我妻 2020-05-05 23:45:48 |
![]() |
通報 |
喜んでもらえて良かったあ…好きな物選んでくれたら後は俺が持って帰るから。そろそろ退院なのに荷物増やしたら炭治郎に怒られそうだし。
(笑顔で手を振り返してくれる其の単純な仕草でさえ、幸せを痛感させられて。ちゃんとこの子を大事にしなくっちゃと改めて決意固めては横目で袋に詰め込んだ物抱え眺める姿を見詰め。じっと其の姿見詰めていると彼女の視線が此方に向けられ、問い掛けにそういえば名前ぐらいしか伝えて無かったなぁと改めて聞かれた事に関して回答し。男の癖に化粧品会社に入ったのは女の子にモテるかもしれないと淡い期待があった事は伏せ、食事に関しては彼女の手作り料理も…と口走る前に反射的に視線逸らし)
俺は化粧品会社で働いてて、今は男性向けの香水のパッケージを考えたりとかしてるんだ。高校の頃の美術の先生、覚えてる?…あの先生にデザイン検討してもらったりして仕事進めてってる。
そんな感じかな、好きな食べ物は甘い物全般好きで、後はうなぎとか…。
我妻さんありがとうございます。では、この手芸キットをお借りしますね?
(袋から手芸キット選んで膝へ置くと職業の内容がわかって瞳輝かせながら見つめて。高校の頃の話になると懐かしさに瞳細め、美術教師であった彼にも久しぶりに会ってみたいと考えつつ口を開き言葉にして。香水と訊いて兄の誕生日に普段から縁がないであろう香水をプレゼントにと閃き提案した後、退院祝いは無理があるがさりげなくデートのお誘いもしてみて)
化粧品会社で男性向けの香水のパッケージを。凄いですね!美術教師は確か、宇髄先生でしたよね? えっと、お兄ちゃんの誕生日に香水をプレゼントしたいのでメーカーや商品名を訊いても構いませんか?
甘いものが好き……あの!今度、退院祝いに一緒にお出掛けしてもらえませんか? オススメのカフェがありまして、そこでデート……なんて。ごめんなさい!忙しくて無理ですよね。今のは忘れてください!
じゃあ、其の手芸だけ置いて帰るね、後は不要な荷物とかがあれば俺が炭治郎の所に届けとくよ?
最終日出来るだけ禰豆子ちゃんの荷物が少ない方が良いだろうから。
(瞳輝かせ見つめられ少し照れ臭そうに後ろ髪?いて頬緩ませ。なんだかんだ高校の頃振り回されてた時と変わらずに腐れ縁が切れず、明日もまた突拍子も無い事を提案され全面却下し言い合いになるんだろうと溜息を吐きたくなるが彼女の目の前である為ぐっと堪えて。普段からお洒落云々には興味が無い彼女の兄が香水なんぞ付けるだろうか、と迷うも彼女からの贈物なのだから流石に付けるだろうと頷き名刺片手に渡し。不意打ちのデートの誘い驚き乍も微笑んで頷き)
炭治郎が香水を付けるかなー…でも禰豆子ちゃんのくれるプレゼントを使わないなんて事は無いだろうし、問題無いか。
じゃあ、此れが俺の会社の名刺。そんでもって今手懸けてる香水の商品名はウィステリア。ある程度出来上がって受注生産してる段階なんだ、予約すれば炭治郎の誕生日にも間に合うと思う。
ううん、俺の事は気にしなくて良いの!誘ってくれる事が何より嬉しいんだから。禰豆子ちゃんが呼んでくれるなら何時でもどこでも駆け付けるからね!…でも暫くは家でゆっくり過ごして、様子見してからにしよう。
(退院して数ヶ月が経過し、何時もの日常が戻りつつあり。夜になり自室にてパソコンを使い名刺に書かれているアドレスを打ち込み検索し。教えてもらった商品名でサイト内検索すると香水の商品画像が色々と現れ、兄に送るプレゼント用の香水はどれにするか悩んでしまい。香りも色々あり普段からつけてもらい為、香りの強くなさそうな爽やかな柑橘系の香りにしようと早速注文して。注文が終わるとパソコンを閉じベッドへ横になり。相変わらず今も彼の記憶は思い出せずに泣きそうになるのをぐっと堪えては眠る事にして。翌朝、何時ものように早起きをして仕込みを手伝ったり店内の清掃をして。清掃が終わると外に黒板スタンド看板を置き、今日のオススメのパンなど色々描き始めて)
今日も一日、何事もなく無事に終わりますように。……我妻さんに会いたいな。
うぐ…二日酔い…、今日が休みで良かった…。
(祝日休みでぐったりとベッドに寝転んだまま朝を迎え、香水の上々な売上祝して会社の同僚と飲み会に行った昨日の酔いが覚めず。彼女が目覚めてもう数ヶ月が経ち未だに一人で使うには広いベッドに思わず溜息吐き出し、彼女に会いたくなって出掛ける準備を始め。
身嗜み整え目的の店へと足を進め、向かった先では焼きたてのパンの香りが店前にも広がっており。店の中入るなり彼女捉えると片手振り乍真っ先に呼び掛け)
おはよう禰豆子ちゃん…!!
