大崎千鶴 2020-05-20 20:09:09 |
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おーッ!よっしゃァ楽しみー 、
( くすリと笑みを溢し乍そう云うと、此方も少し遅れて手を合わせ"御馳走サマー、"と微笑ンで、)
____
全然ヘーキ、( にま、)ンじゃあ適当な所で場面転換させて貰うわー、何か思ッてたのと違うー…とかあッたら其の時は云ッてなーッ、!
おー、お粗末サマでしたー、
( 微笑浮かべる相手に髪をくしャりと撫でると、食器を台所へと持っていき、本来は自身の看病の為に来たとはたと思い出すと、“千鶴は今日いつまでいれンのー、?”洗い物をしながら問い、)
──
あンがと、!(にへ、)おー、りょーかいッ、どうなるか楽しみにしとくわァ(へらリ、)
ンー .. 、?
( 相手に問い掛けられるとふと思い出した様に時計を確認して、"ンあ、俺今日午後予定あンだッた .. 、一回帰ンねェとなー .. 、"としょもとした様子で、)
あー、マジ?…ンじゃ、また保健室行くわァ、
( 洗い物を終えると、落ち込む相手にぽんと頭に手を置き“…ンね、?”と視線を交えると笑みを浮かべ、ぎぅと抱き締めて、)
おー 、待ッてるわ 、
( 此方も又ぎぅと抱き返して 、離れると"風邪ぶり返すンじャねェぞー 、?"とくすリと笑ッて相手の頬をつんと突つくと"ンじャ、"と手を振り部屋を出て行き、)
へーきッ、俺無敵だしッ!千鶴も伝染ンなよ?
( 頬を小突かれるとぷくリと頬を膨らまして。意地悪に笑みを浮かべると冗談ぽく戯けてから“ん、気をつけて、”と手を振り返し玄関まで見送って、)
_____ はァ .. 、
( 数日後いつも通り帰り際に保健室に寄って来た相手に未だ仕事が残ッているからと先に家で待っている様に伝えた為、仕事を終えると後から1人家路について。家の手前迄来ると最近になって言い寄ってきたセカンドピアスの贈り主から着信が入り、溜息を吐きつつ"もう掛けて来ンなッつッたよなー、?"と対応し乍家の鍵を開けて、)
──あッ、お帰…、?
( 忙しそうな相手に先に帰るよう促されると、以前貰った合鍵を使って部屋の掃除に取り掛かって。掃除が丁度終わる頃に聴こえてきた相手の声に浮き足立つと、小走りで出迎え。するとどうやら相手は電話中のようだと悟り、ぴたリと口を止め相手の姿を確認して、)
……ン 、ただいまァ、
( しつこい電話先の相手に"だからー、…もう切るからな"と呆れ乍も一方的にそう電話を切って。靴を脱ぎ部屋に入ると出迎えに来てくれた相手にぎゅッと抱き着いてただいまと声を掛け、)
…?、ン、お疲れェ、
( 相手の迷惑そうな口振りに少しの違和感を覚えつつ、抱き留めぽんぽんと背中を撫でて。電話のやり取りが気になり、“…なンかあッたの?”と抱き締め乍訊いてみて、)
ンー 、まァ .. 、ちょッとねー 、
( 歯切れの悪そうにそう云うと 、"だから充電ーッ 、"と甘える様に相手方の首許に擦り寄って、)
ン、…そ、?
( 少しの引っ掛かりを感じ乍もそれ以上深くは詮索せず。甘えてくる相手に擽ったそうに肩を揺らすと“…なァに、今日積極的じャん、?”と不敵に笑みを浮かべて、)
ッ、…もー…、
( 相手の反応に何処か元気が無いように見えると、ぽんぽんと頭を撫で口付けを受けて。“ほら、ソファー行こ、?”と手を引いて、)
──
千鶴ー、俺そろそろ瞼重たくなってきちゃッた、(うと、)昨日みたいに寝落ちしちゃッたら悪ィから、先お休み言っとくー…、(しょぼ、)今日もお疲れさんッ、…また明日な、?( 額口付、)
ン 、行くー 、
( 手を引かれると素直に後を追ッてソファーに腰掛けて、)
____
ん 、りょーかいッ 、俺もちょッと眠いし一緒に寝るわー、( くァり、)お疲れ 、お休みなさいッ、( ふにャ、)
……あッ、千鶴ー、今日其処の下からコレ出てきたンだけど…、
( 腰を掛けると思い出したように声を上げ、視線はデスクの下を指し乍、ボトムスのポケットから小さなピアスを取り出し掌に乗せると相手に見せて、)
──
はァよ、良く寝れた、?( 頬撫で、)毎日暑ィけど、水分ちャんと摂れよー、?今日も宜しくなッ、( 襟元ぱたぱた、)
ン 、?…うお 、まじ .. 、?
