島の関係者 2020-05-10 19:57:49 |
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名前:源為朝
性別:男
出典:史実・為朝伝説・椿説弓張月
宝具:
『遥かな地に向け、届け我が一矢(つらぬきのいっし)』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:1-99 最大補足:2
概要:伊豆から鎌倉までその一矢を届けたという逸話から。
地を抉るような強烈な一矢を放つ。
『我が腕が砕けようとも(あばれんぼう)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1 最大補足:1
弓を引けない体にされたにも関わらず、回復した逸話から。
自身がかなりの手傷を負いながらも撤退に成功した場合、軽く戦闘が出来る程度まで回復し次から筋力のランクを一つ上昇させる。
しかし、例え死ぬとも戦い続けようとする彼の気質とは絶望的に噛み合わない宝具のため、発動させようとするなら令呪による撤退が必要。
容姿:210cmに至る長身とその身を覆う鎧のような筋肉が特徴の巨漢。左腕が右腕よりも15cm以上長い。顔の彫りは濃く、つり目なために厳しい印象を覚える。瞳と髪の色は漆黒。
性格:豪快で豪胆、喧嘩早く乱暴。生まれつきから乱暴であったが、いずれ己の力への自信から来る乱暴さへと推移していった。
戦を、取り分け強者との戦を好み、勝利した後に自らの部下にする。力に任せた突撃ではなく、確とした戦略や戦術を理解している。
その様な乱暴者ではあるが、マスターに対して最低限の配慮は存在する様子。しかし、かつての朝廷の権力に比べればマスターの権力など塵も同じ。方針が気に入らなければ単独行動スキルを用いて好きに戦場を駆けるつもりである。
武器:五人張り(四人で弓をしならせ、一人が弦を引く)の大弓と、槍の様な矢
クラス:アーチャー
スキル:
対魔力:D
一工程(シングルアクション)によるものを無効化する。魔力避けのアミュレット程度の対魔力。
鬼の血を継いでいることにより発揮されている。
単独行動:A
マスターとの繋がりを解除しても長時間現界していられる能力。依り代や要石、魔力供給がない事による、現世に留まれない「世界からの強制力」を緩和させるスキル。
一週間程ならばマスターなしでも現界することが可能。
鬼種の魔:B
鬼の異能および魔性を表すスキル。
為朝のこれは、(弓)とでも付けるべきスキル。
弓を前に構える左腕が右腕よりも15cm程長いのはこのためであり、怪力振りもこれが由来。
鬼が島を平らげた際に、己のルーツを知り、同族とも呼べる彼らに支援を厚くした。
しかし、魔術の素質はてんでないために怪力にしか活かせない。
心眼(偽):C
直感・第六感による危険回避。虫の知らせとも言われる、天性の才能による危険予知。視覚妨害による補正への耐性も併せ持つ。
兄義朝の夜襲を予見したという逸話から。本来は論理的に辿り着いた結論だが、暴れん坊としての側面が強く抜き出されたこの姿では、野性の勘ということになっている。
ステータス:筋力:B+ 耐久:B 敏捷:C 魔力:E 幸運:C 宝具:A
備考:平安時代末期の武士。一人称は「オレ」。
母は遊女として世に隠れていた鬼であり、当時の日本では信じられない程の体格はその血を由来としている。
アーチャーとして召喚されたため、特に暴れん坊としての側面が強く出ている。またクラスの制約によって刀を持ってこられなかったため、近接戦は矢を持って直接斬りつける。
幼少期からすでに暴れん坊であり、13歳の時にあまりの暴れっぷりから父親に勘定され九州に流されるが、腕っぷしで九州平定を成してしまう程であった。
保元の乱後、両肩を破壊あるいは両腕の腱を切られ二度と弓が引けない体にされてから、伊豆に流されるも治癒。破壊前よりも腕が長くなったことで狙いがより正確になり、三人張りの弓で伊豆七島を平定。しかし朝廷からの征討軍が押し寄せて来たことを知り、300人乗りの軍艦を破壊してから切腹。死亡した。
関係募集:特になし。
(/オリジナルアーチャーのpfとなります。審査お願いします。)
>all
流石は中央の町ね。何処もかしこも東の町とは違う...。ここを無蔵家の領地にすれば、東の町も活気的になるかしら(とある用で中央の町に来ており、物珍しそうに周りを見渡し自分の領地と比べ軽く一息つき。晴れているのに番傘をさして、護衛もいるためか周りから注目を集めており)
>18 12さん
(/pf提出ありがとうございます。確認しましたが不備はありませんでした。そろそろ始めるので絡み文提出か絡み文に絡んでください)
>19 弓希望さん
(/pf提出ありがとうございます。確認しましたが不備はありませんでした。そろそろ始めるので絡み文提出か絡み文に絡んでください)
【空いている募集キャラ】
セイバーのマスター(架蔵家)
ライダーのマスター(津崎家)
ライダー(騎乗に秀でた英霊)
キャスターのマスター(藍山家)
アサシン(暗殺に秀でた英霊)
バーサーカー(破壊に特化した英霊)
【両儀式】 >>all
あら、マスターったらどこに行ってしまったのかしら。私から離れると危ないと言ってあったのに
(共に出かけた筈の自分の主人の姿を見失っていた事に気がつくとポツリと呟き。召喚されてから中央の街に訪れたのは初めてだったので観光がてらにマスターを探しつつ歩き始めて)
【鞠付遥人】 >>無蔵千景
…お、無蔵のとこの子だ。聖杯戦争中だってのにすごい目立ってるけどいいのか、あれ。護衛がいるとはいえサーヴァント相手に役には立たないだろうに
(中央の街で買い物を済ませた帰り際、無蔵家のマスターを見つけるとじろじろと不躾な視線を投げかけ。護衛の人数に加えて紫の番傘じゃあそりゃ目立つよな、なんて考えて)
(/参加許可ありがとうございます!ちなみにですがドッペルはありでしょうか?)
>主様。
(/keepありがとうございました!オリ鯖が日本限定かと勘違いしておりました…。日本鯖のキャスターはまだ操れる程上手くは無いので今回はマスターだけで、後々様子見次第考えますね…!
