匿名さん 2020-04-28 22:23:24 |
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>480
琲世「わかりました」(ニコッと微笑み彼女の傷が触らぬように気をつけながら歩き始め路地裏へと向かうが不良に絡まれてしまいどうしたものか、と考えて)
>481
…琲世、?
(頑なに目を開けようとしないものの、なにやら彼以外の人の声が聞こえてきては異変を感じ、目を開ければ見たことない不良が彼に絡んでいて、このままでは自分は邪魔だと思えば「おろして」と、)
>482
琲世「降ろさない。」(離すものかと言わんばかりに力を込め不良達にギロっと睨みいつもより低い声で「どけよ」と言い不良達が殴りかかってきてまたため息をついて)
>483
ひッ、
(落ち着いた様子の彼とは対照的に、息を呑むような小さな悲鳴を上げては無意識に殴られる、そう思い込んで再び固く目を瞑り、縋るように彼につかまっていた手は力が入っていく、)
>484
琲世「大丈夫。手出しはさせない。」(目を赤くし能力を使い殴りかかってきた不良達を反射させ遠くへ吹っ飛ばしニヤッと笑い「骨は折れたんじゃねぇのかァ?」と言って彼女の方を見ていつもの自分に戻り「大丈夫ですか?触られたりしてないです?」と聞いて)
>485
大丈夫、…ごめん、ありがとう
(ゆっくり目を開け、彼の問いかけにこくこくと頷く。どこも触られていない、彼のおかげだ。緊張が解けていけば、自然と掴んでいた手から力も抜けていき、)
>486
琲世「よかったです…あともう少しで着きますからね」(おっとっとと力抜けていく彼女を抱き直しニコッと笑い「さっきは怖かったですか?」とまたアジトまで歩き始めて)
>487
…ちょっと、だけ
(本当はかなり怖かったけれど、少し迷った末にしょうもない嘘をついた。はいとても怖かったですなんて言えず、わかりやすく彼から目を逸らして)
>488
琲世「そっか…怖い思いさせてすみません」(アジトにつき扉を開けて中に入りこみソファに彼女を降ろしヨシヨシと子供を慰めるように頭を撫で「救急箱取りに行ってきますね」と取りに行こうとし)
>489
…行っちゃやだ
(彼に優しく撫でられる、それのおかげでまだ落ち着いていなかった心が落ち着いて。恥ずかしい、とも思ったけれど、今はもう少し傍にいて欲しい、彼の服の裾をつまんで小さな声で引き止め、)
>490
琲世「あ、新…さん…?」(寂しいのか分からず裾を引っ張られるとは彼女の恥ずかしがり屋からは考えられず動揺して少ししたら自分も落ち着いてニコッと微笑み「どこも行きませんよ」と彼女の目線に合わせて膝をつき頭を撫でて)
>491
ん、…はやく帰ってきてよ
(拗ねた子供をあやすような手つきで撫でられるも、それを素直に受け入れて。自分が落ち着いたタイミングで裾を離し、ぽそりと呟いた、)
>492
琲世「はい。わかりました。」(すくと立ち上がり救急箱を取りに行き戻ってきて傷ができていないかを見て痛々しい痣やまだ軽い痣を見ていき)
>493
全然避けられなかったな
(こうして見ると、それなりに痣が出来ていて。あの時は気づかなかったけれど、思ったより酷く当っていたんだな、とどこか他人事に感じていて)
>494
琲世「飛ばしたのは俺ですから…すみません」(湿布を貼りテープで固定しテキパキと手当てをして悲しそうな目で彼女を見つめ自分はアイツらと同じことをしていたんだと彼女の傷から気付かされ目を伏せ)
>495
琲世? ねえ、ちょっと…
(悲しげな彼の瞳に、居心地の悪さを感じ。自分としては結果的に彼がいつも通り戻ってくれたのだから、それでいい。覗き込むようにして彼を見て、)
>496
琲世「どうかしまし…って傷に触るので動かないように…」(覗き込むように見られていることに驚き少し目を見開き動いたら傷が痛くなるからアワアワと慌てて)
>497
素を出せるのは君の前だけだ
(年より大人びている彼が、そんなに慌てると面白くてくすくすと笑い。ふわりと目を細め、綺麗な笑顔を浮かべながら本音をこぼした、)
>498
琲世「そうですか…嬉しいです」(くすくすと笑う彼女になぜ笑われてるのか疑問に思ったが慌てている自分に対して笑っているのだと気づき顔を少し赤らめるが、彼女の本音を聞けてふわっと笑い)
>499
…ああ、手当ありがとう
(ゆるゆると穏やかな気持ちになれば、緊張も解けたことで眠気に襲われる。ここで少しだけ眠ってしまってもいいだろうか、彼に一瞥しながら眠気眼で考えて、)
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