桜 2020-05-30 00:43:00 |
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【 幽世 / 姿見の向こうの世界 】
___俗に “ あの世 “ と云われる,現世とは似て非なる世。魑魅魍魎が蔓延る夜の世界。広大な陸地では妖達の独自の都市が作られ,大海の深淵には無数の海魔達が棲息している。河や暗い水溜まり,其の凡ゆる “ 深淵 “ が現世と幽世を繋ぐ境界となっており,妖達は境界を介してのみ移界する事が出来る。雨が降って水溜りが出来た時、ふとその深い深淵へ覗いてみれば 化け物が此方を見つめ返していた…、なんて事例も現世では確認されていたりいなかったり。
【 妖 / 幽世の住人 】
幽世、簡単に言ってしまえば姿見の向こうの存在。凡ゆる混沌,人間達の穢れた邪念から生まれ、幽世に棲む魑魅魍魎の総称。其の殆どが暗闇を好み、暗澹たる世界で平和に暮らす個体が殆どだが,中には同族に害を成し,本能の儘に従い其の臓腑を喰らい尽くす魔性の悪鬼も居る。強力な個体は 現世と幽世の境界となる狭間を通じてのみ現世に足を踏み入れる事が出来るが,生者である人間の場合,一度幽世に足を踏み込めば二度と戻れないと云われている。
因みに、海に棲む妖は “ 海魔 “ と呼ばれる。
【 四大怪異 】
嘗て幽世を大きく乱した残虐な妖達の総称。其々《 絶境深紅 》,《 青灯幽夜 》,《 黒海沈舟 》,《 白梦無相 》の二つ名を持つ。
問, 貴方が迷い込んだ場所は?
( メイン相手となる伽羅指名+場所掲示 。指名と言っても也中では全員出しますしメインに至っては後々変更可能なので,どうぞ気軽に。)
《 神楽国 / 妖市 》 Kagura ( 和読)/ Shenla ( ピンイン)
真紅の宮殿や露店が立ち並ぶ東洋文化の盛んな地。男性の妖は皆身軽な紅装束を身に纏い,女性の妖は素顔をベールで隠している事が多い。此れは差別意識が根付いていると言う訳では無く,只単に美容に繊細な女性が多いだけ。中でも裏に広がっている ” 妖市 “ は娯楽沢山,賭博沢山。無数の妖が集まり交易や賭け事を楽しむ,幽世で最も賑やかな場所。妖達の騒がしい笑い声が響く愉快な場所。... 但し治安が悪い為,” 貴方 “ が妖市に足を踏み込む際は気をつけなければ行けない。
>>3
《 半月国 》 Hangetsu / Bang yue
大陸の西方に位置するとても小さな国。半月の絶景から此の名がつけられた。氷鬼の住処とされ,万年冷気が漂っている。然し,どう言う訳か 半月国に出向いた妖の半名が謎の失踪を遂げる為,屡々 “ 半命国 “ とも比喩される。
__ 半月邸
半月国の最奥に高く聳える万年氷の宮殿。最上階の露台から見える月景色は見事な物。或る氷師が僅か半月程で創り上げたと云われており,其の辺り一帯が絶対零度の冷気で包まれている。
>>4
《 海城都 》 Kaijoto / Hai cheng du
海の上に浮かぶ離島で、蒼々とした景観が特徴的な場所。水路が多く,小さな木舟で海城都内の浅い湖を巡る事が出来る。涼しいのは常に潮風が海より吹いている為。故に,屡々“ 水の都 “ とも比喩される。琴や笛等の風流韻事の文化が盛んで,和風の建造物や城が建ち並んでいる。露台から見える蒼海は幽世で最も絶景と云われる程美しいそうだが、他の地域から海を渡って此処へ移動する事は非常に難しい。当然,海城都の妖が都外へ赴く事も困難。
___ “ 黒水鬼域 ”
澄んだ薄蒼色の海の遥か南海に位置する,漆黒の魔境海域。暗い海底では骨身の海魔達が棲息し,海魔以外の凡ゆる妖や生者を忌み攻撃する。その為,此処を通過しようと試みた舟は必ず沈没するとされている。生者は愚か妖する辿り着く事が出来ない魔境の更に深淵では,透き通る硝子細工の如き鰭を纏った海魔達が棲息し,不思議な事に水圧も何も感じ無い。水難者のみが辿り着く事が出来,海魔の力を借りない限り 故意に訪れる事は不可能に近い。外気から断絶された其処は正に仄暗くも美しく,そんな海魔達の楽園___,竜宮世界が広がっている。
>>5
《 白梦境 》 Hakumukyo / Bai mong jing ( 選択不可 )