以下、プロフになります。ふわふわとしたものを無理やり形に、したので不備、変更して欲しい点等御座いましたらご指摘お願い致します。)
名前:新崎時雨 あらざき しぐれ
年齢:18
令呪:右手の手の甲。形は雪の結晶のような形
魔術:水、氷
魔術回路:49本
性別:女
容姿:檳榔子黒色の猫っ毛。長さは毛先が胸上に触れる程度で、指通りも良く、確りと手入れされていることが分かる髪。髪のアレンジが得意では無いため、自分で結ぶ事は殆ど無い。目の形は切れ長で、瞼は一重。睫毛の長さは人より若干長く、目力はかなり強い。瞳の色は澄んだ蒼色寄りの水色。顔立ちはそれなりに良い方で笑うと愛嬌がある。が、身長が173cmと女性にしては高身長であり、尚且つ、無表情でいることが多い為、近寄り難い印象を持たれがち。肌の色は生まれ育った場所の影響か色白と呼ばれる程白く、日焼けすると皮膚が赤くなる。服装は和服洋服問わず、気に入ったものを着る。動きやすいものを着る。と決めているようで、これといった服装はない。然し、北の町で育ったからか厚着ばかりしていることが多く、冬はすれ違う人が二度見するほど着込んでいる模様。でも、寒さに弱い訳では無く、単純に日焼けして痛い思いをしたくないのが理由だとか。体にも顔にも日焼け止めを塗りたくり、日差しが強い昼間には般若の面を着用する徹底ぶり。体型は常日頃から鍛えている為、無駄な脂肪はほぼ無く、筋肉質。
性格:波風立てずに日々を過ごす為、社交的に振る舞っていてかなり騒々しい。然し、万が一のことを考え、友人達に情を入れすぎないようにしており、真の意味で友人と呼べる友達はいない。人と関わっている時は賽子のように表情を変えるがあくまでも他人を見たり、書物で調べて知った作り物であり、心の底から怒る、悲しむ、笑う、等といった喜怒哀楽の感情を知らない。その為、するどい人間には浮かべている表情は薄っぺらい上、仮面だとバレやすい。魔術師として活動している時は、無表情か笑顔、この二つしか表情を浮かべることは無く、騒がしさは時と場合によりなりを潜める。何が起きても冷静沈着で、動揺せず、必要とあらば自分や他人の犠牲すら厭わない魔術師らしい面を多く併せ持つ。が、他人を見捨てることは最終手段であり、助けられるのならば助けようとする優しい一面もそれなりにある。後は絡みにて。
備考:新崎家の長女。魔術師らしい家族に囲まれ育ち、物心着いた時から魔術について教えられていた。小学校入学の際に初めて外に出る。他人に対する上辺の顔を覚えたのもこの頃。感情が欠落した理由は15歳になるまで軟禁生活を強いられてきたこと、魔術、戦闘技術等、魔術師として役に立つこと以外親が何も教えなかったこと、まともな人間と関わった事が無いからが理由。信じられるものは己のみ、と両親に言われ続け、魔術だけではなく、体術も磨き、体術の腕だけならばこの島で右に出るものは早々いない。戦闘スタイルは体術メインであるため、距離を取る遠距離攻撃タイプは苦手。元々戦闘が好きなのかサーヴァントであろうと、人間だろうと、果敢に挑む。撤退の文字は頭の中に存在しない。魔術は基本防御に使うことが多く、近距離の相手には氷の魔術を使うことは滅多にないとか。聖杯戦争に参加した理由は存在理由を探す為、死に場所を探す為。よって、怪我をしようが、しまいが関係ない。弱点を言うならば、無謀な突貫が多いことだろうか。水の魔術の応用により、止血も得意。氷の魔術は造形したり、辺りを凍らせたりと便利だが、あくまで氷の為、熱には弱い。
両親は15の時に他界。自身が呼び出したサーヴァントには表情を作ることもしなければ、隠し事もしない。15歳迄、自身が縛られて来たからか、束縛を嫌い、サーヴァントにも自由行動を許している。他の家のことも教えられて来ているが、自分の目的は聖杯を手に入れることでは無いため興味なし。随時更新予定。
関係募集:友人。
本文:名前: つらら女
性別:女
出典:民話・つらら女
宝具:『悲恋の氷柱―――うわき者は許しません』
対人宝具レンジ:1~5 最大捕捉:1
概要:悲恋の末、愛した男を刺し殺したとされるつららの逸話から、
氷柱を生成する能力。クラス別によって伸縮自在の氷の武具を作り出す。レンジもクラスによって変わるがランサーの場合は上記の数値アサシンの場合は1-2となる。キャスタークラスはランサー時と同様のレンジ。投擲する事もできその場合はランサーの意志で自在に軌道を変える事も可能。ちなみにキャスター時だと対軍宝具になり数量の氷柱を彼女の意思で自在にコントロールする事が可能だが今回はランサーで召喚な為、対軍は消えている。
容姿: 艶めいた腰までの長さの黒髪にぱっちりと見開いた澄んだ青色の瞳でダイヤ型。雪を形容するように見目麗しい陶器ような白い肌…しかしその白さはとても同じ人間と思えない何処か不気味さを醸し出している。身長164㎝着物が似合うスラッとした痩身的な体形で、白装束に白足袋、草履を身に纏った姿で手は袖に隠し萌え袖状になっている。
性格: 従順でおっとりとしている。ただし…それは彼女自身の性格の事で周りから見たら、冷徹、手前勝手に見えるかもしれない。また他人から授けてくれた親切にはそれが自分に対して有害であったとしても無碍にできずありがたくいただく一面性を持つ。
武器: 氷柱(つらら)冷気(吹雪)
クラス: ランサー
スキル:
対魔力:C
第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。
雪の霊である事から発揮されている。ただし熱や炎による攻撃は魔術だとしてもE以下。
魔力放出(氷):B
武器ないし自身の肉体に魔力を帯びさせ、瞬間的に放出することによって能力を向上させる。
ランサーの場合、凍えるほどの冷気が魔力となって武器ないし自身の肉体に宿る。
氷の身体:B
肉体そのものが氷の性質を帯びる、または氷そのもの。
ランサーが望めば接近しただけの者にも凍傷を負わし、冷気による攻撃を無効化する。
また、熱によるダメージが弱点となる。
更なるデメリットとして温暖な気候・土地下では全ステータスが-2弱体化する。
陣地作成:C
魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
”結界”の形成が可能。本来キャスタークラスが持つスキルだが習得している
その範囲内のみ猛吹雪が吹き荒れる。
妖術:C
限定的だが、生まれながらの妖術の使い手。
美女への変化や冷気による攻撃が可能。
ステータス: 筋力C 耐久D 敏捷B 魔力B 幸運D 宝具C
