Basters Rob 2020-04-23 15:11:16 |
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さて、まずはどうしましょうか…
(街の外へ出てみたものの、どこへ行くかなどの細かいプランは定まっておらず、考え込んでから手始めに自分がこちらへ来たときに居た森を散策してみるのも手かもしれないと思い目的地を定めると森へと入っていき)
…とりあえず道なりに進んでみるとしましょう
(先程は気づかなかったが道があったようで、まずは道なりに進んでどこへ繋がっているかを見がてら標的となる魔物などを探すことにして。ここに兵を伏せて敵を誘い出せば…など軍師らしい視点で地形をじっくり観察しながらゆっくり進み)
…あれは
(行手に明らかに人とは異なる姿をした者を見つけ、あれが魔物であることを察すれば腰の刀に手をかけて臨戦態勢で近寄っていき)
…せいっ
(単調に真っ直ぐこちらへ突っ込んでくる様子からしてあまり知能は高くないであろう魔物に姿勢を低くして懐へ飛び込み素早く身を翻し背中を向け、飛びかかってくる魔物の下から腰に挿した鞘に収まったままの刀の先端を跳ね上げて下顎を思い切り殴りつけ、すかさず振り返りざまに抜刀し空中で姿勢を崩した魔物の胴体を横一文字に切りつけて)
狼)ヴヴヴ…
(狼は斬られて動かなくなった。しかし、この狼は珍しいことに紫色の毛をしている。単なる偶然か異変の証拠か。)
ふう…存外身体が覚えているものですね。それにしても少し変わった毛色…これがこの土地の生き物の特徴なのでしょうか?……さて、もう少し狩りましょう
(感触を確かめるように刀身を見やってからゆっくり刀を鞘に納め。見たことのない体毛の魔物の姿をしげしげと見つめ、土地特有のものかあるいは…と考えを巡らせてみるがそれを判断するにはまだまだ情報が少な過ぎるため考えるのをやめて、感覚を取り戻すためのウォーミングアップがてらに片手間で倒せてしまった魔物1頭程度では報酬を受け取るには不足だろうと判断し、せめて10頭ほどは欲しいかと更なる獲物を求めて再び道を歩き始めて)
狼)グルルルルル…
やはり狼だからか、狼の群れがいる。10頭ぐらいで、都合がいい。そして…全ての狼が紫色の毛をしている。
…これは、流石に厄介ですね
(いつの間にか狼の群れに包囲されてしまっていて、一体一体の強さはそれほどでもないが流石にこれだけの数になると相手をするのは骨が折れそうで、ジリジリと後退りながら袖口に手を入れてナイフを取り出して敵の数を少しでも減らすように二本素早く投擲して開けた林道を外れて敢えて木々の生い茂る林の中へと飛び込んで)
よし、思惑通りです
(木々が邪魔をして真っ直ぐに走ることも、周囲を数任せに囲うことも出来ない、自分の思惑にあっさりとハマった群れを視界の悪さを利用し木の影からの奇襲などで一頭ずつ各個撃破していき、最後の一頭を横一線に切り裂いて)
これはやはり…ひとまず報告をしに戻りましょう
(目の前で毛の色が変化したのを見れば、何らかの影響で変異したものだという説が濃厚になり、それが一体何を意味するのかはわからないが戦果を報告するついでに話しておこうと考え、そこでふと魔物をどれだけ倒したかはどうすれば証明出来るのだろうかと考えた結果、倒した魔物の亡骸を一か所に集めてから一旦街へと戻り、担当の人間を呼んで見てもらうのが良いだろうかと考え来た道を引き返し始めて)
何事もなく街についた。そして、政府のところにつき、兵隊に話しかけた。
兵隊)あぁ、必要ないよ。そのバッジはただのバッジではなくてな、つけている人がどれだけ倒したかを記録してくれるすごいものなんだ。どういう仕組みかは知らないけど。大体の人は数日ごとに報告に来るけど…どうする?
なるほど、そんな仕組みになっているのですね…でしたら報告はまた後日に…と、そうでした、質問ついでに少しだけ気になったことがあったので報告をしに来たのです
(どうやらこのバッジはただ立場を示すための飾りではないようで、それならば急いで報告をする必要もないかと引き返そうとしたが、そこでふと思い出したように足を止め、倒した魔物の体色が突然変化したことが引っかかっているということをそのまま話し、この辺りではよくあることなのかを同時に問いかけて)
新聞に載っていた魔物ですね。弱い者を意のままに操るということはもしかしたら既に一大勢力を築いている可能性もあるわけですね…だとしたら一人で立ち向かうのは些か無謀かもしれません、協力してくれる仲間が欲しいところですが…
(やはり、自分の推測は当たっていたようで、黒幕がいるとするなら敵の勢力の全容はわからないが多勢に無勢という言葉もある以上協力者が欲しいなと考えて、そして仲間のアテが見つからなかった場合のことも考えなければと早速考えを巡らせ始め)
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