匿名さん 2020-04-28 22:23:24 |
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>522
ふ、恥ずかしいの?
(今の時代、家事が苦手なくらいどうとでもなってしまう。それでも彼にとっては余程恥ずかしかったのか、顔を赤らめてそっぽを向く彼をからかうようにそう問いかけて、)
>523
琲世「一人暮らしして1年なんですけど…まぁ…恥ずかしいですね…」(あはは…と苦笑いしつつ家が見えてきて「あ、ここの家です」と大きい家でカバンからゴソゴソと鍵を取りだし家の鍵を開けて彼女を方へ振り向き)
>524
…お家おっきいな、
(この辺りの家にしては大きいな、なんて勝手に印象付けていた家がまさか彼のだとは思わず息を呑み。自分の家より大きい、さすがはアイドル。変に緊張してきたのか引きつった表情を浮かべており)
>525
琲世「中どうぞーつまらない部屋ですけど…」(確かに大きいけどこの家にしてくれたのマネージャーなんだよなと思いつつ相手の顔を見て苦笑いをしてカバンを持ち扉を開けて先に入り扉の持ち手を離さないまま彼女を入れようとして)
>526
ああ、ありがとう…
(何気なく中まで入ってから、はたりと気付く。なんかこれ、エスコートされているみたいだ、そう1度思ってしまうとなにせこの性格だ、気にせずにはいられなくて顔を背け、)
>527
琲世「リビングはこっちです」(とリビングに向かって歩き始めドアを開けて底には水色と白の爽やかなカーテンとか絨毯などなど家具はちゃんとしているがキッチンは使っていなくコンビニ弁当が置かれていて)
>528
キッチンめちゃくちゃ綺麗だね、
(モノトーンばかりの自分の部屋の方が男みたいだと苦笑いしつつ、やけに綺麗なキッチンと、そこに置かれた弁当を見ては一言「料理しないのか」と、)
>529
琲世「仕事で疲れて…作るのがめんどくさくて…それに苦手なので…」(弁当を急いで冷蔵庫の中へ隠し焦っているのか目が泳いでいてだんだん顔が赤くなり「家庭科の授業全然ダメで…」と両手で顔を隠して)
>530
作るよ、僕
(彼のその話しぶりから、いつも出来合いのものばかりなのかなと想像して。綺麗なキッチンがあるのだから、たまには出来たてを食べて欲しい。ぱかりと彼の冷蔵庫を開け、「何食べたい?」と問いかけて、)
>531
琲世「ほ、本当ですか?じゃ、じゃあ…肉じゃがを…」(パァァっと明るくなり恥ずかしそうに頬をかきお願いしますと頭を下げニコッと微笑み)
>532
わかった、待ってて
(肉じゃがを頼まれれば、早速作業に取り掛かる。モデルハウスのような綺麗すぎるキッチンで料理ができることが嬉しくて、つい頬が緩む。数十分後には皿に盛った肉じゃがを持ってきて彼の前に起き、)
>533
琲世「い、いただきます…!」(わぁっと目をキラキラと輝かせ手を合わせてから食べ始め「美味しい…」とポツリと言ってもぐもぐとどんどん食べていって)
>534
それは良かった
(自分はただ普通の肉じゃがを作っただけ、それなのにこんなに喜んでくれるなんて。嬉しくてにこりと笑いかけながら、彼が食べるのを見ていて)
>535
琲世「あ…あれ…?」(誰かと食べたことなんて兄しかいなくて久しぶりに誰かと一緒にいることが嬉しく懐かしく思い涙がボロボロと出てきて袖で涙を拭おうとして)
>536
ど、どうしたの、
(なぜ泣かれたのか全く分からなくて、慌てた様子で立ち上がっては彼の隣まで移動して、心配そうに顔を覗き込み)
>537
琲世「わ、わからない…」(箸を置いて手で涙を拭うがそれでも涙は止まらなく「どうして…」と自分はどうしようも出来なくて)
>538
大丈夫、落ち着いて
(彼のぼろぼろ泣く姿に困惑して眉をひそめたものの、すぐ落ち着かせようと背をさすってやり。きっと彼には彼で辛いことがあったんだろうな、そう解釈して落ち着くまでそこにいて)
>539
琲世「ご、ごめん……」(ボロボロと涙は止まらず嗚咽を漏らしながら泣いて数分後落ち着いたのか鼻をすすりティッシュを取り涙やなんやり拭き「あ、お風呂沸かしてくるね」と敬語が外れお風呂場に行こうとして)
>530
ああ、うん…
(わざわざ湯を沸かさなくても、シャワーでも良かったのに。そうは思ったものの口には出さず、ただ風呂場に行く彼の背を眺めて、)
>541
琲世「風呂沸かして来たから先入っていいよ。」(上手くお風呂沸かせれたのか早く戻ってきて「服は俺のでいいよね?」と首を傾げながら聞いて)
>542
自分の着るよ、
(彼の服を着るのが嫌ではない、恥ずかしいのだ。ふるふると首を振って今着ている服を指させば、なにかもっともらしい理由をつけ加えようと「ほらサイズ合わないかもだし」と呟いて、)
>543
琲世「そう?なら、わかった。」(カバンからスマホを取り出し明日の仕事とか確認し始めて「ゆっくり浸かっていってね」と眼鏡をかけニコッと微笑み)
>544
お気遣いなく、
(ひらひらと片手を振りながら、風呂場に向かう。ちゃんと湯船に浸かるのはいつぶりだろうか、自分の家ではシャワーばかりだったから。暖かい湯船に身を沈めてはふう、と一息ついて)
>545
琲世「明日は…仕事あるのね…」(家の時だけ眼鏡をかけていてそんなに目は悪くないが仕事の時は眼鏡がない方が似合うと言われ付けていなく明日休みだと思っていたのに仕事があるのをチェックして少し落ち込んで)
>546
仕事?