備考: 日本各地に伝わる民話、つらら女。雪女と混同されることも多い。一人称「私(わたくし)」
美しい女性となったつららが人の元を訪れるという顛末だが、地域によって差異があり、
下記の二例が代表的。
・夫、あるいは泊めてもらった夫婦に風呂を勧められ、断りきれずに溶けてしまう。
・男は冬に結婚したが春になると女は去ってしまう。男は悲しみつつも、その後に再婚。
再び冬になり、訪れたつらら女は激怒し男を刺し殺してしまう。
いずれの話も熱が弱点、人との関係は悲劇に終わるという点は共通している。
この聖杯では、ランサークラスとして降臨したが本来の適正クラスはキャスターかアサシンクラスが妥当だとされている。他、マスターには基本従順なサーヴァントであるものの、心内ではマスター=所詮人間と見下している節がありちっそやそっとの事では心象を悪くしないが度を過ぎたり、二股したりするとマスター殺しに値する為注意が必要。
好みなタイプの男性はある文献から見目美しい若者で、好物は現界した際に食したかき氷。これだけは生み出した人間は賞賛に値するとご満悦顔。
関係募集:特になし
(>17主様。オリジナルランサー方のプロフも完成いたしました。感じ的にキャンサーの面を被ったランサーになってしまいましたが(苦笑)それでは審査の方よろしくおねがいします。
それからマスターの方で令呪の形を付け忘れてすみません。形は間桐雁夜と同様のもので右手についています。)
>両儀式
失礼。お嬢さん、何か探しものでも?良ければ手伝いましょうか?(とある用件で中央の町に来ており東の町に帰ろうと歩き始めると何かを探している彼女を見つけ。普段は声などかけないが、珍しく声をかけて)
>鞠付遥人
全く母様は馬鹿なの...?はぁ...ん?アレは鞠付家の当主の鞠付遥人...(護衛に任を命じ自分は近くの店で休憩を取ろうとしたところ、鞠付家の当主である彼を見つけ。一応挨拶しようと防御魔術の準備をし彼に近付いて微笑んで)
こんにちは、鞠付遥人さん。お散歩ですか?
(/ドッペルありです!記入しておらず申し訳ございません...!)
>22 匿名さん
(/pf提出ありがとうございます。確認しましたが不備はありませんでした。絡み文提出か絡み文に絡んでください。また、英霊の件了解致しました...!)
>23 ホルホースさん
(/pf提出ありがとうございます。確認しましたが不備はありませんでした。絡み文提出か絡み文に絡んでください。令呪の件も了解致しました!)
>all
─────相変わらず、賑やかな場所ね。(北の町よりも活気に溢れる中央の町。その中でも特に人通りの多い、大通りに彼女は居た。格好は、長袖のシャツの上にファー付きの上着、首元を隠す為に薄いマフラーを巻いて、下はロングスカート、靴はもこもことしたブーツ、手袋。と相変わらずの重装備である。勿論、般若の面も変わらず付けており、表情は伺えないが、暑くはないようだ。色んな意味で目立つ姿だが、彼女にとってはこれが普通である為、周りの視線を気に止めることもなく抑揚の無い声で上記を呟くと、人の間を縫うようにして歩き始める。その足取りは確りとしたもので、何処か目的地があることは明らかだろう。──ふと、何か気配を感じ、歩みを止めて気配の持ち主を確認するように視線を周囲に滑らせ)
(/初めまして、新崎時雨の背後で御座います。久々に初回を書きたくて、絡みに行くのではなく、提出する形を取らせて頂きました。かなり変わった子であり、個性の強い子となっていますが、皆様の素敵な息子、娘様と絡めたら幸いで御座います。また、ロルに付きましては、稚拙ながら、豆?長。書き方も多種多様に変えることが出来ますので希望があれば遠慮なく…。
色々と御迷惑をお掛けするかもしれませんが娘共々宜しくお願い致します。)
【つらら女】》無蔵千景 鞠付遥人
あ~~っ、マスターが教えてくれたエアコンっていう箱は、なんて心地よい風を出すかしら、
そして冷やされた空間で食べるかき氷って食べ物……これぞまさしく至福!至福ですわ~~!愚かな人間も珍しく良い物を生み出してくれたもんですわ。(中央街のとある甘味処(喫茶店)にてキンキンに冷えた店内で、二人用の席に腰かけてかき氷を感嘆とした表情で頬張りながら勝手に人間を評価して)
ん?あら?あらら?あそこに居られるのは、確か……アサシンとバーサーカーのマスター?
まさか……ここで始めるつもりかしら?ふっ、そんないきなりなんて杞憂ですわ
(……とふと、目の前のガラス張りの壁を見ると二人のマスターを発見。手に持ったスプーンをくるんと回した後、かき氷をすくって口に入れて……)
》主様、鞠付家の中の人様。
【では早速お二人絡んでみましたのでよろしくおねがいします。と言っても喫茶店で除いているだけなんですけどね。尚、霊体化してません】
【神祇小梅】》ALL
……はぁ、はぁ……まだ真っ直ぐには飛ばないか……(ここは北の街、見ての通り年中雪が降り、一面の銀世界と家屋の暖かな光。寒空の中、濃い緑のカーディガン、白いフリース生地の長袖のシャツ、ジーンズ生地のミニスカート、黒のニーソソックスに厚手のモコモコのブーツ。カーディガンの上には内側が羊毛になっているのジャンバーでその上にトレンチコート、更に防寒着と重ね着の集大成に厚手の手袋と毛糸の帽子の重装備を身に着け白く荒い息を吐く。何故かというと、私はこの北の街の空き地で人払いの魔術使い、その中で持参してきた段ボールを置き同じく持って来た空き缶を横一列に並べ、更にウチの庭から拝借した小石を用い、覚えたての変化の魔術を使用して真っ直ぐ的(空き缶)に正確に当てる鍛錬をしている。私はまだ弱い、今他の7家の人達と太刀打ちする事になったら軽くひねられてしまうだろう……。お兄ちゃん達や7家の人達は生まれた時から、魔術師の修行を積んで来たんだ。
私はそれよりもっと遅く三か月前から修行を始めたのだから、私がお兄ちゃん達に辿り着くにはその倍の努力を重ねるしかないのだから…それと此処は架蔵と新崎の家の領地で私の家、神祇は西の街。本来なら自分家の領地内で修行するのがいいんだけど、私が此処で修行してるのは目的がある。)
それは私のサーヴァント・ランサーのつーちゃん(小梅命名)の特性とこの土地が噛み合ってるから、私じゃ充分につーちゃんにサポートしてあげられない、だから最高に活躍できる場所を選んで妥当だと判断して此処等辺の宿を拠点につーちゃんの陣地作成で砦を築く。これで防御の備えは完成、あまり戦いたくなくても備え万全にしなくちゃね。(そう思い尚も魔術の鍛錬に身をやつす。)
(》新崎家の中の人様。
此方こそ私めの不手際で御迷惑をかけるやもしれませんが、宜しくお願い致します!)
