大崎千鶴 2020-05-20 20:09:09 |
![]() |
通報 |
ッふは、…それは俺もー、これ以上千鶴が可愛い事したらどうしよーッて、?
( 驚く相手に笑い乍同意すると、抱き締めた儘左右にユラユラと揺れて、)
…ッふふ、ンで、?惚れさせてくれンの?
( 相手の反応に意地悪をしたくなると、両手をぱッと離し空をヒラヒラと仰ぎ相手の行動を待っている様子で、)
ッ…、はい、さーん、にーい…、
(相手の必死な様子に可愛さを感じ、“其の儘が1番、”と言いそうになるのを喉元で必死に堪え、ゆッくりとカウントダウンを始めると僅かに期待膨らまし、)
ーッ、 .. 、…んッ、
( カウントダウンを開始されるともうどうにでもなれ、と相手の両手にきゅッと指を絡めて少し間を置き相手との距離をぐッと詰めて、数度唇を重ねた後にかぷリと首許の紅い印の側に噛み付いて、)
…、ンむ…、ッ、
(カウントダウンの瀬戸際で行われた相手の行動に、先ずは静かに受け止めつつも首筋への痛みは予想外だったようで思わず僅かに吐息が漏れ、)
…ッは 、ン .. あ、ちょっと跡付いちッた 、
( 顔を上げると跡をそッとなぞる様に撫で乍、"痛かッた?ごめんな、"と眉下げ、)
もー…、本当…、千鶴は俺の好きそうな事、よく分かってるよなァ、
( 跡が付いたと聞くと愛しそうに己の跡に触れ、相手を自らの上へと乗せると“…、仕返しされてね、?”と有無を訊く前に首筋に乗せた印に噛み付き、)
…ッふは、ホントに嫌なら止めて、?
( 1度歯を浮かすとぺろリと自身の唇を舐め妖艶に笑い、浮き立つ相手の細い首筋を痛みがある程度に噛み、)
ッー…、ンの馬鹿、…俺の首、爪立てて良いから回しとけよ?
( 相手の言葉にぞくッと反応すると、少しでも痛みを和らげる為そう指示して。鎖骨を指でつゥと撫でた後、食い込ませるように歯を立てて、)
──
ちーづるッ、そろそろ今日は落ちようかと思ッてンだけど大丈夫か、?( 首傾、)
ん、わかった 、…ッあ、
( こくリと頷き、再び歯を立てられると時折吐息を溢して、)
____
ン 、俺もうとうとしてたトコだからだいじょーぶ( ふにャ、)今日も遅くまでありがとなッ、
…ッは、
(鎖骨を口内へと含ませると吸い上げ乍噛み、)
──
うぉ、意識飛んでた( 苦笑、)千鶴も眠かったら遠慮無く言うんだぞー、?
此方こそあンがと、!じゃ、お休みッ( ヘら、)
ん .. 、
( ぴくンと肩を揺らして、相手の肩を掴む手にきゅッと力が入り、)
____
ん、りょーかい( ふにャ、)お休みーッ、
ン、ッ…、
( 力が入ったのを確認すると、相手の反応見たさに犬歯を相手の肌に食い込ませ、)
──
はーよ、よく寝れた、?(頭撫、)
今日も宜しくなーッ、
ッ、あぅ、!
( ぴリッとくる痛みに堪えつつ手にきゅッと力が入って、)
____
ん 、はよッ(にへ、)宜しくなー( にまッ、)
ふは、ンなら良かった、…けど、明日大変そうだなァ、セーンセ?
( くすッと笑み浮かべると自身が散々付けた跡を見遣り、敢えて名前では呼ばず、)
はー…、俺ももう少し頑張ろー、
( 嬉しそうな相手を見遣ると肩竦め笑い、“千鶴の好きな料理練習しとくー、”と腕捲りし口角上げ、)
ンー…、ちょッと痩せ型な気がする…、それとも着痩せする感じ、?
( 顎元に手を当て、少し離れてまじまじと相手の腹を見ると首を傾げて、)
ンー 、結構食ッてる方なンだけどなー .. 、
( うーんと唸り乍も"まぁいッかー 、之から凉の手料理いっぱい食わせて貰えるみたいだしーッ?"と悪戯に笑みを浮かべて、)
ふは、…まァ期待しとけーッ、
(にッと自身の有り気な笑みを見せると“…じャあ今から飯作るけど食う人ー、”とちらリと見遣り乍問い掛けて、)
ッ、おー、ちょッと待っててなァ、
( ぽすッと頭に手を置くとくすくすと笑い、ベットから立ち上がり相手とリビングへと向かって、)
ンあ、まじで?──あー、本当だわ、
( 伽藍堂の冷蔵庫にケラケラと可笑しそうに笑い、“買い出し行かねェと、”と付け足して、)
お、りょーかいッ、…何食いたいか決めとけよ、?
( はにかむ唇に軽く口付けすると手を繋ぎ、“ンじゃ、しゅっぱーつッ!”と元気良く扉開けて、)
───じゃーんッ、此処が俺のお気に入りスーパー、!
( 歩き始めて10分程度、入り組んだ所にあるスーパーに到着すると、学生ならではの格安の品な揃っている食料品店へと到着して。片手広げ、自慢気に相手に紹介するとにかッと笑い、)
そうそう、此処分かりにくいンだよなァ…、…ッて、何言ってンのー、
( 溢れ出た言葉ぺしッと肩叩き、照れを隠すように“ほら行くぞー、”と手を引いて、)
俺も今度から此処使おーッと 、…あたッ、思った事云ッただけだしー 、
( 相手の反応にくすッと笑みを溢し乍もはーいと相手の後を追い、)
ならねェよーだ、…俺今日和食がいーッ、
( 少し考えて、"ンー、肉じゃがとかどうですかお兄サン、"と相手の顔を覗き込むようにして見ると提案して、)
ン、…ッと、こンなもんかなぁ…、
( 買い物籠片手にじゃが芋や人参等の食材を必要分だけ入れると、“後…、千鶴は他に欲しいモンあったら持っておいで、?”と微笑浮かべ、)
、!じャあ持ってこよーッと 、
( 相手の言葉にるんるんで目当て物のを取りに行き、"凉の分もー、"と満足気な表情でシュークリームを二つ手に持ち戻ッてきて、)
お、何持って…、ッふ…、
( 上機嫌で帰ってきた相手に振り返りつつ手に持っている物を見ると、何処と無く幼子や犬等の可愛らしい生物と重ねてしまい、口元に手を当て緩む口角を隠し乍“お、帰り…”と呟いて、)
.. 、?あーッ 、お前また何か失礼なこと考えてンだろー?
( 相手の様子に不思議そうに首を傾げ少し考えるとそう云ッてむすッとむくれた様子で、)
いンやー?なァんも、?
( 相手に見透かした指摘にけらリと笑い乍交わすと“えっ何々、若しかしてそれ俺のー、?”とシュークリーム見遣り、)
ッー、ほんと、…そういう所が可愛いなァって思っただけ、
( 柔らかな笑みを浮かべる相手にきゅンとすると先程の質問に答え乍ぽんッと頭に手を乗せて、)
ン 、…ンじゃ買ッて帰るかーッ
( 頭をぽんとされると嬉しそうにして、"凉は作る担当だから金払うのは俺なーッ、"と相手の持つ買い物籠を自分が持つとレジへ向かい、)
おー、帰ろー、
( こくりと頷きレジの方へと足を運ぼうとすると、付け加えられた相手の言葉に“──っえ、ちょッ、”と慌てた様子で。元より、自身が払うつもりで買っていた為、相手に“欲しい物を…”等を提案してしまった事を申し訳なさそうに眉下げつつ相手の後を着いて行き、)
ふは、俺だッて一応歳上だしー .. 、いつもして貰うばっかだからこン位させろよーッ?
( 後ろから慌てた声が聞こえ歩みを止めると振り返りそう云ッてはにかみ、再び足を運んで御会計を済ませて、)
…んは、ちょッと千鶴がイケメンに見えた、
( 会計を済ませる相手にぽつリと嬉しそうに呟くと小走りで相手の隣へと並び“ン、じャあ俺持つーッ、”とレジ袋を持ちにッと笑って、)
ん 、さンきゅーッ、
( 御会計中に呟かれた相手の言葉に、声には出さないものの嬉しそうに頬を緩ませていて/レジ袋を持ってくれた相手に御礼を云うとはにかンで、)
ンーで、千鶴はこッち持って、?
( レジ袋を片手で持つと、空いた片手をヒラヒラと宙に遊ばせ、顔を覗き込むように相手を見詰めるとにまッと笑い、)
ン、さーんきゅッ、
( 絡められた指を嬉しそうに見遣り、此方も握り返すと帰路へとついて、)
──
やッほ、今日も遅くまで有難うな、!( に、)
肉じゃが今日のうちに作ってやりたかッたンだけど、そろそろ瞼が閉じそうなンだよなァ…、御免な?( しゅン、)
…って事で、今日はそろそろこの辺にしようかと思ってンだけど、千鶴は大丈夫、?
_____ ッふー 、着ーいたッと、
( 家に着くと鍵を開けて中へ入り、流しへ向かい取り敢えずと手を洗って、)
____
此方こそありがとなッ( にま、)
んーん、また明日の楽しみに取ッとくからヘーキ、( ふにャ、)俺も寝るから大丈夫ーッ、お休みなさいッ( 瞼擦り、)
──ッと、お邪魔しまーす、
( 相手の後を追うように部屋へ入ると手を洗い、“ンじゃ、千鶴は休憩してて良いぞ、?”と買い物袋を漁り乍云って、)
──
ふは、なら楽しみにしといてな( んへ、)
おッ、それなら良かった、!じゃあお休みーッ、( ふァり、)
ン 、じャあお言葉に甘えてー、
( そう云うとソファに座って其処から作業に入る相手を眺めるように見詰めて、)
____
おはよーッ!今日も宜しくなー、?( へらリ、)
おー、ちょッと待っててなー、
( 鼻歌交じりに食材を手際良く調理し始めると、相手からの視線に気が付き、“ンあ、なーに、?”と笑み零しつつ首を傾げて、)
ふは、全部目分量だから大雑把だけどなァ、
( 菜箸片手にへらリと笑み浮かべると、カチリと火を止め“味見係ー、”と相手を台所から手招きし、)
ん、
( あ、と口を開けてじゃが芋を口に含んではふはふと熱そうにし乍ゆっくりと咀嚼して、こくリと飲み込むと"熱い!けど美味いーッ、"と微笑んで、)
おッ、マジで、?良かったァ、
( 相手の表情にほッと胸を撫で下ろすと、嬉しそうに笑み浮かべ、“じャあこれ先持って行ってくれる、?”と肉じゃがを皿へ移し相手に頼んで、)
どう致しまして、おー、召し上がれッ
( 此方も合わせるように手を合わせ挨拶をすると、反応にドキドキとしつつ、頬杖を付き相手が食べるのを待って、)
!、だろー、?
