匿名さん 2020-06-07 23:46:25 |
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交通課ですね。あぁ何となく誰か分かりました。ありがとうございます。
(交通課が犯人を捕まえようとやる気になっているのは自分としても心強く、早く犯人が捕まることを願っていて。情報をくれた同僚にお礼を言えば始業時間までまだ時間があったため交通課へと向かって。交通課へとやってくれば長谷を探し見つければ「長谷さん、今ちょっといいですか?」と声をかけて。今は時間がないと断られたとしても昼休憩や業務後などに時間を取ってもらえればいいと思っており)
(/良かったです! 同じ所属の人物で問題ありません。お手数をおかけしました)
「ん…あ、風見じゃねーか。どうした?最悪なことに今日電話番になっちまったからちょっと暇なんだわ」(交通課にて行われた捜査に行けない電話番決めジャンケンにて敗北を喫して悔しい思いをしながら席に座ってれば元警察学校時代の同期である相手の声に久しぶりに会う気がする相手の姿にケラと笑いながらどうしたのか問いつつも聞かれてはない自分の今日の仕事内容を話して)
それはお疲れ様。でもちょうど良かった。昨日、署長が遭った事故について聞きたいと思ってね。うちの班なら力になれるかもしれないし、僕としても犯人を捕まえたいと思ってるから
(電話番として残され悔しそうにしている同期に苦笑いしながら用件を話して。荘田についても聞きたいがまずは神影の事故について聞いて少しでも情報を集めようとして)
「ん、あぁ…そういや前にも特務調査班は超お手柄挙げてたもんな、それも悪くはないだろうし…良いぜ」(相手からの話にふと以前も相手の所属する部署が成果を挙げてた事を思い出しそれを呟きながら現時点で判明してることを伝えて。その内容は【署長を轢いたのは赤のスポーツカー】【車種はまだ確定はしていないが候補は絞れてきてる】【夕方、通りを歩いていた署長が路地裏に入って数分後に撥ね飛ばされガードレールまで吹っ飛ばされた】【その直後に赤のスポーツカーが逃げるように路地裏から出てきて去ってった】【運転手は若い金髪の男で成人してるかどうかと言ったところ】【街中の監視カメラの位置をかなり把握してる様子で事故前後の車の経路が不明】と言う内容でほぼ総動員してるからこその情報量とも言えそうだが情報の薄さも所々目立っていて)
そうそう。それにこの間も水路に落ちて上がれなくなってた子どもを保護して家まで送り届けたんだから
(手柄についての話になればこの前の出来事についても話して。相手から情報を聞き手帳にメモを取り終えてればその情報がひき逃げ事件と同じであることに気が付いて。さらに言えば犯人の特定に繋がりそうな情報がない。これも件の事件と同様で。「20年に起こったひき逃げ事件と似ているね」と共通点を口にして。ここから荘田の連絡先を聞く方向へ持って行こうと考えており相手の反応を窺って)
「ほー、それは殊勝なこったな…」(水路に落ちた子どもも助けたという相手の言葉に感嘆の声を漏らし。そして相手の呟きにハテ、となりながら「20年前の轢き逃げ事件って…署長のとそんなに似た事件なんてあったのか?…あ、おやっさんがそう言えば追い続けたい昔の事件があるって言ってたけど…てか俺ら20年前とかまだ小学生ですらねぇのによく知ってるな?」と不思議そうにそんな事件があったのかと問いかけるもふと自分が親のように慕っていた人物が古い手帳を持っていてそれについて問い掛けた時に聞いた答えを思い出し。しかしそれと同時に自分の知らない事件をよく知ってるな、なんて本当に知らないからこその反応を示し。その反応こそがその事件が表に殆ど出ておらず同署内ですら語り継がれる事の無かった事件である事を物語っており)
まぁ偶然だったんだけどね
(感嘆の声を漏らす相手に苦笑いして。事件のことを口にしても相手はパッとしない様子でまぁそれも仕方ないかと思い「赤いスポーツカーとかなーんか情報の集まりが悪かったり」と言って。事件を知っていることについて疑問を投げかけられれば「この町で起こった事件について調べてた時に目について気になってたから個人的に調べてたんだよ」と事件を知っていた理由を話して。その理由は嘘ではあるが本当のことも言えず。相手の反応から事件について触れないようにしてきたようなような気配を感じて。「そのおやっさんにも話を聞きたいから僕の連絡先を伝えてもらえないかな?」と本題を伝えて)
「ふーん、そっか。それなら構わねぇよ。んじゃ、おやっさんの話聞きたいって事も伝えとくな」(相手からの言葉になる程、なんて考えるも相手の話す理由が嘘であるなんて見抜けておらず、相手からの頼み事を問題ないから連絡先を伝えておくと話してはスマホを取り出して相手がおやっさんから話を聞きたいという事を言っていた旨も併せて伝えると相手に話しながらメールを打ち込み送信し)
ありがとー。助かるよ
(おやっさんに伝えておくと言ってスマホを操作している相手に笑顔でお礼を言って。「そういえば署長の容態についてはどんな感じか分かってるの? 誰かお見舞いに行ったりするの?」と自分は知っているが警察署内ではどの程度把握されているか確認してみることにして)
