左翔太郎 2020-04-13 07:59:31 |
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そうかそうか(まるで子供が駄々をこねるように背に額をくっつけてグリグリしてくる相棒に小さく微笑んでは優しく宥めるように頭をそっと撫で続けその後にポカンとなった相棒にふっと微笑んでは「でも、そのブレスレットの力なのか、ここは俺がまだ来るべきじゃないって押し返してくれて、それで、お前の声が聞こえた気がして…そしたら戻れてたな」と思い返しつつ穏やかな口調でそう口にし此方が泣いてしまった事により痛むのかと聞かれれば首を横に振って否定し強引に涙を拭っては「…母さんと父さんな…ブレスレットを通して、俺をずっと見守っててくれてたんだ…どんな時でも…。ああ、ただ…母さんはな…あ、今は俺達の事ちゃんと良い相棒だって認めてくれてるぜ?その………あの、ほら、俺がお前の変化についていけなくて変身できなくなった時…当時の母さんな、"何であんな状態の翔太郎を酷い雨の中置いてきぼりにするのかしら!"…って凄く怒ってたみてえなんだよ…」と記憶を通して見えてしまったその当時の母の気持ちを苦笑いで話して「まあ俺はそこまで怒らなくても…って思うけどな」と僅かに苦笑いしたまま付け足して)
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