９９９本の赤い薔薇　　〆　　

自分から聞いておいて拗ねないでよ。(目の前で拗ねる彼に笑み零しては「言葉にしなくても十分カッコイイよ、中身も容姿も。」と言葉を返し) 双子…。(双子という事実に少し驚けばもう一度自身で復唱させ、終始相手の話へと耳を傾けては「愛してくれた人を何故、手放してしまったの？」と疑問を投げかけ) 全ては…申し訳ない気がするのだけれど…。(相手の発言に少し悩む時間があれば言葉を返し)

ごめん……こういう所がダメなんだよな。（ 落ち込むも単純なので相手の発言に機嫌良くして直ぐに微笑んで ）手放した、というよりかは……うーん。解放とか自由にさせた、と言った方が正しいかな？その人には玲也みたいに叶えたい夢があったみたいで、叶えてもらいたいからお別れを選択した。今もこの選択は間違っていなかったと思う。……無事に夢を叶えたみたいだし。（ どうやって説明するか少し悩むも、答えは既にでていたので優しい表情で説明していき ）俺が玲也にしたいんだ……だから気にしないで欲しい。自分で言って少し恥ずかしいが、無欲だから今までずに必要最低限のお金しか使ってこなかった。給与やボーナスの殆どは貯金で、大きな買い物も殆どした事がない。だから自分よりも愛しい玲也の為に今はお金を使いたいんだ。（ 嬉しそうに微笑むと眠気で瞼が重くなり下がってきて ）

別に俺は何も気にしていないよ。(微笑む相手を眺めるように見ては緩く首を横に揺らし、そっと相手の髪へと触れて) そんなに近くに今も、過去に愛してくれた人がいたら俺だったら耐えられないな。(相手の言葉に耳を傾けては自身なら無理だと感じ、そのまま言葉にして) …そう思ってくれて、ありがとう。(相手の様子に小さく笑み零しては「今日はもう寝よう。」と相手へ言葉を返しては額へと軽くキスを落として)

……ん。（ 翌日、朝を迎えるとカーテンの隙間から差し込む柔らかな日差しに一度目を覚ますも直ぐに瞼は閉じられ、もぞもぞと寝返り打ち ）

眩しい…。(カーテンから漏れる光よりも前に相手が寝返りをうったことで覚醒しては、後ろにピタッとくっつくように此方も寝返りをうち)

……玲也？（ くっつかれる感覚で目覚めると向き合うように体勢を変え、寝顔を眺めつつ髪を優しく撫でると唇へ口付けて ）寝顔可愛い……ずっと見ていられるな。

ん…おはよ。(瞼、睫毛を小さく震わせては相手の声と共に目を開け、言葉を返し。相手と向き合う体勢で緩く相手の首元へと腕まわして)

おはよう、玲也。目が覚めたら玲也が隣に居るって最高だな。（ 目覚めた相手と目が合うと笑顔で挨拶し、「よく眠れた？」呟きつつ相手の腰へ腕を巻き付けると優しい抱き寄せ ）朝食食べたら直ぐに出掛けるか？

俺もそう思うよ。(相手の言葉に返しては小さく笑み零し「寝れたから大丈夫。」と最後に付け足すように呟き。相手の首元へと頬を寄せて) …そうだね。(相手の問いかけへと首を縦に揺らすも相手から離れることはなく)

甘えてくる玲也大好き……朝食は何食べたい？（ 離れること無く頬を擦り寄せてくる姿に、嬉しそうな表情だったが徐々ににやにやとさせつつ強く抱き締めては頬へ擦り寄り ）今日は玲也の住んでる家に泊まっていいか？

顔がにやけてるのバレてるよ。(頬へと擦り寄せて来る相手を横目に頬の緩みを指摘しては少し顔を上げ、「パンがいいな。」と返し) あぁ、構わないよ。(1度自身の家の状況を思い返すも渋る理由は見当たらなく首を縦に揺らし)

この状況でにやけない方がおかしいぞ！（にやけを正当化する様に力説しては朝食のリクエストを把握し、頷いて ）やった。玲也ありがとう！夕食は昨日話したオムライスでもいいか？（ お泊まりできるのがそれほど嬉しいのか唇へ口付け、お礼の言葉告げてはオムライスについて話題に出して ）

まぁ、伊織さんなら可笑しくはないかもしれないね。(いつもの相手を見ていれば正当化する理由もわかると首を縦に揺らし) ん…いいよ、貴方に任せる。(口付けを受けては小さく笑み零し、お願いしたいと返して)

ありがとう、玲也。お泊まりが楽しみだ。……朝食作ってくるからちょっと待っててな？（ 名残惜しむように離れると、額に口付けた後寝室から出て自室にて着替え済ませるとキッチンへ向かい ）ホットサンドと後は簡単に何品かつくればいいか。（ キッチンにてエプロン姿になるとメニューを考えつつ冷蔵庫より食材取り出して ）

俺の家…そんな何も無いけどね。(楽しみげに笑う相手を眺めては言葉を返し、部屋を出てく相手の背中を見た後に自身も着替え。相手がいるだろうキッチンへと後を追って)

よし、完成。あとは玲也が来るだけだ。（ 慣れた手つきで調理進め、完成すると今度はダイニングテーブルへ並べていき。相手が到着する頃には並べ終えており、飲み物はどうするか今度は悩んで）飲み物は……玲也が来てから訊けばいいか。

この短時間でこれが出来るのは凄いね。(既に並び終えられた料理を目にしては感じたことをそのまま言葉にし「毎朝こんな感じなの。」と疑問を投げかけ)

玲也?！（ 相手がダイニングへ現れると笑顔で優しく抱き締めながら返事に対し答えて ）たまにだよ。毎日朝食を食べる訳ではないからな。玲也と暮らすようになったら朝食づくりに気合いが入って、毎日頑張れそうだけど。

文字化けしていたみたいで連投に。>99は気にしないでくれ！




玲也～！（ 相手がダイニングへ現れると笑顔で優しく抱き締めながら返事に対し答えて ）たまにだよ。毎日朝食を食べる訳ではないからな。玲也と暮らすようになったら朝食づくりに気合いが入って、毎日頑張れそうだけど。

それなら毎日健康的な食生活になりそうだね？(抱きしめられては此方も緩く相手の腰へと腕まわし、「朝ご飯なんて俺もいつ最後に食べたか覚えていないよ。」と返してはここ最近の生活環境を思い浮かべながら)