匿名さん 2020-04-28 22:23:24 |
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琲世「困りましたね……ここまで来るとは…」(ニコッと微笑みすうっと息を吸い「アヤノちゃんに会いに行くんです」とぽつりぽつりと語り始めて)
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帰って、くる?
(アヤノちゃん、誰だろうか。少なくとも自分の知り合いにはいない。この状況から見て彼がここからいなくなるのは明白、混乱した頭ではそんなことを問いかけるしかできない、)
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琲世「タヒんだ人を取り込むんですよ」(後ろから蛇が出たことを見て後ろへと振り向き手を伸ばし「帰ってこれないなら作戦は失敗…だよね…」とアヤノに言われた作戦を思い出しながら目を伏せて)
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そうか、…
(ああ、見た事のある蛇だ。ここまで、1人で彼はしてきたのだろうか。彼は、本気だ。それなら、自分が首を突っ込んでどうにかなる話ではない。無駄に達観するこの性格、どうやら治っていないらしい。帰ってきてよ、ぼそりと呟いては彼の行く末を見届けることにした、)
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琲世「ごめん…やっぱかっこ悪いや…」(目に涙をためて涙を流し彼女の方へ振り向き直しニコッと微笑み手すりに掴まっていた手を離そうとして)
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……琲世、ッ!
(見届けると決めたのに、足は勝手に動いていた。そんなに悲しそうにしないでほしい。此方の気持ちも考えてくれ。精一杯の力を込め、こちら側に引き寄せるべく彼の腕を引いて、)
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琲世「っ…?!いたっ…!」(引っ張られるとは予想してなく驚き彼女の引っ張りに抵抗する事も出来ないで頭の中では何が起きたのかさっぱり分からず彼女へと倒れ込んで)
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は、よ、よかった…のかな
(彼を受け止めるように、抱きしめる形でそのまま床に倒れ込む。自分が下になってはいる、この体制にまで気が回らなくてただ彼がそこにいることを確かめたくてぎゅうと抱きしめて、)
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琲世「ちょ…?!あ、新さん…?!」(ぎゅうと抱きしめられてる感触を感じ顔を赤らめながら慌てて「あ、あの…?!」と目をぐるぐると回しながらアワアワしていて)
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ぁ、え、待っ……!?
(漸く頭が落ちついて、今のこの状況を理解し始める。急速に上がる心拍数、赤くなる顔。ぱっと彼を離して立ち上がれば、視線を逸らしながら恥ずかしすぎて口をぱくぱくと動かすことしか出来ず、)
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琲世「……もう…ほら、行きますよ」(パンパンと膝の汚れを落とし後ろの景色を見てまた明日。と思い誰かに伝えるように空を見つめ少ししたら彼女の方へ振り向きニコッと微笑み手を差し伸べ)
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……ぅ、はい、
(混乱していた、冷静ではなかったとはいえあんな行動が出来たなんて。かすかに震える手で彼の手をとり、照れ隠しか自分から一切口を開かず、)
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琲世「……迷惑かけてすみません」(手を取りぎゅっと強くもなく弱くもなく握り階段を降りていきまだ顔が熱く感じているが耳まで真っ赤にしたまま彼女と学校を出ようとし)
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取り乱して、ごめん
(きゅ、と繋いだ手に少しだけ力が入る。迷惑だなんて思っていない。だから謝る必要もない。それを伝えては「…もうしないでくれ」震えた声で彼に頼んでみた、)
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琲世「わかりました。」(震えた声を聞きアヤノと同じ間違いをしたんだとわかり手を繋いでいない片方の手を握りしめ拳にして少ししたらハッと我に戻りアジトに戻ろうか考えて)
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…よかった
(思い出したかのように、足や腕、投げられた物が当たった箇所がじんわり痣になっていて。気にしないつもりではいたけれど、実際痛くなっていた。ぴくりと眉を動かして、)
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琲世「……あ、ごめん…」(彼女の方へ振り向いた時腕や足など痣ができていることに気づき「少し我慢出来ますか?」と足に手を回しお姫様抱っこをしようとして)
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重いからだめ、…!
(夜で周りから分かりにくいとはいえ、お姫様抱っこ、なんて本当に恥ずかしすぎる。足が痛いのは事実だが、我慢できないほどではない。足に手を回されてしまえば下手に抵抗もできず、ただぶんぶん首を振って)
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琲世「恥ずかしいのはわかりますが大人しくしててください」(「はぁ…」とため息をつき怪我をさせたのは自分だ。その責任があるため彼女には悪いがアジトまで我慢して欲しいと思いつつ首を振っている彼女を見て困って)
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早くして…
(善意でしてくれることを、あまり無下にはしたくない。困っている様子の彼を見ては、諦めたようにそう呟いて彼に掴まり、この状況を見なければいいのではないかと固く目を瞑って、)
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