( 相手の反応ににへッと頬を緩めると自身もぱくッと一口食べ、はッと何かに気付いた顔をすると“俺、三つ星取れるかもしれない…、”と冗談を述べ、)
ッふ、千鶴、付いてるぞ、?
( 幸せそうな相手に笑浮かべた後、頬張ると頬に付いたクリームに気付き、自身の頬をとんとんと指差し乍教えて、)
ンあ、違…、あー…、
( 自身のジェスチャーでは上手く伝わっておらず、未だその頬にクリームが残っているのを見れば“…こっち、”と頬に手を伸ばし親指で拭うと其の儘ぺろリと舐めて、)
んー、美味かったーッ .. 、
( 食べ終わると満足そうにして"最近皆んな差し入れ持ってきてくれるし凉も甘いモン食べるの許してくれるし俺幸せーッ"と微笑み掛けて、)
んー、美味かったーッ .. 、
( 食べ終わると満足そうにして"最近皆んな差し入れ持ってきてくれるし凉も甘いモン食べるの許してくれるし俺幸せーッ"と微笑み掛けて、)
ッ 、えッと .. 、
( ワントーン低くなッた相手の声音に内心びくリとしつつ、相手の問い掛けにどう答えて良いか分からず吃って仕舞い、)
…ンー、?良かッたじャん?あまァいお菓子いっぱい貰えて、
( 雰囲気には不相応な笑顔を作りそう云うと、するリと耳に手を伸ばし耳朶を弄り、)
…ッ 、あ .. 、でもッ 、食べ物もそれ以外も凉からのが一番嬉しいし 、また別モノッて云うか .. 、
( 自身の失言に気が付くと、あたふたと弁解する様にそう本音を並べるが若干言い訳がましくも聞こえてしまい、)
…、へェ?流石、正当化するのが上手だね、“先生”
( 自身も傍から見れば“お菓子をあげている一生徒”と変わらない訳で。苛立ちを感じると名前では無く、相手の立場を嫌味を込めて言ってしまえば、寂しげな表情で笑いその手を離して、)
なッ .. 、ちが 、そういうつもりで云ッたンじゃ 、!
( 自身にとって相手が特別で相手からのモノは何でも特別なモノであるという気持ちは紛れも無い事実で。名前を呼んで貰えずにショックを受け内心傷つき、嫌われたのでは無いかとぐるぐると嫌な思考が巡って語尾が小さくなって仕舞い、)
…、じャあ何?、何のつもりで云った訳?
( 自身の嫉妬心が相手を傷付けている事を理解しつつも、その感情は留まる事を知らず流れ出て。自嘲的に笑みを浮かべ乍問い掛け、)
何のつもりッて .. 、だから、凉と他の生徒とじャ全然違うッて話!凉が一番特別だし、ていうか凉以外に特別な奴なンかいないしッ!
( 此方も又ムキになって仕舞い、論点は若干ズレつつも思ッている事を吐き出す様に伝えて、)
ッ…、…余所見して、嬉しそうにしていた癖に、?
( 相手の言葉に視線を逸らし表情を歪め、頭に血が上っている所為か素直に受け止められず──、少し、頭冷やしてくる”とその場を立とうと、)
ッ 、其れはッ、 .. 、
( 相手の問いに吃って仕舞って。相手が席から立とうとすると思わず"ぁ、やだッ、"と反射的にぱしと其の手を掴んで引き留めて仕舞い、)
──…ッ、
( 引き留められ振り向くと、何時もの余裕な表情は見当たらず戸惑った様子を見せて。慌てて視線を伏せると“…な、に?”と歪に笑みを作って、)
其の .. 、さッきの 、嘘じャないから …嫌いになンないで 、
( 年甲斐も無く薄らと目に涙を浮かべ乍、立ち上がった相手の腰許にぽすリと顔を埋めると"…俺お前が居ないと寂しくてしぬ、"と弱々しく小さく呟いて、)
…、!
( 涙浮かべる相手にやっと頭を冷やし、顔を埋める相手にぎュうと強く抱き締めると“其の…、御免、言い過ぎた、”とぽつリ呟き、掌を相手の頭へ乗せて、)
ん .. 、ううん 、こッちこそ御免 、
( 相手の言葉を聞くと此方もぎぅと強く抱き締めて、"もうむやみやたらに他の奴からお菓子貰ッたりもしない 、"と反省の意を込めて、)
ン…、その、本当可愛いから…自覚して下サイ…、
( そッと額に口付けすると、長く溜息を吐き乍脱力するように笑い、“ま、…離れたいッて言っても離してやンねーけどな、”とくしャりと髪を撫でて、)
はァい .. 、…心配しなくても俺から離れたいなンて云う事は絶対無いので安心してくださーい 、
( もぞリと顔を上げると相手を見詰め乍、)
お、今言ったかンな?…離れたら、許さないから。
( 相手の言葉に安堵を見せると何時もの調子に戻ったのか、視線上げる相手の頬を撫で不敵に笑み零し、)
えぇ、?…ならいつまで経っても**ないなァ
( 先程迄滲んでいた瞼を優しく拭い微笑を浮かべ、)
──
話の流れが楽しくてつい夜更かししちャッたわ…、千鶴大丈夫か…?( 眉下、)
ふは 、そりャ幸せだわーッ
( くすッと笑みを零して、)
____
ん、実はちょッとうとうとしてたけど俺も楽しかッたから大丈夫ッ( へらリ、)
ン、…千鶴、
( ゆッくりと腰を下ろすと再度ぎゅッと抱き着き、)
──
それなら良かったー、…ッてか文字化けしてるの今気付いたッ、御免…!、( 両手合わせ、)
俺ももう瞼閉じそうだし、今日はこの辺でお開きにしよッか、( にへ、 )
んん 、…すき、だいすきー、
( 抱きつかれると此方も相手に擦り寄るように抱き返してそう呟いて、)
____
ん、平気ッ( ぐっ、)
そうだなー、また明日ッ、お休みィ( にへら、)
ン、…俺も、好き。──大好き、
(相手の言葉に胸がじんわりと暖かくなるのを感じると頬を撫で乍優しく口付けをして、)
──
おー、また明日ッ、遅くまであンがとな?( 額口付、)
ン 、…嫌われてたかと思ッた 、
( 甘えるようにぎぅと抱きしめる手に力を入れて、)
____
おはよーッ 、ちょッと寝過ぎたァ…( へら、)今日も宜しくッ( ふにャ、)
ゔ…、本当、御免、
( 先程の発言を反芻するとしおしおと肩落とし肩口に額を押し当て、)
──
ん、おはよッ、俺も寝過ぎたわ…、(ふは、)
今日も宜しくなー、( にッ、)
む 、…何ー?まだして欲しいンですかー、?
( 相手の煽りに乗りそうになったが、何だか悔しくて此方も揶揄うようにそう云い返してみて、)
ッ .. 、うー 、狡ィ .. 、
( そう呟くと繋いでいる手を握る力をきゅっと強くして"…俺はヤだ、"と強請るように相手を見詰めて、)
ーッ 、んッ .. 、
( 相手の唇に貪る様に吸い付くと何度も啄む様に口付けて 、暫くすると薄く開いた隙間に控えめ乍に舌を差し込んで、)
ん、ッ、…
( 相手の数度の口付けに若干薄く口を開いてしまうと、熱の篭った舌が僅かに入ってくるのを感じて。後頭部へ手を回し此方に寄せると、自身の番とでも言うように舌を絡めて、)
ふッ 、んン、
( 後頭部へと手を回され引き寄せられるとぴくッと反応して、相手に舌を絡められれば時折小さく声を漏らして、)
____
凉ーッ、俺そろそろ瞼落ちてきそう .. 、( うと、)今日はこの辺で終わりにしても良いかー?( しょも、)
ッ、は、…
( 自身が上になるように角度を変えると、深く舌を挿し込み、息吸う隙間さえ与えず口付けをして、)
──
俺もそろそろ声掛けようと思ってたー…、( 瞼擦り、)今日も遅くまで有難うな、?お休み、千鶴( 目許に口付落とし、 )
んぅッ、…あ、ふ .. 、
( 深く熱っぽい口付けに必死に応え乍 、空いた手で相手の服をきゅッと掴ンで、)
____
ならよかったァ(ふにャ、)此方こそ有難うッ、お休み、( へら、)
ンん…、
( 深い口付けから離す事は無く、“もッと、”と示すように後頭部を食指でトントンと合図し、)
──
はーよ、寝過ぎたァ…(ふァり、)
今日も宜しくーッ、( にッ、)
ッん .. 、
( 相手の求めに応える様に自ら相手の唇を吸う様にしたり舌を絡めたりとして、)
____
はよーッ 、此方こそ宜しくッ( にま、)
拗ねてませンー
(ンべと舌を出して、そういえばとちらリ時計を見遣り"どーする?今日も泊まる?其れとも今日は帰っとく?明日一応学校あるし .. 、"と問い掛けて)
ンあー…、今日は帰んねェと…、教科書とかノート家に置きっぱなしだわ…、
( 相手の視線の先を追うように此方も見ると、思い出したように声を上げて。溜息混じりに後ろ首を掻き、)
──
千鶴ー、そろそろ場面転換かなァと考えてンだけど、どうすッかー。何かのイベント的な事を起こすのも有りだとは思ってンだよな。イベントとして起こって欲しい事、とか希望とかある、?