我妻さんおはようございます。お兄ちゃんに御用……あら。もしかして二日酔いですか?
(焼きたてのパンを並べ終えた時、ドアチャイムが店内に鳴り響き誰か入店したのだと振り向くと会いたい人物が目の前に表れ。笑顔で挨拶し、近づくとほんのりとだがお酒の香りが漂い笑いながら二日酔について問うて。折角来店してくれたのでパンを買って食べて欲しく今日のオススメのパンを説明し)
折角来店してくださったので、パンは如何でしょうか?今日のオススメはメロンパンです。パンの中にメロンクリームとホイップクリームが入ったメロンパンなので食べ応えありますよ!
えっ、なんでわかるの…!?
身形は多少気を付けて来たんだけど、もしや酒臭かったりする…??ごめんね!
(店内でイートインに設けられた席そそくさと陣取りぐったり背凭れに預けると、早速二日酔い気付かれ臭い心配になって口元手を当て気にしながら歯磨きして朝シャンもして来たのに…!とショック隠し切れない様子で。自身の匂い気にして。
オススメを紹介され確かに此処のメロンパンは絶品だったなぁと彼女の話をきいてより一層食べたくなり、だけれど態々会いに来た理由が目の前にある為パンを口実に誘ってみて様子伺う様に横目でちらり視線送り)
メロンパン美味しそう…んー、どうしようかな。禰豆子ちゃんが俺とデートしてくれるならパン買っていこうかー…。
当たってしまいましたか?ほんのりとなので気にならない程度ですよ。お酒よりも我妻さんの優しい香りの方が強くて安心します。
(お客様がいないため、相手と向き合うように着席しては両肘つき瞳をじっと見つめて。兄に用があると思っていたのでまさかデートのお誘いに内心驚くと、表面は笑顔で落ち着いた様に装って見せ)
我妻さんはやっぱり優しいです。私の記憶や色々と気遣ってデートのお誘いを、ですよね? パンを買わなくても私は我妻さんとデートしたいです。騒がしい場所より静かな場所の方がやっぱり良いですか?耳の事が心配で。騒がしいと敏感になりますよね……。
もっと体調の良い時に会いに来たかったのに…どうしても禰豆子ちゃんの笑顔が見たくて…押し掛けちゃってごめんね?
(まだ酔いが覚めきっておらず、重たい身体に吐息零すと炭治郎にバレたら家に帰るようどやされるだろうかと苦笑零し。そんな自分を気遣ってくれる優しさに胸押さえ好きだなぁと内心痛感し乍、目の前一緒に腰掛け微笑んでくれる姿に頬綻ばせ。パン作りを手伝っていたのか頬に付いている小麦粉指でなぞっては真剣な眼差しに切り替え)
いや、俺は君が思う程出来たやつじゃないよ。
無理して欲しくないのに、振り向いて欲しくて焦ってるのかも。…禰豆子ちゃんが一緒に居てくれるなら何処へでも!
そういえば今週の日曜は近くの公園で御祭があったような…
いえ、そんな。そこまでして来てもらえただけで私は嬉しいですので!我妻さんに会えたら良いなと考えていたら現れて、吃驚しています。
(首を横に振りつつ会話続けていたが、頬を指でなぞられると突然の事に驚き数回瞬きを繰り返した後、時差で恥ずかしさがやってきたのかほんのり頬を桜色に染め上げて。直ぐにその真剣な眼差しにドキドキしてしまうが御祭発言に対し笑顔でテンションは上がり)
私は無理していませんよ?私は我妻さんが考えている以上にあなたへ惹かれていますので……──御祭行きたいです! 私、浴衣着ますね!
俺が禰豆子ちゃんに会いたいんだもん。すーっごく会いたかった、寂しいけど…こうして元気な姿を見られるのがどんなに幸せな事か…噛み締めてる。…へぁ!?急に変なこと言ってごめんね!
(二人で生活していた場で急に一人の独身だった頃の私生活に戻ると寂しさがあり、愛しさ込め柔らかな瞳向け。彼女の頬撫で感情を無意識に吐露していけば真っ赤になってく彼女に自分の発言思い出し反射的に謝罪告げて。
御祭の話題嬉しそうに食い付いて来た彼女が、浴衣を着てくれるとの発言に瞳輝かせ)
有難う…、禰豆子ちゃんも大分生活にも落ち着きを戻して来たみたいだし…今まではぐらかして来たけど、その時にちゃんと伝えようと思って。
ゆ…浴衣!?禰豆子ちゃんの浴衣姿!!!
(頬撫でられては更に頬は紅潮していき、会いたいという発言に対し嬉しさを噛み締めると『変な事だなんてそんな!私は我妻さんに会いたかったと言ってもらえただけで幸せです』御礼を告げて。ちゃんと伝えようと言われては何を言われるのか不思議そうに首を傾げるも、御祭が楽しみなのか嬉しそうに微笑むと御祭デートへ思いを馳せて)
お母さんに浴衣を着つけてもらい、髪も浴衣に合わせてヘアアレンジしてもらうので楽しみです! 何時に待ち合わせしますか?
