左翔太郎 2020-04-13 07:59:31 |
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(また今度考えると言われては苦笑いしつつも「…だな」と1つ頷き相棒の様子に安心したように微笑んでいたがその次に大好きなのだから安心すると言う言葉を聞けばキョトンとなるが僅かに頬が赤くなりつつも小さく微笑み「…そうか、俺も、お前の事大好きだぜ」と優しく頭を髪をとくように撫で続けながら自分も大好きだと伝えて此方の呟きが聞こえたらしくどうしたのかと頬に触れて問い掛けてくる相棒を見つつ知らない内に疲れが溜まっていた精神は早々に結果を出しゆっくりと口を開き「…あの森の神木の下で……俺が光となって消えながらお前に別れを告げなきゃいけなくなっている……夢」と気付けば自然と先程見た夢の内容を僅かに目を伏せてポツリと話していて)
(頬が赤くなり大好きと返してくれたのを見て突然口から出た"大好き"の言葉がどこまで深い意味を含むのかもまた今度考えればいいとして「ありがとう」とだけ返し頭を撫でて貰う心地よさに目を細め、また心の内は聞かせてもらえず一人で抱えるかと思いきやポツリと言葉を紡ぎだし驚いて目を瞬かせてからゆっくりと起き上がり抱き締めて「翔太郎、夢は夢だ。現実とは違うし正夢なんて科学的根拠が何もない。だから、そう気にする事はないよ」お別れを考えたくないから口に出してハッキリと否定する事で正夢になるのを防ぎたいと願って首を横に振りただの夢であって思い過ごしなのだと自分にも言い聞かせるようにして確実に伝えて)
(ポツリと先程見た夢の内容を小さな声で相棒に話せば相棒は驚いた様子だった次には抱き締められたので思わず目を瞬かせるがハッキリと否定するように言われた相棒の言葉を聞けば数秒キョトンとしていたがその言葉を頭の中で噛み締めてはそっと相棒の背に手を回して抱き締め返し「…うん、そうだよな。ただの夢だし、気にすることねえよな」と何だか心が軽くなるのを感じながら復唱するように言葉にしふと相棒の背の服を握っては「…フィリップ…あのな、俺……不安だった、んだ…記憶のヒビは…確実に広がってるし……言えなかったけど…左手の指が、時折、段々と透けてきてて、さ…」と過去の相棒には言えなかった心の内の不安をポツリポツリととても小さな声で話し始めて)
(自分の発言に何の根拠もないと分かっていても否定すれば安心できると信じ復唱し少しは気が楽になったであろう様子にほっとして背中を撫で「そうさ、疲れているから夢見が悪くなっちゃっただけさ」悪い夢を見るのは悪い未来を知らせるのでなく熱にうなされたせいと言い聞かせ不安な心の内を打ち明けてくれた事にまず感謝し次に落ち着かせようと額同士をくっつけて「…話してくれてありがとう。記憶のヒビは僕が依頼の記憶…というのが正しいのが分からないが、とにかく全部思い出せばきっと止められる。そうすれば君が透ける事もなくなるさ」何の根拠もない発言で無責任かもしれないがお先真っ暗ではなく二人で力を合わせれば何とかなると勇気づけたくてもう一度背中を撫でて)
…かもな、体調が悪いときって…嫌な夢とか見ることが多いって、言うし…(相棒の言葉を聞きながら昔誰かから聞いた言葉を思い出して苦笑いしつつも同意の言葉を口にして自分の心の内の不安を話し後相棒の顔が近付いたかと思えば額同士がコツンと触れあいそこから伝わる相棒の体温に安心感を覚えてそっと目を伏せ紡がれる言葉に耳を傾けてはそっと目を上げ「…思い出すにしても、焦ることなくゆっくりと思い出してほしいもんだけどな…」と僅かに苦笑いしつつ自分の中にあった本音を言葉にし撫でてもらう感覚にそっと目を伏せては「…お前は、頭が良くて元々しっかりはしてる方だし…検索の力もあるから、仮に俺が居なくなっても…お前にはしっかりと元気に生きていてほしいって…思ってた」とここ最近自分の中で一人で思っていた事を小さな声で白状するように呟いて)