(充分暖まった頃に戻ってきては、彼の横からひょこりと顔を出す。同じ服を着ていながら服が濡れるのはさほど気にしていないのか、まだ濡れたままの髪をタオルで拭きながら、)
>547
琲世「え?あぁ…うんそうだよ…って髪濡れてるし…」(スマホをいじっていたら彼女がいつの間にか横にいてびっくりして彼女の方を見て髪が濡れてることに気づき「タオル貸して」と首を傾げながら言い)
>548
お風呂ありがとう
(素直に彼にタオルを渡して、彼のスマホ画面を覗き見る。予定の詰まっているその表は自分とは違うなあ、なんて思いながら)
>549
琲世「濡れてるままだったら風邪ひくよ?」(スマホをテーブルに置いてタオルを受け取り優しく水を拭き取っていき「痛いとかない?」と彼女に聞いてみて)
>550
大丈夫
(ふふ、と笑ってはなんだか彼が姉か兄のように思えてきて。「お兄さんみたい」素直に髪を拭かれながら思ったことを口にする様は最初よりか彼に心を開いたようにも思える、)
>551
琲世「そ、そうかな…?」(驚きながらも声には嬉しそうで素直に思ったことを言う彼女を見て最初よりは心を開いてくれたのかと嬉しくなり口元が緩み)
>552
おにーさん、
(彼をからかうように、お兄さんと呼んでみた。兄弟はいなかったから、実際に兄がいたらこんな感じだろうかと考えながらふふ、と幸せそうに笑い、)
>553
琲世「なーに?新。…はい。次から髪ちゃんと乾かしてよね?」(耳元でボソッと呟きちゃんと水をおとせたのか確認して「よし…」と口にこぼし次から乾かして欲しいって注意事を言ってニコッと微笑み)
>554
っ、わ、わかったって…
(ぞわりと鼓膜を震わせる彼の声の近さに一気に顔を赤らめて、小さな声で返事をして。いちいち彼には照れさせられてばかりで、生きた心地がしない)
>555
琲世「うん、いい子いい子。それじゃ、俺も入ってくるね」(よしよしと彼女の頭を撫でて自分が満足したら立ち上がり彼女が使っていたタオルを持って着替えも持ち「好きにくつろいでいいからね」とひらひらと手を振りながら風呂場に向かっていき)
>556
ごゆっくり、
(風呂場に消えた彼を見送って、ソファに腰掛けてはぽちぽち携帯を弄り出して数分、知らない番号からの着信に警戒しつつも出てしまえばどう調べたのか、画面越しに聞こえる声は自分を殺した張本人のものであり)
>557
琲世「なにやってんだろ…俺は」(服を脱ぎ洗濯機に入れカゴから洗濯物を取り出し洗濯機に入れ風呂に入り考え事しながら黙々とシャワーを浴びて)
>558
……おちつけ、おちつけ
(電話の内容はあの時のことを謝りたいとの事だった。それが信用出来るはずもなく、電話自体はすぐ切ったものの、声だけでも精神を蝕むにはちょうど良かった。どくどくと鼓動が早くなるにつれ、ひゅ、ひゅ、と呼吸も乱れていく、)
>559
琲世「上がったよ……っ?!新っ?!」(いつも上半身裸で上がってきて首にタオルを巻いており能天気に言ったら呼吸が乱れていく彼女を見て慌てて駆け寄り正面から抱き寄せ「大丈夫。大丈夫だから。」と彼女を落ちつかせて)
>560
だ、だいじょう、だいじょうぶ、?
(あれ、呼吸ってどうやるんだっけ。当たり前に出来たはずのことが出来なくて、情けなくぼろぼろ涙が出てくる。彼の声を反芻するように震える口で呟いて、)
>561
琲世「俺に合わせて深呼吸して?」(彼女の顔をあまり見ないように背中を優しく擦りながら「ほら、吸ってー…吐いてー」と自分も深呼吸をして彼女を落ち着かせようとして)
>562
……おちついた
(吸って吐いて、彼と同じ呼吸を繰り返すうちにだんだんと呼吸の落ち着きを取り戻し。口では落ち着いたと言ったものの、ふるふると意味もなく首を振ったりしてみて、)
>563
琲世「なにがあったの…?」(よしよしと頭を撫で少し離れてTシャツを取り着始めながら先程呼吸を乱れていた理由を彼女に申し訳ないけど聞いて)
>564
ああ、しんどいことがあっただけ
(さらりとそう伝え、にこりと笑っては大事にしたくないのか口を結んでしまう。いや、伝えたら嫌われるのではないか、それが怖くて仕方がない、それに心配かけたくない、くるくる悩むうちに作った笑顔も崩れ出し、)
>565
琲世「嫌うことなんて無いよ。理由がそもそもない。」(笑顔が崩れだしていく彼女の顔を見て頭をポンポンと撫でながら彼女の視界に入るように目線に合わせて床に膝をつきニコッと微笑みをかけ)
>566
…ありがと、
(ゆっくり過去のことを話し始め、最後に先程の電話が誰からだったか、内容もちゃんと説明した。全て話し終えたあとで、「情けないよな」そう呟いては自嘲気味に笑い)
>567
琲世「話してくれてありがとう。情けないなんて無い。」(ニコッと微笑みをかけ頭をポンポンと撫でながら彼女の顔を覗き込むように見て「よく頑張ったね」と彼女の腕を引き抱き寄せようとして)
>568
や、僕はなにもしていない…
(頑張ったことなんてない、なにも頑張ってなんかいない。ただ我慢しただけだ。腕を引き寄せられれば素直に身を委ね、)
>569
琲世「俺にとっては頑張ったと思うよ。」(素直に身を委ねてくれた彼女の頭をよしよしと優しく撫でて「その人。謝りたいって来てんでしょ?俺も行こうか?」と先程呼吸を乱す程酷かったので自分もついて行けばいいんじゃないか?と考えつき言い)
>570
ッそれはいやだ、!
