９９９本の赤い薔薇　　〆　　

…俺も貴方のことが堪らなく好きだよ。なら、このまま続けさせてもらうよ、貴方からくる返信を待つのがとても楽しみで…俺らしくない、言葉に言い表しにくいな。(途中まで話すも1度止まれば思案させ) 俺だけでなく、伊織さんもやりやすいように接してくれたら俺も嬉しい。

あぁ、構わないよ。俺の服？サイズ…あぁ、でも少し大きめのものが多いから貴方も着れるかもしれないね。なら、その時はそうしよう。(微笑んでは首を縦に揺らし)

──嫌って言うな……ダメ。気持ちいいだろう、玲也？ （ 腕の中で刺激に身体を震わせる姿が堪らなく愛おしく、嫌と言われても刺激を与え続け。耳朶から首筋へと舌を滑らせ最初は舐めていたが甘噛みして噛んだりと刺激与え ）玲也の好きに呼んで欲しい。恋人から名前呼ばれるのって幸せだな……って、おい。酔ってるのか？可愛いのはどう見ても玲也の方だろう。（ 可愛い発言に目を見開くと、表情から酔っているのか心配になり隣へ移動しては顔を覗き込み ）……これはやっぱり酔ってるな。まさかこんなに弱かったとは。玲也、酔っているみたいだからウイスキーはやめてミネラルウォーター飲むか？

何だよそれ……玲也が可愛すぎて襲いたくなるな。（ 我慢できず押し倒す様な勢いで抱きしめ ）玲也は襲われるよりも襲う方が好きか？（ にやにや ）

やった。恋人の服っていいよな……玲也の香りがするだろうし。泊まる時は料理作るから。玲也は何が食べたい？

──…んんッ！ん…ぅ、ちが… (元から弱いとされている部分が恋人の行動のおかげで更に弱さが増したと実感するも快感に熱の篭もる吐息を詰まらせながら相手の身体へとしがみつく様に抱き着き「意地悪。」と対抗させるように先日噛み付いた相手の首元に再び噛みつき) ……やだ、まだ飲みたい…酔ってないから心配しないで。(覗き込まれてはふにゃっと笑い、そのまま隙を狙うように唇重ねては「ダメって言わないで…。」と相手に返し)

ん…吃驚するよ。ふふ、伊織さんはどちらが好み？俺の事、骨の髄まで食べたいか…俺が貴方を溶かすか…。(相手の勢いに驚くも後ろへと手を付き、悪戯に笑っては選択させるように言葉を返しては相手の唇へと人差し指を当てて)

…俺も一緒に作りたいって言ったら嫌？(自身が料理ができないことを理解しながら恐る恐る相手へと訪ね)

──…ッ！玲、也……（ 自身が与えた刺激により熱い吐息を吐くその姿に浮かされそうになり。油断していたのもあって首筋へと噛み付かれてしまうと前回は頑張って堪えていたが、恋人同士になってからはあの時の熱や刺激を思い出すと痛みに甘い声と共に名を呼び、涙目で瞳を見つめ ）……はいはい、続きはソファへ移動してから呑もうな？（ ふにゃっと柔らかな笑みに油断し唇奪われると軽く口付け返してから膝裏へ腕を通し軽々と姫抱きにして持ち上げるとそのままソファへと移動、ゆっくりと座らせてから呑んでいたグラスを取りに戻り。心配にしつつもやはり恋人には甘いのか呑んでいたグラスをと渡すと隣へ腰掛けて ）はい、どうぞ？

……んー？やっぱり可愛い玲也から色々されたいから、どろどろに蕩けるまで溶かされたい。（ 唇に添えられた人差し指に軽く擦り寄ると甘える様な瞳でじっと見つめて ）

まさか！嫌なわけないだろう？一緒に作ろうな。（ 思いがけない発言に目を見開くも直ぐに笑顔になり ）玲也はさ、将来はやっぱり美術関連の職業を目指しているのか？

俺への意地悪は程々に…。(首元へと緩く腕をまわした状態で言葉を返しては「…まぁ、でも…貴方から俺にくれる刺激は砕けそうになるほどに気持ちいいからいいけど。」と最後に付け足しては首元へと擦り寄って) ん…俺、重くないの。(抱き上げられた感覚に少し驚くも相手へと視線を上げては問いかけ) …ありがとう。(相手からグラスを受け取れば少しウィスキーを嗜みながら礼を呟き)

