匿名さん 2020-06-07 23:46:25 |
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はーい。ええと、どうぞ上がってください
(チャイムが鳴れば扉を開けに玄関へ向かって。扉を開けると慣れなさから苦笑いをしながら相手を迎え入れて。しばらくは相手と2人で過ごすことになるのかと思えば気が重くなりながらも「ざっと部屋を確認してみましたが、今のところは思い出せそうにないです」と状況を報告して。「敷布団があったので神影さんが泊まるのは問題なさそうです」と、悪いことばかりではないと努めて明るい口調で言って。「この後はどういう予定なんですか?」と相手はこの後出勤するのだろうかと思いながら尋ねて。もしそうならパソコンやノートを調べて少しでも自分について調べようと思っており、町の案内などを改めてするのであればそれはそれで頑張ろうと考えていて)
お邪魔します(相手により迎え入れられるのは何度と経験しているものの、相手にはその過去は無く慣れてなさそうなその様子に穏やかな笑顔でそう返しつつ相手の部屋に足を踏み入れて。リビングとなる部屋に通されれば相手からの説明にフムフムと頷いて。思い出せない事は仕方ないが、今はまだ思い出してしまって変な距離感になってしまうのが嫌で内心ホッとしてもいて。この後の予定を聞かれれば「そうだな…一先ず、最低限必要な周辺の案内をしてから、自分は暫く泊まらせてもらうからそれ用の荷物を用意するために一回家に戻るよ。泊まってる間の出勤も此処からしようと思ってるし」と自分が考えてる予定や相手の特別休暇中の出勤も此処からするつもりだとも伝えて)
そうですね。実際に周辺を回ってみたら思い出すきっかけになるかもしれません
(相手の答えた予定を聞けば特におかしいことはなく納得した様子で言って。出来れば相手と一緒に居たくないため出勤はここからじゃなくていいのじゃないかと思うも、頭を打ったことを考えるとそういう訳にもいかないことは分かっているため否定したりはせず。「お手数をおかけしてすみません。ありがとうございます」とこんな自分を相手する必要もないだろう。近くにいると妬ましさをより強く感じてるために離れて欲しいための皮肉ではあるが、苦笑いをすることで誤魔化して。そのため、忙しいだろう相手を拘束してしまうことに対して申し訳なさを感じているように見えて)
あぁ、何が切っ掛けになるかは分からないからな(相手の納得したような言葉にコクリと頷き自分からもそう伝えて。そして何処か申し訳なさそうに苦笑いをしながら感謝の言葉を伝えてくれる相手に「気にしないで良い。俺は心配なだけだから」とその言葉が皮肉であったり相手の心境には一切気付く事無く笑ってそう返し、無意識に相手の頭を優しく軽く撫でて。そして「それじゃあ、とりあえず何があるかとか…見て回ろうか」と相手を周囲の案内に誘い)
……ありがとうございます。お願いします
(こちらの気も知らないでどこまでも善意で接してくる相手に舌打ちをしたくなるもぐっと堪えて。頭を撫でられれば鳥肌が立つのを感じるがどうにか嫌な顔はせず、多少は引き攣ったものの微笑み案内を頼みつつお礼を言って。やることなどが無ければ相手に案内されるまま周囲を見て回るつもりで)
(/お声がけ失礼します。周辺の案内についてはどうしましょうか? 省略していただいて問題ありませんが、何かやりたいことなどありますか? 風見を知る近所の人と遭遇して風見が居心地悪そうにする、近所の人にお礼を言われたり親しげにされて戸惑ったり、というようなことは考えていますが)
よし、それじゃあ出掛けてみるか(相手からの心の中の様子に一切気付けるわけもなく相手と共に一度部屋を出て鍵かけも確認し共に周囲の散策を始め、コンビニやスーパー等の場所を説明して回り)
(/そうですね、それであれば後者のお礼を言われたりして戸惑う描写が良いですかね。それであれば蓮君の違和感を颯馬が事故の影響で一部の記憶が思い出せない状態であると代わりに伝えることでご近所さんの感じる違和感を失くせると思うので)
はい、行きましょう
(相手の言葉に頷き相手とともに家を出て鍵をかけて。あちこちを回るも覚えのない場所ばかりであり。いくつか回っていると「あら、風見さん。先日はどうもありがとうございました」と中年の女性が微笑みお礼を言って。当然自分に覚えはなく戸惑い困ったように神影を見て)
(/こんな感じで良かったでしょうか?)
