あいら 2020-05-10 22:59:14 ID:128d37de2 |
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こんにちわ。
トピ作りノ練習用に、作ッたんだけド……。
お話してくれるナラ、少しだケ……。
下げてくれるト、嬉しいナ……?
人のこと、嫌いだって
思ったことないなぁ、考えてみたら
嫌い方がよく分からない
皆どうでもいいって思っちゃう
(鳥の声を聞きながら森の中を一人で散歩をしていると、向こうで聞いたことのある声が聞こえ気になって静かに近寄り。そこにいたのは敵側の幹部であるオオカミで、優しそうな表情をして花畑で蝶たちと戯れていて。見たことの無い彼の姿に思わず息が漏れ、それに気付かれたことに気付くと木の影にさっと隠れ戦闘態勢に入り、)……こんなとこで何してんノ?どっちかって言うト、ここは青側の領地内だケド。(木の影からオオカミに聞こえるような声でそう言うと、どうでもいいだろ、とだるそうな声が聞こえてくる。ちらと覗くと、オオカミは警戒心の無い様子で頭をポリポリとかいていて、それに少しだけイラついたチェシャ猫はからかってやろうと木陰からゆっくりと出て)
(赤ずきんと待ち合わせをしていたところ急に話しかけられ、期待をしつつ誰かと思えば本来敵であるチェシャ猫だったことに対してイラつきを覚え。能天気に木の影からオオカミの様子を伺う彼にさらにイラつきながらも応答をして。しばらくしてひょっこりと出てきた彼にさすがに警戒をしつつ、今まで愛でていた花を踏まないよう後退りし)ここに来たの、そんなつもりじゃないんやけど(邪魔するなの意を込め目を尖らせると、目の前のチェシャ猫はケラケラと笑い。自分を宥めるような言い草でものを言う彼に取り合っている暇はないとこの場を離れるためにゆっくり動きながら、チェシャ猫の向こうにちらと赤ずきんが見えて)……おい、そろそろこの場から離れた方がいいんじゃねーの。チェシャ猫。
はァ何、舐めてるノ?この僕ヲ?(何も言わなかったオオカミからいきなり退けと言われて頭にきて。ナイフを構え勢いをつけるために一二歩後退りをし。すると、とんっと背中になにかが当たり咄嗟に後ろを振り向くと、そこには不機嫌そうな顔をした敵当主である赤ずきんが、得意の細剣を自分の背中に軽く当てていて)?!!! あ、赤ずきん……わ、悪かったっテ、何もしてないカラ……(思いっきり丸腰で挟み撃ちをされていることに今更気付いて、降参だというふうに両手をあげ。そのまま自分の命を刈り取らない二人に疑問を覚えつつ、赤ずきん、オオカミ、双方と距離を取り)二人の時間を邪魔してしまってすまないネ、僕は大人しく退散するヨ(それだけ言うと、チェシャ猫はくるっと背を向けて、一定のリズムを刻みながら花畑から離れ、13番目の魔女の家の方角へ走り去っていき)
ごめんなさい、案外遅くなってしまった(チェシャ猫が走り去っていくのを見つつ細剣をしまい、オオカミに対して申し訳なさそうに目を伏せ。素っ気なく許してくれたオオカミの方へ近づき、ゆっくりと彼の頬にキスを落とし)……こっち、向いて(恥ずかしながらにそういうも、曖昧な返事を返すだけでなかなか目を合わせようとしないオオカミにむっと顔を顰め。オオカミの頬をびよーんと伸ばしながら)嫉妬、してるの?
……やっぱり殺さないんや、あいつのこと(ふいっと首を振って、ぷくーっと頬を膨らませ。理由は分かっている、チェシャ猫は赤ずきんの初恋の相手だと本人から聞いたことがあるし、現在のチェシャ猫が赤ずきんと敵対しているのはいきなりこの国を変えやがったアリスのせいだからだ。赤の女王が言うには、チェシャ猫の記憶をどこかの魔女の薬で消しやがったらしい。だけど、チェシャ猫に細剣を突きつけながら悲しそうな顔をしていた赤ずきんに対して嫉妬を覚え)
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