竜己 2020-04-28 13:52:54 |
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本物ver.
「おかえり!これからどうする?」
ニコッと笑い、首傾げ
偽物ver.
「見たけど...竜己のそういうとこ、頼りがいがあって好きだよ!」
ニコッと微笑み
(/本当ですか?!ありがとうございます^^)
本物ver.
「すっ!?//あ、ありがと…!」
えへへ~とデレデレしながら「じゃあ…戻るかぁ~」と伸びをしながら声を掛け
偽物ver.
「ん~‥あ、そうだ!ちょっとこっち来て菜月!」
なにやら考える仕草をとり、ちょいちょいと手を動かして彼女を呼びながらくるりと方向転換して歩き始め
(/いえいえ!^^)
本物ver.
「あれ?そういや菜月木刀は?」
横を軽やかに歩く偽菜月を見て首を傾げ
偽物ver.
「よーし着いた!菜月ココ立って目瞑ってて~」
とある扉の前で彼女を立ち止まらせ上記を言いにこにこと笑う
本物ver.
「うん...わかった!」
偽竜己に気づく様子もなくニコッと笑い、
偽物ver.
「木刀...?えっと、あのー、そのー」
偽菜月は本物の菜月が木刀を渡された事を知らず、戸惑い、
本物ver.
「ん?どした?(ま、まさか無くしたんじゃ…)」
偽菜月を見ながら表情を引きつらせて
偽物ver.
「……君みたいな素直な子を殺すのは惜しいな~でもしょうがないよね♪」
素直に言うことを聞いくれる菜月を見て、にこやかに微笑みながらその扉を開け、彼女を奥へ突き飛ばして閉める。その部屋は真っ暗で、よく目を凝らせば奥のほうで何かが蠢いており
本物ver.
「えっ?殺すって...何?もしかしてあなた竜己じゃなっ...」
突き飛ばされ、転び、
「痛っ...ここ何処?...あれは...」
蠢く何かを見つめ、怯えた表情になり
偽物ver.
「.......木刀ってなんだっけ?」
ニコッと笑い
「...あっ、」
自分の正体がバレる様な事を言ってしまい、ハッとして
本物ver.
「…は?…っと、待てよ…お前誰だ?」
突然訳のわからないことを言い出す偽菜月に顔をしかめ、今までこんなことがあっただろうか…と菜月の普段の行動を思い出すが、彼女は聞き分けは良く素直な為、わざわざこんな所に来るような子じゃない…!となると目の前のコイツは…と緊迫した様子で一二歩後ずさり
偽物ver.
「あっははwwせいぜい頑張りなよ♪」
扉の向こうから彼女を嘲笑うかのように高笑いをし、「じゃあね♪」と言って
???
「ヴ…ォオ″…ア″ア″…」
呻き声のようなものを上げながら水音のような独特の音を立てつつ菜月に近づいており
本物ver.
「...やっ、やだ...助けて」
怯えた表情で
「竜己、何処にいるの?」
迫ってくる謎の生物をみて後ずさりながら
偽物ver.
「あーあ、バレちゃったかー、」
残念そうな顔をしながら
「ふふっ、本物の"菜月ちゃん"は今頃大変な事になってるだろうね」
ニヤニヤしながら
本物ver.
「なっ!?てめぇ…!くそっ…(菜月…!!)」
偽物を睨みつけながら上手く横をすり抜けて元居た部屋へと走り菜月の行方を捜して
???
「ギギ…ヴ…ガァアア!!」
恐らく腕部分に当たるだろうか、触手のような長いく太いソレを彼女の方へ伸ばし鞭のように地を叩きつけ
本物ver.
「きゃぁっ.....」
飛んできたものを避け
「出口、探さなきゃ...」
フラフラと歩き出し
偽物ver.
「じゃ、せいぜい頑張ってねー」
ニヤニヤして、低い声で
本物ver.
「待ておい!…っざけんなよ!…菜月っ!菜月ーー!!」
部屋に戻ってももちろん彼女の姿は無く、大声で叫びながら廊下を走り
???
「アグ…ゲ、ェエ″エ″……!!」
避けた彼女を再び狙って触手を伸ばし
「はぁ、はぁっ…(くそっ!どこに居んだよ…!!)」
彼女をほったらかしにしていた罪悪感からか苛立った様子で未だ菜月を捜しており
???
「ガァア…アア″ア″!!!」
するりと腕を引っ込めて雄叫びのようなものを上げ
「い、痛い...」
傷口を押さえて
「竜己...どこ...に、」
竜己に渡してもらった木刀を持っていたのを思い出し握りしめて
「竜己...も...無事だと...はぁっ、いいな...」
「は…!?…(ンだよ今の声…?!)向こうからか!?…はぁはぁ…っ!
な、菜月…!?」
どこかで叫び声のようなものが聞こえ青ざめながら耳を頼りにとある扉の前まで行き、奥からとめどなく殺気が漏れており「うっ…!」と声を詰まらせるが、決心したようにそこを開けると中で中腰で隅まで追い詰められている菜月と、デカいタコのような化け物を見つけ)
???
「ヴ-…アァ″ゲエ″?」
蠢く触手と共に振り返るような動作をとり
「はぁっ、はっ、」
木刀を握りしめ、化け物と戦っている時に扉が開き、
「だ、誰っ...はぁっ、...り、竜己...?」
そう言うと、バタっと倒れ
「なっ…菜月!!」
目の前のタコ形の化け物に、(タコが苦手な為)怯えながらも菜月の元へ走り)
???
「ヴガァアアア!!!!」
大声を上げながら下に居る二人目掛けて触手を振り下ろし
「.......んぅ...竜己...」
意識が朦朧としながらも竜己に話しかけ
「...あっ、これ.....ありがと」
渡してもらった木刀を返し
「どういたしましてぇええ!!」
怪物の声に咄嗟に彼女と木刀を抱えて出入り口まで走り、ヤツはこっから外は来れるのか?と試すように外で待ち伏せして
???
「ヴゥ……ガァアア!!」
また避けられて苛立ったように、外にいる竜己に触手を伸ばそうとするが廊下の灯りのせいか出られそうになくて
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