あぁ、確かご主人の事でご相談に来てくださった◯◯さんですよね?すみません、実は…(相手の困惑した様子に少し不審がってた女性の声に聞き覚えがあり、記憶を失う前の相手が対応していた案件はある程度把握していたため、女性に穏やかな声色で声をかけ謝罪と共に相手が事故に遭い、怪我はなかったが記憶を失ってここ最近の記憶がない事を伝えれば「あら、そうだったんですね。そうとは気付かずに…風見さん、ご無理はなさらずご自愛なさってくださいね」と納得したようで相手を気遣う言葉を告げてその場は女性と別れ)
(/大丈夫ですよ!)
あ、いえ、こちらこそすみません。ありがとうございます
(困惑していると相手が中年女性に事情を説明してくれ、話が広がることなく別れることができてほっとして。「すみません、ありがとうございます」と女性の姿が見えなくなってから相手にもお礼を言って。「……何だか気持ちが悪いです。俺は知らない人なのに、その人は俺のことを知っている」と正直な気持ちを告げて。相手に頼ることになってしまったためそれも何だか悔しくて、あからさまな態度にならないよう歩みを進めて相手から離れて。「……早く思い出したいです」とこんなことはさっさと終わらせたいという想いからポツリと呟いて)
…確かに今は変な感じしかしないだろうし、早く思い出したいというのも非常に分かる。けれど、記憶を失う前の風見君が皆の力になっていたのも…また事実だ(相手の気持ちの吐露を聞き、早く思い出したいという言葉を否定する訳でもなく相手の言葉に同意をしつつも、積み重ねでの皆への信頼があることも事実だと伝えて。そしてある程度周辺の地理について伝え終えれば「とりあえず住まい付近は問題なさそうかな?」と相手に問いかけて)
……嫌われていないなら良かったです
(自分にはまるで想像できずだからこそ気持ちが悪いのだと言いたくなったが、口には出さずに当たり障りのないことを言って微笑んで。自宅周辺の案内が終われば「えぇ、かなり把握ができました。買い物も1人で問題ないと思います」と相手に微笑み。肉体的にはそうではないが、精神的な疲れを感じており1人になりたいと感じていて家で休みたいこともあるため切り上げようと考えていて)
そうか、なら良かった(相手の微笑みの真意には気付かぬまま笑ってそう返して。ふと空を軽く見上げればいつ頃からだろうか夕焼け空になっているのを改めて確認すれば「それじゃあ、俺は風見君を家に送って一旦簡単に着替えとか取りに帰ってから戻ってくるよ。その時に夕食も何か買って行くつもりだけど、何か食べたいものはあるかい?」と相手に一度相手の側を離れることを伝えつつ夕食のリクエストを問い掛けて。勿論互いに料理か全く出来ないわけではないが、記憶の戻らぬ今は無理に料理を作るつもりも作らせるつもりもなくて)
そうですね……唐揚げが食べたいです
(何が食べたいかと言われて特に何かを考えることもなく素直に答えて。相手に家まで送ってもらえばお礼を言って手を振り相手を見送ってからマンションの自室まで戻って。鍵を開けて室内に入ると疲れたようにため息をついて。その後苛立った様子で舌打ちをすれば少し休憩してから置かれたパソコンを起動して。フォルダの分け方などは自分らしく、苦笑いしつつ気になるフォルダを調べてみて。そうすれば住民から聞いた話や相談事の内容などがまとめられた文書ファイルが見つかって。情報のまとめ方はやはり自分らしく、自分が書いたのだろうということは想像ができるが、それでもやはり自分がこのようなことをしていることが信じられなくて。相手に関してのファイルはないだろうかと相手の苗字で検索をかけてみると該当するファイルがあって)
分かった(相手からの希望を聞き入れ、一度相手を家まで送ればその場で別れ。そして帰宅をすれば弟が駆け寄ってきたため相手の様子を伝えれば「また会いたい、会って話がしたい」とねだられ、ちゃんと相手からの許可を取れれば、と確約はしないものの可能であればまた二人が会える機会を作ると伝えては荷物を軽くまとめ再び相手の家へと向かい。その道中に丁度最近出来たばかりの唐揚げ専門店があるのを見付ければ、その店に寄り二人分の唐揚げ弁当を購入し改めて相手の家へ向かって。そして辿り着けばチャイムを鳴らし)