(もう会いたくもない、あいつには。ぶんぶん全力で首を振って否定し、あいつはもう信用できないのだからと付け足して、)
>571
琲世「…多分…言わないとずっとついてくるよ。」(全力で首を横に振る彼女を見つめて悲しそうな顔をし落ち着かせようと頭をポンポンと撫でながら「言ってから離れた方が俺はいいと思う…それに俺がなんとかする」とニコッと微笑み)
>572
う、で、でも
(確かに彼の言うことには一理ある。かたかた震える体を彼に預けてはなんとかする、その言葉を信じて「電話かけなおす、から」と、もう1度コールし始め)
>573
琲世「大丈夫。俺がいるから。」(大丈夫。大丈夫。と相手の震える体を包み込むように抱きしめながら先程呼吸を乱すほどの相手が出るかどうか内心ドキドキしながら待ち)
>574
…あ、も、もしもし
(どうしたの、と嫌に優しい声色にビクリと肩をふるわせ。なんて言おう、言葉が続かずに彼を見つめ、)
>575
琲世「……貸して」(ビクリと肩を震わせるまで違う所をぼーっと見ていて彼女が肩を震わせたのを感じ驚き少し目を見開き黙っていたが見つめられて携帯を渡してという意味で手を差し伸べ)
>576
「…新?」
(素直に彼に携帯を渡せば、電話越しの相手が彼に変わったことに気づかず彼女の名前を呼び続ける。「ねえ、あの時はごめん」仲良くしようよ、と、電話からあいつの声が聞こえるたびにひゅう、と喉が鳴り、)
>577
琲世「……すみません。俺の彼女に何か用ですかね?俺でよければ話し合いしましょ?」
(彼女を見つめながらよしよしと優しく背中を擦りながら喋っている相手にニコニコと猫をかぶりながら話し始め「あ、俺の名前。琲世って言います。」と自分のアイドル名を晒し相手の性格を観察しながら喋り)
>578
「…は、新はもう次の男に引っ付いてるのか。
謝りたいんだ、新に変わって?」
(どこかで聞いたことある名前にふむ、と少し間をあけた後にわざと新に聞こえるよう、声を大きくして喋り出す。彼では埒が明かないと、一向にそれ以上話そうとせず)
>579
琲世「嫌ですねー。震えてる彼女にあんた如きに渡すなんて。」(ニコッと微笑えんでいるが内心では彼女をこいつに渡したらダメだと、渡したくない。思いがいっぱいで少し抱きしめる力が強くなり「話せと言っているんだ。」と声を低くして言い)
>580
は、琲世…も、もういいよ、
(彼の声が低くなる、それにびくりと体が震えて。電話の中からはかなりイラついた声で「あんたには関係ないし」と聞こえてきた、どう足掻いても、自分はまだ囚われているのだと言葉が詰まって)
>581
琲世「てゆーか、アンタ。ちっとも彼女の心わかってないんじゃない?」(少し立ち上がり彼女から離れて壁にもたれ掛かるように腕を組んで話し始め「謝りたいとか言ってさ。彼女が怖がる程なにかしたんじゃないの?」とニコッと先程声を低くしたことを申し訳なさそうに彼女へ微笑みをかけ)
>582
「…さあ、なんのことだか」
(これ以上話しても無駄だと悟り、諦めたような声色でそう吐き捨てては「おまえと話しても無駄だ、切るよ」と切ろうとして)
>583
琲世「あぁ、少し待ってくんない?彼女の気持ちだけでも聞こーよ」(スタスタと歩き始め彼女の目線に合わせて床に膝をつき電話にはミュートボタンを押して「君の気持ちを言わないとまとわりつくよ」と言い)
>584
…わたし、お前のことなんてもう知らないから
(声こそ震えていたものの、電話もメールも、私に関わらないでくれ。昔の口調、かつての一人称で電話越しに伝えてはどくどく脈打つ体を落ち着かせようと必死で、それがミュートだとは気づかなかった、)
>585
琲世「あ……ごめん、ミュートだった。もう1回いける?」(ミュートを解除して小声で彼女に伝え申し訳なさそうな顔で携帯を渡し彼女の頭をポンポンと撫でて「大丈夫。新なら出来るよ。」と耳元でボソッと言い)
>586
…私もうお前のこと知らない、
(1度言ったから、だろうか。はたまた彼がいてくれたからだろうか。恐怖心は薄れ、電話に向かって強くそう言い返せば聞こえてきたのは「はあ、?」と呆れたような声で)
>587
琲世「ちゃんと自分の気持ち言えたね。偉い偉い」(ニコッと微笑み少しでも力になれたのが嬉しく思い頭を撫でつつ電話に向かって「だそうだけど?まだ付きまとうっていうならストーカー扱いするけど…どうする?」と煽るように言い)
>588
「面倒な男」
(これ以上話してもほんとに埒が明かないと、捨て台詞を履いて電話を切る。もう連絡することもないだろう。あいつとの電話が切れた様子を見ていて、ぶわりと涙が溢れ出し、)
>589
琲世「新……」(捨て台詞を履いて電話を切る彼女を見て少し驚き黙っていたが涙が溢れ出したのを見つめてよしよしと慰めるように頭を撫で始め)
>590
僕、もう、もういいよね、
(彼に頭を撫でられると、不思議ととても落ち着く。えぐえぐと嗚咽を漏らしながら、彼の首元に顔を填め)
>591