貴方の方が俺なんかよりも余程可愛いと思うけどね？…俺も貴方に溺れたいし、伊織さんで俺の事いっぱいにもして欲しい。(瞳伏せては相手の唇へと吸い寄せられるように口付けを落とし、「…こんな野良猫を拾ってくれてありがとう。」と言葉を残して)



でも俺…数年包丁握ってないよ。(遡るも数年で料理をした記憶がなく少し表情曇らせて) …美術教論になりたいと思っている。でも、その他に学芸員としての資格が欲しくて大学院に通っているんだ。(あまり話すことの無いことを恋人の前で打ち明けて)

……わかった。けど、じゃれたくなったらまたちょっかい出すからな？玲也からじゃれてきてくれたら凄く嬉しい。（首元へ擦り寄る姿が猫みたいで愛おしく、腰をぐっと引き寄せ密着させてから髪を優しく触れて ）……男にしては細すぎるくらいだから軽かったな。（ 酔っている相手に対し酒を呑ませ続けるのはどうかと思うが、もっと酔った姿が見たいのかぴたっと身体をくっつけては様子観察する様に再び顔を覗き込み ）酔って頬の赤い玲也は何か素面より色気があるな？

いやいやいや！そういう無意識な人誑しが可愛すぎるんだよ。こんなは要らない。最高に可愛い野良猫さんは俺を溺愛して、たくさん溺れてイイんだからな？（ 口付けにきゅんとなった所を追い討ちかけるような野良猫発言に愛しさは高まり、今度は此方からも唇へ口付けて。最初は軽くじゃれるような口付けだったが徐々に深く、唇の角度を変えたり押し付けるような濃い口付けへと変化して）

……まさかそこまでだったとは。まぁ、料理に関しては俺が手取り足取り優しくみっちり教えてやるから心配するな。（ 教えがいがあると内心思いつつ、安心させるように笑顔で ） 俺は美術に関しては全く分からないが玲也の夢が叶う様に俺、全力でサポートするから頑張ってな？ 似顔絵とか上手そう……。

なら…今度は俺からじゃれに行こうかな？猫は気まぐれ…いつ何するかなんてわからないからね。(首元へと視線を向けては、歯型をつけていない方へと舌を触れさせ、そのまま自身の飼い主だと言うようにハッキリと濃い痕を何ヶ所にも縫い付けては「伊織は全て俺のだ。」と相手の耳元へと囁いては満足気に)──…前に喫煙所で呑んだ時は特定の相手以外とは呑むなと言われた記憶があるけど…あそこの人達は優しい上に心配性な人が多いね。(その名は出さないが呑んだ時の記憶を振り返り言葉にしては「外でもたまに飲むのだけれどね…。」と独りごちに呟いては相手と目を合わせ微笑んで)

──…それは勿論、貴方は俺の飼い主であり…俺だけのわんこ。だから、俺は構いなく貴方へと深く溺れ…執着する…。伊織さんも俺だけに溺れて、愛情を頂戴？俺も貴方だけに全てをあげる…んッ…ふ、(軽い好きという言葉では表さず、綺麗で深い表現に言葉を並べて返して。その間に相手からの優しい口付けから深い口付けへと変わる時、柔らかな表情へと変われば此方からも答えるように舌先を器用に相手の唇、舌先へと絡めさせては誘惑していき)



言ったでしょ？俺は自炊はしないし、その辺にあったものを食べて生活していると…。(少し不満げな表情へと変化させては不貞腐れたように顔を逸らし) 芸術は綺麗なものばかりで…伊織さんにとても似合うものだよ。国試…受かったら直ぐに報告する。──…なら今度、伊織さんのことを描かせて？綺麗に貴方のことを描きたい。(似顔絵と言われてはピン時たように言葉を返し、彼の手をぎゅっと握ってはお願いし)

──……んッ！玲也……好き。嬉しい……（ 反対の首筋も噛み付かれ濃い痕を何ヶ所も残されるとその痛みに対し反射的に甘い声が再び零れ、相手の肩に添える手に力が入らず胸元へ倒れ込むよう身を委ね ）……そっか。今日からお酒呑む時は、俺の前だけにして欲しい。色々と心配になるから……玲也は俺の恋人だから。（ 相手の肩へ凭れ掛かるように頭を預けては心配そうに瞳潤ませ上目遣いで見詰めて ）

