>459 は、琲世ッ…、帰ろう、一緒に、 (なんとか屋上の扉を開け、そこに出る。涼しい風が髪を揺らすが、それに気を止める余裕はなかった。彼がまだいたと安心したのもつかの間で、咳き込みながらそう問いかける、)