ン 、りょーかい
( 少々寂しそうにし乍も"ンじゃあ今日はそろそろお開きかなー、"と伸びをして)
____
だなーッ、んー .. 、今話題の花火大会に肖るのも有りかなァとか思ッたり?後は凉が何か起こッて欲しい展開とか有るなら其れに合わせてー…とかでもイーし!…ど、?( 首傾、)
ン、また明日逢えるし、?
( 寂しそうな相手の頭に掌をぽんと乗せると優しく撫で、)
──
おぉッ、季節柄を考えたイベントは思いつかなかったから目から鱗だわ、!ンー…、前回は俺が千鶴に嫉妬する形だッたから、今回はその逆パターン…とか?、花火大会で友達とばったり会って、千鶴の事を恋人とは言えずに──、みたいな。勿論、普通に祭りを巡るのも一興だと思うし、その展開はまた今度でも構わないぞー、(んは、)
おー、ンじゃ明日…な、?
( 笑みに安堵した表情見せると、立ち上がり部屋を後にして、)
──
お、りょーかいッ、それじャ夏祭りまで場面転換任してイーか?もし難しそうなら俺が場面転換するから、遠慮なく言えよッ、(にま、)
______ ふー .. 、
( 泊まりから数日後、近所の花火大会に行く約束をしていて。当日になると約束の10分程前に待ち合わせ場所に着き、相手をきょろきょろと探して、)
____
任されたーッ( ぐッ、)其の儘当日迄飛ばしちッたけど大丈夫だッたかー?
…ッと、悪い、待たせた、?
( 腕時計をちらリと確認し、慌てた様子で待ち合わせの場所に向かって。相手の姿を捉えると、緩く手を振り乍声を掛けて、)
──
おッ、全然大丈夫、!あンがとな( にッ、)話の流れッて、露店を楽しんでいる最中にイベントを起こす形で大丈夫か、?( 首傾げ、)
ンなら良かった、まだ花火まで時間あるし出店見て廻ろーッ、
( ほッと胸を撫で下ろし、スマホの時間を相手に見せると相手の袖を引いて、)
…!、お、色々あンなァ…、
(出店の揃う通りへ足を向けると、綿菓子や焼き鳥、射的、金魚掬い等の様々な露店で賑わっていて。相手の手を引き先導しつつ、“なンかしたいのある?”と首を傾げて、)
ン?どれ、?…あ、りょーかいッ
( 相手の指差す方向を見遣ると、あァと一人納得して。“ンじゃ、甘党サンの為に行きますかー”とにッと笑み浮かべ手を引き乍綿菓子屋へ足を運んで、)
ッふは、あンまこういう祭り来ないの、?好きそうなのに
( 意外そうな視線を送りつつ、店の前まで来ると、“あ、これ1つ下さい、”と綿菓子を購入して、)
学生の頃は結構来てたけど .. 、最近は一緒に行ける様な相手も居なかったしー?
( ぐぬぬと答えて、相手が綿菓子を購入してくれると"え、ありがと、"と目をぱちくりさせて、)
──
ちーづる、今日は返信がまちまちになッちゃって御免な…、?(しょも、)今日はこの辺で先に寝させて貰うな、待ってたとしたら本当御免…ッ( 両手合わせ、)それじャ、お休み、
ふゥん、?じャこれからは毎年行けンね?
( くすッと悪戯に笑い乍そう述べると“ン、俺にも味見させてー、”と口を小さく開け、)
──
打ってる間に返信してくれてたからこれだけ送る(んへ、)いつも、遅くまで有難うな、…また明日、( 頭撫で、)
ン 、そうだなー 、
( 相手の言葉に嬉しそうに微笑み、"ん、"と綿菓子を一口サイズにふわリととって相手の口許に持っていき、)
____
おはよ 、昨日そのまま寝落ちしてたー( しょも、)今日も宜しくッ、あ、あとまちまちでも返事くれるだけで大分嬉しいから気にすンなー?( にま、)
んむ、…っふは、やっぱ甘いわ、
( 耳に髪を掛けると相手の手許から食べ、口の中に広がる粗目の甘さに思わず笑ってしまうと、“千鶴好きそう、”と口内で溶けた綿菓子を飲み込みながら笑って、)
──
はーよ、寝落ちはお互い様だし気にすンな、俺もするし、( きりッ、)おー、今日も宜しくなァ(掌ひらリ、)マジ?そう言って貰えると助かるわ(んへ、)
んは、知ッてる、もう一口──…、んあ?
( 相手の綿菓子を何口か摘んでいると、後ろから他大学の友人が自身の名を呼んでいて。思わず繋いでいた手を離し、近付いてきた友人に“誰、?”と視線の先の人物を聞かれると“あー…、友達、”とへらリと笑って、)
ん 、?…どーも 、
( 手を離されると不思議そうにしたが何となく理解して一応会釈をして、相手に"友達"と言われると頭では仕方ないと分かっていても大人気なくむッとしてしまい、)
──ッはは、うん、おー、またな。
( デートを遮り、絡んで来る友人に若干の面倒臭さを感じ乍適当に相手をして。相手への余計な詮索を阻止すべく、相手の前へ背を向け立つと友人の話に笑い乍相槌を打って。然し其れは相手から見ると隠すような行為に見え、良い気分の態度とは言えず。友人との話が終わり、その場からいなくなると“お待たせーッ、”と相手の気持ちなどは露知らず、にぱッと笑顔で振り返って、)
…ん、随分楽しそーだッたじゃン、
( 仕方ないとは思いつつも自分を差し置いて楽しそうに友人と話す相手に嫉妬心を覚え乍、自分を隠す様にも思えた相手の行動にもむッとして何やら浮かない顔でぶっきら棒にそんな事を云ッて仕舞い、)
ン、?あー…、まァな!、
( 相手の態度と言葉が一致していないにも関わらず、にへッと場違いに笑ってしまうと“ンね、次何処行く?”と、再び手を取ろうと近付けて、)
ッ、
( 自分の真意が相手に伝わっておらず、よりむッと来ると自身の手を取ろうと伸ばされた相手の手をあからさまに払い除ける様にしてしまい、)
…、?千鶴?
( 払い除けられた手に視線を向け驚いたように目を開くと、相手の様子が普段と違う事にようやく気付いて。ドクドクと嫌な鼓動を鳴らし乍“どうした?、”と問うように顔を覗き込むと名を呼んで、)
ッ、…ちょッと待って、何でも無く無いでしょ、
( 笑みを浮かべる相手に自身が何かやらかしたのでは、と眉を顰めると震える声色を聞き其れは確信へと変わり。周りの声を耳障りに感じれば、小さく舌打ちをすると共に有無を言わさず手首を掴み、足早にひっそりと佇む境内へと足を運び上記を述べて、)
ッや 、おい .. 、
( 手首を掴まれ連れて行かれるとムキになると止まらなくなると思い、出来るだけ冷静に"だからなンも無いッて云ってんじゃん、…ほら戻ろ、?"と無理矢理笑ってみせ、)
…嫌だ、言うまで離さないし行かないから、
( 貼り付けたような笑顔の原因が自分だという事に悶々とした苛立ちを覚えつつ、きッぱりと答え。ぎゅッと手首を握り乍相手を見下ろして、)
ッ .. 、…さッき、何で俺の事隠す様な事したの 、
( 俯いて小さくそう呟くと顔を上げて相手の目を見て、"手ぇ離したのも、友達ッて云ったのも .. 、別に仕方ないと思ったけど、別に隠す必要は無かったじゃン、" と少々不機嫌そうに云い捨てて、)
…?、ッあ!、其れは…、千鶴の事を彼奴等に色々訊かれたく無かったッつーか…
( 相手の指摘に一瞬疑問符を浮かべ、先程の出来事を思い出すと咄嗟に出た自身の行動を思い出し声を上げ、“成程…、”とやっと相手の行動に合点が行き。ガシガシと後頭部を掻き乍説明し、)
…あれちょッと寂しかった、
( 若干むくれ乍ふいと顔を背けて少し間を置くと、"…はァ 、俺かッこわる .. 、"としゃがみ込んでぽりと首を掻いて、)
ッあー…、
( 相手に此処迄言わせてしまった事に対し呟くように唸ると、しゃがみこむ相手に“格好悪くない、…御免な、”と此方も腰を下ろし視線合わせて、)
…ううン 、俺も御免、
( 蹲るようにして腕に顔を埋め、ちらと目線だけ相手の方に上げ。"あと俺の前であンま他の奴と楽しそうにしてンの見たくない .. 、正直めッちゃ妬いた、御免、"とバツが悪そうに呟いて、)
…千鶴悪くねェから、ンな落ち込むな
( つんッと上げた額を食指で小突くと、呟く相手にこくリと頷き、“ン、千鶴といンのが1番楽しい、”と微笑浮かべて、)
良かった、…千鶴は周りにバレるの、迷惑だッたりすンの?
( ほッと胸を撫で下ろし/以前、保健室での接吻の件を思い出し相手に“見られたら”と言われた事を少しは気にしているようで。“…その、センセーだし、”とぶつぶつと呟き、)
あー 、まあ立場としてはまずいトコあるけど .. 、俺としては迷惑とかは全くない 、
( きっぱりとそう云ッて 、"あー .. 、俺が先生してなければなァ、"と項垂れて、)
ふは、千鶴がセンセやってたから好きになッたンだし、それはイーの、
( 項垂れる相手に微笑浮かべると、“…じャ、周り気にしなくても良い感じ、?”と手をひらひらとさせて、)
よっしャ、じャあもう好き勝手するー、
( 小さくガッツポーズをするとヘらリと笑み浮かべて。一頻り話終え辺りがしんと静まると、“…あッ、どーする、?祭り戻る?”と首を傾げ、)
んー、もうそろそろ始まると思うン…、
( 言い掛けた最中、大きな破裂音と共に夜空に華が咲いて。“おッ、始まったー、!”と声を上げると相手をちらリと見て、)
おー…、
(ドン、ドン…、と大きな音が辺り一面に広がると自身の鼓動と共鳴してるかのように感じられて。花火に視線を奪われている相手を、柄にも無くぼうッと見て、)
ンな、…すッごい綺麗だと思うわァ
(主語は敢えて言わず、訊かれたとしても流石に気恥ずかしく感じてしまい答える事はしないものの、視線の先は花火ではなく相手を捉えていて。にッと笑みを浮かべる相手に双眸緩め笑みを零し、)
だよなーッ 、
( 相手の真意には気付かずに只同意してくれたと思い嬉しそうに微笑ンで、"お前と来れて良かッたわー 、"と幸せそうに呟いて、)
…ン、そーだな、?
