犬の皮を被った狼 2020-05-05 03:10:59 |
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部屋に来てくれてありがとう。
間取りは4LDKと無駄に広い部屋で俺は落ちつかない。
室内を軽く案内するな?
エントランス( 玄関 )を抜けて真っ直ぐ歩いてすぐに見える扉はリビングダイニングルームに繋がっている。そのダイニングルームを入って右奥側にある扉はバスルーム。すぐ隣はパウダールームやトイレと繋がっているからな。
ダイニングルームへ入ってすぐ左扉はベッドルーム(2)でその奥の扉はベッドルーム(1)に繋がっている。右扉はマスターベッドルーム。つまり俺の寝室となるな。
他にも書斎・シアタールーム・俺の仕事部屋とか色々と部屋が沢山あるが、殆どが空き部屋だから自宅だと思って自由に寛いでもらえたら嬉しい。
…こんな所に住んでるの綾瀬さん、凄いね。(リムジンから下りては彼の後ろから聳え立つビルを見上げるように声を発し、「俺…場違いじゃない?ちゃんとしてくれば良かったね。」と少し自身の身なりへと気が行けば独りごちに)──それと、合言葉…意味が深くて驚いたよ、ありがとう。(少し照れくさくなってしまえば耳元を赤らめては握っている手をやわやわと握り返し、上目に相手を見詰め)
……不可抗力。わざわざ父親の専属執事を俺の監視役にさせる程、俺をここに住まわせたかったんだろうな。倒れなければこんなマンションとは無縁な場所に住んでいたから。( 執事を先に部屋へと行かせてからマンションのエントランスを通り過ぎ、エレベーターにて最上階のボタン押してはつい溜息が零れて。倒れてから引越しさせられ無理やり住まわされたのもあり住み始めた今も部屋には慣れずにいて )場違いとか気にする必要はないぞ? 俺だって馴染んでないし、これから何度も来ることになるだろうから何れは慣れるだろう。( エレベーターはゆっくりと上昇していき、止まることなく最上階へ到着すると扉が開かれて。長い廊下を歩いて角部屋が住んでいる部屋なのかカード型のルームキーにて解錠、手は繋いだままエントランスにて靴を脱ぎスリッパへ履き替えては室内を 、まずはリビングダイニングルームへ案内し )薔薇のことは恋人ができた時の為にずっと考えていたんだ。……照れる玲也の顔、初めて見た。付き合いが長くても、俺はそういう風に見られていないと思っていたからな。( 耳許赤らめる照れた顔は初めて見て、付き合いは長かったがずっと相手にされていないと思っていたのもあり。この状況は未だに慣れずそわそわと落ち着かずに )
玲也へ
ルームキーを渡してあるので俺がいなくても気にせず部屋に来ていいからな?執事は俺が追い払っておいた。
一通り飲み物や食材を揃えておいたので冷蔵庫やキッチンも気にせず、自宅だと思って使って構わないから。
それは貴方がいけないよ、無理して倒れた代償だと思うよ。まだその仕事を続けるとなるのなら家族が心配になる気持ちは俺もわかるしね?(相手の話へと耳を傾けつつ言葉を返しては相手に続くようにして後ろを着いていき、中へと案内されては「お邪魔します…。」と想像以上の広さに驚くも礼儀は忘れずに) …少し前からこう慣れたらとは思っていたけど、貴方はあまり姿を表さず忙しくしていたのはわかるし…その間に色々とあって前回話した通りだよ。…綾瀬さんに想っている人がいると先程聞いた時、きっとまた同じ結果になってしまうのだろうと感じでいたから、俺もこうなれると思っていなくて驚いているよ。(落ち着かない様子の相手を横目に眺めては小さく笑み零し)
綾瀬さん
ありがとう、ここに来るまで俺も慣れないといけないし…貴方をここで待つ日がきっと来るんだろうね。綾瀬さんがくれたルームキーは活用させて貰いたいと思っているよ。
……なぁ、玲也。今日泊まっていける?否、強制的にお泊まり決定!( 顔を除き込むように上から顔を近付け、瞳を見詰めて。せっかく恋人同士になれたので最初は控えめに泊まりについて訊いていたがわがままになり、強制的に泊まらせようとして )お泊まり可能なら玲也と一緒にお酒呑みたい。な、良いだろ?( 色々な種類のお酒をたくさん所持しているのでどの酒を呑もうかと笑顔で楽しげに )
