匿名さん 2020-06-07 23:46:25 |
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目が覚めたらそんなことになっていたら驚きますよね……
(相手が聞かされた状況と呟きを聞けば心配そうな顔をして静かに言って。「きっと僕でも酷く混乱します。信じられないのも当然です」と苦笑いしながら大人でもなかなか受け入れられないような状況なのだと告げて。相手に嫌われないよう優しく接しつつ「色々持ってきた物があるのでちょっと見てみませんか?」とまずは相手と仲良くなることを優先しようと新聞や科学技術について分かりやすいように書かれた雑誌や本、抱き枕に良いかとクッションになりそうなぬいぐるみなどを持って来ており袋の中からいくつか取り出して相手に見せてみて。「職場で神影さんが事故に遭ったと聞いて凄く驚きました。生きていてくれて本当に良かったです」と相手が生きてくれていたこと事態が嬉しいのだと柔らかい微笑みを浮かべて)
そぉ、かな…(不安な気持ち、他の人の記憶の中にいる自分の話を聞くたびに押し潰されそうな感覚が相手からの話に、大人でも受け入れることが出来ないのだという話で少しずつ不安な気持ちが和らぐのを感じて。少なくとも、この人は今日初めて会うけどかなりいい人だろう、そんな感想に思い至る相手から差し出されたそれらはベッド脇のテーブルに並べられ。中でもクッションぬいぐるみは弟の好きなキャラであった為か「あ、これ奏が好きなキャラ…!」と真っ先に手を伸ばしてギュッと胸元に抱き締めていて、身体は大人のそれであるが反応はまさしく小学生のそれであり、記憶は完全に小学生の…本人の言った通りの年齢のものであるのは明白で。クッションぬいぐるみを抱き締めたり軽く撫でたりしていれば、柔らかな笑顔を浮かべながら話す相手の方へチラ、と視線を送り…そう言えばさっきもそうだったけど自分の事を仕事の知り合いだと話していたっけなぁ、何の仕事してるんだろうか…と相手の自己紹介での言葉も思い出せばその事について問い掛けて)
…その、俺が風見さん、のお仕事の知り合い、なんだよね…?何の、お仕事、してるの…?
そぉ、かな…(不安な気持ち、他の人の記憶の中にいる自分の話を聞くたびに押し潰されそうな感覚が相手からの話に、大人でも受け入れることが出来ないのだという話で少しずつ不安な気持ちが和らぐのを感じて。少なくとも、この人は今日初めて会うけどかなりいい人だろう、そんな感想に思い至る相手から差し出されたそれらはベッド脇のテーブルに並べられ。中でもクッションぬいぐるみは弟の好きなキャラであった為か「あ、これ奏が好きなキャラ…!」と真っ先に手を伸ばしてギュッと胸元に抱き締めていて、身体は大人のそれであるが反応はまさしく小学生のそれであり、記憶は完全に小学生の…本人の言った通りの年齢のものであるのは明白で。クッションぬいぐるみを抱き締めたり軽く撫でたりしていれば、柔らかな笑顔を浮かべながら話す相手の方へチラ、と視線を送り…そう言えばさっきもそうだったけど自分の事を仕事の知り合いだと話していたっけなぁ、何の仕事してるんだろうか…と相手の自己紹介での言葉も思い出せばその事について問い掛けて)
…その、俺が風見さん、のお仕事の知り合い、なんだよね…?何の、お仕事、してるの…?
えぇ、だから神影さんが不安に思う気持ちも当然のことなんです
(自信のなさそうな、不安そうな言葉にそれが普通なのだと優しく言って。いくつか持ってきた物の1つに相手が食いつきぬいぐるみを抱きしめる姿を見れば小学生のような反応で、なるほどとどう行動するかを思考して。少しでも相手の不安や緊張を解せたらと「気に入ってもらえて良かったです。そのぬいぐるみはプレゼントするので大切にしてあげてください」と微笑んで。相手から自分の仕事について尋ねられれば、相手が父親と弟を轢き逃げで亡くしていること、現在に至るまで犯人を捕らえることができておらずもみ消されたと考えられる点がありここで警察関係者だと答えてしまったら不信感を持たれてしまうのではないかということを危惧して。しかし今の状態の相手から話を聞けるのであれば件の事件についても新たな情報が得られるのではないかというメリットも考えられて。やや悩んだ後に「そうですね、せっかくなのでクイズ形式にしましょうか。ヒントその1、所属部署によって制服があります」と明るい口調で言って人差し指を1の形にして。相手と仲良くなった後なら刑事であることを明かして轢き逃げ事件について相手と共に調べていると言っても信じてもらえるだろうと思って)
(/いえいえ大丈夫です!)