琲世「うん、もう大丈夫だよ。」(背中をポンポンと擦りながら頭を撫でてこれで彼女は救われたのだろうか。と考えながら「泣いていいよ。」とポツリと呟き)
>592
あ、ありがとう…
(えぐえぐと嗚咽を漏らしながら、彼に縋る。
数分後には落ち着きを取り戻したようで、ありがとうと彼に礼を告げた、)
>593
琲世「それじゃ、寝よっか…ベッド使っていいからね。」(とニコッと微笑みよしよしと優しく頭をポンポンと撫でて自分の部屋に連れていこうと自分の携帯を片手に持ち彼女に向かって手を差し伸べ)
>594
いや、床でいい
(差し出された手を軽く握り、彼についていく。通されたのは彼の部屋で、ベッドを使っていいとは言われたもののそこまで世話になる訳には行かないと首を振り、)
>595
琲世「ベッド使って?使わないと俺と一緒にベッドで寝ることになるけど?」(クスッと笑い彼女の方を見て「どうする?」と言いたげな顔でニヤニヤと笑みを浮かべベッドに座り「床に寝させるわけないでしょ?」と口元をツーンと尖らせて)
>596
ぇ、あ、じゃあ、ベッド使う…
(彼と一緒に寝る、無意識に想像してしまいそんなの無理だとぶんぶん首を振っては顔を赤くして、素直にベッドの上に座り込む。自分が恥ずかしがること、彼ならきっと分かりきっていただろうに、)
>597
琲世「うん、言ってくれると思った♪」(ニコッと笑い彼女に対して心が開いたのか敬語がいつの間にか外れ彼女を姉として見ているように「それじゃ、おやすみ」と頭を撫でて床に寝そべり)
>598
…まだ夜中、
(1度は眠れたものの、変に目が冴えてしまって夜中の3時に目が覚めた。スマホで時間を確認してはがくりと肩を落とし、どうしたものかと首傾げ)
>599
琲世「ん……起きたの?」(床に寝そべっていたが起き上がり起きている彼女をぼーっと見つめ眠たそうに欠伸をして目を軽く擦り)
>600
ああ、起こした?
(悪かった、小さく呟いて再び寝ようと試みる。布団に体を鎮めて目を瞑れど全く眠れる気配はなく、)
>601
琲世「眠れるまでなにか話す?」(眠れそうにないねと呆れてやれやれと両手を上げ首を横に振りクスッと笑い自分も床に寝そべり「今日は色々あったね」と苦笑いしながら言い)
>602
たすけられてばかりだった
(色々あったと苦笑いする彼に、情けなさげに笑いながらそう呟く。本当に助けられてばかりだった、彼にはお世話になりっぱなしだ、)
>603
琲世「俺も助けられてばかりだよ」(あははと苦笑いしながら言い彼女が自分を責めないようにと暗いなか立ち上がり後ろの窓を開け「俺は新さんが助けてくれたから助けれただけだし…なにより守りたいって思ったんだ」と髪が風に揺られながら言い)
>604
すぐそういうこと言う、
(また自分が照れてしまうようなことを言ってきた彼に、ふるふる首を振っては布団にくるまる。開いた窓から入り込む夜風が心地よく、彼の返事を待つ前に眠ってしまった、)
>605
琲世「……寝ちゃったか」(クスッと笑い開けた窓に近づき夜風に当たりながら自分の携帯が鳴り携帯を持ってリビングに降りていき出たらマネージャーからの電話で小声で話始め)
>606
…すぅ、
(久しぶりに落ち着いた気分で眠ることができた、夢も見ないで深い眠りについた数時間後、朝日が出ると同じくらいに目が覚め)
>607
琲世「あ、おはよう。ご飯出来てるから」(起こしに来ようと自分の部屋に来たら既に起きていた様子を見てニコッと微笑み挨拶をし「準備できたらリビングに来てね」とひらひらと手を振りながらリビングに向かい)
>608
…ごめん、ご飯まで
(もう起きているということは、彼はかなり早起きなのだろうか。さすがだな、とまだぼんやりした頭で考えつつ身支度を整えて出てきた、)
>609
琲世「よし…こんな格好でいっか」(彼女が寝ている時にリビングに服を置いといて降りてくる前に洗顔や歯磨きをし今服を着替え終え)
>611
琲世「んー…手伝うことなくなったし…あ、仕事場に一緒に来て」(家事はやったし洗い物は後でやれば大丈夫と思い仕事はただの打ち合わせだけだから美味しいものを奢ろうと考えてニパッと微笑み)
>612
…わかった、
(彼の仕事って確かアイドルだったよな、アイドルの仕事場に一般人がついて行っていいものなのか悩みどころだが、手伝うと言ったのは自分からなのに加え彼に言われてしまえば嫌とはいえずに頷いて)
>613
琲世「ありがとう。俺はまだ準備しないといけないからご飯とか食べてて」(ニコッと微笑みカバンを取り出しメモ帳や大事なもの必要なものを入れ始めて心の中では早く仕事終わらないかなとワクワクしながら準備して)
>614
いただきます、
(彼に言われるがまま、手を合わせて用意されたものを食べ進める。料理はしないと聞いていたが、どれもそれなりに美味しくて。)
>615
琲世「今日の仕事は打ち合わせだけなんだよね」(マスクやメガネを持ち出しバタバタと急いで準備していき準備しながら今日の仕事はすぐ終わることを伝えようとして)
>616
いつもはもっとかかるの?