>神祇小梅
……侵入者。…いえ、私が行くわ、ええ、大丈夫。(北の街、その丘の上に存在する大きな屋敷こそ、新崎家の家。街の外れに近い場所に存在しているが、此処は近くに住む人も居らず静かで、街を一望出来る程眺めも良い。買い物に行く際、面倒であることを除けば最高の場所だ。勿論、満足している。……いや、外に出るのが億劫になるから、ちょっぴり不満かも。私がこの屋敷の主になってから、色々とやることが増えた。チリンチリンと部屋に響く鈴の音。そう、侵入者対応も仕事のうちの一つ。使役する式の一人から相手の特徴を聞きながら般若面を被り、最小限の言葉を交わす。──さて、どんな人物か見てあげましょう。面の下でゆっくりと口角が上がっていくのを感じながら、夏に着るような白いワンピースを身に纏えば契約しているサーヴァントへの言伝を式に頼み、寒空の下へ繰り出した。居場所も、この北の街へ入ってきた時から把握しているようで、彼女がいる空き地へと真っ直ぐに向かえば、「人避け、上手く出来てる…」なんて独り言をポツリと呟き、すり抜けるようにして中へと。そして、目的の人物を見付けると明るい声を作って般若の面越しに「君、少し不用心すぎるんじゃない?人避けしてるとはいえ、他の魔術師の領土だよ?」と話し掛け。緩く首を傾げてみせ)
(/展開等の希望がありましたら何時でも遠慮なくどうぞ。蹴り可。)
【両儀式】
>>武蔵千景
はじめまして、親切なお嬢さん。ええ、人を探しているのだけど………の様な人、知っているかしら?
(声をかけられた方に振り向くとこくりと頷き、同じ和装に親近感を覚えたのか嬉しそうに微笑みながら答え。幾つかの特徴、おそらく架蔵のマスターだと特定できる様なものを伝えて)
(/お返事ありがとうございます! 蹴推奨)
>>新崎時雨
──?
(視界の端に引っ掛かった鬼の顔。こんな所にいる鬼ならば斬ってしまおう、なんて物騒な事を考えて視線を向けた般若の面をつけた少女は、鬼でもそもそも妖の類いですらない普通の人の子で。それでも何か惹かれる物があったのか、将又ただの気紛れか、兎も角霊体化したままふらふらと後をついて行く。─と、先程まで迷う事なく歩いていた少女はぴたりと足を止めてしまう。目的地に着いた訳では無さそうだし迷子かしら、なんて暫くは眺めていたがどうにも様子がおかしい。不思議そうに首を傾げると霊体化を解き、少女の目の前に現れると軽く微笑みながら声をかけて。)
ねぇ、般若の貴女。何をしているの?
(/初めまして。ロルがとてもお上手で下手な自分が絡むのも申し訳ないくらいですが、お話しして頂けると嬉しいです…!)
【鞠付遥人】
>>武蔵千景
あ、ども。まーそんな所かな。君、無蔵千景さん、であってたよね?
(こちらへと歩いてくる少女に喧嘩売った様に見えた訳じゃないよな、と冷たい汗が頬を伝い。接近戦を得意としない己は剣術を得意としていた筈の彼女に仕掛けられたら速攻でバッサリだろう。そう覚悟を決めていたものの比較的友好さを感じる声かけに内心胸を撫で下ろして。それは微塵も出さずに挨拶をして)
>>つらら女
───?
(ふ、と視線を感じた方に目を向けるとそこにはエーテルの塊─おそらくサーヴァントらしき女が何故かかき氷を食べている。何だあれ、と若干混乱しながらも目が離せずにいて)
(/上手く絡みにいけなくて申し訳ないです。無理だったら何とか絡みに行きますので…!)
>>新崎時雨
うわ、流石時雨さん。このぐらいじゃ気づかれちゃうか。俺もまだまだだな
(街で非常に目立つ少女の姿──マスターの中でも割と交流のある般若面の彼女を見かけると気配を殺しながらひっそりと近づく。もう二、三歩、あと一息、という所で警戒する様に足を止めたのを見ると諦めて普通に歩み寄り。手をひらひらと振りながら声をかけて)
(/友人を募集されていたので勝手に知り合い風にしてしまいましたが、問題があれば遠慮なくお願いします。問題なければ勝手に付き纏いますので程よく構って頂ければ…!)