明日何も無いからいいよ、でも着替えないから綾瀬さんの貸してよね。(相手の我儘に笑ってしまうも微笑ましく眺めては断ることはく了承の言葉を相手へと返し) …俺本当に弱いからね、それでもいいの。(楽しげに話す相手の言葉を聞けば少し眉を寄せて言葉を返しては「酔ったら…責任は貴方持ちだから。」と最後に付け足しては相手を見詰め)
明日はバイト休み?良かった!服を貸すのは構わないが、玲也身体細いから萌え袖になりそうな気がする。萌えるな!( 所持している服と相手の体型を見比べてはサイズが合わなさそうな気がするも、それが寧ろ喜ばしい事になりそうで )……いいの。玲也に襲われても俺が責任をもって介抱するからな!( 酔う姿を想像しながら嬉しそうに伝えると早速ウイスキーを保管している棚からボトル取りだし、グラスと一緒に持ってダイニングルームへと戻り )最初はウイスキーでもいいか?玲也好きだろう?つまみは……あ、あった。昨日甘辛な味付けのチャーシューを作ったからつまみに食べないか?チーズもあるぞ?( 冷蔵庫からチャーシューの入った皿とチーズの箱を取りだし、人数分の皿とフォークも一緒に持ってウイスキーの横へ置いて )
身長的にも綾瀬さんの方が俺よりも数センチ高いからね、大きいことは承知しているよ。(何故か喜ぶ相手を眺めては「喜びすぎだよ。」と軽く相手の頬を摘み指摘し) …そうだ、俺聞きたいことがあるんだけど。綾瀬さんって…綾瀬は苗字なの。(前々から気になっていた事を相手に質問とし投げかけながら広々とした綺麗な部屋を探索するように少し動きまわり)──…あぁ、構わないよ。(相手の問いかけと酒と共に並べられていく光景を眺めながら相手の方へと歩み寄っていき)
ドキドキしているのは俺だけなんだな……悲しい。( 態とらしく落ち込んでいたら頬を摘まれてしまい、頬に触れる手を優しく掴むと先ずは人差し指舐めつつ流し目で見つめ )──嗚呼、綾瀬は苗字だ。玲也という名前は本名だよな?( グラスへ氷を入れつつ質問に答えていき、此方からも名前について質問して )ウイスキーはいつもロックか?それとも水割りかソーダで割り?( 念の為冷蔵庫から炭酸水取り出すとテーブルへ置き、歩み寄ってくる相手へ割り方訊ねて )……玲也はもしかしたら俺より狼かもしれないな。クールな姿で的確に攻めたり?
俺が悪かった、そんな顔しないでよ。(相手の表情見ては謝罪を言葉にして返し「…少し緊張しているんだ。」と今感じていることを最後に付け足し) 俺は名前で本名。(相手の質問へと首を縦に揺らし答え、「…綾瀬さんの名前が知りたい。」と相手の手元を眺めながら視線を相手へと向け) 一応、水割りで飲んでいるよ。──…さぁ、どうだろうね。(相手の問いに少し驚くような表情になるも直ぐにいつも通りに)
……何で緊張しているんだ? 玲也でも緊張する事があるんだな。ごめん……俺さ、今でも玲也が恋人なのが信じられなくて。玲也が気になる相手は何となく雰囲気でわかっていたから。だから……両想いになれる筈がないと。斉藤も玲也の事好きだったから尚更な。玲也はさ、斉藤の事はどう思っていたんだ?差し支えなければ知りたい……気持ちを。俺がいなかったら斉藤と交際していたか?( 掴んでいる手を離すと謝罪されると思っていなかったのか、複雑な心境になると今の率直な心境を伝えて )……玲也が苗字を教えてくれたら俺も名を教える。それじゃダメか?( ウイスキーボトルと氷の入ったグラス、ミネラルウォーターを相手の近くに置き )玲也が自分で作った方が酔わなそうだと思って。だから、好きなだけ呑んで構わない。……はぐらかしたな?玲也は意外に恋人の前だけではドSだったら意外性があった楽しそうだな?( はぐらかされると予想通りだったのか表情はニヤニヤしてこの状況を楽しんでおり )
…斉藤ののことは告白された時からそういう目で見れないと薄々気が付いていた。それに俺はその前に色々と重なって悩んでいたのもあるけど、彼は友人として接したいと思っていた。けど、もしかしたら長く話すことでそういう風に見れるのかもしれない、そう思った。…でもやっぱり相談事や頼りたいと思ったのが綾瀬さんで、斗真さんを好きになる前から貴方のことを気にしていたのは本当…。斉藤に玲也は綾瀬さんのことが好きなんじゃないのかと聞かれた時に自分に嘘をついていること…気づかないフリをしてたことに気づいたんだ。もし、今…貴方が無理してこの関係になっているのならそう言って欲しい。俺が泣きついたから…流れでそうなっているのなら苦しいだけだ。(相手の言葉を耳に入れてから言葉を並べてるようにして紡ぎ「…俺は貴方のことを紛れもなく好きでここにいる。」と最後に言葉として残し) 苗字は…葉加瀬。(自身の前に水とグラスがくれば水へと手を伸ばしながら言葉を返し) ──…そんなことないよ、いつも通りの俺だと思う。(楽しむ相手を横目にグラスの中へと水を適量に注ぎ)