(すぐに仕事が終わるんだと嬉しそうな彼に問いかけては、自分の食べたものをすぐに洗い終えて彼の邪魔にならないようにソファに座り)
>617
琲世「んー?そうだよ。振り付けとか歌の練習とかあるからね。」(カバンの中を整理整頓したくてガサガサと漁りながら答えて一通り終わったら彼女の方へ向きニコッと微笑み「今日運いいみたい」とまた必要なものを入れていき)
>618
そんな嬉しそうにするなって
(あまりに彼が嬉しそうにするから、いやでも意識してしまう。照れていると思われたくなくて、彼をからかうようにつぶやいた、)
>619
琲世「え?嬉しいよ?新さんと出かけるからね!」(不思議そうに首を傾げ当たり前のように「出かけれるから」と言いニコッと微笑み「嬉しそうにしてもいいでしょ?」と準備出来たのか首に手を当てて)
>620
っ、そう、だけど…
(たしかに嬉しいことがあったなら嬉しそうにするのが普通だ。彼の言い分は間違っていない。余計なことを言うんじゃなかったと肩を震わせ)
>621
琲世「どうかした?」(本当はわかっているが彼女の反応が面白くてイタズラ心でからかってみようとニヤニヤしながら彼女を見つめて)
>622
どうもしてない、!
(自分はそんな余裕ないのに、と首を降る。なぜ彼はそんなに余裕なのか、熱くなる頬を隠すために机に伏した、)
>623
琲世「クスッ……からかってごめんね?」(手を口元に当ててくすくすと笑い彼女の食器を持ち洗い始め彼女が机に伏したのを見てまたくすくすと笑いだして)
>625
琲世「ごめんごめん」(ごめんと言っているがまだ笑っていて食器を洗い終わったのかタオルで手を拭きソファに座って「準備できたら言って」とゆっくり背伸びをし)
>626
おまたせ、
(ぱたぱたと足早に洗面室に向かえば多少気合を入れて化粧をしてきたのか、先程よりも中性的になるように顔を整えてきて。アイドルである彼に変な噂が流れてはいけないと、本人は男装で行くつもりだ)
>627
琲世「あれ、男装にするんだ。」(彼女の声に反応して振り向くと男装していて驚き少しだけ目を見開くがニコッと微笑みこれでもいいかと思いカバンを背負いマスクをしてグラサンをかけ「俺から離れないでね。」と玄関に向かい始め)
>628
男友達ってことにしよ、な?
(この姿なら、多少気も紛れる。
猫を被ったあのときのように、するりと彼に腕を回してはひそりとそう問いかけて、)
>629
琲世「?わかりました!」(腕を回してきて不思議そうに首を傾げてニコッと微笑みなでなでと頭を撫で始め事務所へと歩き始めて)
>630
ちょっ…
(頭を撫でられれば、一気に顔は赤くなり。そういう事をされても平気なように男装までしたのに、これじゃ意味が無いと不服そうだ)
>631
琲世「俺は敬語を使うから嫌だったら言ってね」(ニコッと微笑み彼女の顔を覗き込むように見つめて不服そうにする彼女を見て不思議そうに「どうしたの?」とぽかんとした顔で言い)
>632
わかった、
(彼の言葉にこくりと頷いたあと、どうしたのかとの問いかけにふるふると首を振り。なにごともないような空気を、素振りをしながら彼について行く)
>633
琲世「ここですよ。あ、新さんがここに来ることは連絡済みなんで安心してくださいね」(事務所が見えてきたのか指をさしてスマホを取り出しマネージャーとの連絡を見せつけるように差し出し)
>634
僕、琲世が来るまで待ってたらいい?
(マネージャーに話が通っているとはいえ、誰もしらない、よくわからない業界に取り残されるのは少し怖い。彼の腕をほんの少し引っ張って、)
>635
琲世「っ…?…大丈夫です。俺の隣にいるだけでいいから」(引っ張られた感覚を覚えチラッと彼女の顔色をうかがいニコッと微笑み彼女の引っ張ってない方の腕を引っ張り抱き寄せて)
>636
わっ、琲世ッ…
(人のいない所ならまだしも、人通りの多いこんな所でまさか抱き寄せられるなんて思っていなくて、赤くなった顔を隠すために俯いて)
>637
琲世「ごめんごめん、ふざけが過ぎたね」(俯いた彼女を見てクスっと笑い事務所について先に入りこっちと言うように手で招いて)
>639
琲世「最初は俺もびっくりしましたよ。なんというか…圧を感じました」(ちらりと横顔を見て口に手を当てながらクスっと笑い初めてここに来たことを思い出しながら話して)
>640
琲世は…、なんでアイドルやってるの?
(聞いてよかっただろうか不安に思いながらも、聞かずにはいられなくて。そもそもなぜ彼はアイドルをしているのかを、自分は知らなかった、)
>641
琲世「無意識に人の目を集めてしまうんですよ。」(恥ずかしそうに俯きポリポリと頬をかいてあははと苦笑いし「親に兄さんとは違うことを証明したかったんです」と鋭い目付きになり)
>643
琲世「兄さんとは義兄弟で俺は拾われた身なんです。それで、兄さんが亡くなり父親が俺を兄さんにならせようとした。」(じっと見つめられ少し驚き思い出すかのように話し始め話しているうちに手に力が込められ拳を作り呆れたかのようにジト目になり)
>644
…大変ね、
(人の身の上話など、自分にはどうすることもできないからあまり、好き好んで聞くタイプでは無かったのに、なんて思いながら彼の頭をぽすりと撫でて)
>645
琲世「…っ…あまり子供扱いしないでください」(目を少し見開きジト目のままムスッと不機嫌そうにして撫でる手を払い除け「ほら、行きますよ」とエレベーターがある方へ向かい)
>646
実際、僕が年上だろう?
