匿名さん 2020-04-28 22:23:24 |
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>400
…服がこれじゃ、だめかな
(いつもの服、これではメイクだけ浮いている気がして。彼に少し待っていてと一言断ってから、数分後にはメイクに合わせた服に着替えて彼の前にでてきた、)
>401
琲世「えっ……ぁ…」(あまりにも綺麗すぎてつい見とれてしまい少し固まって数秒後ハッと気がつき「ご、ごめんね。あまりにも綺麗だったから…」と目を逸らし頬をかいて)
>402
こういうの、見慣れてると思ったんだけど
(アイドルならば、こういうのに見慣れていると思っていた。綺麗だと言われてしまえば照れないわけがない、「きがえる」と、すぐに自室に戻ろうとして)
>403
琲世「ま、待って……まだ離れないで…」(自室に戻ろうとする彼女の腕を掴み目を逸らしながら「まだ一緒に居たい」と言い自分の方へと引っ張り包み込むように抱きしめて)
>404
へ、ちょっ…と、
(彼の体温が直接伝わってきて、恥ずかしいどころか体が強ばる、どく、どく、と鼓動が早まっていき、)
>405
琲世「ごめん…もう少しだけ…」(自分も鼓動が早くなり顔が赤くなりながらも抱きしめる力を少し強めて)
>406
琲世「よし、手当てはおしまいね」(救急箱を閉じ元の場所に戻してからソラの元へお茶を持ってきて)
>琲世
……も、むり、
(少しずつ強くなる力と、この距離。彼の鼓動が伝わるようで、ふるふると首を横に振って離してくれと訴え、)
>408
琲世「……あっ…ご、ごめんね」(ハッとしてすぐさま離れて両手を上に上げて自分はなんてことをしたんだと鼓動が早くなる一方で目がぐるぐると回り混乱していて)
>409
…出かけてくる、すぐ戻るから、
(これ以上ここにいたらどうにかなってしまいそうで、着替えるのも忘れてそのままアジトをあとにして)
>410
琲世「あ、うん。わかった」(こくりと頷き自分を落ち着かせるかのように深呼吸をして段々いつも通りの自分に戻りあれ?と疑問に思ったので思い返してみたら彼女が着替えて無いことに気がつき外に出て)
>411
……あ、
(ただ落ち着きたくて外に出たのだ、それだけだったのに。ふと目にとまったガラスに移る自分の今の姿を見て、昔のことをぞわぞわ思い出す。たまらず近くのベンチに腰を下ろしていて、)
>412
琲世「あ…居た…新さん」(息切れをしながらベンチに手を着いて先程のことで彼女に目を合わせられなくて)
>413
すぐ戻るって言ったじゃん、
(まさか彼が来ているとは知らず、息切れしている彼を見てはいたたまれなくなって隣に彼が座るスペースをあけ、)
>414
琲世「ご、ごめん…その格好のままだったから上着を…」(息切れをしながら隣に座り彼女に上着を差し出して)
>415
……ありがと、
(彼に渡された上着を羽織り、幾分か落ち着いた様子で。しかし、上着を受け取ったときの猫を被ったとしても引きつった笑顔には薄く涙が滲んでいて)
>416
琲世「……全く…」(ニコッと微笑みながら彼女の顔へと近づき親指で優しく涙を拭い「昔なにかあったんですか?」とベンチの背もたれに寄りかかって)
>417
なんもないよ、ただ寒かっただけ
(昔なにかあったのか、その言葉にびくりと一瞬だけ体を強ばらせる。彼に話したら少しは楽になるだろうかと思ったが、ふるふると首を振ってなにかあったのではないかとの言葉を否定する)
>418
琲世「そうなんですか…まぁ、何かあれば言ってください」(とニコッと微笑み優しく安心できるようなポンポンと頭を撫でて彼女が昔何かあるのだろうが今は自分から話すべきではないと思いつつ我慢をし)
>419
…また年上らしくできなかった
(頭を撫でられ、ふわりとした安心感が身を包んだのも束の間、むすりと不貞腐れたように口を尖らせて、)
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