( 相手の手の上の物を覗く様に見れば、何ともタイムリーな出来事に思わず目を丸くして、)
____
はよ 、( にま、)おーッ、宜しくなー( へら、)
ありがと 、
( ピアスを受け取ると、其の儘相手の顔を覗く様にして、" …なァに 、気になる、?"と眉を下げくすと笑って、)
…此れね 、初めてピアス開けた時に好きだッた奴に貰ッたの 、
( 相手を抱き返すと静かにぽつリとそう話して、"まァ今は全然だけどねー、"と苦笑いを溢して)
…そンで、?其れは俺の独占欲湧かせたい発言ッて取ってイーの、
( くつリと笑みを零すと喉元をゆッくりと上から下に掛けて撫で、視線を交えると小首を傾げて、)
ッふ .. 、
( 耳朶に噛み付かれれば小さく吐息を洩らし乍びくッと肩を揺らして、反射的に繋いでいる相手の手を握る力がきゅっと入って、)
…ッ、
( 綺麗に開けられているピアスホールを見ると、尚更独占欲が湧いて出てきて。すリと親指で手を撫でつつ、“千鶴が悪ィ訳じゃ無いけど…ムカつく、”と低く呟くと普段より執拗に柔を舐め、)
…それ良いかも、?
( 相手の提案に少々目を丸くすると、ふッと小さく笑って。“でも、コレは付けとく、”と耳朶から口を離すと、襟元より上の位置に唇を滑らせると強く吸い付き、色濃く首筋に跡を残して、)
…ふは、綺麗に付いた、
( 唇を首筋から離すと目を細め愛しそうに見詰め“…コレ当分消えないね、?”と濃ゆく残ったその跡を満足気に親指で撫ぜて、)
だなー 、
( くすリと笑うと此方もまた愛おしそうに相手を見詰め、相手の頬に手を添えると唇を重ねて一瞬触れるだけの口付けを送り、)
ん…ッ、…千鶴何処ならヘーキなの、?やッぱ見えにくいトコ、?
( 口付けを受けると嬉しそうに頬を弛め、嫉妬心は落ち着いていって。ふと先程の提案を思い出すとじッと相手を上から下まで見詰め考えて、)
お、じャあそれで決まりなァ
( 相手の了承に嬉しそうに口角上げると“…俺が千鶴の開けるから、千鶴も俺の開けてよ、”とにんまり笑みを浮かべて、)
──
千鶴ー、今日もあンがとッ、!そろそろ眠気来たから声掛けに来たァ、…ッつう事で一緒に寝よー、(寝室に連行、)ン、それじャあ、お休みッ( 抱き寄せ額口付け、)
ン 、おッけー 、
( くすリと柔らかく微笑んでみせ、)
____
ンわ、御免その儘寝落ちてたー .. 、( しょも、)俺もお休み云いたかッた、( ぐぬぬ、)
とりあえず今日も宜しくッ、!
ン、…
( 柔らかく微笑浮かべる相手の肩口に顔を埋めるとすリと甘え、)
──
寝落ちはお互い様だからイーのッ(にま、)それと、今日ちょッと忙しくて返すの不定期になるから…若しレス全然来ないーッてなッたら先寝てて、…?( 髪掻き、/ 眉下、)
ふは 、今日は随分甘えただなー、?
( くすくす笑いを溢し乍そう云うと擦り寄る相手の頭をぽんぽんと撫でて、)
____
あンがと、( ふにャ、)お 、りょーかいッ( ぐッ、)
ッふは、そー、?
( 心地よさそうに緩く笑みを浮かべると相手のスマホのバイブ音が短く鳴り“…メールじャね?”と視線を寄越して、)
──
寝すぎた…はよ…、昨日はあンま話せなくて御免なァ、(しょも、)
おーッ 、…ンあ 、?何だろ 、
( 視線を相手からスマホにちらと移すと、スマホの画面を開き通知を見てみればピアスの贈り主からの連絡が数件入っていて。思わず小さく溜息を一つ零して、)
____
はよーッ 、大丈夫だから気にすンなー、?( 頭撫で、)
…仕事、?
( 相手の反応に加え、連続の通知音に眉をぴくリと顰めて。念の為相手に確認を取りつつも、訝しげにスマホを一瞥して、)
あー .. 、…さッき云ってた奴 、
( 頬をぽリと掻き、云うべきか否かと少々迷いつつも本人的には特にやましい事は無いので苦笑いを零しつつそう伝えて、)
…はァ、?
( 予想外の相手に少し目を丸くすると、若干の動揺を見せて。“…えッ、ちょっと良く分かん無いンだけど。…まだ好かれてるッて事、?”と苦笑いする相手に質問を続けて問い、)
ンー 、…まァそンな感じ .. 、
( 相手の問いに小さく頷いてそう云い、"実はさッきの電話も此奴だッたり、する .. 、"と困った様に眉を下げて、)
何其奴…可笑しくね、?
( 相手の困り顔に溜息を一つ吐くとちらと腕時計を確認し。日はとうに暮れているというのに連絡を寄越す贈り主の常識を疑いつつ、首をこてリと傾げて、)
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