( 自身の言葉を純粋に飲み込む相手にくすッと笑みを浮かべると、絡んだ指を自身の口許まで持ってきた後、甲に口付けを落として、)
…ンね、?
( 双眸細め、小首を傾げるとゆッくりと顔を遠ざけて、)
──
ちーづる、今日も有難うなッ、今日はもう眠たくて頭回ンねェからこの辺で切り上げさせて貰うわ…、(うと、)寝落ちして返信待たせンのも悪ィから、今日は先にお休みッて言っとくなー…( ベッドぼふッ /すぅ、)
おー .. ッ 、
( 恥ずかしそうに頬を紅くして、)
____
おッ 、りょーかい( にま、)お休み、また明日なッ( ふにャ、)
…おッ、もうそろそろクライマックスだな、
( 打ち上がる大輪の華が色を増していき、最後には垂れ桜のような花火が尾を引くように地へと流れ、“おおーッ、”と感嘆の声を上げ、)
──
おはよーッ、今日も宜しくなッ( にッ、)
お 、すげェー .. 、
( 見入る様に華咲く夜空を見上げて、綺麗な花火に思わずぽつリと言葉が出て、)
____
はよ 、此方こそ宜しくなッ!( にま 、)
…あーあ、終わっちゃったな、
( 夜空に消えていく火花を名残惜しそうに見続け乍ぽつリと呟き、)
──
悪いッ、滅茶返信遅れた…、( しょも、)
だなー .. 、
( 此方も物寂しそうにつぶやくと 、繋いでいる手をにぎにぎと確かめる様に握って “来年も来ようなー 、"と相手をにッと見詰めて、)
____
ン、お疲れーッ、大丈夫だから気にすンな( 頭撫で、)
!、…おー、約束ッ、
( 手を握られると嬉しそうに絡めた指を握り返し、口角をにッと上げ“ンじャあ帰るかァ、”と見詰め返して、)
──
おーサンキュ…、疲れた、( 撫受、/目瞑り、)
ンで、もうッ?って感じなんだケド、場面展開どうすッかー…。( むむ、)
ン、約束ーッ .. 、帰るかー 、
( 見詰め返してくれた相手に満足気にして、おうと頷いて、)
____
ん、( にッ、)
どうするかー .. 、凉はなンか起こしたいイベントとか展開あッたりする?( 首傾げ、)
おー、今度は何処行くかァ…、
( 相手の手を引き“んー、”と顎元に手を当て乍考え、)
──
んー…、どッちかが風邪を引いて看病する、千鶴の前付けてたピアスの贈り主についてのフラグ回収…、とか、?なンか前、意味深だッた記憶がある、(ふは、)
ンー .. 、俺別に何処でもイーよ 、
( 少し考えると"凉と一緒ならなンでも良いしー、"と何気無く呟き、)
____
おーッ 、どッちも有りッ、!( にまッ、)
ッ…、ホント、そういうトコ…、
( 相手の呟きにぴくリと反応すると溜息混じりにやや頬を染め、ふぃッと顔を逸らし、)
──
お、やッた、!ンー…、千鶴はどッちでも良い感じ?( 首傾げ、)
ふは 、えー?
( くすくすと笑いを溢し乍逸らされた顔を覗き込む様にして、)
____
ン 、俺はどッちでもー( ぐッ、)
ああもう、なンでもないッて!、
( 覗き込む相手の髪をわしャりと撫で乍視線を外に向けさせて、)
──
ンー、じャあ取り敢えず前者でッ!(にぱッ、)
はいはいセンセー質問です、センセーは患者役と看病役、どッちが良いですか、!( 挙手、)
ぅわッ 、そーですかァ 、
( 相手の反応にくすリと笑い乍、)
____
りょーかい、( にッ、)
ンー .. 、そりャあやッぱ看病役でしょッ、( きリ、)
はー…、…ッあ、
( 歩を進めていくと、先程の友人が相手の背後の少し先に見え。ぴたと足を止め何かを思い付くと、“…千鶴、俺の方見てて、?”とにやリと笑み浮かべ、)
──
おッ、じャあ俺は甲斐甲斐しく千鶴に面倒見てもらおーッと、…俺に喰われンなよ、?(にしし、)
…?、ン 、なにー?
( 不思議そうにし乍も相手に云われた通りに其方を見て、)
____
はーいッ 、( にま、)ン、気を付けマース 、(くすリ、)
ン、…そうそう、
( にま、と笑み浮かべ顎に手を伸ばすと不意に顔を寄せ口付けをし、反抗するであろう両手を繋いでしまい、)
──
ン、…じャあ適当な所で俺が場面展開してもイーか、?( 首こて、)
ッん…、ふは、なァんかしたくなッちゃった、
( ぺろリと相手の唇を舐め見せ付けるような口付けをするとゆッくりと離し。戯け乍そう云うと、胸中に顔を埋めるよくに抱き締めて。一部始終を見ていた友人と視線を合わせ、食指を口許に立て“シー、”と、)
ンー…、?仲直り記念…的な、?
( 甘えるような相手の行動にぽんぽんと頭を撫で乍応え。口をはくはくと動かした後そそくさと消えていった友人を確認した後、相手を胸中から解放してやり、)
んはッ、イーの、…夏は虫が良く湧くし、
( 牽制の意味を込めぼそッと小さく呟くと“ンじゃ、盛ンなッて言われる前に行くー、”とケラケラと笑い乍歩き出して、)
うッわ、ひッでーの、
( けらリと軽快に笑みを見せると相手の自宅が見えてきて、“ンじゃ、また学校で…だね、”と名残惜しそうに云って、)
──
千鶴ー…、眠ィ…( うと、)もう千鶴を抱き枕にして寝たい位だわ、…一緒に寝ない?、( 唐突、)
多分、御前の返信の後に場面転換すッから、今日はこの辺で寝るわァ…、今日もあンがと、千鶴もお疲れサンな、( くァり、/ 頭ぽん、)
褒めてンだよーッ 、
( くすと笑い/"ン .. 、楽しかったー 、また学校でッ、"と寂しい乍ににまと笑って、)
____
ふは 、好きなだけ抱き枕にしてどーぞッ( くす 、)俺も寝るわー( うと、)
ン 、有難うなー、お休み 、( 撫で受け/ふにャリ、)
───…失礼しまァす、センセ居るー?
( 花火大会の数日後、授業終わりの夕刻にいつものように保健室に足を運んで。数度のノックをした後引き戸を開けると、足を踏み入れ相手が居るかを確認して、)
──
はーよ、よく寝れたーッ、(伸び、)早速、場面転換してみたけど若し想像と違うようだったら練り直すから言ってなァ( へらリ、)ンじゃ、今日も宜しくッ(にッ、 )
_____ンー?どうしたー、?
( 眠そうに欠伸を零していると戸が開いた音がして相手に声を掛けられて、)
____
はよーッ 、俺もよく寝れたー( にま 、)宜しくなーッ、?
ふは、ンじゃ好きモン作ったげるー、
( 吊られるように笑みを浮かべ、何時もの調子で其方に近付こうと立ち上がると“──ッうあッ、?”とくらリと蹌踉けて、)
お 、やッたー .. 、っうお!
( 蹌踉けた相手を咄嗟に受け止めて 、"ン ..、?お前なンか熱くね 、?"と違和感を感じて、)
っとと…、ン…、?そう、?
( 蹌踉けた自身に吃驚しつつ受けた相手の指摘にきょとんと首を傾げて、“…あー、確かにちょッと頭痛い…かも、?”と、んへッと気の抜けた笑みを浮かべ、)
おいおい .. 、風邪引いてンだろ 、
( 苦笑いを浮かべ 、相手を再びベッドの傍に座らせると体温計を渡して熱を測る様に促して、)
ンは、気の所為かと思ッて、
( 僅かに朱に染まった頬をぽりと掻くと、体温計を受け取って。暫くして通知音が鳴り確認すると“んー…と、37.8だッてー、”と、相手に画面を見せ、)
よく熱あって普通に過ごせたな .. 、取り敢えず一時間位寝とけー 、そしたらタクシー呼んでやるから 、
( そう云うとゴソゴソと氷枕を出して "ンー 、冷えピタも貼りたい?" と相手に問い掛けて、)
はは、ほら…愛の力ーッて奴、?
( 戯けたように両手でハートマークを作って見せるも、自覚してからは怠いようで“ン…、あンがと。あ、冷えピタちょーだい、”と前髪掻き上げ目瞑り、)
ン…、あンがと、
( 気持ち良さげに撫で受け、御礼を述べると氷枕に頭を乗せ横になって。数度小さく咳をすると静かに目を閉じ、)
、?…わーッたよ 、
( 眉を下げくすリと笑い、ベッドの側の丸椅子を寄せ其処に座ると "何処も行かねェから、な?" と柔らかい笑みを浮かべ、)
ンは、それ気持ちイ…、
( 自身の体温が上がっているのか、相手の手が冷たいのかは定かでは無いが、頬撫でる手に擦り寄り双眸細めて、)
_____ ンー .. 、
( 相手が眠れたのを確認するとほッとして / 小一時間経ち、日が落ちて来たのを見ればそろそろタクシー呼んどくかとベッドから離れ電話をして、)
ン、ぅ、…?
