素敵な時間を共に __ 【1:1】

はぁッ？！嫌に決まってンだろ..、ッ

（ 恥ずかしいのと押しに弱いのとで再び語尾の声が小さくなってしまい、）

…、センセ、駄目？

( 訊ねるような口調は上辺だけで、掴む手は緩む事無く掴み、相手を静かに見詰め )

ッ.. 、しつこいなァ..ッ

（ 恥ずかしそうにではあるが、観念したのかゆっくりと顔を上げて ）

ふは、そンなの、今に始まった事じゃ無いでしょ、？

( 恥じらいの表情見せる相手にドキリと胸を高鳴らせつつ、満足気に微笑浮かべて )

あ .. 、そうだったそうだった、

（ 恥じらいを誤魔化すようにもう少し冷えてしまったココアに再び口をつけ )

珍しーセンセの顔も見れたし、今日はラッキーだッたかも？
…ッて、もうンな時間、？この後は講義ねェし、之からどうしよッかなァ…

( 相手の行動を見物し乍、意地悪な行動は此処で一旦止めにして。丁度、終了のチャイムが鳴ると、今後の予定を気にしだし )

はぁ.. 、…ン？何、お前帰ンの？

（ この後の講義がないと聞くともう帰るのかと思いそう聞いて、）

ん、？あぁ…、センセの仕事、終わる迄待ッてても良いよ？

( 相手の言葉に頷き掛けたものの、ぴたりと止まって。無造作に放置されている丸椅子に腰を掛けると、左右に揺れながら提案して ／ くす )

は .. 、？いや .. まあ、あと少しだし好きにすれば、

（ 相手の言葉に一瞬目を見開いて、ぎこちなくそう伝え ）

やーッた、ンじゃ、もう少し良い子で待ってようかなァ。…ッて、さっきから何でンなぎこちないの

( 半ば無理矢理この場に居座り、相手の側まで寄ると動揺する相手を可笑しそうに見て )

るせ、普通だっつーの、

（ 側で可笑しそうに此方を見ている相手を横目に仕事を進めて ）

ふーん、可愛かッたのに、残念ー、

( 残り少ないココアに口付け、全て飲み干してしまうと、真面目に仕事を熟す相手に少し感心して )

──

ッと、今日は此処まで。また明日、センセと話せるの楽しみにしてンね！センセも夜更かしは程々に、な？それじゃ、おやすみッ、( 頭撫、 )

…可愛いとか言うなバカ..、

（声音はむッとし乍も表情は満更でもなさそうで、）

____

ン、俺も楽しみにしてる。おやすみなさい、（ ふにャ、）

えぇ、？そンな事言われたらもッと言いたくなるんだけど。

( 机で仕事する相手の隣にしゃがみこむと、膝を抱きながら見上げて ／ にへ )

──

おッはよー、良く寝れた、？俺はもうぐッすり！( ふふん、)
じゃ、今日も宜しくッ( にッ、)

はぁ、？…意味わかんねェ、

（ 一瞬相手の方を見るとぱちくりと瞬きをして ）

____

おはよ、そりャ良かったー！俺もぐっすり、（にま、）
おうッ（ ぐッ ）

ふふ、駄目ッて言われるとやりたくならない？

( するりと腕を伸ばすと、相手の耳朶を擽るように撫でて )

ッ、！おい ..、

（ 不意に耳朶に優しく触れられると思わずびくッと小さく肩が跳ねてしまい、）

ん？…なァに、？セーンセ、

( 撫でる最中、ピアスホールの存在に気が付くと二本指で挟む様に撫で、不敵に笑い )

それ、擽ったいからやめろって ..ッ、

（ こそばゆかったのか、首を竦めて）

んー…、ほら、仕事の続き…しねェの、？

( 曖昧な返事を返すと、その手を止める事無く相手を机に向かわせクツクツと笑って )