じゃあ、祭りの時を楽しみにしてるね…!!
…そうだなぁ、確か…七時頃から始まるから俺が十分前には此処に迎えに来るよ。そうしたら丁度良いくらいに着くんじゃないかな?
(軽々しく頬を撫でてしまい、今すぐ退かさなければ炭治郎が見た時にどやされるんだろうなと頭の中で思うも頬撫でられ照れる彼女が可愛くて中々やめられず。寧ろ両手で頬を撫で戸惑う様子を見たい所だが渋々と手を離し。
問い掛けに時間帯考え一応スマホで祭りの始まる時間検索して確認、携帯スライドさせ乍呟いた時間と間違いない事確り見て頷き)
──お母さん、お兄ちゃん!おかしな所はない? 我妻さんとお祭りデートだから少しでも可愛い姿を見てもらいたくて。
(待ち合わせ時間の三十分前、母に着付けとヘアメイクをしてもらい可愛く変身し。姿見でくるりと回って全身確認すると母と兄へ最終確認をお願いしては、絶対に小言を言うであろう兄へ釘を刺し)
あ、お兄ちゃん!我妻さんが来てもグチグチ嫌味やお小言は言わないでね。言ったらお兄ちゃんを嫌いになるから!
禰豆子ちゃん、迎えに来たんだけど、そろそろ用意出来たかな…?
(祭りの当日、店が早めに閉まっているのを確認して家の玄関へと回りお母さんに挨拶して彼女の元へ。炭治郎の何か訴えかけるような視線に遅くならないうちに帰って来るよう告げると、其の儘視線は浴衣を着た彼女に向き。普段とまた違った愛らしさに抱き締めたい衝動抑えつつ、口からは忙しなく惚気を零し乍手を差し出し)
禰豆子ちゃん可愛い…!流石は禰豆子ちゃん、何着ても可愛いねえ。一緒にこうしてデートして過ごせちゃう俺は幸せ者だなぁ…。
それじゃ、そろそろ行こっか。
──我妻さん!こんばんは。今日はよろしくお願いします!
(自宅へやってきて声を掛けられると瞬時に花が咲いた様に表情は明るくなって近付くと褒め言葉に対し、恥ずかしそうに頬を朱色に染めて隣に並び)
そんなに褒めたって何も出ませんよ?でも……浴衣姿を褒められて一番嬉しかったのは我妻さんです。デートって恥ずかしいですね。手を繋いでもいいですか?
うん、今日は宜しくね。
したい事とか食べたい物があったら遠慮無く言ってね?
人が沢山いるだろうし離れない様に繋いで…う、うん!
(だらしなく頬緩ませたまま微笑んで隣に並ぶ彼女凝視しては、幸せな一時吸い込む様に息吸い込んで。隣の彼女に混雑するだろうからと建前付けては手を繋ごうとしたが、相手からも素直に手を繋ぎたいと言われ嬉しそうに小さな手を包み込んで)
何も出なくても、素直な感想を言いたいの!
すっごく可愛い人が俺の手を繋いで隣を歩いてくれる幸せ…もう道行く人に自慢したいくらい!!
可愛いでしょ、って。
こちらこそ今日はよろしくお願いします!したい事……あの、我妻さんが住んでいる部屋へお泊まりは平気ですか?
(したい事で真っ先に思い浮かんだのは何故かお泊まりで。兄の炭治郎に止められていたが言ってみないとわからないため思いきって訊いてみるが優しい彼はきっと丁重にお断りされてしまうだろうと半ば諦めかけており)
急にこんな事言い出してしまってごめんなさい!我妻さんこそ耳が辛くなったらすぐに言ってくださいね?あ、たこ焼き!私、屋台のたこ焼きや唐揚げ好きなんですよね!
あー良いよ良い…━━━━…へっ!?
や、おと…お泊まりはちょっと…えっと。ほら俺も男だし何するかわからないよ?
(禰豆子ちゃんのお願いならなんでも、と普段のゆるゆるなスタンスでオーケー出そうとすれば予想斜めから突いてくる発言に一瞬フレーズ。建前的には引き止めるが、そろそろ記憶から省かれている部分に関し今回の御祭で伝えようと思っていた為彼女を家に連れて行くのも必要な事かもしれないと思案し。少し真面目な表情になると柔く微笑み一つ提案を出して)
…お泊まりは炭治郎が吃驚しちゃうかもしれないから…、御祭を楽しんだら俺の家でゆっくりしよっか。
心配してくれて有難う…オレの嫁流石…!じゃあ、丁度近くに屋台あるし先にたこ焼き食べる?
我妻さんになら何をされても構わないのに。
(泊まりの提案に驚く彼に対して小声で呟くもきっと彼には聴こえているだろうと優しく微笑み。お泊まりはお預けだが彼の部屋には行ける事になって内心喜ぶとわかりやすい程に表情や態度に現れ、たこ焼きの屋台に瞳輝かせて)
お部屋へお邪魔しても良いのですか!ありがとうございます。嬉しくてにやけちゃいました。でしたら屋台で色々買ってお部屋で食べませんか?
|
トピック検索 | |||