──……んッ、ふぁ……っん……もう、執着しすぎて溺れている……玲也しかいらない。……玲也のわんこ、だから……たくさん躾て、な？（ 口付けの合間に言葉紡ぎ、舌先が触れ合うとその誘惑に応え求める様に舌を絡ませたり唇啄み、左手は細い腰を掴み引き寄せ、右手は優しく相手の後頭部へ添え頭部も引き寄せることにより唇も更に密着し）



うん……ごめん。ここまでとは思わず心配になって。俺がいるから食生活はもう大丈夫……食事は任せてな？毎日玲也の為に料理してもいいくらいだから。（ 自身の安易な発言により不貞腐れ顔を逸らされてしまうと、目を合わせようと逸らされた方を向いて謝罪し ）……俺に似合う？それってどういう意味だ？ちょっと気になってな。（美術は綺麗なものばかり、とても似合うと言われると恥ずかしくなるも美術に関して知識が無いため意味を訊ねて）玲也ならきっと合格するだろうが、神社でお参りするな……って、似顔絵は俺？ ありがとう……玲也。楽しみが増えて幸せだ。（手をギュッと握られお願いされてしまうと恋人のお願いに弱いのもあり、握り返すと顔を赤らめながら頷き。楽しみが増え嬉しそうに微笑みかけると額同士をコツ、と軽く触れ合わせて）

あ、そうだ。喫煙所行くのは構わないけど……俺は暫くは行かないかな。今は玲也との時間を大切にしたいし。（ メッセージ送信した後、柴犬がしょぼんとしたスタンプも送信して ）


これは返信不要だから気にしないで。

ん…大丈夫？貴方も快感には弱いタイプだと踏んでいたけど…どうだろ？(此方へと凭れ掛かる相手へと視線落としては笑を零し、髪へと触れてはそのまま優しく撫で)──…また、他で飲んで誰かを誑し込んだら伊織さんはどうする？(恋人がいる中でするつもりは毛頭ないが悪戯心に相手の輪郭へと指先を触れさせながら質問を投げかけ) …酔いで少し眠い…。(小さく欠伸を漏らしては目を擦り)

──んッ…ぅん、は…盛すぎだよ…ばか。(相手から降り注ぐ愛撫に近い口付けに熱が浮かれ始めては引き寄せられることにより、擦り寄るように身体を密着させ此方も求めるような口付けを交わし)




ふふ、嘘だよ。怒っていないしそこまで拗ねてる訳では無いからそんな顔しないで。(相手の反応に笑み零しては小さく笑い、軽く相手の頬へと手を添え) 美術作品は全て繊細でしなやかな質感で…何よりも脆く尊い、それが貴方に似ているということだよ。あぁ…でも、俺が貴方に向ける感情の方が似ているかな？(目元細めては相手へと視線を向け言葉を並べていき) …課題なんだ、自身が一番美しく感じるものを描くこと。(瞳伏せては額を相手に擦り寄せ、小さく呟き)

言うべきだったね、少し時間があったら俺は寄ろうと思っていて先程寄ったというところだ。俺も貴方を第一優先に考えているということを忘れないで欲しい…。誤解を産んでしまっていたのなら申し訳ない。貴方からこうやってレスが来て気づいたらすぐに此方へと戻ってくるよ。


反応はなくていいと言っていたが返しておく。此方こそ蹴ってくれて構わないからね。

恋人に触れられたら……さらに敏感になって快感に弱い。（ 恥ずかしいのか顔が上げられずにそのまま呟くように言葉紡ぎ ）──その冗談笑えないんだけど。俺、玲也が喫煙所で酒を呑んでいたその時いなかったから詳しい事情は知らないが……俺に対する気持ちはその程度だったのだと思って、玲也を信じられなくなって嫌いになる。お酒呑んで誑し込みたい人がいるなら、その人の所に行けば？ 玲也が愛しいから俺、本気で怒ってる。（ 相手は自信がないことを知っている筈なのだが、笑えない冗談に輪郭に触れる手を掴み離させ。悲しみと怒りが混じった声で淡々と告げ最後は泣きたくないのに涙が頬を伝い 「冗談でもそんな事言われたくなかった」最後に付け加えて）……眠ったら起きられなくなるぞ。眠る前にシャワー浴びるか？（ 目を擦る相手の頭を優しく撫でて ）