幽世と現世との境界で、何処にも在るが普通の方法では辿り着けない。色も匂いも何も無い____,無彩色の世界。貴方の夢が覚める場所。此の世界に行く方法は只一つ、■■■する事。
>>6
まだ少し掛かります。
私得シチュですが,レスは控えて下さると幸いです。
( /伽羅設定+サンプルロルもどきです)
( 薄暗く幽寂とした世界の中,朱殷で穢れた儘の番傘を手中に玩ぶ。森林の微風は涼しく,相も変わらず暗幕の垂れた夜空には鮮血の如き色を帯びた満月が浮かんでいる。地は湿り,如何にも悪鬼が好みそうな場所だ。木の葉の摩擦音が響く静寂を 足音にも似た雑音が破れば,間髪入れずに音の発生源である暗闇の林を睥睨し,一歩二歩と近付く。指に止まっていた蝶が,其の銀の翅をはためかせ宙を泳いでいく。そうして腰に佩いた湾刀にゆっくりと手を掛けた時____,其処には月下に照らされ,横顔を煌めかせる “ 貴方 “ が居て。脱力した手 ,水溜りが滑り落ちた番傘をしとどに濡らす中,唇震わせこうぽつり。)
「 悪鬼 ... ? ___いや,貴方は若しや若竹の妖精ですか… ? 」
[ Name ] 城嬰
( Joei / Cheng Ying )
[ Race ]/ 鬼
[ Gender ]/ ♂
[ Character ]/ 四大怪異の一人。嘗て 危険地帯とされていた或る山にて無数の悪鬼羅刹を喰らい,滅した事で名を馳せた。神楽国に真紅の宮殿を構え,妖市を支配領域に置いている。其の為,自身の支配域の妖達からは “ 城主 “ と呼ばれている。湾刀と共に,死霊蝶と呼ばれる銀色の蝶を使役する 隻眼の鬼。彼が操る蝶は貴方を幽世に誘った物と非常に酷似している物の,蝶を現世へ遣した事は一度も無いと云う。貴方が無事に現世に戻れるよう 精力的に協力し,良心を持った数少ない内の一人に思えるが ... 。
[ Temper ]/ 何事にも不敵で物怖じせず,又物事に関して異様に博識。聞かれない限り自らの身の上を明かす事は無く,寧ろ自分より相手の話を聞きたがる性。加えて貴方に盲目的な迄に惚れ込む様になり,何度丁寧に振られようが懲りもせず求婚している。貴方のみに畏った敬語を使い紳士的な一面を見せる物の,基本的に自分以外の妖を見下している為,妖を前のすると振る舞いや口調も堂々たるものに変貌する。知的に見えて感覚と言う物が少々破綻してしまっており,面倒事は武力で解決主義。貴方の髪を指で梳いて玩ぶ事が好き。一人称は俺。
[ Appearance ]/ 腰迄の濡鳥の猫っ毛を纏める事無く其の儘下ろし,眉上程度の長さを持つ前髪は緩く右寄りに分けられている。内余った髪は細く編み込み輪郭横に流しており,艶やかで柔らかい髪質だが所々素直に跳ねてしまっている。肌の色は比較的白く,二重瞼,長い睫毛が特徴的な双眸は 漆黒に縁取られ,眸の奥は鮮血の様に鮮やかな真紅で染まっている。眦は形良く切れ上がっており,薄い唇は不敵に引き結ばれていがち。通った鼻筋に堀の深い五官を持つ。何処と無く妖艶で強かな印象を受ける物の,貴方の前だともれなく破顔する為非常に残念な男。身長188糎。
[ Clothes ]/ 隻眼の為,例の瞳には黒い眼帯を着用。服装は腰周りに深いスリットの入った唐紅の軽装に腕を通しており,シルクの両袖上には銀の手甲を着付け軽く,手首から指抜けの黒い手袋を嵌めている。スリットの下には漆黒の脚絆が覗き,同色の細いブーツを履いた,動き易い物となっている。腰には銀色の湾刀を佩き,緻密な装飾が刻まれた柄には紅の眼球が嵌め込まれている。城嬰曰く 此の湾刀は自我を持っており,” 霊命 “ と言う名がある。そして其の通り,紅嬰の指示は勿論のこと、事前に危機を察知して機敏に行動する事が出来る。然し貴方にとても懐いてしまっている為,同じく貴方を愛する城嬰からは屡々絶対零度の眸で睥睨されている。
「 俺にとって無限の風光は貴方であり,恵みから落ちたのも貴方。 .....______故に、 貴方の為に戦い,死ぬ事は俺にとって この上無い最高の名誉です。 」
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