俺とキミだけ【BL】

読んだら語り合いたいな
ありがとう、下駄箱で待ってるね(誰かと帰る約束してなくてよかったと安心して界隈くんが行ったあとに他の探偵小説を借りてから図書室を出る)

俺も語り合いたいです！
じゃあ帰りの準備終わったら下駄箱にすぐいきますね！
(少しスキップして教室に戻る)

(界隈くんが友達と仲良くしてるのは嬉しいはずなのに、素直に喜べない自分がいる。俺といるより同級生の友達の方が楽しいのかもしれない...でも、俺と帰ることを選んでくれたからまだ大丈夫なはず、きっと...そう自分に言い聞かし不安な気持ちになりながら教室に戻り)

(帰るときが楽しみだなぁ……)
(窓を見ながらそんなことを考えている)

(教室に戻ると隣の席の子に声をかけられ一緒に帰らないかと誘われるがごめんね、一緒に帰る子がいるからと断り帰る準備し)

ｸﾗｽﾒｲﾄ「・・・・でさぁ～。界隈君はどう思う？」
あっ、あのさ俺今日一緒に帰る約束してる人がいるんだ。もういかなきゃだから……
ｸﾗｽﾒｲﾄ「そかそか｡じゃあこの話はまた明日しよ！」
ごめんね(汗)じゃあまた明日！
ｸﾗｽﾒｲﾄ「また明日～。」
(遅くなっちゃった……渡さん待たせてるかな……)
(急いで階段を駆け下り下駄箱へ向かう)

(教室を出ようとすると待ってと隣の子に呼び止められ、早く界隈くんと帰りたいのに何の用だろうと思い相手を見ると、顔を赤くしながら私、ずっと前から渡くんのことが好きだったの。私と付き合ってください...と告白をされた)
ありがとう。気持ちは嬉しいんだけど、他に好きな人がいるからごめんなさい
(なるべく傷つかないよう優しく断り隣の子にじゃあねと言ってから今度こそ教室から出る)

(あれ？まだ渡さん来てないや…)
(下駄箱のところに行っても渡さんの姿は見えずどうしたんだろう？と思いながら待っている)

(やばいな、界隈くんを待たせてしまうと時間を気にしながら急ぎ足で下駄箱に向かうと界隈くんの姿を見つけ声をかける)
ごめんね、遅くなってしまって...待たせてしまったよね

あっ！渡さん！(ニコッ
いえ、全然待ってませんよ！
遅れたのも何か事情があったんですよね。
しょうがないですよ！(ニコッ

俺から誘ったのに遅れるなんて情けないや...
さっき同じクラスの子に告白されてね...
(申し訳なさそうに遅れた理由を話す)

告白されたんですか！？
それで返事はどうしたんですか？
(キラキラした目で渡さんを見つめる)

好きな人がいるから断ったよ
(界隈くん可愛いなと思いながらこたえる)

えっ！？
断っちゃったんですか……
でも好きな人がいるんだったら断らなきゃですよね……
渡さんの好きな人との恋を応援しますね！(ニコッ
フレッフレッ渡さん！(ニコニコ
(最初は少し悲しい顔をしたが、応援すると言って意気込んだ)

.....ありがとう、応援してくれるのは嬉しいけど...きっと叶わない恋だから(好きなのがばれないように笑って誤魔化す)

そうなんですか……？
叶わないなんて思っちゃダメですよ！
告白するのは勇気がいるのでまだ出来ないかもしれないですがアピールとかからしてみたらいいんじゃないですか？
アピールするのは大事って友達が言ってましたから。(ニコッ
(誤魔化したことに気づいてはいない様子。頑張ってくださいという目で渡さんを見つめる)

アピールね......界隈くんがそう言うなら頑張ってみようかな
(友達という言葉に嫉妬して一瞬顔が曇ってしまったが微笑んでなかったことにする)

頑張ってください！(ニコッ
あっ、俺家こっちなので。
さようなら！(ニコッ
(笑顔で手を振って別れる)

じゃあね、今日は一緒に帰ってくれてありがとう
(手を振りながら微笑み返す)

いいえ！
一緒に帰れて楽しかったです！
それではまた明日！(ニコッ
(後ろに振り返り笑顔で大きく手を振る)