( 相手の話し声が聞こえるとゆッくりと瞳開き、暫く夢現の状態で。相手が電話中だと気が付くとむくリと上半身を起こし、静かに仕切りのカーテンを開けるとぼーッと相手を見遣り、)
…ン 、?あ 、目ェ覚めた?おはよ、
( 電話が終わり振り向くと相手の送る視線に気が付いて、"タクシー20分くらいで来れるってー 、"と微笑み)
んー、起きた、…はァよ、
( 先程寄り幾分か顔色が良くなると緩く笑みを浮かべ“…んッ、あンがとー、”と短く御礼を述べて、)
おー 、一応もッかい熱計っとけー 、
( 先程寄りマシになった顔色を見るとほッとしたように柔らかく微笑み体温計を渡して 、少し間を置けばそういえばと" …ンあ 、俺も帰り付いてくからー .. 、ッつーか心配だから俺もお前ん家行くからー 、" と当たり前の様に云い放って、)
ふは、流石保険医ー、
( 頼りになる相手にくすッと笑みを浮かべると、体温計を受け取り体温を測り。次いで出た言葉には予想外だったのか“ッへ?!…マジで?俺センセッちみたいにお洒落じゃ無いンだけど…、”と驚いたように声を上げ、もごもごと口篭り、)
伊達に保健医してないンでねー 、___ふは 、別に気にしねェよ 、そもそも俺ん家だッて大してお洒落でも綺麗でもねェしなーッ
( そう云ッてにししと笑みを返すと、" それとも凉は俺に看病されンの嫌?凉が如何しても家に上げたくないッてンなら俺も普通に帰るけど、"と態とらしく付け足して、)
…ゔ、その訊き方狡……、
( 相手の付け足された言葉に言葉に詰まってしまうと勿論答えは決まっていて。観念した様子で“じャあお願いシマス…、”と頭を垂れ、/ぴぴッと体温計が鳴ると数値を確認し、“センセー、37.5だッて!もう治ったかもッ、”と阿呆な事を述べて、)
ン 、俺はセンセーである前に御前のコイビト何だからそうやッて甘えときゃイーの、
( そう云うと少し背伸びをして相手の頭をぽんと撫でて、相手の阿保な言葉を訊くと"はいはい天沢クンは熱で頭迄やられちゃッたのカナー、早く一緒に帰ろうネー、"と適当にあしらい乍も帰る支度をするよう促して、)
ッ、あー…、ン…、
( 普段ならスキンシップをとり乍言い負かしてしまう所だが、体調的に其れも叶わず、相手の言葉に嬉しいような擽ったいような気持ちを覚え撫で受けて。適当にあしらわれると“うわッ、センセ冷た…、俺熱下がったカモ…、”とぶつぶつ文句言い乍ぺりッと冷えピタを取り帰り支度を始めて、)
んーッと .. 、
( 相手にいつもの調子で来られない若干のむず痒さを感じ乍、仕事のやり残し等が無いか一通り確認して自身の荷物を持ち保健室の鍵を手に取れば "よーし 、行くかー、"と相手を見遣り、)
お、お疲れー、…はァい、
( リュックを右肩に背負い、相手の側に歩み寄るとにへらッと笑い、)
──
千鶴に看病されンの有りだわ…、俺得ー、(こくこく、)…でも御前は寂しくなッちゃッた?(にやリ、)
ンで、もう瞼が閉じそうだから今日はこの辺で…(うと、)本編だと今あンま動けねェから少しだけ…な、?( 抱き寄せると軽く口付けて、)…それじャ、お休みッ!風邪引くなよー、( 布団掛け、)
おーッ 、
( 保健室を出ると鍵を閉めて、相手の手を取り指を絡めて足を進め、)
____
ふは、そりャ良かったー 、( へら、)なッ 、るせー .. 、( 目逸らし、)
ン .. 、( 目を丸くさせつつ受け入れ、)お休み、( ふにャり、)
ン、…あー、そうだ、俺ン家甘い物ねェかも…、
( 手を握り返し隣に並び歩くとはッと気がついき、空いた片手で額に手を当てて、)
──
おーはよ、今日も宜しくなッ。…それと、あまァい展開に持ってきたかったら千鶴から誘ってくれりャあ途端に元気になるから、まァ…いつでも?(にた、)
ふはッ 、ンなの別にイーよ 、
( 相手の様子を見るとくすッと笑いを溢して、)
____
はよー、宜しくッ…ンえッ !( 顔紅、)おー 、りょーかい ッ( ぽリ、)
あっ、えっとー…、───まで、お願いします、
( 口篭る相手にはたと気付くと、タクシーに乗り込むと運転手に向かいミラー越しに視線合わせ住所を伝え、軽く会釈して、)
ンー、?…センセがこーしててくれたら辛くない、
( 相手の問いにこくリと頷くと微笑浮かべ、手をにぎにぎと握り乍車に揺られて、)
ン、そうー、
( 擽ったそうに撫ぜられ、自宅が車窓から見えてくると“ンあ、そこッす…、はい、”と2階建てアパートの道路脇へと駐車してもらい、“此処ー、”と視線でアパートを指して、)
うあ、…タクシー代あンがと、今度何か奢るわァ、
( 相手の好意に眉尻を下げ御礼を述べると、ぺこリと頭を下げ降車し。ポケットから自宅の鍵を取り出し乍“千鶴、こッちー、”と階段を登り、2階の角部屋へと案内して、)
ンは、見た目ボロいけどなァ、
( 部屋の鍵を開け“どーぞ、”と先に入るように相手を促すと、中は1Kのこじんまりとした小さな部屋が広がっており、洗濯機や冷蔵庫、ベッド等必要最低限の物のみ置いてある殺風景な部屋で、)
お邪魔しまーす .. 、うぉ 、綺麗にしてンのな 、
( 中に入りちらと部屋を見回すと不意に相手の部屋に来たのだと意識して仕舞い、いつもとは逆の境遇に内心少し緊張が走り、)
んは、そう?……って、なァに、
( くすくすと笑みを洩らし乍振り返ると何処か緊張している相手に気が付いて。顔を寄せると、“…若しかして緊張してる、?”と冗談ぽく耳許で囁き、)
おー 、…ッ 、
( 図星を突かれると我乍ガキくせェなと思いつつ "…好きな奴の部屋に居ンだから、そりャ緊張もすンだろ ..、" と恥ずかしそうにふいと顔を背けてぽつリ呟き、)
お、当たり?
( くくッと喉を鳴らせて笑い、次いで出た言葉にはどきリと胸を高鳴らせて。ゆらリと揺れる双眸で見詰めた後、“…俺、今頭廻ってねェからさ、…あンま可愛い事言わないでよ、”と相手を壁に押しやってしまうと、肩に額乗せて、)
ッ .. 、…俺が其れを分かッた上で云ッてる 、とかは思わねェの、?
( 壁に押しやられ相手の言葉を訊くと少し間を置いてぽつリと呟く様にそう云い 、)
ッは、…伊達に保健医してないンじゃ無かったの、
( くィと顎を持ち上げるとにやリと笑みを浮かべ煽るような言葉を述べると“──上等、伝染ンなよ?”と、口付けをしようと顔を近付けて、)
私的欲求には勝てませンでした 、
( 相手の煽り言葉に両手を軽く上げて白旗を上げると顔を寄せてくる相手の首に抱きつく様に腕を回すと相手より先に自ら引き寄せられる様に唇を重ねて、幾度と無く甘い口付けの雨を降らせ、)
ッン!、ふ…、
( 普段に比べ積極的とも思える相手の行動に愛しさと興奮が混じり合い、壁に押し付けるように額を掌で覆うと舌を挿れ、貪るように口付けをして、)
──ッと…、だいじょぶ?
( 相手を静かに地に下ろすと抱き締め乍背中をぽんぽんと撫で、)
──
ちーづる、多分お前もだと思うんだけど瞼が限界…。(うとうと、/寝落ち数秒前、)…ッあ!でもッ、俺は未だ欲が溜まったまンまだから明日以降、…楽しみにしてッからな?(にや、)
そンじゃ、遅くまであンがとな、お休みッ( 抱き締め、)
ン .. 、へーき 、
( されるが儘に床にへたリと座り込んで 、抱き締められると反射的にぎぅと抱き締め返して、)
____
ん 、俺も限界 .. 、( うと、/瞼擦、)…ッ 、!はァい 、( ふい、/ 赤面、)
此方こそ有難うなー 、お休みッ、( ぎぅ、)
ン、…ベッド行く?水、持ってくるけど、
( 撫でる手を後頭部へと移すと優しく撫で、)
──
はァよ、良く寝れた?(首傾げ、)ンじゃあ、今日も宜しくな?千鶴と話せンの、今日も楽しみにしてるー、(んへ、)
んー .. 、じャあ一緒に 、
( 少し考える素振りを見せるとそう云ッて、)
____
おはよ 、寝れた寝れた( にま、)おーッ 、宜しくな 、おれも楽しみにしてる( へら、)
ン、一緒に、
( くすリと笑みを浮かべると相手を立たせ、台所でグラスをに水を汲むと、ベッドに腰を下ろし、“はい、お水”とグラスを渡して、)
ン、…良い子、
( 目尻に一つ口付けを落とすと、前髪を梳くように撫でて、)
──
千鶴御免…ッ、どーにも調子が良くなくてちょいとぐだッてた…(両手合わせ、)ほンと、相手出来なくて御免な…( しょも、)
ン .. 、
( 気持ち良さそうに目を細めてふにャと微笑み、)
____
おはよ 、平気だから気にすンなー( 頭撫で、)無理すンなよ 、?( 眉下げ、)
ン、…ちーづる、
( グラスをサイドテーブルへと置くと、首筋を親指の腹で撫で、)
──
ン、はァよー( 撫で受け、)おー、大丈夫ッ(にま、)
…ッ、若しかして、千鶴はもう満足しちゃッた?
( 未だ熱の残っている身体でぎぅと抱き着くと、首筋の上から順に甘噛みして、)
ンー .. 、?…もッと 、
( 相手の背に手を回して抱き返せば暗に"もっとシて、"と催促して 、"あー 、…でも一応病人相手だし 、無理強いはしないけど .. 、"とバツの悪そうにぽつリ呟き、)
ンあ、別にそれは平…、
( 勿論、発熱してる事には変わりないのだが今は感情の昂りが優位に勝っていて。然し、相手の言葉に“平気”と言おうとした口をぴたリと止め“あー…、ンじゃ、俺病人だから、?千鶴が上になって、?”と1度相手を抱きしめた後、相手の横へと仰向けで寝転がると、己の腹を叩き“四つん這いで跨って、?”とにやリと笑い乍お願いして、)
、? …ッ、
( 途中で言葉を止める相手に不思議そうにしていると予想外の言葉を発せられて頬を紅く染め 、"バカ 、"と恥ずかしそうに小さく呟き乍も隣へ仰向けに寝転がる相手の上に跨ると相手の顔の横に手をついて高揚した様な熱っぽい目で相手を見詰めて、)
ふは、真っ赤。…ンで、?千鶴クンは何してくれンの、?