(むすりと不機嫌な様子の彼を、かわいいなんて思ってしまう。くすくす笑えば、からかうような口調でそう問いかけて彼のあとをついていき)
>647
琲世「そうですけど…子供扱いは苦手です」(彼女の方へ振り向きジトーっと見つめながらプクッと頬を膨らましくすくす笑う彼女に「俺だって男なんですからね」と拗ねたかのようにぷいっと前を向いて)
>648
ごめんって、こっち向いてよ?
(今まで散々いじられてきたのだ、少しくらいはとその気持ちがあったのではないかと聞かれれば答えはYesで。しかし思いの外機嫌を悪くしてしまった彼に、申し訳なさげに眉を下げて後ろからついて行く、)
>649
琲世「こっち。」(腕を引っ張りエレベーターを通り過ごし立ち入り禁止の場所に向かい壁ドンをして目付き鋭く彼女を見つめて「年下だけど俺男だから。」と耳元で呟き)
>650
っぁ、ちかい、琲世ッ…
(そもそも顔が近い壁ドンという状況で、自分が照れないわけがなくて。それに加えて鋭い視線と息がかかるほどの距離で呟かれれば、擽ったさに小さく声を漏らす。彼に言われたことよりもこの状況に爆発しそうで、たちまち一瞬で赤くなり、)
>651
琲世「アンタの心奪っちゃおうかな。」(ボソリと呟きながら首筋を甘噛みして「シルシ。付けといたから。」と離れてエレベーターの方へ振り向き行くよと言わんばかりに手を差し伸べて)
>652
ッ、……わかった、
(おかしい、変だ、こんな気持ち。印を付けられたと言われて、少なからず嬉しいと思ってしまうなんて。これじゃあまるで彼の事が、頭の中でくるくる悩みながらも差し出された手をそっと掴んで、)
>653
琲世「ここがエレベーターね」(エレベーターの前まで着きちょうど良かったのかエレベーターが降りてきてチンっと着いた音が鳴り扉が開いてそれに合わせるように中へ入り)
>654
エレベーターは別に普通なんだね、
(気を紛らわすためだったかもしれない。意味もなくそんなことを呟いて。数分にも満たない時間だけれど、あんなことをされたあとで密室、2人きりというのは嫌でも意識してしまう、)
>655
琲世「…意識してます?」(落ち着かなさそうな雰囲気を感じ取り彼女の方へ振り向きニコッと微笑みながら距離を積めるように近づいて)
>656
し、してない、
(思うだけならまだいい、しかしそれを彼に問いかけられては恥ずかしさで死にそうだ。ふるふる首を振って必死に、図星を突かれて否定して)
>657
琲世「ホントに?」(首をかしげながらふるふると必死に首を振る彼女を見つめて「顔赤いけど?」と煽るように口元に手を当ててくすくすと笑い)
>658
赤くない、ッ!
(なぜ彼はそんなに余裕があるのか不思議で仕方ない、自分の顔を手で隠し、彼に見られないようにして首を振る様はまるで小さい子どものようで)
>659
琲世「あははっホントに?」(声に出して笑いヨシヨシと頭を撫でていたらチンっと着いた音が鳴りふと今いる階を見て降りる場所で「よし降りようか」と先にエレベーターから出て)
>660
本当だよ、
(また彼にからかわれた。何故こうも恥ずかしい、という感情に敏感なんだと自分に呆れながら。彼に降りる階だと言われれば素直にそれについて行き、)
>661
琲世「そうしとくね」(くすくすと笑いながら打ち合わせ場所に着き先に中に入りアイドルグループの人達にもみくちゃにされながら彼は誰だと言われ新のことを説明しながら彼女の方へ見つめ「どこでもいいから座ってて」と口パクし)
>662
…はあ、人多いな
(口パクを読みとって、彼に向けてこくりと頷く。人が多すぎる中でかきわけながら進めば、彼からは少し離れたところに空いている椅子を見つけて、とすりと座っては素直な感想を一言、)
>663
琲世「ごめんなさい。騒がしいですよね」(あははと苦笑いしながら髪の毛を整えつつ彼女の隣まで移動して髪の毛がボサボサになるまで先輩にいじられていてやっと抜けてきた感じで「いい人達だから大丈夫だよ」と耳元でコソッと言い)
>664
…本当に?
(人見知りという訳では無いが、こうも人が多いと怖気付いてしまって。じい、と疑うような視線で彼らを見つめたあと、住む世界が違うと「僕が喋る機会なんてないよ」と笑い、)
>665
琲世「俺が守るから大丈夫。」(よしよしと頭を撫でて隣では先輩達がギャーギャーと騒いでいるのを聞いて苦笑いしつつ彼女の方へまた見つめ「もう二度と1人にさせないよ」とはにかむように笑い)
>666
ありがとう、
(もう二度と、その言葉が嬉しくて暖かくて。頭を撫でられたことも、今は恥ずかしさより安心が勝った。ふわりと穏やかな笑顔を彼に返せば、その声は少し震えていて)
>667
琲世「あ、打ち合わせ終わったらスイーツ食べに行こっか」(打ち合わせがいつの間にか始まり関係ないことを話しているのをバレないように顔を手で隠して隣に座っている新の方を向き舌をべっと出して笑い)
>668
待ってる、
(甘いものを食べられる、その誘いを素直に受けて。自分にとって分からない話がはじまっても、この後に待つスイーツを楽しみに過ごせるかな、なんて思いながら、)
>669
琲世「ふふ、良かった」(彼女の反応を伺っていたが素直に受けてもらいパァァっと明るくなり嬉しそうにニコッと笑い隠していた手を机に置き話を聞き始めて)
>670
…あ、僕ですか、?