玲也……ごめん。俺、恋愛とか交際したのはいつか忘れた程久しぶりで。自分に魅力がないのはわかっていたから……でも、玲也に泣かれたからと言って付き合う程薄情な奴ではない。玲也だから……告白嬉しかったし、その時から一生かけて大切にしなければと。(最後の言葉に安堵するとさいしょは躊躇っていたが細い腰に手を添え優しく抱き寄せると、泣きそうになるのをぐっと堪えて心情を呟き )玲也のフルネームって綺麗だな。俺は綾瀬 伊織。( 自身用にグラスへロックアイスを適量入れてはもう一本ウイスキーボトルを用意し、適量注ぎつつフルネームを伝えて )……クールなのは変わらないって事か?あ、そうだ。玲也ってどういう時キスしたくなる?( ロックでウイスキーを楽しみつつ相手を見詰めて )
玲也、寝落ちごめん。( 両手合わせ謝罪し )俺は玲也の寝落ちは気にしないから自由にここに来て、メッセージ残して欲しい。( 慈しむような柔らかい表情で相手を見つめ )……今度は玲也が暮らす家へお邪魔させてな?
…意外と自信がなくて、優しくて…そんな貴方が俺は好きだよ。俺にも愛させて欲しい…綾瀬さん。(抱き寄せられては此方からも相手の首元へと緩く腕をまわし、そっと相手の唇へと口付けを落としては相手と目を合わせ、「貴方にも俺にも沢山の経験があって今がある、だからこそ大切にしたいよ。」と言葉を返し) 伊織…俺よりも貴方の方が綺麗だと思うんだけど、伊織さん。(相手のフルネームを聞けば小さく笑み零し、自分だけが知る幸福感を感じては相手の名を呼んで)──…どういう時…甘えたいと思ったら自分からキスしたくなる。(少しウィスキーの入ったグラスの中身を混ぜてはグラスへと口をつけ口の中へと含むようにして飲めば、久しく感じる味と匂いに直ぐに酔いそうだと感じ)
気にしなくて構わないよ、貴方のペースに俺も合わせる。俺も伊織さんの寝落ちは気にしていないから好きにして欲しい。一応、置きレスという形で進行になっているが大丈夫かな?──あぁ、今度は俺の家も紹介する。貴方の部屋ほど広くはいないけれどね?(小さく笑っては相手の言葉に首を横に揺らし言葉を返し)
……大切な人の前では常に自信や余裕なんてない。だから、たまに意地張って狼になったり……玲也に意地悪して揶揄っていたのは好きだからでもあった。猫、大好きだから……俺の愛しい白猫。( 口付けした後視線重なると耳許へ顔を近付け囁いてから耳朶を難度も甘噛みし、強く抱き締めて )玲也から名前で呼ばれると恥ずかしいな。( 苗字から名前で呼ばれると擽ったさや恥ずかしさで頬を赤らめ )……玲也可愛い。玲也からたくさんキスしてもらえるように頑張らないと。( 二杯目をグラスに注ぎ入れると相変わらず愛しい相手かおを笑顔でじっと見つめてはにやけてしまい )せっかく玲也が泊まりに来ているのだから一緒に寝たい。玲也を抱き枕にしたい!
玲也ありがとう……大好き。進行についてそのあたりはこだわりはないから玲也の好きなように。置きレスでなくても、俺からの返事を飛ばして新たに玲也からメッセージ残したり、玲也がやりやすいようにメッセージ残して貰えたら俺は嬉しいぞ。
家の広さは関係ない。お邪魔した時はお泊まりでもいいか?泊まってゆっくりと二人の時間を堪能したいし、玲也の服を着たい。
──…んッ…ま、耳やだっ…(相手の話へと耳を傾けるも突如来る甘い刺激に相手の胸元の中で肩を震わせ、耐えるように肩口に頬を寄せては吐息混じりに制止の声を上げ) …俺は貴方のことを名前で呼びたい、ダメ…? (頬を赤らめる相手に悪戯心が湧き出ると頬へと目を添え、態と問いかけて) …俺だけじゃなくて伊織さんも可愛いよ。(グラスの中身が半分まで減ったあたりから意識がふわふわとし、頬を赤らめながら言葉を返しては「俺も…キスしたいし一緒に寝たいと思ってるよ。」と相手の方へと視線を上げ笑み零し)
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