>両儀式
……。
(───人、人、人。幾ら周りを見渡そうと、その視界に映るのは気配の持ち主では無い人物ばかり。気のせい…?いや、確かにした筈…なんて思った時、ふと目の前に現れた女性。───嗚呼、彼女だ。間違いない。そんな確信を胸に抱きながら面越しに真っ直ぐと見据え瞬きを二度、三度繰り返す。沈黙する事、約十秒。年相応の明るさを作り上げては「少し買い物に、お姉さんは、何を?」と言葉を返した。不自然では無いようにしたつもりだが、己にはまだまだ感情と言うものが良く分からない。バレるだろうか、なんて考えつつ目の前の女性の正体を推測する。少なくとも、北の町の住人ではない。彼女の顔に見覚えはないからだ。──そして、普通の人間でもないだろう。魔術師としての勘がそう脳に訴えかけてくる。この島の魔術師でない事は顔に見覚えが無いことから明らか。ならば一体何者か?思い当たる節があるとすれば他所から来た魔術師、若しくは───サーヴァント。きっと、可能性としては後者の方が高い。今の時期に他所から魔術師が来たら連絡位は他の家もしてくるだろう。何せ、聖杯戦争を邪魔されたくは無いのだから…。然し、サーヴァントだとすれば些か困った状況になる。肝心の己のサーヴァントを連れて来ていないのだ。思考回路を巡らせながら、敵意の有無を探る為、意識を集中させる。今は敵意がなくても豹変するかもしれない。少しの変化も見逃さない様に神経を張り詰めて「若しかして、旅行だったり?…お姉さんみたいな綺麗な人の顔、一度見たら忘れないんだけどなあ。」悟らせないように細心の注意を払いながら弾んだ声色で、鎌をかけてみた。これで引っ掛かるなら良し、引っ掛からなければその時は───)
(/初めまして、褒めて頂きありがとうございます…!なりきり自体、ブランクが数年あるのでムラも酷ければ文も拙い…今の私は目も当てられない状態ですので、申し訳ないなんて思わずに、気軽に接して頂ければと思います。
また、両儀式、息子様のロルも個人的には上手だと思いますし、返事が書きやすかったです…!筆が乗る時は長文がっつり回してたりしますが、本体様が苦手でしたら控えますので何かあれば遠慮なく。また、返事につきましても、書きやすい長さで構いませんので!…単純に書きたいから長くなったり短くなったりするのであって、所謂楽しんだもん勝ちです。)
>鞠付遥人
成程、遥人さんでしたか…。てっきり、私、暗殺者か何かかと。
(視線を滑らせている時に、目に留まった人物の名は鞠付遥人。彼とは、16歳の頃に知り合い、関係性は知人兼友人みたいなものだ。気配を殺して近付いてくる物好きなんて、暗殺者か彼くらいのものしかいない。とまあ、それはさて置き、今は言葉を返すべきだろう。お面の下に笑みを浮かべては、言葉を紡ぎ、上記の最後に洒落にならない言葉を添える。さて、一体どんな用件だろうか?単純に友人としての会話か、魔術師としての会話か、或いは───。既に聖杯戦争は始まっているのだから、警戒だけはしておくべきだ。例え、彼と親しくしていようとも。然し、その警戒を悟られる訳にも行かない。慣れたように隠してしまえば「それで、遥人さんは此処で何を?私は買い物だけど。」と言葉を続けて小首を傾げ)
(/いえいえ、凄く助かりました。私も、勝手に16から知り合った風に捏造してしまいましたが、大丈夫でしょうか…?問題があれば訂正致しますね…!大切なお友達なので、大切に構わせていただきます…!蹴り推奨)
>新崎時雨
あれが新崎家の魔術師...私より若いとは聞いていたけど...(番傘で顔を隠しつつ、自分より若い彼女を見て目を細め妖しい笑みを浮かべ。同じ月代島の名家の者として噂程度に彼女の家の事情や色々な情報は知っているが、本当かどうかは分からないためわざわざ彼女の後を付いてきて)
>つらら女
全く覗き見なんて趣味が悪い...中央の町ですから騒ぎを起こしても揉み消せないし...
(視線を感じ、チラリと視線を感じる方を見ると黒髪の少女が此方を見ており。離れているが自分のいる場所から感じ取れる魔力から英霊か魔術師だと考えて。此処で処分してしまいたい相手だが英霊であれば自分一人で勝てるわけがないのと、自分の領地ではないため騒ぎを起こしても揉み消せないため攻撃は諦めて)
>両儀式
聞いた特徴からすると架蔵家の...。何となくだけど多分役に立てると思うわ
(相手の探し人の特徴を聞くと自分と同じ名家の者であろうと頭の中で考えをまとめ。探し人を見つけるのはきっと役に立つと微笑み。警戒心は持ちつつ、しっかりと会話を続け)
>鞠付遥人
えぇ、無蔵家当主...無蔵千景です。名を覚えてくださり光栄です。実はお聞きしたいことが...(肯定するように頷き、改めて名を名乗りお辞儀して。鞠付家の当主に名を覚えてもらっていたとは思わず少し驚いたが光栄だと述べ。話を続けるように聞きたいことがあると伝え)
(/皆さん、よろしくお願い致します...!)
【両儀式】
>>新崎時雨
買い物?…私は、そうね、散歩かしら。今は暇だから面白いことを探していたの
(若干の沈黙が降りた後、伝えられた答えは買い物。道で突然立ち止まる事を買い物と称した訳では無いだろうけどこれ以上そこについて追求するのは止める事にする。質問に答えて貰ったのだから今度は此方の番、と表情を緩めるとすらすらと答えて。今は己の主人─マスターと言ったか。その人から命じられていることも特にない故に、本当に暇を持て余していた。無論マスターから離れることは推奨されてはいなかったがそこには気がついておらず。「そうしたら般若の貴女を見つけたから」と指先で触れない程度にお面の縁をなぞり。)
まあ、旅行と言えばそうなのかしら。呼び出されたというか…ええと、説明するって難しいのね
(続いて問われた事には少し首を傾げながら言葉を紡いでいき。マスターに言われなくても積極的に正体を明かさない方がいいという事ぐらいは言われなくても分かっている。ふぅ、と溜息を吐いて視線を下げて。そこであまり季節感にはそぐわないモノを見つけると興味津々な様子で「ねぇ、貴女暑くないの?」と言いながらもこもこの手袋に触れようと手を伸ばして。)
>>無蔵千景
そう!架蔵という名字の人。まだ名前をちゃんと覚えてなくて困っていたの、ありがとう
(ぱぁと表情を明るくしながら言葉を返し。島の住人ならば有り得ない事をさらりと口にしながらふわりと微笑んで)
【鞠付遥人】
>>新崎時雨
そんな物騒な事言わないでくれよ。って言いたいところだけど聖杯戦争中だし当然か。…いや、ほんとに。振り向きざまに刺されたらどうしようかと思った
(ごく自然な調子で言われた暗殺者の言葉は存外的を得てる所もある故に少々背筋が冷えた様な感覚がして。それでもへらりと笑うと此方もまた日常の延長線上の様な声音で肩を竦め。改めて今は聖杯戦争の真っ只中、此方に今はその気が無くても相手がそうとは限らない。とは言え今のところ目の前の少女─その服装故に常人以上に読み取り辛い─は最低限の警戒はしているのかもしれないが敵対心の様なものは感じられない。それならばこのまま雑談に興じても問題ないだろう、とつらつらと適当に喋りながら、最後にはどの口がと言われそうなことまで付け加えて)
ま、今は時雨さんと積極的に敵対するつもりはないし、多分時雨さんも一緒だろ?…俺は買い物帰り。この物騒な時期なのに中央にしか入ってない菓子が欲しいって騒がしい奴がいたから仕方なく。そうだ、イマドキ物騒だし護衛しようか?