(見つけたファイルを開くかどうかと考えて。内容が気になるものの、もし何かおかしなことが書かれていれば表情に出てしまうことが容易に想像できてしまい、相手に追及されれば言い訳も思いつかず今は止めておこうと思って。せめてもっと時間のある時に確認することにして。そういえばスマホを見た時に両親の連絡先が入っていなかったと思い出し、絶縁でもしているのだろうかと思案すれば気が重くなって。しかし相手に聞いたところで分かるとも思えずどう確認しようかと考えているとチャイムが鳴って。インターフォンのカメラで確認すればそこには相手が立っているため扉を開け「どうぞ入ってください」と微笑み相手を迎え入れて。少しでも手伝おうと「何か持ちますよ」と荷物を受け取ろうとして。「その、三上くんとは会いましたか? 俺、病院で会った時に酷い態度を取ってしまって気になっていたんですよ」と恐る恐る尋ねて)
有難う(相手が出てきては荷物を持ってくれると言うので素直に相手の提案に甘え荷物を手渡して。そして恐る恐るといった様子で弟について聞いてくる相手に「あぁ、大丈夫。颯太も会いたがってたから、風見君に余裕があればまた会ってやってくれ」と笑って心配は無用だと伝え)
そう、ですか。良かったです。えぇ、俺もまた話したいと思っています
(荷物を受け取りリビングへと運び邪魔にならないところへと置いて。正直なところ面倒なのでまた会いたいとは思わないものの、相手の印象にも関わってくるため訂正する機会があるのはありがたくて。今現在、一人称は『俺』と言っているがメールでの一人称は『僕』であり、相手の記憶している自分とどれほどの乖離があるのかと気になり「もし神影さんが俺の記憶喪失を知らない状態で偶然に道で会った時に会話したとして、違和感はありますか?」と尋ねてみて)
…ふむ、そうだな。多少ある、かな(相手からの疑問の言葉にその状況を思い浮かべていればやはり幾つかの違和感はある気がして。1つは今でも感じていたもの、そしてある時思い出しそうなもう一つの違和感、その2つを素直に告げてはあくまでも相手へのイメージを伝えるためだけである事を暗に伝えんと声色はただひたすらに穏やかで)
まず一人称、かな。今までは「僕」だったが、今の風見君は「俺」だし…後もう一つ、その状況では特には気にしないんだろうが少し話してて壁があるように感じる、かな。風見君が鳴河崎署に赴任したての頃と同じで…風見君が記憶を失う前まではかなり色々と仲良くしてたからね、俺の弟然り、特務調査班のメンバー然り、町の人たちに対しても、ね
あー……そうですよね。メールで「僕」って書いてあるのは見たんですけど、口頭でもそうなのか疑問だったんです。……そう、みたいですね。付近を案内してくれた時、親しげに話しかけられて凄く驚きましたよ
(相手から話を聞けば、やはり自分は自身のことを「僕」と言っていたようで。これまでに僕なんて一人称を使ったことがなく、何で一人称を変えているんだろうかと不思議に思いながらも相手にお礼を言って。壁を感じさせてしまうのは仕方ないが、それは要改善のポイントだと思いつつ「お弁当、せっかく買ってきてくださったんですから温かいうちに食べましょうか」と微笑みお茶を用意したり食事の準備を始めて)
まぁ、無理に直そうとしなくても良いさ。今の風見君も風見君であることに間違いないんだしな(相手の言葉に記憶を失う前に戻そうとしてる様な気がすれば、自分自身としてはそこまで気にしていないこととどんな相手であれ相手であることに代わりはないことを伝えて。勿論、恋人関係であることが今の相手にバレると現状の状態を拒絶されかねない為絶対にその事には触れるつもりはなく、相手の食事の準備をするという言葉に「あぁ、そうだな」と頷き返して)
(/お久しぶりです、背後です。少々遅れてしまい申し訳ありません。此方はそろそろ場面変更をするべきかと思っておりましたが、主様の方でこの描写をしたい、等有りますでしょうか?無ければ場面を変えて以前お話しした蓮君と颯馬のプチ喧嘩の方に移りたいと考えています)
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