( 高揚した瞳で見詰められるとぞくリと身体が興奮を覚え。今直ぐに口を塞ぎたい衝動を何とか抑えつつ、掌で相手の頬を撫でるとこてンと首を傾げ、笑みを崩さず問い掛けて、)
ン .. 、
( 頬を撫でる相手の手を取ると誘う様にちろリとその掌に一度舌を這わせれば妖美な笑みを浮かべて。一間置くと今度は自分が空いた手で相手の頬をそッと包んで親指で撫ぜてみせ、愛おしそうに目を細めれば顔を寄せて相手の唇に一つ口付けを落として。)
…ッ、ン、
( 相手の行動と妖艶な笑みに喉元を小さく鳴らし、其の儘行動を眺めていると、己の行動の似た行動をする相手に愛しさを感じ。口付けを落とした相手の唇を離すまいと顎を抑え、何時ものように舌を挿れるかと思いきや、焦らすように舌先で弧を描き乍唇のみを舐めて、)
ッ 、んン .. 、
( 何時もとは違う相手の行動にもどかしさを感じると自身の唇に這わされたその舌先をはむと食んで吸う様にすると 、逃すまいとすかさず自身の舌を絡めてみせ、)
っ、んァ…、
( 相手から絡められると新鮮な心持ちで、求められる心地良さを感じて。低音の色香を帯びた吐息を洩らし乍口付けを受け入れると、此方も相手のもどかしさを埋めてやるようにゆッくりと丁寧に絡めて、)
ッ、ふ .. 、ぁ 、
( 相手の方からも舌を絡められれば胸がとくンと高鳴って。暫く静かに水音を立て乍甘く熱っぽい口付けを交わし続けて、)
…、は…ッ
( 静かな部屋で口付けを交わし、水音が鳴り響く中、四つん這いの体制をとる相手の服の中へとするリと手を伸ばし腹部を丸く撫でて、)
ッぁ .. 、
( 不意に腹部を撫でられると相手の何時もより少し熱い体温を感じ乍ぴくリと反応して 、少しするとふと唇を離して相手の首許に顔を埋めてはむはむと甘噛みをし乍優しく舌を這わせて、)
ッ、あ、…
( 相手の予想外の行動に、ぴくリと身体が跳ね、思わず吐息を洩らしてしまい。然し、手は休める事無く臍を撫ぜた後、其の儘つぅと胸板まで這わせて、)
ふ .. 、は、ッ .. 、
( 相手の反応に何だか嬉しくなり時折首許や鎖骨の辺りを吸う様にして数度痕を付けてみせ 、相手の手が胸許迄這わせられると段々と洩れる吐息が熱っぽい物になり、)
ッ、ほら、続けて見せてよ…、?
( 熱っぽい吐息が首許や鎖骨に当てられ、どくリと高鳴ると甘い痛さに目を細め受け入れて。胸板にある両の手は、普段よりほんの僅かに高い体温で胸許の膨らみを包むように優しく撫で、)
ッ 、ンぅ .. 、
( 相手に煽られると首許から耳許へつゥと舌を這わせ、其の儘耳をかぷと数度甘噛みして。相手に触れられた胸許へ意識を向ければ時折小さく腰を跳ね上げ反応して自身もより高揚して身体が熱を帯びていくのを感じ、)
ッぅ…、っンは、かわい…
( 甘噛みをされると、心地よい感覚から逃れるように少し顔を逸らし乍洩れ出る声色を抑えて。跳ねた腰を満足気に見遣ると、ぷくと膨れた突起を優しくきゅッと摘んで、)
ン .. 、ヤだ 、…凉の声も訊きたい 、___ッあ 、
( 洩れる声を抑えられているのに気が付くと拗ねたようにそう云ッて。不意に突起を摘まれ、びくリと反応すると反射的に甘い嬌声が出てしまって、)
ッふは、…こんなに感じてンのに、俺の相手出来ンの、?
( 駄々を捏ねるような“ヤだ、”に嗜虐心が疼くと指先でふにふにと優しく摘み、転がし乍に口角を上げ嬌声を上げさせようとし、)
っるさ .. ンッ 、!
( 煽る様な相手の言葉に僅か乍に反抗の色を魅せようとすると更に刺激を加えられてしまい、びくリと腰を小さく反らして再び嬌声を溢して。)
ンー…?…聞こえない、
( 反抗的な相手が可愛らしく見え、“…千鶴は、優しくて、あまァいだけよりもさァ…こッちも好きでしょ、”と、そう云うと同時に指先は摘むのを止め、突起を食指で弾き、ぐにッと強く押し込むと痺れるような感覚に落として、)
ッ…、“や”…なの?ホントに、?
( 項垂れる度に掛かる甘い吐息に目を細めつつ、節に出た言葉を拾い上げると意地悪に口角を上げ、ぴたッとその手を止めてしまい、)
.. 、分かッてンくせに 、
( ちらと相手を見遣るときゅぅと相手の服を掴み、そう悪態を付き乍もその声音と目線は相手を求める様に熱っぽいもので、)
あは、…言わせたいだけ、
( くすリと笑みを浮かべると、かりッと爪先で突起を掻き、転がすように弄って。もう片方の手はするりと腰元に伸び、)
ッぅ 、…ほンッと、意地の悪ィ奴 .. 、
( 火照る顔をふいと背けて手の甲で口許を抑えつつも相手に与えられ続ける刺激に反応を見せながら甘い声を洩らして、)
んー…?…“それも好き、”なんじゃねェの?
( 腰許に伸びた手は尾てい骨をつゥと撫ぜ其の儘前へと手を移動させると、腿の際どいラインをなぞって、)
んー…?…“それも好き、”なんじゃねェの?
( 腰許に伸びた手は尾てい骨をつゥと撫ぜ其の儘前へと手を移動させると、腿の際どいラインをなぞって、)
ッ、ほンと、…喰いたくなる反応、…
( 相手の反応に感情の昂り感じると、直ぐにでも体勢が崩れてしまいそうな相手に、“沈むなよ、?”と笑い乍内股を厭らしくなぞって、)
ン…、は…もッと欲し、
( 耐える姿を此の儘眺めてみたい気持ちと己の欲を吐き出したい気持ちが拮抗すると、項垂れる相手の首筋をがぶッと強く噛んで、)
いぁッ、!ちょ .. 、ン 、
( 不意に与えられたびリッと強く痺れる様な感覚に腰を抜かして仕舞い。その感覚は痛い筈なのに相手に与えられているモノだと思うと其れすらも快感になってしまい、きゅッとシーツを握り堪え、)
…ッはァ、…も、そろそろ限界なンだけど、
( くッきりと付いた歯型を見遣り、腰を抜かした相手を強く抱き締めると自身の身体は顕著に反応を示していて。理性も効かず腰を抱き寄せると其れを押し当て、荒い吐息で相手を求めて、)
ン 、…俺も 、
( 抱き締められれば相手方の首許に顔を埋めて。腰許にソレを押し当てられると自ら誘う様に腰を擦り寄せて、ぽつリとそう呟き、)
…ン、嫌ッて言ってもやめねェから、
( 優しく、と意識している暇もなくボトムスを脱がせると脚を大きく開かせ、淫らな体位の相手に欲を吐き出し、何度も行為を───…)
_____ はァ 、…お前体力有り過ぎ 、其れで風邪気味とか嘘デショ .. 、
( 何度も身体を交えた後 、相手の隣に横に成れば相手の胸に擦り寄るように抱き着き乍くすと笑ってそう云い、)
──えぇ、?ほら…、汗かくと良くなるって聞いたような聞いてないような、?
( 胸中にすッぽりと収まる相手の頭を撫で遣ると、“…可愛かッたよ、?”と柔らかく笑みを浮かべて、)
──
ちーづる、今日もあンがとッ!、キリ?も良いしそろそろ眠気も来てッから、一緒に寝よーッて誘いに来た、( にぱッ、)
ン 、…恥ずいから辞めろッて 、
( 照れを隠すようにぎゅゥと相手に抱き着く力を強めて、)
____
ん、此方こそあンがと 、( にッ、)おッ、俺も声掛けようと思ってたらトコだし一緒に寝るかーッ 、( くす、)
ッふは、ソレ隠してるつもりなの?
( 只自分から見れば甘えてるようにしか見えない相手の行動にくすッと笑みを浮かべて。然し風邪気味の事もあり小さくクシャミをすると暖を取るように抱き締め返し、)
──
おッ、やッたー、千鶴と寝ンの好きー(にへ、)…ンじゃ、ゆッくりお休み…な?( 額口付、 )
るせェなー 、
( くすリと笑みを溢し 、相手がくしゃみをしたのに気が付くと"ンあ 、無理して無い?ヘーキ、?"と心配そうに、)
____
俺も凉と寝ンのすき、( くす、)明日も宜しくなーッ 、お休み、( ふにャ、)
んッ、ヘーキ、
( 鼻を擦るとにへッと笑い、相手に薄布団を掛け、“千鶴あッたかいし、”と緩く抱き締めて、)
──
はよー…ッて言うよりもう今日はだけど、(頬掻き、)
あ、そうだッ。千鶴、次の展開どするー、?今回の展開俺得だッたから、御前の希望も有ればと思うんだけど…、( むむ、)
なら良かッたー 、
( 相手の言葉を聞くと安心した様子で相手に擦り寄って、)
____
だなー、( くす、)
ンー .. 、又無難に別の場所にデートとかでも良いしなンか学祭とかのイベント起こしちャうのも有りー、?( 考え、)
ン、じャあ…そろそろ寝る、?
