９９９本の赤い薔薇　　〆　　

俺、昔は淡白だったからこんな風に求める様なキスをしたのは数回だけ。だが、玲也とはいっぱいキスしたい……。（ 指先を相手の舌先で触れられては背筋が震え、恥ずかしいのか顔を逸らし ）ありがとう。んじゃ、玲也の誕生日にリングとフレグランスをプレゼントするな？

そう思ってくれて嬉しいよ…ありがとう。(少し瞳を伏せては笑み零し、言葉を返して) その気持ちだけで十分な程だね、本当にありがとう。(首を縦に揺らしては礼を述べて)

俺の方がありがとう。……いつか髪、同じ色に染めような？（ 上に乗っている相手を優しく抱き締めると微笑みかけて ）玲也なら何を着ても似合うだろうから着せ替えが楽しみだ！なんてな？

俺が貴方と同じ色にするよ、折角似合っているのに勿体無い。(目を細め眺めてはそっと相手の髪先へと触れながら言葉を返し) …俺の事、着せ替え人形だと思ってない？(相手の言葉に少し疑問が過ぎっては問いかけ)

この髪色に？とても嬉しい……にやける。（ 恥ずかしさから相手の肩に顔を埋めて ）……それはやっぱりダメ？ 何着ても似合いそうだから、俺が選んだ服を一通り着てみて欲しい。お願い！一度だけだから。

喜んで貰えるのなら考えておくよ。(肩元へと来た相手の髪を撫で「だから、貴方はそのままでいてくれていいよ。」と言葉を返し) 必死だね？別に嫌だと思っていないから…構わないけど？(相手の言葉に上記を返して)

恋人が同じ髪色にしてくれたら嬉しいのは俺だけか？ありがとう……わかった。（ 髪をなでるその優しい手つきに安心すると強く抱き締めて ）本当か！？ 玲也はさ、服の好みとかあったりする？

これからお揃いになるものは増える予定でしょう？(強く抱き締める相手の髪を流れに沿って撫で、「いきなり全てを同じにしなくてもいいと思ってるんだよ。」と言葉を返し) あー…ダボッとした感じがいいかな。窮屈なのは余り好まないから。(相手の言葉へと返し)

そうだよな……そうだ。大学の方はまだ休講中？（嬉しそうに髪を撫受、大学の方はどうなったか気になるのか質問し）窮屈な服は好まない、と。なるほどね……わかった。（好みを訊くとイメージが膨らみ）

大学はもう始まっているね、微妙に忙しくなっているし。(相手の質問に言葉返しては「これからバイトも始まるからね…。」と最後に付け足し) それだけでイメージは思い浮かぶの？(相手を見ては首を傾げながら言葉を返し)

前に比べたら大分落ち着いてきたから、前の生活に戻りつつあるのか。（ ソファに座り直すも相手を膝に座らせつつ ）そう言えばさ、玲也のバイトについて詳しい情報は知らないから差し支えなければ訊いても良いか？

そうだね…数ヶ月前と変わらなく微妙に忙しい生活を繰り返しているよ。(相手の方へと軽く凭れかかり。「一応これでも学生という身分だから、課題や授業に追われている。」と言葉を返し) ただの飲食店でホールスタッフとして働いているよ、その辺の学生と変わらない。(相手の質問に答えるように返して)

もうすぐで玲也の誕生日だ。その日はお祝いしたいが、バイト入っていたりするか？（ カレンダー見つめながら囁き ）服の色の好みとか聞いても。参考にしたくて。玲也に俺の服も選んで欲しいな。（凭れかかる相手の髪に軽く口付け ）

何も言わずにさよならは悲しいから、嫌いになったのなら一言言ってくれ。（ 真顔 ）忙しくて返事がないのか、俺に対して愛想が尽きたのか……兎に角、一言でもいいから玲也の気持ちが知りたい。

以前のように頻繁に此方へと顔を出せないかもしれない…。前に言ったように日常が戻って、色んなことに追われてしまって此方に顔を出せなかった…。心配かけてしまったのなら申し訳ない。こうやって日を置いてのレスになることがこの先続くと思う…もし、伊織さんにとってそれがしんどいと感じているのなら…貴方にとって苦しくない相手を選んでくれて構わない…。苦しめることはしたくないから、遅くなってしまってごめん。もっと早くに此方へと顔を出せれば良かった(小さく頭を下げては現状を伝える言葉を返して)

返事してくれてありがとう（ 安堵 ）日常に戻りつつあって忙しい中、ありがとう。俺は別にしんどいとか苦しいとは思っていないし、この関係を終わらせようという気は全くないから。（ 頭をさげる相手を優しく抱き締めて ）玲也の気持ちや状況を知れて安心した。だからこれからは玲也のペースでこっちは気にしなくていいからな？（ 髪わしゃわしゃ ）

玲也が忙しくて誕生日お祝いできそうになかったら、俺の独り言になってしまうがプレゼントも一緒に残しておくな？（ 額に軽く口付けて ）

（ 相手をイメージしながらフレグランスを作成し、綺麗にラッピングして。指輪も7月の誕生日石のルビーの指輪が入った箱とは別にネックレスにもできるようチェーンを付属し。リビングのテーブルに綺麗にラッピングされたフレグランスと中身が見えぬように指輪とチェーンも綺麗にラッピングして。フレグランスの隣に並べて指輪も置くと　 " 玲也、24歳の誕生日おめでとう。以前から話していた玲也をイメージした手作りのフレグランスと指輪を誕生日プレゼントとして用意したから。無理だけはするなよ？ 　伊織より "　メッセージカードを一緒に残してから買い物へ出掛けて ）

(当日。此方へと顔を出せなかったことに後悔するも綺麗にラッピングされたプレゼントへと視線を向けては相手から残されたカードへと目を通し、持ち歩いている大きめの付箋へと『ありがとう、大切にします。』とメモで残し、相手からのプレゼントを手に取り此処で開封はせず、時間の関係もあれば少し急ぐようにして部屋を出て)

（ 翌日帰宅し、リビングのテーブルに貼り付けてある付箋に気付くと受け取って貰えたことにほっと安堵し。昨日買い出しをして食材が増えた事で料理にも気合いが入り、以前話していたオムライスの事を思い出しては早速オムライス作りに取り掛かって ）玲也に受け取って貰えてよかった。

玲也久しぶり。
元気ならいいのだが、途絶えてから俺もどう対応したらいいのかわからなくなって、今になった。
変わらずに俺は玲也の事が好きだけど、返事がないという事はそういう事だよな。