>>無蔵千景
いやいや、そっちこそ俺みたいなのを覚えててくれて有り難いよ。俺は何の面白味も無い魔術師だし。…聞きたい事?
(片手をひらひらと振りながら答えて。尋ねたい事があると言われれば緩く首を傾げながら続きを促し)
》鞠付遥人 無蔵千景
覗いた先の二人の反応は……(まず眼帯の殿方の方、此方を奇妙な眼差しで見つめている。そして番傘を刺している同じ着物同士親近感がわく女性の方は明らかに警戒している雰囲気。そりゃ魔術師が二人いるとしても英霊が目の前に居て警戒せざる得ないだろう。なので警戒心を解く事にした。(別にこのままでも放置しても良いけども…)
まず店内にいる人間達の視線を確認した上で目線を盗み、スプーンを所持している別の方の手、萌え袖から冷気を発し、幾本かの小型の氷柱を作り出せば、ソレを空中に浮かべ、次第に文字を作り始め、「安心して」「マスターからお暇を頂いているだけで」「今は危害を加える気など毛頭ありませんわ」と窓越しの二人に見せて説得試みた――上手く伝わってくれればいいのだけど。
そしてその後、再び氷柱文字で、「良ければご一緒しません?」「マスターの金子ですけど何か奢りますわよ」と付け加えて
【此方こそすみません。絡みにくい文送ってしまって、それから此方の方で御二方のレスを見て勝手に知っている風な解釈をしてしまいました件もすみません。…蹴り可】
【神祇小梅】
》新崎時雨
『君、少し不用心すぎるんじゃない?人避けしてるとはいえ、他の魔術師の領土だよ?』と突如、優しい女性の声が聞えて来た事で、(背筋をブルっとさせる。と言っても人除けの魔術を貼っていたのに入られた事に、魔術の詰めが甘かったのか或いは此処に拠点にしたことで本来の領地の家のマスター、または第三者のマスターかと考え震えあがったが、防御魔術は使わずと言うか習得はしてない為使えない方のが正しいが、私は何の構えを取らず恐る恐る、その声の主の方へと身体を振り向かせ、顔もまた向けると次第に彼女の姿が露わになっていく、そこでまたしても驚きを隠なかった。この気候だというのに夏に着るような白いワンピース…いやそれも十分大きいけどもそれよりも般若の面の方が衝撃的で、
ビックリした拍子思わず、雪に脚を滑らせ背後の方仰け反る形でそこの地面を踏んだことで…)
あっ!……そこは……(そう気付いた時には既に遅く、今踏みしめた地面の範囲内からは私がかけた認識阻害でカモフラージュしたつーちゃんの工房があって、勿論そこには外より激しい猛吹雪の上、当然、罠も仕掛けられてあるが、幸い罠を踏まなかった事にそっと胸を撫でおろし…)
(そのまま脚を元の場所に戻し、般若の面の彼女方へと再び向き直り、まったくと言っていいほど顔芸は身につけていない為、バツが悪そうに)
「……そ、その…なんと…いうか……――――ごめんなさい、つーちゃん……私の召喚したサーヴァントと此処の土地と相性が良かったので拠点にここを拠点していくつもりでしたっ!…」
内心この現状を見られて、一触即発の空気なるやもと焦燥感を抱きつつ、寒さ故なのか怯え故なのか肩を震わせて私がこの場でやろうとしていた事を思わず白状してしまった。――ど、どうしよう…このまま大人しく見逃してくれないよね…?
【お絡みありがとうございます。取り敢えず、戦闘仕掛けるなら仕掛けても良いですよ。小梅は逃げると思いますが、一応小梅の方からは現状、戦闘は仕掛けてこないので、蹴り可】
>無蔵千景
───私に何か用でも?(どうやら、彼女の存在に気付いていたようで、ぴたり、と足を止めれば振り返る。そして上記を尋ねるわけだが、その声には抑揚などは存在せず。表情すらも面を付けているため窺えないだろう。「面倒事ならば、日を改めていただきたいのですが。」此処には人が大勢いる。そんな所で何か行動でも起こす気か?と同じ、魔術師であり、聖杯戦争に参加している彼女へ暗に伝えれば距離を保ったまま様子を伺って。)
>両儀式
成程…散歩は健康にも良いですからね。
(相槌を打てば上記を告げる。然し、注目するのは"今は"と言っていたことだ。何かしら裏があることは確実となった。表情を緩める彼女とは対照的に面の下で浮かべていた笑顔が消えて行く。詳しく追求されなかったのは助かったけど、考える事が多すぎる。そう心の中で洩らせば、小さな溜息にも似た息をそっと吐きだした。言葉から察するに、矢張り彼女はサーヴァントと考える方が無難だ。マスターは近くに居るのだろうか、そもそもクラスは、どういう英霊なのか、グルグルと疑問が頭の中で渦を巻く。考えていても埒が明かないのは直ぐに気づいたが、それでも考えずには居られない。思考の波に飲まれかけていた時、投げ掛けられた疑問。思考を中断すると、伸ばされた手へ…手袋に触れるその手に、視線を下ろした。──私が簡単に触れることを許すなんて…、これでは、亡き両親に怒られてしまう!でも、でも今は、対応をしなければ──そう自然に、自然に!「暑くは…無いかな。これでも結構薄着だと思ってるし…、」過去の、両親の事が頭を過り、固くなった身体。幼少期の頃をフラッシュバックしながら絞り出した声はわかりづらくはあるが、僅かに震えていて。自身はそれに気付かないまま、彼女を見据えた。興味津々、といった顔で手に触れる彼女からは矢張り敵意を感じられない。今は、出方を伺うしかない。嘗て、自分以外を信用するなと叫んだ両親の記憶が蘇り、それに耐えるように目を固く閉じ、彼女が目の前に居るにも関わらず小さく頭を振って、)
>鞠付遥人
そうですねえ、敵意が少しでもあったら躊躇い無く一刺ししたかも。