( ぽんぽんと等間隔で髪を撫でると、こてンと首を傾げて、)
──
おッ、学祭有りかも?あーでも…、センセと俺でどうやッて話を展開するかが難しいトコだな…(うーん、)
ン 、寝るかァ 、
( 顔を上げるとふにャと笑みを浮かべて、)
____
んー 、そうなンだよなァ .. 、( ぐぬぬ、)
ン…、はァい、
( 顔を上げた相手の前髪を横に流すと額に口付けして、)
──
もし一緒に見せ物を廻るンなら、センセの巡回に合わせてとか…、?少し無理が有るかー…、?( 顎元に手を当て、)
お休み 、
( 目を細めそう云えばくァリと欠伸を溢して、)
____
だなー .. 、難しいなァ( んン、)
もし凉が他にもやりたい展開あるなら其れでも全然良いし、!
お休み 、
( 目を細めそう云えばくァリと欠伸を溢して、)
____
だなー .. 、難しいなァ( んン、)
もし凉が他にもやりたい展開あるなら其れでも全然良いし、!
ン、お休みー…、
(欠伸を噛み殺し乍片目に涙を浮かべると、目を閉じ眠りについて、)
──
ンー…、じャあ、この前言ってたセンセのピアスの贈り主のフラグ回収はど、?もし、千鶴の方で設定が固まってンならの話なンだけど…、(首傾、)学祭の展開もしたいからちょッと考えてみる、!
それと、明日ちょッとだけ早いからそろそろ寝るな…(眉下、)今日あンま顔出せて無いのにホント御免…( 溜息、)こンなだけど、懲りずに相手してくれると嬉しいわ。…それじゃお休み、!( に、)
おー .. 、
( 相手が目を閉じたのを確認すると自身も目を閉じて寝息をたて .. ___、)
____
おーッ 、じャあそうするかッ、りょーかい、( にま 、)
ンな事気にすンなー?俺だッてレスまちまちだッたりするし其処はお互い様ッて事で大目に見てな 、( くす、)之からもお互い気長に宜しくなッ( ふにャ、)…ンじャお休み、( ぎぅ、)
───、
( 朝、相手より一足先に起床すると台所へ立ち簡単な朝餉の支度をしていて。熱もすっかりと下がると顔色も良く、鼻歌交じりに調理をし、)
──
そう言ってくれるとホント助かるわァ、勿論、これからも宜しくッ(抱き着き、)
ンじゃ、ピアス路線?に決定した訳だけど…、流れの大筋だけ決めとかねェ、?其れとも、流れに合わせてやる感じにする、?千鶴の動かし易い方法教えてくれ、(にま、)
____ ン .. 、?
( 少し遅れて起床すると 、隣に相手が居ないと思えば寝起きでぽわぽわとした儘くるリと部屋を見渡して。朝餉の支度をしている相手に気が付き、ベッドから降りると邪魔にならない程度に背後からそッと相手の腰に手を回して抱き着いて、)
____
おーッ、( にッ、)
どッちでも大丈夫だけど、まァある程度流れ決めといた方が多少は楽だよなーッ 、( ぐぬぬ、)
ッわ、起きた?おはよーサン、
( 不意に抱き着かれると驚いた声を小さく漏らし、視線は食材へと向かった儘だがその顔は穏やかに笑みを零していて。回された手を片手で覆うとすリと撫でつつ優しい声色で問い、)
──
だよなァ…、ピアスの贈り主に関する物を俺が見つけて、それを千鶴に尋ねる。…みたいな出だしが無難かなッて考えてンだけど、今の時点で贈り主に関して俺は知らないから、正直な話…千鶴任せの展開になッちゃいそう何だよな…。だから、千鶴が良けりャ何だけど、贈り主についての設定を教えて貰って、ンで展開を考えンのとかど、?( 首傾、)
ン 、はァよ 、
( 此方も柔らかい笑みを浮かべて、抱きついたまま相手の肩に顎を乗せ相手の手元を覗くようにして"なに作ッてンのー 、"と問い掛けて、)
____
おッ、りょーかい。一応考えてたのは 、元々ピアス穴が学生時代に好きだった奴と一緒に開けたモノで例のピアスは其の時貰ったセカンドピアス .. 、みたいなまァよく有る感じー、( 頬掻き 、)
ンーと…今日はハムエッグとトースト、後コンソメスープ、!
( 手元を覗き込む相手に見易いようフライパンを傾けると中のハムエッグを見せて。肩に乗っている方の手で頭を撫でやると、顳?に軽い口付け落として、)
──
おッけ!ンじゃ其れで行くとしてー…、どう展開するかだよなァ。千鶴はこンな方向性の話がイーッていうの有る、?(首こて、)
お 、旨そう 、
( おおと感嘆した様子で目を輝かせると冗談っぽくけらリと笑い乍 "流石俺のお嫁サンーッ、"と呟いて、)
____
ンー .. 、俺的にはどンな展開でも楽しめそうかなァと思う、凉が贈り主に関する物を見つける所からでも 、失くしてたピアスが見つかる所からでも、贈り主と遭遇しちャうのとかでも結構どンな流れでもイー感じに持っていけそうだしッ、( 考え、)後は凉がやり易かったりこういうのがイーッていうの有れば合わせるしー、!
だろー、?もう出来るから待ってて、
( トーストが焼けるとハムエッグを上に乗せ、スープを2人分乗せて。相手の冗談に対しては、“えー、?夜では千鶴が嫁サンだけどー、?”とクツクツと笑みを零して、)
──
おッ、りょーかいッ。今千鶴が提案してくれたのだと、遭遇ルート面白そうかも、?ンで、ちょッと途中まで話の流れを考えてたンだけど、長めになッちゃった…。これの続きが浮かばないんだけど、ちょッと見てくんね、?( ↓ )
前提/千鶴が過去好きだった贈り主が今になって千鶴にメールやら電話やらで連絡してくる。贈り主は若干依存ストーカー気質の成人男性。千鶴と自身の恋仲関係も調査済み。
展開/贈り主から交際を何度か申し込まれ、のらりくらりと交わしてきた千鶴だが、痺れを切らした贈り主が「“先生と生徒”の間柄を学校側に連絡する」と千鶴に脅迫する。それに対し千鶴は──
──みたいな、?俺の頭ではこの位しか展開が思いつかなかった(苦笑、)もし、もっとフラットな感じが良いなら考え直してみるし、!
──
今思い付いたけど、俺が贈り主に接触して、脅迫されるパターンでも面白いかも、?「センセのイメージ悪くなるから」ッて千鶴に相談もせずその場でOK仕掛けて、その場にたまたま居た千鶴が贈り主にキレる。みたいな、!
はーいッ 、
( 幸せそうに頬を緩ませて。相手の言葉にくすリと笑うと"別に俺が上でもいいンですけどねー、?"と揶揄うようにして、)
____
おーッ 、面白そうな展開ッ、( ふむ 、)全然其の展開でありー、( まる 、)ンじゃあ其れで細かい所は流れに任せてー .. 、とかで行くかー、!
ン、じゃあ冷めないうちに食うぞー、
( 頬緩める相手に嬉しそうな表情を見せると、テーブルへと並べていき。意外な発言にくすリと口角を上げると、“へェ…、じゃあどンなに強請ってもやンねェからな、?”意地悪に言って、)
──
おッ、さんきゅ、!…あ、どっちのパターンで行く、?前者のパターンか、下げで言った後者のパターンか、…(うむむ、)
細かい所は流れに任せンのさんせーいッ(にま、)
ン 、頂きまーすッ
( 相手の言葉を聞けば"ソレは寂しーからやッぱ遠慮しとくわー 、"とけらけらと笑い乍そう云ッて、相手の用意してくれた料理を食べ始め、)
____
ンー .. 、無難に前者のパターンかなァ、?( 首傾、)
ふは、だと思ッた。…ンで、お味は、?
( 相手が食べ始めると此方も両手合わせて挨拶をして。此方もトーストをぱくリと1口食べ乍首を傾げて、)
──
御免…ッ、寝落ちてた、!(眉下、)おはよッ
お、りょーかいッ。ンじゃあ、前者で話を進めていこうと思うンだけど、どッから始めよ、?
ン 、勿論美味しいッ 、
( 食べる手を止めてにッと笑みを浮かべて、)
____
はーよッ 、( にッ、)
ンー .. 、やッぱ前兆からやる方がやり易いかなー、?( 首傾げ、)
ふは、流石俺ー、
(ケラケラと笑みを浮かべると、嬉しそうに食べる姿見遣り、)
──
おッ、りょーかいッ。そンじゃ、時間軸的に数週間後位から初めてみる、?迷惑メールやら電話が来るトコ。そッから俺いつ出てくるか悩み所だケド…、(うーむ、)
流石流石ー 、
( ふはと笑い"俺も料理上手くなりてェなー 、"と云い乍も食べ進めて、)
____
だなー 。んン 、どーするかァ .. 、( ぐぬぬ、)
おッ、んじゃ今度一緒に作る、?
( 相手の発言に目を丸くするとにまッと笑い、“勿論、千鶴メインで、”と付け足して、)
──
ンー…、合鍵使って、先に部屋の掃除して千鶴を待ってる途中でピアスを発見。贈り主の電話を対応し乍帰ってきた千鶴に何となくその事を聞いてみる…とか、?
それか、俺は一旦退避しといて、贈り主役になって千鶴を呼び出して、脅迫の場面まで俺が贈り主にccしてもイーし…、(2本指曲げて思案し、)そのパターンだと贈り主に対して俺がキレるような展開にもッていきそうだけど、(苦笑、)
おッ 、まじー?作る作るッ、!
( おおと目を輝かせて嬉しそうにして頷き、)
____
お 、俺的には全然どッちも有りーッ( まる、)強いて云えばまァ凉が居ないのはちと寂しいトコもある、( むむ、)
ふはッ、じャあ…そうだな。ホットケーキとか、?超簡単だし、千鶴好きッしょ?
( 嬉しそうな相手に吹き出すように笑うと、何を作ろうか暫し悩むと頬杖を付き柔らかく笑い、)
──
わ、何そのちょッと嬉しい理由。そんなの前者一択だわァ( 頬緩め、)じャ、ちょッと千鶴に展開委ねるような形になりそーだけど、前者でやッてみてい、?( 首傾げて、)
うお 、すきー 、
( 相手の提案ににまと笑みを浮かべてうんうんと頷いて、)
____
ン 、我儘で御免なー、( くす、)了解したーッ( ぐっ、)
ン、!それじゃ、今度のデートの時に、?
