匿名さん 2020-04-28 22:23:24 |
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>560
だ、だいじょう、だいじょうぶ、?
(あれ、呼吸ってどうやるんだっけ。当たり前に出来たはずのことが出来なくて、情けなくぼろぼろ涙が出てくる。彼の声を反芻するように震える口で呟いて、)
>561
琲世「俺に合わせて深呼吸して?」(彼女の顔をあまり見ないように背中を優しく擦りながら「ほら、吸ってー…吐いてー」と自分も深呼吸をして彼女を落ち着かせようとして)
>562
……おちついた
(吸って吐いて、彼と同じ呼吸を繰り返すうちにだんだんと呼吸の落ち着きを取り戻し。口では落ち着いたと言ったものの、ふるふると意味もなく首を振ったりしてみて、)
>563
琲世「なにがあったの…?」(よしよしと頭を撫で少し離れてTシャツを取り着始めながら先程呼吸を乱れていた理由を彼女に申し訳ないけど聞いて)
>564
ああ、しんどいことがあっただけ
(さらりとそう伝え、にこりと笑っては大事にしたくないのか口を結んでしまう。いや、伝えたら嫌われるのではないか、それが怖くて仕方がない、それに心配かけたくない、くるくる悩むうちに作った笑顔も崩れ出し、)
>565
琲世「嫌うことなんて無いよ。理由がそもそもない。」(笑顔が崩れだしていく彼女の顔を見て頭をポンポンと撫でながら彼女の視界に入るように目線に合わせて床に膝をつきニコッと微笑みをかけ)
>566
…ありがと、
(ゆっくり過去のことを話し始め、最後に先程の電話が誰からだったか、内容もちゃんと説明した。全て話し終えたあとで、「情けないよな」そう呟いては自嘲気味に笑い)
>567
琲世「話してくれてありがとう。情けないなんて無い。」(ニコッと微笑みをかけ頭をポンポンと撫でながら彼女の顔を覗き込むように見て「よく頑張ったね」と彼女の腕を引き抱き寄せようとして)
>568
や、僕はなにもしていない…
(頑張ったことなんてない、なにも頑張ってなんかいない。ただ我慢しただけだ。腕を引き寄せられれば素直に身を委ね、)
>569
琲世「俺にとっては頑張ったと思うよ。」(素直に身を委ねてくれた彼女の頭をよしよしと優しく撫でて「その人。謝りたいって来てんでしょ?俺も行こうか?」と先程呼吸を乱す程酷かったので自分もついて行けばいいんじゃないか?と考えつき言い)
>570
ッそれはいやだ、!
(もう会いたくもない、あいつには。ぶんぶん全力で首を振って否定し、あいつはもう信用できないのだからと付け足して、)
>571
琲世「…多分…言わないとずっとついてくるよ。」(全力で首を横に振る彼女を見つめて悲しそうな顔をし落ち着かせようと頭をポンポンと撫でながら「言ってから離れた方が俺はいいと思う…それに俺がなんとかする」とニコッと微笑み)
>572
う、で、でも
(確かに彼の言うことには一理ある。かたかた震える体を彼に預けてはなんとかする、その言葉を信じて「電話かけなおす、から」と、もう1度コールし始め)
>573
琲世「大丈夫。俺がいるから。」(大丈夫。大丈夫。と相手の震える体を包み込むように抱きしめながら先程呼吸を乱すほどの相手が出るかどうか内心ドキドキしながら待ち)
>574
…あ、も、もしもし
(どうしたの、と嫌に優しい声色にビクリと肩をふるわせ。なんて言おう、言葉が続かずに彼を見つめ、)
>575
琲世「……貸して」(ビクリと肩を震わせるまで違う所をぼーっと見ていて彼女が肩を震わせたのを感じ驚き少し目を見開き黙っていたが見つめられて携帯を渡してという意味で手を差し伸べ)
>576
「…新?」
(素直に彼に携帯を渡せば、電話越しの相手が彼に変わったことに気づかず彼女の名前を呼び続ける。「ねえ、あの時はごめん」仲良くしようよ、と、電話からあいつの声が聞こえるたびにひゅう、と喉が鳴り、)
>577
琲世「……すみません。俺の彼女に何か用ですかね?俺でよければ話し合いしましょ?」
(彼女を見つめながらよしよしと優しく背中を擦りながら喋っている相手にニコニコと猫をかぶりながら話し始め「あ、俺の名前。琲世って言います。」と自分のアイドル名を晒し相手の性格を観察しながら喋り)
>578
「…は、新はもう次の男に引っ付いてるのか。
謝りたいんだ、新に変わって?」
(どこかで聞いたことある名前にふむ、と少し間をあけた後にわざと新に聞こえるよう、声を大きくして喋り出す。彼では埒が明かないと、一向にそれ以上話そうとせず)
>579
琲世「嫌ですねー。震えてる彼女にあんた如きに渡すなんて。」(ニコッと微笑えんでいるが内心では彼女をこいつに渡したらダメだと、渡したくない。思いがいっぱいで少し抱きしめる力が強くなり「話せと言っているんだ。」と声を低くして言い)
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