、。
( そそくさと何処かへ行こうとする彼女のワンピースの裾を きゅ、と掴んでは 俯きながら そう呟いて。
よく思い返せば、自分の不注意で椅子から落ちて彼女を負傷させてしまい、そのことを棚に上げて水をかけるなどと、ラムの優しさに甘え過ぎていたことを反省して )
あ、あぁ。 大丈夫だよ。 ( 背後からきゅっと引き留められる感覚を覚え、振り返るとユウがワンピースの裾を掴んでいて。 下着を取りに行きたい気持ちを抑えながら、謝罪の言葉を伝え俯くユウの頭を片手でわしゃりと撫でてやり )
でも、なんか怒ってない、?
( 彼女を見つめては、何処か不自然な彼女の様子を疑問を呈して やはり怒っているのだろう、などと不安に思いながら )
いや、そうじゃなくて… ( 怒ってはいないという旨を伝えると少し気まずそうに 「 其の、下着を… 」 と頬をぽりと掻きながら呟いて )
…え、下着って、、ご、ごめんっ
( 持ち込む隙もなかったのは、よく考えればわかる事で 裾を掴む手を離しては、謝罪の台詞と共に彼女を見つめるも、其のワンピースに如実に現れる身体のラインの膨らみに 意識せてしまって 顔を赤らめ俯きながら )
いや、すまんな… ( ぎこちなく目を逸らしてそういうと、今度こそ下着を取りに向かって。 何か申し訳ない事をした気分だなと思いながらクローゼットの前でワンピースをするりと脱ぐと下着を取り出して着替えて )
( クローゼットへと向かう彼女を見ながら、自分もこんなに一々意識して居たら この先一緒に暮らす上での支障になるから 自分を変えたいな と考えては " 逆に彼女との距離を近くしてはどうだろうか " と 自らにショック療法の様な荒技を思いついては 直ぐに実践してみようと 両頬を軽く叩いて )
( 自身の気持ちに自覚してからというもののユウとの距離感が上手く掴めなくなっていて、どうしたものかと考えながらも着替えが終わるとふぅと一息吐いてユウの元へ戻り 「 待たせたな。 」 と微笑みを浮かべ声を掛けて )
ら、ラム、、今からなにしようか、?
( いつもより顔を近づけながらも、頬は仄かに赤く視線はぎこちなく左右に揺れては そう問いかけながら )
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