ん、そっかぁ…(優しい相手の言葉に自分の気持ちの着地点を見付けたのか柔らかな笑顔でそう呟いて。相手からぬいぐるみはプレゼントするという言葉を貰い「ホント?ありがと、大事にする!」と嬉しげに笑いながら感謝の言葉を伝えており、かなり落ち着きは取り戻してきてる様で。自分からの質問がクイズとなり明るい口調でヒントを話す相手の方をぬいぐるみクッションを胸に抱きながら聞いていて。しかし、最初のヒントでは分からなかったのかウーン、と唸っていて)
喜んでもらえて嬉しいな
(相手が嬉しそうに笑いながら言った感謝の言葉に柔らかく微笑んで。興味を引くことに成功したようで唸っている相手を見ながら「ヒントその2、ドラマやアニメでその職業の人がけっこう出てきます。主人公がその職業の人の場合もあります」とかなり落ち着いてきたような相手により分かりやすいヒントを出して)
ドラマとアニメの主人公…?(相手から与えられた次なるヒントを復唱しながら思考を巡らせ。胸元に抱くぬいぐるみクッションの腕を動かしたりしながら考えるその姿も子どもっぽさを醸し出していたが、ある答えに辿り着くと一度動きを止め。そしてぬいぐるみクッションをやや強めに抱き締めながら恐る恐ると言いたげに辿り着いた答えに問い掛けて。幸いなことに不信感を抱いてる様子はなさそうで)
…もしかして、警察の人?
正解です。分かりやす過ぎましたかね
(自分の知っている相手と違い子どもらしい仕草に違和感を覚えつつ、あどけない表情事自体は嫌いではなく。相手の反応を見れば警察に不信感があるというよりは正否を気にしているような印象を受けるも回答は正しいため微笑み小さく拍手をして。「職業は警察ですが、今は警察官ではなく神影さんの知り合いとしてここにいるんであまり気にしないでくださいね」と微笑み。場合によっては事故のあれこれを他の警察官からしつこく聞かれている可能性もあるためそういうことを聞きに来たというわけではないのだと告げると「そのぬいぐるみ、僕はあまり知らないんですがどんな生き物なんですか?」と事故についてではなく世間話の方に持って行って)
そっか…(相手の正解、という言葉にやっぱりそうなんだ、とは思いつつもやはり気になるのは父と弟が巻き込まれた事故の進捗であり、警察の人にこの人が一番怪しい人だと顔を見せて貰った事を思い出しつつも、あくまでも警察としてではなく自分の知り合いとしているのだという言葉にポツリと言葉が漏れ。あの事故についてもっと知りたい、そんな思いから口を開こうとするも相手からの話題振りに先程まで聞こうとしていた事などすっかり思考の外に放りだして「えっとね、この子ね、奏が大好きな最近始まったアニメの主人公の男の子のパートナーでねっ!」とパッと咲いたような笑顔と共にぬいぐるみクッションのキャラについて語りだして。もう何シリーズも経過したその20年以上も続くアニメの所謂無印と呼ばれる最初のアニメの話を無邪気に語り)
へー、そうなんですか
(笑顔で語る相手に相槌を打ち、時折質問などしながら相手と仲良くなるよう努めて。ある程度盛り上がり、相手が話したいことを話して話題が尽きてきた頃合いに相手を優しく見つめながら「神影さん、こんな状況で不安はいっぱいだと思いますが僕も含めて神影さんの味方は大勢います。だから不安なことや怖いことがあれば言ってください。僕もそうですが皆さんも神影さんの力になりたいと思ってくださっていると思いますから」と言って相手の頭を撫でようとして)
うん…味方って、俺の父さんって言ってた人とか、俺の弟だって言ってた人も?(相手に話しまくりある程度弟の好きなアニメについて語り終えたタイミングで優しい眼差しと共に紡がれた、味方はたくさんいるから不安な事や怖いことは力になるから言って欲しい、その言葉と共に撫でられる頭への感覚に目を細めつつ嬉しげに撫で受けていたが、ふと気になったことがあり相手の方へ視線を向けながら小首をかしげつつ問い。勿論、母親から聞いてはいるから味方であることは間違いないのだろうけど、確認をしてみたくて)
はい。きっとお二人も神影さんのことが心配で力になりたいと思ってくれていますよ
