りむ 2020-05-07 15:05:30 ID:8ae2f7b03 |
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「、、、そう、ですか、、」
(暫くの沈黙が続き、エスプレッソを一口飲み、少し顔を顰める。今時の妖は子供相手に夜這いなんてするのか、この国に法律が特に無いのは承知だ、勿論治安はそんなに良くない。だが、無いからってなんでもして良い訳では無い。それに流石に夜這いなんて可笑し過ぎる、ましてや子供相手にだ。そしてサラギは沈黙を破る様にゆっくりと口を開き、淡々と喋り出す)
「、、、もし、声掛けた私が悪い人だったらどうするんですか?そんな特に考えもしないで、匿ってなんて言ったら、そのまま何処かに連れ去られていたかも知れませんよ?」
(「少々お節介かも知れませんが、本当に気をつけた方がいいと思いますよ。」目を細め、そう付け足し、もう一口エスプレッソを飲む)
(相手の言葉でハッとした。確かに彼が悪い人だったとしたら…余裕が無かったとしてもそこをちゃんと考えなくてはいけなかった。)
「た、確かにそうですね…気を付けます」
(彼のありがたい言葉を噛み締めながらショートケーキも一口二口と進める。)
(相手が美味しそうにケーキを食べてるのを見て、不意に柔らかい笑みがこぼれる)
「ふふっ、誰に対しても警戒心を忘れずに居てくださいね。私達は法律に守られて居ませんので。」
(少し周りの雰囲気が柔らかくなり、美味しそうにケーキを食べてる朱雀を眺めながら、ふと思った。見た目から見て、梅重朱雀は十代前半ぐらいだ。でも妖の年齢は見かけによらないのでかなり面倒くさい。もしかしたら成人しているのかも知れないし、そうでなかったりもする。もし本当に子供であれば、見知らぬ子供を大人の自分の部屋に連れ込むのは少し人間性を疑ってしまう行為だ。だが流石に年齢を聞くのはかなり失礼な事だ、サラギは聞こうかどうか少し迷い、数分後に意を決して相手に問う)
「かなり失礼な質問になってしまいますが、貴方今年で、歳はいくつでになるしょうか?、、その、流石に見知らぬ誰かの子供を匿う事は無理がありますんで・それにそんな事してしまうと、貴方の親御さんもきっと心配する羽目になるでしょうしねぇ」
「僕の年齢は…はっきりとは覚えていませんが恐らく軽く1000歳は越えていたような気がします。それと親はもう…」
(親の事を思いだしうつ向く。朱雀の親は数百年前に妖であろうと死んでしまっている。昔の夜這い事件で家族を失ってしまった為。あれは自分のせい、少し辛い事を思い出してしまったが、また口角をあげ微笑む)
「そうですか、これは辛い事を思い出させてしまいましたね、申し訳ございません」
(小さく頭を下げる。頭をあげたら、彼の微笑みが目に入る。だが少々引き攣ってるように見え、目を細める)
「いえ、気にしないでくださいあと、ケーキ美味しかったです」
(微笑んだまま、なんやかんやケーキを間食させてしまう)
「えぇ、喜んでいただいて何よりです。」
(相手の笑顔につられ、クスッと笑う)
「、、うーむ、匿うかどうかの話に戻りましょうか、私は貴方の事を匿う事は容易です。それに数日間ぐらいなら、私は別に構いません。でも、ずっと匿っている訳にも行きませんので、解決策を探さないと行けませんね、いつ見つかるか分からない状況にあるのでしょう?」
(少し首を傾げ)
「そうですね…どこで見ているのかもわかりませんし…」
(小さく頷き)
「あの人達の考えていることがわかりません…」
(うつ向く)
「んー、最近、前より暴れ回ってる妖達が多いから、現在夜這い被害に合ってる貴方には特に気をつけないと行けませんねぇー」
