匿名さん 2020-06-15 16:05:00 |
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>瀧ヶ崎 仁
…なに?
(横になろうとした途端に歩み寄られ、彼のしゃがれた低い声に思わず反応すれば不機嫌そうな声で上記の単語を口にして)
面倒だから先に言っておく。──俺は二重人格だ。以上。
( 間髪入れずに己の用件だけ伝えれば離れ、自分用のベッドへ向かい。ベッドを軋ませながら其処へ尻を着き、そのまま横になり )
>瀧ヶ崎 仁
なんだ、たかがそんなことか……
(別に相手が二重人格だろうがどうとも思わないし、興味もない。ましてや相手の用件がそれを伝えるだけだと分かれば一気に冷め、自分もベットに横になって)
>瀧ヶ崎 仁
………持ってる…けどあげない
(前に男性職員からこっそり奪った物の残りがまだあり、枕の下に隠しているものの分け与えるなんて優しさはないので冷たくそう言い放って)
あ? ───タダで、とは言わねぇよ。何が欲しい?
( 己も損得でしか動かない為、その辺の気質は弁えているつもりで。ベッドに仰向けになり己の腕を枕にしたまま尋ね )
>瀧ヶ崎 仁
…憂さ晴らしに一発顔面殴らして
(少し悩んだものの、今でも思い出す過去やトラウマを少しでも紛らわしたくて仕方ない思いが強く不意にそんな要求を口に出して)
はっ、 ───じゃ、煙草全部と俺の顔面一発ならいいだろう。
( 乾いた笑いを一つ洩らしてから起き上がり。己の顔面と煙草一本じゃ割りに合わず、要求を引き上げて )
──。 ───はい。どーぞ。
( 煙草の箱を片手でキャッチして。ベッドの縁に座り、膝に肘を置いた格好で上半身を屈め、相手が殴りやすいように )
────。 ──これで、交換条件成立だな。
( 脱力した状態で殴られては口の中が切れて。口内に滲み出た血の味を懐かしみ。そして煙草の箱から一本取り出しつつ )
>瀧ヶ崎 仁
ああ…そうだね……スッキリしたよ、ありがと
(男殴った清々しい感覚を味わいつつ、彼の言葉に心の底から思っていないお礼を言いながら、再び横になった状態で背を向けて)
────。
( 箱の中に共に入れられていた安いライター取り出しては、口に咥えた一本に火を付けて。それにしても弛い施設だな、と内心感じつつ煙草を燻らせ )
───お前は? 無いのか?
( 普段、己から他人に関することを尋ねることなど無いのだが、あまりにも暇過ぎて時間潰しに聞いてみて )
>瀧ヶ崎 仁
私は…跡ぐらいしかないよ
(男とこうして会話をするのは少ししゃくにさわるが、こちらも暇なので仕方なく答えながら首の拘束布の跡を触って)
フッ、 そんな暴れたのか。──元気だな。
( 拘束布の痕だろうと推察できれば、鼻で笑って。煙草を吸い終え、吸殻を持て余しつつ )
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