素敵な時間を共に __ 【1:1】

んあ 、照れてるー 、

（ ふはと揶揄うように笑い乍、）

…ッさいなァ、もう、

( 相手に視線を戻すと顔を寄せ、口を塞ぐ寸前で止めてみて、)

ッ 、

（ 顔を寄せられると反射的に目を瞑って、）

──、…期待した？

(其の距離の儘、親指でふにッと抑えると口端を片方だけ上げて、)

ぅ 、した .. 、

（ してやられた、と不服そうにむすッとし乍答えて、）

ッふは、…ンじャ、御望み通り、？

( 相手の反応に満足気に笑うと唇を食むように口付けして、)

ンむ 、ッ

（ 口付けを受け入れると幸せそうに相手の手をするリと握って、）

…、ン、

( ぺろリと下唇を舌先で撫ぜると指を絡ませ、空いた片手は後ろ首へと伸びていき、)

ふ、ン .. 、

（ 今度は此方からはむ、と啄む様に数度口付けて、）

ッ、ん…、

( 相手から口付けをされると受け入れ、数度の口付けが終わると、“…だけ、？”と煽るように笑って見せて、)

む 、…何ー？まだして欲しいンですかー、？

（ 相手の煽りに乗りそうになったが、何だか悔しくて此方も揶揄うようにそう云い返してみて、）

…さァ、？

( 意地悪な笑みを浮かべると後ろ首に添える手をピアスの所へと移動させ、ゆッくりと撫でて、)

ぅ 、なンだよー .. 、

（ 不意に触れる場所を移動されるとぴくリと反応して、）

──俺はこのままお終いでも良いけど、？

( ちャり、とピアスを鳴らすと耳淵を撫で、繋いだ手を己の方へと寄せ首を傾げて、)

ッ .. 、うー 、狡ィ .. 、

（ そう呟くと繋いでいる手を握る力をきゅっと強くして"…俺はヤだ、"と強請るように相手を見詰めて、）

っふは、…俺も足ンない、

( くすリと笑みを浮かべると強請る相手に“じャあ、千鶴からして、？”と顔を寄せて、)

ーッ 、んッ .. 、

（ 相手の唇に貪る様に吸い付くと何度も啄む様に口付けて 、暫くすると薄く開いた隙間に控えめ乍に舌を差し込んで、）

ん、ッ、…

( 相手の数度の口付けに若干薄く口を開いてしまうと、熱の篭った舌が僅かに入ってくるのを感じて。後頭部へ手を回し此方に寄せると、自身の番とでも言うように舌を絡めて、)

ふッ 、んン、

（ 後頭部へと手を回され引き寄せられるとぴくッと反応して、相手に舌を絡められれば時折小さく声を漏らして、）

____

凉ーッ、俺そろそろ瞼落ちてきそう .. 、（ うと、）今日はこの辺で終わりにしても良いかー？（ しょも、）

ッ、は、…

( 自身が上になるように角度を変えると、深く舌を挿し込み、息吸う隙間さえ与えず口付けをして、)

──

俺もそろそろ声掛けようと思ってたー…、( 瞼擦り、)今日も遅くまで有難うな、？お休み、千鶴( 目許に口付落とし、 )