(相手の質問に頷き優しく答えて。無邪気で素直な相手を見ながらこの状態の相手もこれはこれで可愛らしいなと思いつつ「……実は、ある事件について神影さんの調べものをお手伝いをしているんです。当時のことを知らない僕からしたら聞いておきたいことがあるのですがいいですか?」と10代の状態に戻っている今だからこそ当時の記憶も鮮明だろうと事件のことを尋ねようとして。しかしそれも負担になろうだろうと相手に尋ねつつ「思い出したくなければ無理にとは言いません。僕に聞きたいことがあればそういうことも答えますよ」と他にも話すことはあるのだと微笑みかけて)
そっか…分かった!(優しい口調で答えてくれる相手の言葉で漸く自分もそのつもりになれたのか元気に頷きあの二人を信じることを決めて。そして相手から聞きたいことがあると言われて、初めは少しだけキョトンとしていたものの、思い出したくないなら、その言葉に父と弟を喪ったあの事故についてだと察すれば聞きたいことがあればと言われて真っ先に「ねぇ、あの男の人って捕まったの?あの人が犯人なんだよね?赤い車が同じ車だったんでしょ?」と確認するように問い掛けて)
……残念ながら捕まっていません。記憶を失う前の神影さんは今もその犯人について調べていて僕もお手伝いしているんです
(元気な返事をする相手に微笑んだ後、投げかけられる質問に素直に答えて。相手からすれば非常にショックなはずで「車や車の逃げた先、その男の人について詳しく聞かせてもらっても大丈夫?」と手帳とペンを取り出して。相手の負担になるようなことはしたくはないが、今の状態だからこそ覚えていることも多いはずであり聞かないわけにもいかず)
…うん、○○さん、が教えてくれたこと、で良いなら…(自分の質問への返答は自分の期待していた答えではなく、残念そうに悄気ており。そして記憶を無くす前の自分の手伝いをしていたという相手から犯人について詳しく聞きたいと言われればコクリと頷き当時の事件の捜査員であり、相手が鳴河崎署に配属され半月後に同署にて定年退職した警察官の名を挙げながらその人から教えて貰った事で良いならと話して)
ありがとうございます。〇〇さんですね。お願いします
(自分はその名前の人物に覚えはないが後で調べて確認しようと考えつつその人の話でいいからと頷いて。「事件が起こった場所はこういう場所だと資料には書いてあったのですがあっていますか? あっているなら車はどこからどういう風に走っていきましたか?」と資料にあった事故現場について簡単に地図を描いて相手に見せて)
えっと…ここら辺からこう来てるのが、ここの監視カメラ?に映ってて…で、こう…で、ここ、で…父さん、と奏、が…(相手の許可も下り、人伝の情報を相手に渡すことに改めて集中し。そして相手が描いた簡易の地図の一角に指を指しては住宅街側へ抜けるように指でなぞり、そこからとある通りへ、そしてある一角…まさに事故が起きたドンピシャの場所で動かした指が止まり、か細くなっていた声は次第に潤んでいき。しかし、もう片方の腕で雑に目を拭いそこから大通りの方へと指を動かしながら「此方の方面…にスピード、落とさないまま…行った、って…」と泣くまいと必死に堪える表情とその未だに潤む声色はまるで、泣くことで自分の感情を崩れないように抑え込んでいるようで)
……辛いことを話してくれてありがとうございます
(相手の言葉を一言一句聞き逃さないようにメモしていれば泣くまいと堪えている相手に気が付きペンを動かす手を止めると相手を抱きしめようとして。「我慢せず泣いても大丈夫ですよ」と相手が嫌がらなければ抱きしめて背中をさすりながら相手の話から何か分かることはないかと思考を巡らせて。車がやってきた方向、抜けた方向から犯人の家の方向くらいは分かるのではないかと考えて)
っ…(相手に優しく抱き締められ思わず肩を揺らしてしまうも、背中を擦りながら泣いても良いのだと言われてしまえば堰を切ったように涙がボロボロと溢れてきて声を圧し殺 しながら相手の胸元で静かに泣き。子どものように戻ったと言えどやはり大声をあげて泣くのは幼心でも恥ずかしい様で、時折しゃくりあげる程度ながら数分もの間相手の胸元を借りて涙を流し。そして漸く涙が収まってきたのかゆっくり相手の胸元から顔を上げ「ご、めん、なさい…服、汚しちゃった…」と涙で相手の服を濡らしてしまった事への謝罪を恐る恐る伝えて)
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