四男 2020-05-28 22:48:31 |
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お?…おぉ。まぁ、お前がそんなに嫌がるなら俺が使うのは止めとくよ。さ、到着だ。(腹の中では機会があればまたニャンコに使わせてもらおうと考えており、この場はアッサリと引き下がって)おそ松達は……居ないな。ふふん、アイムホ~ム!一松、飲み物はミルクとココアどっちがいい?(玄関の引き戸を開けて靴の数を確認し。兄弟が誰も居ないと分かると家に上がり)
ふっ、了解だ!ちょっと待っててくれ。(頭をくしゃりと撫でた後、台所へと姿を消し)
(数分後、二人分のホットミルクを手に居間に登場。卓袱台の上にカップを置き、ちゃっかり隣に座って)結構熱いから気をつけろよ?
ん、さんきゅ。…いただきます。(カップを渡されるとぼそり礼を告げ律儀に一言、両手で慎重に持ち上げ液面に数回息を吹き掛け)
──ッぁち…(ゆっくりと飲もうとするも猫舌故にびくり小さく肩揺らし)
(両手でカップ持ち、フーフーしている様子に胸キュンし、自分もカップに手を伸ばしかけた瞬間隣から聞こえた声にバッ!と振り向いて)
おまっ!今、気をつけろって言ったところじゃないか?!(相手の口元に手を伸ばし、暗に"口の中見せろ"と圧を掛け)
気をつけたよ…慣れてるから平k、~っ!?(舌先軽く摘みながら振り向いた時相手の圧に思わず怯み)
……ぁ。(恥ずかしそうにしながらも少し顎を上げると言われるがまま小さく口を開け)
……ッ!
(素直に口を開けるのが可愛いくて暫し見惚れ/ハッと我に返って戒めに自分自身に勢いよく張り手し)
ぐふぅ…良かった。赤くもなってないし大丈夫のようだな。き…気をつけるんだぞ、一松。(衝撃で床に膝をつきながらもカッコつけて親指突き立て)
(薄目を開けると此方を見詰める顔にどき、不覚にも鼓動高鳴るが相手の行動にまたビクリと驚いて)
─うん…わかった、(何処か不思議そうにするも再度カップを持つと先程以上に慎重に飲み始め)
(まさか弟相手に理性がグラついた、とは言えず)
いや、一松が猫舌なの知ってて熱いの出したんだから俺の方が気をつけろ、だな。(張り手で自分を律した後、何度か咳払いして気を取り直し。自分の非を認めミルク飲む合間に相手の後ろ髪をふわふわ撫で)
…俺は熱い方が好きだもん。(一度カップの縁から唇離すも冷えた手温めるように持ったまま心地好さそうに撫で受け、視線逸らせば小さく吐露して)
はは、無理するなよ。(目線は外されるものの自分の手をすんなり受け入れてくれることに気を良くし)
お前が俺といて怒らないなんて、珍しいな。何か良いことでもあったのか?(頭撫で続けたまま顔覗き込み)
え?あー…と、一松にとって俺と二人きりは良いことなのか?(小さな声が耳に届くとピタリ動き止め。聞き間違いか良いように解釈してるのかと照れくさそうに頬を指で掻き)
ぅえ!?…ほ、本当か!(顔を赤らめ嘘を言ってる風でもない言葉に心踊らせ食い気味に)
い…一松にとって俺って疎ましい存在じゃないか?!(肩をガシッと掴み期待に満ちた目で爛々と)
いちまつぅー!!(パァァと表情明るくし喜び抑えきれず抱きついて/眉へにゃ)
流石ブラザー!ホントはお前が優しい奴だって俺は勿論分かってたぞー!(髪に頬擦りし、抱きついたまま頭撫でて)
ちょっ…!ひっつくな!あと優しくない…っ(突然抱きつかれると目を見開き肩竦め、更に赤面になって声を大きくするも引き剥がそうとはせず撫で受け)
照れるなよぅ!なぁ、正直なところ一松の中での兄弟ランキング俺は何位だ?(機嫌のいい今がチャンスと言わんばかりに抱きつく腕力弱める事なく問い掛けて)
照れてない…!(ふいっと赤い顔逸らし否定するも突然の質問に口ごもり)
ぃ…、……いち……──1番最後から遠いとこ…(素直に1位と言えずボソボソと妙な言い回しをして)
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