(相も変わらず薄っぺらい笑顔で言い放てばナイフを突き出す様な動作をして見せた。遠回しな敵意の確認だが、今の所、互いに戦闘は望んでないと知ることも出来たし、良しとする。護衛の単語に純粋に首を傾げ「私を…?、相変わらずお人好しなんですね遥人さんって。今後、敵対する可能性だってあるのに。」当たり前の事を告げると抑揚のあまり無い笑い声を上げ、こう最後を締め括った「それに、護衛が必要なのは遥人さんじゃないですか?私の体術で変質者から守ってあげますよ。」冗談で言っているのか、本気で言っているのか。それの真意が分かるのは本人のみだろう。)
>神祇小梅
(彼女を見定めるかのように真っ直ぐと見据える。此処は自分の管轄でもあり、思い出が沢山詰まった町。もし、手を出すというのなら容赦はしないと心に決めていて、沈黙を保ったまま返事を待った。が、どうやら己の姿に酷く驚いた様子。背後の地面を踏んで焦った様な表情を浮かべた…かと思えばほっとしたような顔に変わった彼女。これが書物で読んだ百面相か、なんて冷静な感想を一人心の中で零し、彼女の背後をじっと見つめた。「…。」まあ、何かしらある事は間違いない。あの焦り具合からして罠か何かでも───なんて、予想をしていたのだが、問い詰める前に本人から答えが明かされてしまった。「……普通、誤魔化すとかしそうだけど。」自分であれば起こさないようなミス。これも作戦か…?なんて一瞬戸惑い、警戒の色を強めるも、彼女の様子から演技でもなんでもなく、本当のことを話しているだけなのだと知る。───魔術師らしくない。これが、彼女に抱いた印象だ。警戒している方が阿呆らしいと溜息を零して「貴方の様な人が聖杯戦争に参加するなんてびっくり…一応確認するけど、此処で暴れるつもりはある?あるなら、見逃せないけど。」万が一、敵意があっては困る。此処は北の町。勝手は知っている。魔術を行使して氷の槍を作れば相手に突き付けながらそう尋ねて。)
>無蔵千景
───私に何か用でも?(どうやら、彼女の存在に気付いていたようで、ぴたり、と足を止めれば振り返る。そして上記を尋ねるわけだが、その声には抑揚などは存在せず。表情すらも面を付けているため窺えないだろう。「面倒事ならば、日を改めていただきたいのですが。」此処には人が大勢いる。そんな所で何か行動でも起こす気か?と同じ、魔術師であり、聖杯戦争に参加している彼女へ暗に伝えれば距離を保ったまま様子を伺って。)
>両儀式
成程…散歩は健康にも良いですからね。
(相槌を打てば上記を告げる。然し、注目するのは"今は"と言っていたことだ。何かしら裏があることは確実となった。表情を緩める彼女とは対照的に面の下で浮かべていた笑顔が消えて行く。詳しく追求されなかったのは助かったけど、考える事が多すぎる。そう心の中で洩らせば、小さな溜息にも似た息をそっと吐きだした。言葉から察するに、矢張り彼女はサーヴァントと考える方が無難だ。マスターは近くに居るのだろうか、そもそもクラスは、どういう英霊なのか、グルグルと疑問が頭の中で渦を巻く。考えていても埒が明かないのは直ぐに気づいたが、それでも考えずには居られない。思考の波に飲まれかけていた時、投げ掛けられた疑問。思考を中断すると、伸ばされた手へ…手袋に触れるその手に、視線を下ろした。──私が簡単に触れることを許すなんて…、これでは、亡き両親に怒られてしまう!でも、でも今は、対応をしなければ──そう自然に、自然に!「暑くは…無いかな。これでも結構薄着だと思ってるし…、」過去の、両親の事が頭を過り、固くなった身体。幼少期の頃をフラッシュバックしながら絞り出した声はわかりづらくはあるが、僅かに震えていて。自身はそれに気付かないまま、彼女を見据えた。興味津々、といった顔で手に触れる彼女からは矢張り敵意を感じられない。今は、出方を伺うしかない。嘗て、自分以外を信用するなと叫んだ両親の記憶が蘇り、それに耐えるように目を固く閉じ、彼女が目の前に居るにも関わらず小さく頭を振って、)
>鞠付遥人
そうですねえ、敵意が少しでもあったら躊躇い無く一刺ししたかも。
(相も変わらず薄っぺらい笑顔で言い放てばナイフを突き出す様な動作をして見せた。遠回しな敵意の確認だが、今の所、互いに戦闘は望んでないと知ることも出来たし、良しとする。護衛の単語に純粋に首を傾げ「私を…?、相変わらずお人好しなんですね遥人さんって。今後、敵対する可能性だってあるのに。」当たり前の事を告げると抑揚のあまり無い笑い声を上げ、こう最後を締め括った「それに、護衛が必要なのは遥人さんじゃないですか?私の体術で変質者から守ってあげますよ。」冗談で言っているのか、本気で言っているのか。それの真意が分かるのは本人のみだろう。)
>神祇小梅
(彼女を見定めるかのように真っ直ぐと見据える。此処は自分の管轄でもあり、思い出が沢山詰まった町。もし、手を出すというのなら容赦はしないと心に決めていて、沈黙を保ったまま返事を待った。が、どうやら己の姿に酷く驚いた様子。背後の地面を踏んで焦った様な表情を浮かべた…かと思えばほっとしたような顔に変わった彼女。これが書物で読んだ百面相か、なんて冷静な感想を一人心の中で零し、彼女の背後をじっと見つめた。「…。」まあ、何かしらある事は間違いない。あの焦り具合からして罠か何かでも───なんて、予想をしていたのだが、問い詰める前に本人から答えが明かされてしまった。「……普通、誤魔化すとかしそうだけど。」自分であれば起こさないようなミス。これも作戦か…?なんて一瞬戸惑い、警戒の色を強めるも、彼女の様子から演技でもなんでもなく、本当のことを話しているだけなのだと知る。───魔術師らしくない。これが、彼女に抱いた印象だ。警戒している方が阿呆らしいと溜息を零して「貴方の様な人が聖杯戦争に参加するなんてびっくり…一応確認するけど、此処で暴れるつもりはある?あるなら、見逃せないけど。」万が一、敵意があっては困る。此処は北の町。勝手は知っている。魔術を行使して氷の槍を作れば相手に突き付けながらそう尋ねて。)
【神祇小梅】
>新崎時雨