(突然話かけられたのに気付かず、思わず素っ気ない態度を取ってしまった。彼以外の人に話しかけられるなんて全くの予想外で、)
>671
琲世「アヤト君が話しかけてる…」(新に話しかけたのはアヤトで琲世の3つ上でいつもはクールで素っ気ないのに話しかけてるなんて興味を持っている以外ないので珍しいとワクワクしながら聞いて)
>672
む、無理です…
(次の広告のイメージ通りだから、一緒に写真を撮らせてくれとの内容だった。横にいる琲世にちらりと不安げな視線を送った後、ふるふると首を振り)
>673
琲世「あまりいじめないでくださいよ?新は俺のモノなんですから」(ガタッと立ち上がり後ろからハグ、バックハグをして頬をぷくーっとあざとらしく膨らまさせてアヤト達の意見を無しにさせ「ねぇー、俺のモノでしょう?」とニコッと微笑みながら言い)
>674
あ、えっ、ちょっと、琲世…、
(後ろから感じる彼の体温と、皆からの視線。加えて彼からの問いかけに、答えるより先に照れが来てどもってしまう。彼の笑顔は有無を言わせない圧すら感じ、1度だけ首を縦に降り、)
>675
琲世「ほらー、俺のモノなんであんまり触んないでくださいよー?」(とぷくーっとあざとらしく膨らませつつ周りの人を笑わせて先程の意見が無かったことになりありがとうの意味を込めてよしよしと頭を撫でて)
>676
…ん、
(よしよしされれば、照れ臭そうにしながらも彼に甘えるようにして小さく声を漏らす。首に跡もつけられてしまったし、と思いながらその場所に手を当て)
>677
琲世「やっぱり意識してる?」(手を当ててることに気が付きニヤッと笑いコソコソと耳元で呟き自分のモノだという印を付けてその彼女が意識してるのかと思うと嬉しく思い撫でて)
>678
…付けてきたのは君だろ
(恥ずかしいのか、顔を俯かせてわざと刺があるような言い方をする。自分はつけてくれなんて頼んでいない、つけてきたのは彼だとじとりと見、)
>679
琲世「好きなんですよ貴女の事」(じとりと見つめられあははと苦笑いしそっぽを向くが照れくさそうに顔を赤らめて彼女の仕草や性格全てが愛おしく思い今も胸がドキドキしていて)
>680
それ、跡つける前にいいなよ、
(周りから囃す声が聞こえた気がするが、知らないふりをしてぼそりと呟く。自分から素直に同じ気持ちだと言うのが恥ずかしくて、)
>681
琲世「言う前に誰かに取られそうだったから…さ?」(ぎょっと顔をしたがぷいと顔を逸らして口をとがらせながら前に起きたことを思い出しながら打ち合わせが終わっていき)
>682
…終わった?
(打ち合わせが終わったらしい雰囲気に、彼に終わったかを問いかける。スイーツ、と期待の込めた瞳を彼に向け)
>683
琲世「はい、終わりましたよ」(期待の込めた瞳をしている彼女を見て苦笑いしつつ「そんなに期待していたんですね」と口にこぼし立ち上がってメンバーに「お疲れ様です」と言って部屋から出て)
>684
…だって、コレ、その、
(要するに初デートではないかと問いかけたかったのだが、その単語を口にするのは恥ずかしくて、それきり口を閉じてはせめて、と自分から彼の手を握り、)
>685
琲世「ハッキリ言ってくれないとわかんないよ?」(何を言いたげなのかを察したがまさか手を握ってくれるとは思ってなくて少し目を見開きニヤッと笑みを浮かべ好きな人にちょっかいを出すかのように意地悪をし)
>686
…は、初デート、でしょ
(口にするのが恥ずかしくて、彼が察してくれたのかも気づかなかった。赤く染まった顔でそう呟けば、ちらちらと様子を伺うように彼を見て、)
>687
琲世「よく言えました」(ニコッと微笑みながら相手の目線に合わせるようにしゃがみこみよしよしと頭を撫で始めまるで子供をあやすかのようにしていて)
>688
…ちょっと、撫でないで、
(嫌でも彼と目が合い、その暖かい手でよしよしと頭を撫でられてしまえば口ではそう言いながらも、自然と口の端が緩んでしまい、)
>689
琲世「えー?なんで?」(わかっているくせにケラケラと笑い体制を整えようとするようにぐっと伸びをして乗ってきたエレベーターの所へ歩き始めて)
>690
弄ばれてばかりだな、僕は
(明らかに分かっているであろ浮かれの反応に、はあ、とため息ついてそう一言。年は上でも、彼の方が1枚も2枚も上手なのだ、そう思いながら彼について行き)
>691
琲世「ほら早く!」(エレベーターまで駆け走り勢いよく振り向きニコッと微笑みながら相手をじっと見つめてエレベーターにあるボタンを押して)
>692
はいはい、今行くよ
(こういう元気なところは、彼の年相応さを感じさせる。くすりと彼に笑いかけては小走りで追いついて、彼の隣でエレベーターを待ち、)
>693
琲世「楽しみにしてくれたんでしょ?」(くすりと笑う彼女を見て不思議に思いながらも来たことを確認して先に入りニコニコしながら開のボタンを推し続けていて)
>694
そう、だけど…
(にこにこしたままの彼に、なんだか気恥しくなってしまってエレベーターに乗り込む。俯いたまま、彼の顔が見れなくなってしまい、)
>695
琲世「フフッ嬉しいよ」(俯く彼女の動きを視界のギリギリで捉え顔を赤くしてるのかなと思うと嬉しくなり口元を抑えて笑い頭の中ではデートという言葉しか無くて)
>696
琲世も優しいな、
(暫くした後、ぼけー、と目的の場所に止まるのを待っていたのだが、ふと過去のとある人物と彼が重なって、無意識にそう呟いた、)
>697
琲世「そうかな?」(不思議そうに首を傾げてチンっと着いた音がして先にフロントに出てスマホを取りだしスイーツ屋を探すため調べて)
>698
いい所ある?
