素敵な時間を共に __ 【1:1】

んー、？…俺無しじゃ生きていけない位にさせる、

( 相手の問いに少し考えれば、不敵な笑みを見せ、膨らむ両頬を片手で抑えれば蛸口にし、)

ンむ 、ッ .. 、

（ 予想外の返答に目をぱちくりさせて不敵な笑みを浮かべる相手を見詰めて、）

…ん、？…あッ、怖かった？！

( 目を瞬かせる相手にきょとん、とするも直ぐに思考が回れば手を離しあわあわと慌て、)

あ 、いや .. 、そうじャなくて 、何かお前でもそういう事云うんだなーと

（ 慌てた様子の相手を見ればくすリと笑みを溢して、）

うﾞ、だッて…、

( 相手の指摘に僅かに頬を赤らめると腕で顔を覆いつつ、“離したくねェし…、”と呟き視線逸らして、)

ふはッ、ンな事云われなくても離れねェよー 、

（ 嬉しさで無意識ににまにまと頬を緩ませ乍、相手の髪をわしャわしャと犬を撫でるようにして ）

…ッわ、ホントもー、そう云う所だぞばァか…、

( 撫でられると照れ臭そうに悪態付き、胸が高鳴って、)

馬鹿じャありませーン、

（ 相手の反応にくすくすと笑って、）

…ッ、

( 押され気味の此の状況が気に食わないのか、撫でる手を取り抱き寄せて、)

ぅおッ 、！

（ 不意に抱き寄せられると間の抜けた声を上げて、）

…ふふ、ね、千鶴からして、？

( 抱き締める腕を少し緩めると、親指の腹で下唇を撫ぜ微笑を浮かべ乍、暗に口付けを要求して、)

はッ、？あ 、えと .. 、ン .. 、

（ いざ要求されると照れ臭くて一瞬惑い乍もきゅッと目を瞑り相手の唇に自身の唇を軽く押し付けるように重ねて、）

ン…、…ッふは、

( 戸惑いながらも要求に応えてくれる相手に愛しさを感じつつ口付けを受け入れると、悪戯心も芽生えて。“もッかい、”何て駄目元で云い、)

はぁッ？…ッン 、

（ もう一度と要求されると若干狼狽えつつ、再び唇を重ねて ）

…！、ン…、

( 催促に応じた相手に少し驚きつつ、嬉しさが込み上げると、片手を後頭部に回し唇を舌先で撫で、)

ッンむ 、！

（ 相手から離れようとすると後頭部に手を回され、避けられる訳も無くされるがままでいて ）

…ッは、

( 相手の柔い唇にトクンと胸を高鳴らせて、／撫ぜる舌を其の儘動かしつつ、後頭部から耳まで手を移動させると相手の反応を確かめるように耳淵を弄り、)

.. 、ふ 、ン .. 、

（ 相手の手が耳に触れると思わずぴくりと肩が小さく跳ねて息を求めるように口が薄く開いてしまい 、

…ッ、

( 軽微に反応する相手に余裕の無い表情浮かべ、開いた隙間を舌で感じ取ると、熱の篭った舌をぐッと捻じ入れて、)

.. 、ッぁ .. 、ふ、

（ 唇の僅かな隙間から舌を捻じ込まれると思わず反射的に逃げる様に自身の舌を引っ込めてしまい、）