『……普通、誤魔化すとかしそうだけど。』この言葉に「そうかもしれませんね」と苦笑気味に応えた。
彼女の言う通りここで詭弁を返す事でってできた。ただそうしなかった理由は、これ以上、彼女の心証を悪くしたくない為で、聖杯戦争のルール上、彼女とも何れは矛を交える時が来るかもしれない、けれども私は人を殺めてまで聖杯を取るつもりはないし、戦わずにいられるならそれこそ本望。此処に拠点を置いたのだってドンパチやる為なんかではなく悪魔でも自衛の手段の一環でこの島で普通に暮らしている皆に危害を加えるつもりはこれぽっちもないのだから、
そして彼女は、私の言動にさぞ阿保らしいと思ったのか溜息をつくと『貴方の様な人が聖杯戦争に参加するなんてびっくり…一応確認するけど、此処で暴れるつもりはある?あるなら、見逃せないけど。』と此方を牽制すべく、魔術を用い氷の槍を生成し私に突きつけて、尋ねられてしまう。ここで敵意があるような事を言ったらここで殺されてしまうだろう。魔術を齧った程度の一般人でもわかる。そう脳裏に危険信号が告げている。彼女もまたこの土地に深い愛着を持っているであろう、そこに住む皆に酷い目に遭わせようものなら殺すと仮面越しで目は見えないけど恐らくそう告げているに違いない。同時にそれは北の街にすむ人々に対しての優しさなのだとその言葉に対しては既に言う事は決まっている。
「暴れないと言ったらう、嘘になりますね…この戦いに居る以上いずれ貴方とも戦うかもしれないから…
……ですが少なくとも今は貴方と戦う気はないですし…それにこの島に住んでいる皆に危険を及ぼしてまで聖杯を取ろうだなんて考えてませんから…」と槍を突きつけられても尚、抵抗する素振りは見せず、重くのしかかる威圧に震えるこの身を必死に堪えながら、上記の自分の心の内をしっかり告げる。死を覚悟してではないがそれは今私が言える精一杯の言葉だ。
>神祇小梅
(最後に彼女が述べた言葉───其の場しのぎで咄嗟に思いついた嘘偽りであれば、即座に戦闘へと持ち込み排除する予定だった。だが、この状況下でも勇気を振り絞り、自分の心の内を告げるその姿は、嘘偽り等ではないと己の心に訴えかけてくるには充分で。──眩しい人だ。目を少し細めながら左記のように考え、向けていた切っ先を下ろし、空いている右手で般若面を横へとずらした。「私が戦う分には…他の者を、この島の人達を巻き込まないのであれば構わないわ。…今は、休戦としましょう。……でも、さっき言ったことを忘れて無関係の人達を危険な目に合わせたら、月代島の魔術師として、新崎の当主としてこの命に変えてでも貴方を倒すから」無表情、の筈だが、その瞳は力強い意志をはっきりと宿しており、声も比例して珍しく抑揚のある力強い声色だった。再び、面を被り直せば先程の真剣味のある雰囲気から一転し、抑揚の消えた声で「私としては、フェアな状況で戦いたいから工房を作るのは構わないけれど、架蔵家にはバレないようにね。」なんて忠告を。幾ら己が見逃しても、他の魔術師も見逃すとは限らないのだ。余計なお節介だろうか…とぼんやり考えながら槍を手放せば氷の槍は粉々に砕け散り。)
【両儀式】
>>新崎時雨
(怯えている。そう直感で知った。微かに、気のせいだと言われてしまえばそこまでの震えを含んだ声で告げられる内容は言葉を選んでいる、というよりは何を言えば正解なのか迷っている、と表現する方が適切か。肌触りの良い手袋越しに小さく頭を振る少女の手を包み込むようにする。──そこで、不思議なモノを見た。暗闇の中、何かの唸り声が響いている。そんな場所で小さな子供が何かを書き綴っていた。それを俯瞰の位置で眺める。画用紙に書いていたのはたった一つだけ。『信じるな』。それを理解した時に分かってしまった。何かの唸り声だと思っていたそれは、信じるなと何度も何度も繰り返す声が反響しているだけだと。見えたのはそれだけ。子供の表情は髪に隠されて見えなかった。──ふ、と意識が戻る。サーヴァントの器に押し込められたせいで上手く制御出来なくなった眼が見た光景だと遅れて気が付いた。此方の時間では十数秒程度か。少し気怠いし判った事だって少ない。サーヴァントになる前は考えられなかった経験。それでも知らないという事が楽しくて小さく笑う。そうして面の奥にある筈の少女の目をじっと見つめ、歌うような調子で呟き)
──バカね。自分で決めればいいのよ
【鞠付遥人】
>>新崎時雨
うん、それは嫌だな。色んな意味で迷わず浄土に行けそうだ
(緩く眉を下げると困ったように微笑みながら言葉を返す。実際そんな状況があればお互い迷うことなく刃を向けているのだろう。魔術師同士、それも聖杯戦争に参加すると理解しているのだから。お互いプライベートな部分に踏み込まなかったのもそのせい。それでも交流を持ったのは新崎の家にまつわる噂が気になったせいだったな、なんて昔のことを少し思い出して。─と、守るという言葉に微かに顔を顰めると小さく唸り、「…あまりにも情けないから遠慮しとくよ。ま、一人より二人の方が声も掛けにくいだろ」そう言って肩を竦め)
>>つらら女
金の問題じゃ無いんだが…
(あろうことか人目の多い場所での力の行使、敵対しているかもしれないマスターに向けての誘い。英霊と呼ばれるにはこういう豪胆さがいるのかもしれないけど、俺には無理だな、と微かに痛む頭を押さえながら氷柱で綴られた文字を眺める。何というか、緊張感に欠ける相手だな、というのが正直な感想。クラスは知らないがバーサーカーではないだろう。これ以上ここで悩んでいてもどうしようもないし、と諦めると店内へと入り。声をかけてきた店員を適当にあしらってからサーヴァントの方へと足を進めて、少し距離を保ったまま声をかけて)
お誘いどうも
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