匿名さん 2020-04-28 22:23:24 |
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>580
は、琲世…も、もういいよ、
(彼の声が低くなる、それにびくりと体が震えて。電話の中からはかなりイラついた声で「あんたには関係ないし」と聞こえてきた、どう足掻いても、自分はまだ囚われているのだと言葉が詰まって)
>581
琲世「てゆーか、アンタ。ちっとも彼女の心わかってないんじゃない?」(少し立ち上がり彼女から離れて壁にもたれ掛かるように腕を組んで話し始め「謝りたいとか言ってさ。彼女が怖がる程なにかしたんじゃないの?」とニコッと先程声を低くしたことを申し訳なさそうに彼女へ微笑みをかけ)
>582
「…さあ、なんのことだか」
(これ以上話しても無駄だと悟り、諦めたような声色でそう吐き捨てては「おまえと話しても無駄だ、切るよ」と切ろうとして)
>583
琲世「あぁ、少し待ってくんない?彼女の気持ちだけでも聞こーよ」(スタスタと歩き始め彼女の目線に合わせて床に膝をつき電話にはミュートボタンを押して「君の気持ちを言わないとまとわりつくよ」と言い)
>584
…わたし、お前のことなんてもう知らないから
(声こそ震えていたものの、電話もメールも、私に関わらないでくれ。昔の口調、かつての一人称で電話越しに伝えてはどくどく脈打つ体を落ち着かせようと必死で、それがミュートだとは気づかなかった、)
>585
琲世「あ……ごめん、ミュートだった。もう1回いける?」(ミュートを解除して小声で彼女に伝え申し訳なさそうな顔で携帯を渡し彼女の頭をポンポンと撫でて「大丈夫。新なら出来るよ。」と耳元でボソッと言い)
>586
…私もうお前のこと知らない、
(1度言ったから、だろうか。はたまた彼がいてくれたからだろうか。恐怖心は薄れ、電話に向かって強くそう言い返せば聞こえてきたのは「はあ、?」と呆れたような声で)
>587
琲世「ちゃんと自分の気持ち言えたね。偉い偉い」(ニコッと微笑み少しでも力になれたのが嬉しく思い頭を撫でつつ電話に向かって「だそうだけど?まだ付きまとうっていうならストーカー扱いするけど…どうする?」と煽るように言い)
>588
「面倒な男」
(これ以上話してもほんとに埒が明かないと、捨て台詞を履いて電話を切る。もう連絡することもないだろう。あいつとの電話が切れた様子を見ていて、ぶわりと涙が溢れ出し、)
>589
琲世「新……」(捨て台詞を履いて電話を切る彼女を見て少し驚き黙っていたが涙が溢れ出したのを見つめてよしよしと慰めるように頭を撫で始め)
>590
僕、もう、もういいよね、
(彼に頭を撫でられると、不思議ととても落ち着く。えぐえぐと嗚咽を漏らしながら、彼の首元に顔を填め)
>591
琲世「うん、もう大丈夫だよ。」(背中をポンポンと擦りながら頭を撫でてこれで彼女は救われたのだろうか。と考えながら「泣いていいよ。」とポツリと呟き)
>592
あ、ありがとう…
(えぐえぐと嗚咽を漏らしながら、彼に縋る。
数分後には落ち着きを取り戻したようで、ありがとうと彼に礼を告げた、)
>593
琲世「それじゃ、寝よっか…ベッド使っていいからね。」(とニコッと微笑みよしよしと優しく頭をポンポンと撫でて自分の部屋に連れていこうと自分の携帯を片手に持ち彼女に向かって手を差し伸べ)
>594
いや、床でいい
(差し出された手を軽く握り、彼についていく。通されたのは彼の部屋で、ベッドを使っていいとは言われたもののそこまで世話になる訳には行かないと首を振り、)
>595
琲世「ベッド使って?使わないと俺と一緒にベッドで寝ることになるけど?」(クスッと笑い彼女の方を見て「どうする?」と言いたげな顔でニヤニヤと笑みを浮かべベッドに座り「床に寝させるわけないでしょ?」と口元をツーンと尖らせて)
>596
ぇ、あ、じゃあ、ベッド使う…
(彼と一緒に寝る、無意識に想像してしまいそんなの無理だとぶんぶん首を振っては顔を赤くして、素直にベッドの上に座り込む。自分が恥ずかしがること、彼ならきっと分かりきっていただろうに、)
>597
琲世「うん、言ってくれると思った♪」(ニコッと笑い彼女に対して心が開いたのか敬語がいつの間にか外れ彼女を姉として見ているように「それじゃ、おやすみ」と頭を撫でて床に寝そべり)
>598
…まだ夜中、
(1度は眠れたものの、変に目が冴えてしまって夜中の3時に目が覚めた。スマホで時間を確認してはがくりと肩を落とし、どうしたものかと首傾げ)
>599
琲世「ん……起きたの?」(床に寝そべっていたが起き上がり起きている彼女をぼーっと見つめ眠たそうに欠伸をして目を軽く擦り)
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