(「まぁ、貴方が美しい容姿を持っている事だけは、その人達に賛成ですねぇ」そう付け足し、ふっと笑う)
「まぁ、大丈夫、何とかなりますよ、きっと」
(相手が少し落ち込んでる様に見え、ポンと相手の頭を撫でる)
「確かに…夜這いだけでは済まない可能性もありますし…」
(少し考えこむ)
「ぼ、僕が美しいなんてそんな…恐れ入ります」
(恥ずかしそうに顔を赤くし両手で隠す)
「そ、そうですよね」
(頭を撫でられ少し安心し微笑む)
「またまた、ご謙遜を」
(恥ずかしがってる相手を見て、ふっと笑う。そっと相手の手を退けて、優しく彼の真っ赤に染まってる頬に冷んやりした手で触れると、優しげに笑いかける)
「ふふっ、お顔が真っ赤ですよ?まるでりんごみたいで、愛らしいです。、、貴方を食べてしまいたいぐらいに可愛らしいですよ。なんてね」
「じょ、冗談止めてくださいそ、それにぼ、僕男ですよ」
(相手の言動にさらに顔を赤くしてしまう。鼓動早くなり、ドッドッドッと心臓の音が聞こえる。自分は男だと言うけれどもこれじゃあ本当に女みたいだと思いさらに恥ずかしくなる。)
「嫌ですねぇ、私はただ思った事を口にしただけですよ。冗談ではありませんよ、褒め言葉として受け取って下さいな」
(相手の照れてる姿を見て、微笑ましくて笑いを隠せないようだ)
「んー、今時男性でも女性でも関係ない時代になって来てるし、まぁ、可愛いや愛らしいって言葉で男性に例えても大丈夫なのではないでしょうか?」
(キョトンとし、首を傾げ)
「あっ、それともやっぱり可愛いらしいよりも綺麗の方が良かったのでしょうか?」
(目を細め、クスッと笑い)
「な、成る程…」
(顎に手を置き、少し考える。夜這い事件等いろいろあり、気付いていなかったがもうそんな時代になったのかと密かに思う)
「い、いえ可愛いで充分です」
(綺麗と言われるのも恥ずかしい為、恥ずかしがりながら首を横に振る)
「まぁそんなものですよ、多分」
(「色々あればあるほど、時が早く感じるんですよ。良くある事です。それはいい意味でか、悪い意味でかは知りませんが、同じ様なものですね」そう付け足しふっと笑う。)
「おや、そうですか、ふふっ、雀ちゃんは照れ屋さんなんですね、実に愛らしい」
(相手の許可を取らずに勝手にあだ名を付けては、柔らかい笑みを浮かべ、もう1回ポンポンと相手の頭を撫でる)
「そうですよね。それに、僕らは妖でもあるから尚更ですね」
(にっこりと相手に微笑む)
「ざ、雀ちゃん?」
(意外とそいうのしない人なのかなと考えていたため、不意にあだ名を付けて呼ばれた事に少しだけ驚いている)
「おや、嫌でしたか?あだ名」
(首を傾げ、キョトンと相手を見る)
「私、すぐ親しくなった人にはあだ名を付けたがるんですよねー、貴方がそのあだ名がいやなら辞めますよ?」
(ふふっと笑う)
「いえ、あだ名で呼ばれたことがないので…少し驚いてしまっただけです」
(首を横に振る。名前はあってもあだ名では初めてだったため、多少嬉しそうに微笑む)
「、、そうなのですね!」
(相手の笑顔を見てパァっと笑顔に)
「折角ですし、アダ名で呼び合います?あっそれだと敬語も辞めましょうか!」
(柔らかく笑い、相手の手をぎゅっと握る)
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(中の人です!すみません!忙しくてなかなか返信出来ませんでした!)
「は、はい良ければそうしたいです」
(コクリと頷く)
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(私返信遅れましたすみません全然大丈夫ですよ)
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