(す、と除き込むようにして彼のスマホを見る。生憎自分はこの辺りに詳しくない、仕事で音ズレる機会のある彼の方が詳しいだろうとおもいながらも、少しでも彼の力になれるようにと熱心にスマホを見ていて、)
>699
琲世「ん、あったよ」(コクリと頷き事務所から出てスマホをナビとして使い彼女にスマホを見せるように手首を少しひねり見えやすいようにして向かうところに向かおうと歩き始め)
>700
…あ、ここ知ってる、
(辿り着いたその場所は、映えるとつい最近話題に上がっていた店だった。きらきらと輝いて見えるガラス張りの店内に、「かわいい」を連呼しながら写真を撮った、)
>701
琲世「行ってみたらもっとすごいと思うよ」(かわいいと連呼する彼女を見て女性らしいと思いクスッと微笑みながら「俺が奢るから好きなの食べてね」と歩きながら言って)
>702
…いや、出せる分は出すよ、
(そう言うならばお言葉に甘えて、とメニュー表を広げて食べたいものが割と高かった。これは、さすがに彼に悪いと思って財布を開けようとして)
>703
琲世「?払えるから大丈夫だよ?」(なんで?と言わんばかりに首を傾げてメニュー表を広げて見ている彼女を見つめてクスッと微笑みながら「お金は問題ないから…ね?」と口元に人差し指を当てて)
>704
じゃあ、コレ…
(彼にそう言われてしまえば、何度も拒否するのも失礼かと思って、期間限定と謳われた、明らかに女子受けを狙って作ったであろう苺のパフェを指さして)
>705
琲世「ん、おっけ」(コクリと頷き手を上げて店員を呼び出し苺のパフェとチョコパフェを頼み意外と可愛いものを頼むんだと思いつい笑みを零して)
>706
ねえ見て、あのパフェも凄いかわいい、
(周りに運ばれてくる可愛らしいパフェの数々に、1人でこの感動を味わうのは物寂しいと、彼の腕をつんつん引っ張って隣のテーブルのパフェを見、)
>707
琲世「あ、ホントだ。可愛いね」(引っ張られ彼女の方を見るが可愛らしいパフェと言った方を見ようと振り向きあれが可愛いのかわからないが可愛いと言っとこうと思ってニコニコしながら言い)
>708
写真、撮っていいかな?
(自分の頼んだパフェが運ばれてきて、ことりとテーブルに置かれれば携帯を取り出して。記念すべき初デートで食べたもの、せっかくなら彼も映るように撮りたくて、)
>709
琲世「いいと思うよ」(ニコッと微笑み自分もスマホを取り出し取り出したらピースを作り「顔はスタンプとかで隠してね」と言ってカメラを見つめて)
>710
うん、ありがとう
(1枚だけ撮らせてもらった。顔がいいなあ、写真写りも良いなんて、と少しばかり悔しく思いながらも携帯を仕舞えばパフェをひと口、口に入れて)
>711
琲世「ん、美味しいね」(自分もスマホのカメラで写真を撮り楽しみにしていたチョコパフェを1口とスプーンですくって幸せそうに微笑みながらもぐもぐと食べて)
>712
…ね、おいしい
(誰かと一緒に食べるのが、こんなに美味しいなんて。彼のチョコパフェもおいしそうだけど、自分のも彼は食べるだろうか?ひと口すくっては彼に差し出して、)
>713
琲世「1口くれるんだ。ありがとう」(差し出されて少し固まり優しいなと密やかにふふっと微笑みながらあーんとパクッと1口食べて自分のチョコパフェも1口すくっては彼女に差し出して)
…あ、僕はいい、いらないよ、
(後で気付いた。完全に関節キスだと。彼の様子を見るに彼は気付いていない、というか意識していないようだけれど、自分からして、しかもそれをあとから気付くなんて恥ずかしすぎて、ふるふると首を振り)
>715
琲世「えー?要らないの?」(コテンッと首を傾げるがなぜ遠慮したのか考えていくと関節キスのことを思い浮かびニヤケ顔をして「本当に要らないなら全部食べちゃうよ?」と食べる素振りをして)
>716
ぁ、…ほ、欲しい、です…
(人が食べているものって、どうしてこうもおいしそうに見えてしまうのか。食べる素振りをする彼にあわてて先程の言葉を訂正し、俯きながら一言、)
>717
琲世「ほら、あーん」(ニヤニヤしながら欲しいと言うだろうなと予想していたら言ってくれて嬉しさで声のトーンが上がり1口すくったスプーンを差し出して)
>718
ん、おいしい
(おそるおそる差し出されたそれを口に含めば、羞恥で赤くなっていたのも束の間、おいしいものには素直に嬉しそうに目を細め)
>719
琲世「ほんと美味しいね」(目を細めて美味しそうに食べる彼女を見てこちらも嬉しくなり満足気にもぐもぐと食べ始めて美味しさに感動してゆっくり食べて)
>721
琲世「ご馳走様…またここに来ようね」(空になった2つの器を見つめてまだ食べたそうにしている彼女をふと視界に写りクスッと笑い)
>722
うん、たのしみにしてる
(くす、と笑う彼につられて自分も笑う。彼と一緒にいられる、それが嬉しくてたまらない。会計を済ませて店から出る時、自分から彼の手を握り、)
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