( 大きくこくリと頷いた後、両手を合わせ“ごちそーサン、”と食器を重ねて、)
──
全然ッ、寧ろ展開の話、長引かせちゃッて御免なァ。…あッ、本編はキリの良いトコで切り上げてもらッてイーから(に、)
おーッ!よっしゃァ楽しみー 、
( くすリと笑みを溢し乍そう云うと、此方も少し遅れて手を合わせ"御馳走サマー、"と微笑ンで、)
____
全然ヘーキ、( にま、)ンじゃあ適当な所で場面転換させて貰うわー、何か思ッてたのと違うー…とかあッたら其の時は云ッてなーッ、!
おー、お粗末サマでしたー、
( 微笑浮かべる相手に髪をくしャりと撫でると、食器を台所へと持っていき、本来は自身の看病の為に来たとはたと思い出すと、“千鶴は今日いつまでいれンのー、?”洗い物をしながら問い、)
──
あンがと、!(にへ、)おー、りょーかいッ、どうなるか楽しみにしとくわァ(へらリ、)
ンー .. 、?
( 相手に問い掛けられるとふと思い出した様に時計を確認して、"ンあ、俺今日午後予定あンだッた .. 、一回帰ンねェとなー .. 、"としょもとした様子で、)
あー、マジ?…ンじゃ、また保健室行くわァ、
( 洗い物を終えると、落ち込む相手にぽんと頭に手を置き“…ンね、?”と視線を交えると笑みを浮かべ、ぎぅと抱き締めて、)
おー 、待ッてるわ 、
( 此方も又ぎぅと抱き返して 、離れると"風邪ぶり返すンじャねェぞー 、?"とくすリと笑ッて相手の頬をつんと突つくと"ンじャ、"と手を振り部屋を出て行き、)
へーきッ、俺無敵だしッ!千鶴も伝染ンなよ?
( 頬を小突かれるとぷくリと頬を膨らまして。意地悪に笑みを浮かべると冗談ぽく戯けてから“ん、気をつけて、”と手を振り返し玄関まで見送って、)
_____ はァ .. 、
( 数日後いつも通り帰り際に保健室に寄って来た相手に未だ仕事が残ッているからと先に家で待っている様に伝えた為、仕事を終えると後から1人家路について。家の手前迄来ると最近になって言い寄ってきたセカンドピアスの贈り主から着信が入り、溜息を吐きつつ"もう掛けて来ンなッつッたよなー、?"と対応し乍家の鍵を開けて、)
──あッ、お帰…、?
( 忙しそうな相手に先に帰るよう促されると、以前貰った合鍵を使って部屋の掃除に取り掛かって。掃除が丁度終わる頃に聴こえてきた相手の声に浮き足立つと、小走りで出迎え。するとどうやら相手は電話中のようだと悟り、ぴたリと口を止め相手の姿を確認して、)
……ン 、ただいまァ、
( しつこい電話先の相手に"だからー、…もう切るからな"と呆れ乍も一方的にそう電話を切って。靴を脱ぎ部屋に入ると出迎えに来てくれた相手にぎゅッと抱き着いてただいまと声を掛け、)
…?、ン、お疲れェ、
( 相手の迷惑そうな口振りに少しの違和感を覚えつつ、抱き留めぽんぽんと背中を撫でて。電話のやり取りが気になり、“…なンかあッたの?”と抱き締め乍訊いてみて、)
ンー 、まァ .. 、ちょッとねー 、
( 歯切れの悪そうにそう云うと 、"だから充電ーッ 、"と甘える様に相手方の首許に擦り寄って、)
ン、…そ、?
( 少しの引っ掛かりを感じ乍もそれ以上深くは詮索せず。甘えてくる相手に擽ったそうに肩を揺らすと“…なァに、今日積極的じャん、?”と不敵に笑みを浮かべて、)
ッ、…もー…、
( 相手の反応に何処か元気が無いように見えると、ぽんぽんと頭を撫で口付けを受けて。“ほら、ソファー行こ、?”と手を引いて、)
──
千鶴ー、俺そろそろ瞼重たくなってきちゃッた、(うと、)昨日みたいに寝落ちしちゃッたら悪ィから、先お休み言っとくー…、(しょぼ、)今日もお疲れさんッ、…また明日な、?( 額口付、)
ン 、行くー 、
( 手を引かれると素直に後を追ッてソファーに腰掛けて、)
____
ん 、りょーかいッ 、俺もちょッと眠いし一緒に寝るわー、( くァり、)お疲れ 、お休みなさいッ、( ふにャ、)
……あッ、千鶴ー、今日其処の下からコレ出てきたンだけど…、
( 腰を掛けると思い出したように声を上げ、視線はデスクの下を指し乍、ボトムスのポケットから小さなピアスを取り出し掌に乗せると相手に見せて、)
──
はァよ、良く寝れた、?( 頬撫で、)毎日暑ィけど、水分ちャんと摂れよー、?今日も宜しくなッ、( 襟元ぱたぱた、)
ン 、?…うお 、まじ .. 、?
( 相手の手の上の物を覗く様に見れば、何ともタイムリーな出来事に思わず目を丸くして、)
____
はよ 、( にま、)おーッ、宜しくなー( へら、)
ありがと 、
( ピアスを受け取ると、其の儘相手の顔を覗く様にして、" …なァに 、気になる、?"と眉を下げくすと笑って、)
…此れね 、初めてピアス開けた時に好きだッた奴に貰ッたの 、
( 相手を抱き返すと静かにぽつリとそう話して、"まァ今は全然だけどねー、"と苦笑いを溢して)
…そンで、?其れは俺の独占欲湧かせたい発言ッて取ってイーの、
( くつリと笑みを零すと喉元をゆッくりと上から下に掛けて撫で、視線を交えると小首を傾げて、)
ッふ .. 、
( 耳朶に噛み付かれれば小さく吐息を洩らし乍びくッと肩を揺らして、反射的に繋いでいる相手の手を握る力がきゅっと入って、)
…ッ、
( 綺麗に開けられているピアスホールを見ると、尚更独占欲が湧いて出てきて。すリと親指で手を撫でつつ、“千鶴が悪ィ訳じゃ無いけど…ムカつく、”と低く呟くと普段より執拗に柔を舐め、)
…それ良いかも、?
( 相手の提案に少々目を丸くすると、ふッと小さく笑って。“でも、コレは付けとく、”と耳朶から口を離すと、襟元より上の位置に唇を滑らせると強く吸い付き、色濃く首筋に跡を残して、)
…ふは、綺麗に付いた、
( 唇を首筋から離すと目を細め愛しそうに見詰め“…コレ当分消えないね、?”と濃ゆく残ったその跡を満足気に親指で撫ぜて、)
だなー 、
( くすリと笑うと此方もまた愛おしそうに相手を見詰め、相手の頬に手を添えると唇を重ねて一瞬触れるだけの口付けを送り、)
ん…ッ、…千鶴何処ならヘーキなの、?やッぱ見えにくいトコ、?
( 口付けを受けると嬉しそうに頬を弛め、嫉妬心は落ち着いていって。ふと先程の提案を思い出すとじッと相手を上から下まで見詰め考えて、)
お、じャあそれで決まりなァ
( 相手の了承に嬉しそうに口角上げると“…俺が千鶴の開けるから、千鶴も俺の開けてよ、”とにんまり笑みを浮かべて、)
──
千鶴ー、今日もあンがとッ、!そろそろ眠気来たから声掛けに来たァ、…ッつう事で一緒に寝よー、(寝室に連行、)ン、それじャあ、お休みッ( 抱き寄せ額口付け、)
ン 、おッけー 、
( くすリと柔らかく微笑んでみせ、)
____
ンわ、御免その儘寝落ちてたー .. 、( しょも、)俺もお休み云いたかッた、( ぐぬぬ、)
とりあえず今日も宜しくッ、!
ン、…
( 柔らかく微笑浮かべる相手の肩口に顔を埋めるとすリと甘え、)
──
寝落ちはお互い様だからイーのッ(にま、)それと、今日ちょッと忙しくて返すの不定期になるから…若しレス全然来ないーッてなッたら先寝てて、…?( 髪掻き、/ 眉下、)
ふは 、今日は随分甘えただなー、?
( くすくす笑いを溢し乍そう云うと擦り寄る相手の頭をぽんぽんと撫でて、)
____
あンがと、( ふにャ、)お 、りょーかいッ( ぐッ、)
ッふは、そー、?
( 心地よさそうに緩く笑みを浮かべると相手のスマホのバイブ音が短く鳴り“…メールじャね?”と視線を寄越して、)
──
寝すぎた…はよ…、昨日はあンま話せなくて御免なァ、(しょも、)
おーッ 、…ンあ 、?何だろ 、
( 視線を相手からスマホにちらと移すと、スマホの画面を開き通知を見てみればピアスの贈り主からの連絡が数件入っていて。思わず小さく溜息を一つ零して、)
____
はよーッ 、大丈夫だから気にすンなー、?( 頭撫で、)
…仕事、?
( 相手の反応に加え、連続の通知音に眉をぴくリと顰めて。念の為相手に確認を取りつつも、訝しげにスマホを一瞥して、)
あー .. 、…さッき云ってた奴 、
( 頬をぽリと掻き、云うべきか否かと少々迷いつつも本人的には特にやましい事は無いので苦笑いを零しつつそう伝えて、)
…はァ、?
( 予想外の相手に少し目を丸くすると、若干の動揺を見せて。“…えッ、ちょっと良く分かん無いンだけど。…まだ好かれてるッて事、?”と苦笑いする相手に質問を続けて問い、)
ンー 、…まァそンな感じ .. 、
( 相手の問いに小さく頷いてそう云い、"実はさッきの電話も此奴だッたり、する .. 、"と困った様に眉を下げて、)
何其奴…可笑しくね、?
( 相手の困り顔に溜息を一つ吐くとちらと腕時計を確認し。日はとうに暮れているというのに連絡を寄越す贈り主の常識を疑いつつ、首をこてリと傾げて、)
|
トピック検索 | |||