「いや、見舞いはウチの部署でも行きたいとは思ってて、代表で課長が署長のご家族の方に相談はしたんだけど、面会謝絶だし特に今は止めた方が良いって署長のお袋さんに言われたらしいんだ」(相手からの質問に肩を竦めながら会いには行きたいが家族から止められたらしいと残念そうに呟いて。警察に対し嫌悪感のある敏感な10歳の記憶の状態であるから止められた、なんて理由も知らない様で)
そっか。面会謝絶なら仕方ないね。大変な時に署長やご家族に負担をかけるわけにもいかないし
(相手の話を聞けばまぁそうだろうなと思って。面会謝絶であることが伝わっているのであれば無理をして彼に会いに行く人もいないはずだろうと考え少し安心して。「おっと、そろそろ始業時間だ。じゃあ僕は戻るよ。情報とおやっさんへの連絡ありがとう」と腕時計を確認してからお礼を言って職場へ戻ろうとして)
「どーいたいまして。そっちで何か分かったら俺たちにも情報くれよ?」(腕時計を確認した相手が席に戻ろうとするのを見て礼への言葉を返しつつもこっちが情報渡したんだから何か分かれば情報を渡してほしいと相手の背にそう伝え)
(始業してから時間が経過し昼休み少し前に相手のスマホに『風見君、のメールはこれで合ってるかな?初めまして、荘田という者だ。長谷から話は聞いている。20年前の事件について聞きたいとの事だが、その知りたい事件の被害者の名前は?』というメールが届いて)
りょーかい。その時はちゃんと伝えるよ
(振り返ってヒラヒラと手を振ると明るい調子で返して。下手に突いていい案件ではないため、本当に伝えていいかは分からないがその時は本人に『知るとやばい情報かもしれないけどいいの?』と確認してそれでも聞きたいというのであれば伝えるかなと考えて自分の席へと戻り)
(そろそろ昼休みという時間にスマホが震えて。メール内容を確認すれば登録されていないメールアドレスで内容を見れば荘田からであり。あと少しで昼休みであるため職務中に返信するよりはと昼休みに入ってからすぐに返信しようと業務をこなして。昼休みに入ればすぐにメールを打ち込み『お疲れ様です。初めまして風見です。メールは無事に届いています。お手数をおかけしております。20年前の事件の被害者の名前ですが、神影理雄さんと彼の息子の奏くんです』と文面を作り内容を読み返して確認すれば祈る気持ちで返信して。)
(相手からのメールが届きその中に記された今でも悔やみきれない被害者の名前に懐かしみつつ『と言うことは颯馬の坊主からあの資料見せて貰ってるんだな。私の持ってる情報で良ければ少ないだろうが教えよう。本日は都合はつくかな?もし本日が難しいようならまた風見君の都合のつく日時で良いから教えてほしい』という内容のメールを送信し)
(相手からの返信が届くとすぐに読んで。『えぇ、見せていただきました。今日、定時後の予定はないので〇時以降なら空いています。ぜひお聞きしたく思います。非番という意味なら近い順から×日と▽日、◇日です』とメールを返信して。今日の定時後や非番の日は神影の見舞いに行こうと思っていたが今は情報収集を優先することにして。会いに行くことはできなくても連絡を取ることは可能であるからと考えて)
(相手からの返信から数分後、『それなら今日〇時に喫茶アクトにて会おう。そこのマスターは私の古くからの知り合いだから私の名前を出せば席を教える筈だ』という内容でメールの返信が相手のスマホに届き)
(馴染みになってきた定食屋に入っていつもと同じように注文をした時に相手からの返信があり内容を確認すれば『喫茶アクトですね。承知致しました。〇時に伺います』と返信して。ちょうどメールを返信した時に頼んだ料理が運ばれてきて「いただきます」と両手を合わせて料理を食べ始めて)
(時は過ぎ、夕焼けが空一面を彩り公園で遊ぶ子どもたちはまた翌日に学校で会う事を約束し各々帰路に着く時間帯の待ち合わせ時刻から約10分程前、まだまだ元気そうな足取りの老夫が喫茶アクトに到着し入店、マスターである店主にいつもの席に向かう直前に人と会う事を伝えて待ち人が来ればそのまま自分の席に通すよう伝えていつものボックス席に腰掛け、いつも頼んでいるオリジナルブレンドとトーストのセットを頼んで。そして到着したそれらをゆっくりと味わいながら相手が来るのを待ち)
(定時に上がれるよう上司に伝えてこともあり、定時直後に片づけをして同僚に挨拶をして職場を出て。待ち合わせ時間までまだ余裕はあるが気持ちは急いて足早になり。昼休みの間に喫茶アクトの場所を調べておいたおかげで迷うことなく到着し、腕時計を確認すれば待ち合わせの5分前であり。喫茶店に入るとカランコロンとベルの音がし店内を見てマスターらしき人物を見つければ「すみません。荘田さんと待ち合わせをしているのですがいらっしゃられますか?」と微笑み尋ねて)
(相手に訊ねられたマスターはコーヒーを注ぎながらもう片方の空いてる手でとある店内の中、一番奥まった所にあるボックス席を指し示しながら「えぇ、あのいつもの席にて」と返して。その席は他の席からも若干距離はあり、少し声を潜めるだけで話し声は他の客には聴こえなさそうで)
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