だから難しく考える前に今は休むべきだ(病は気からの類もあるし疲れてる時はマイナス思考になったり不安になったりしやすいからと休むよう促しくっつけた額から少し熱っぽさも感じ取られ話し合う時間も終わりにすべきかと「あぁ、分かった。焦らずゆっくりするとしよう」相棒の本音に同意して身体を離して横並びの形に戻り頭をぽんと撫でた手が力なく膝の上に落ち「…僕は…確かに、知識は豊富だ。検索すれば大抵の事柄は知る事ができる…でも、でも今まで一人で何かをした経験はない。だから、君が居なくなったらなんて…そんなの、想像するだけで…すごく、怖い」こんな発言をしたら相棒を苦しめると分かっていても俯いて震える声でポツリポツリと伝えてしまいベッドの上に乗せて曲げた膝を抱き抱えそこに額を置き縮こまって)
…そうだな、何か今は難しく考えるには頭が拒絶してるしな(相棒から実質休むようにと促されては小さく苦笑いしつつも僅かに微笑み相棒の言う通り今は素直に休むことにし横並びで再度座り直し此方が呟いた言葉に対し俯いて膝を抱え震える声で言われた相棒の言葉に眉を下げて僅かに俯くが数秒して顔を上げては正面を向いたままそっと膝に顔を埋める相棒の頭に手を置き「…かつて誰かが言った。一人で生き続けること、それは周りや自分が思うよりとても寂しい事だと」とまるで歌うように1つの言葉を口にしては元の話し方に戻り「…俺だってな…お前と…一緒に居たいん、だ…」とポツリと小さな声で自分だって相棒ともっと一緒に居たいのだと呟き)
頑張りすぎは良くない(助言を素直に受け止めてくれた様子にほっとして小さく数回頷いて考える事を後回しにしたがやはり1人になるのは怖いし想像もしたくなくて頭に置かれた手の存在の大きさに唇を噛みしめ泣くのだけは我慢して「…知らなかった。本当に、そんなの知らなかった…でも、知ってしまった今は…君が居ないとダメみたいで。一緒に居られる方法を探さなきゃね」孤独に打ち勝つ強さがないなら孤独にならない方法を探すしかないのだとゆっくりと顔を上げて相棒を見て一緒に居られますようにとの願いを込めて相棒のブレスレットに触れて)
んー…言うほど俺頑張りすぎ…か?(頑張りすぎだと言う相棒に自覚がないのか苦笑いしつつ首を傾げてそう呟き相棒の言葉に静かに耳を傾けてはその言葉と共に此方が左手首にしているブレスレットに触れた相棒の手にそっと自分の手を重ね「…俺達は"二人で一人"だもんな」と自分と相棒の関係である象徴を思い返しながらそっと言葉にしふと壁にかけてある時計の時間を見ればもう夜になる時間帯で「そうだ、晩御飯作らねえとな」とご飯の時間だと思い立ってはベッドから立とうとして)
頑張りすぎない人は体調不良でふらふらになる程働かない(無自覚は救いようがないと溜め息つきながら首を振り自己犠牲的な考え方を改めてくれない限り苦労しそうだと苦笑いして重なった手の温もりをしっかりと受け止めて「…あぁ、そうだね。どちらか一方でも欠けたら駄目なんだ」こくりと小さく頷いて肯定し視線を追いかけ時計を見ればもうこんな時間かと驚くが疲れてる人に作らせて良いものかと悩み「僕も手伝うよ。君一人に任せるのは申し訳ない」手伝いを申し出てベッドから立ち上がり)
(まるで呆れた様子で頑張りすぎない人はふらふらになるまで働かないと言われては言い返す言葉がなく苦笑いしつつも内心ガックリとなるがこの風都の街の人を助けたいと言う気持ちが強いと勝手に体が動いてるものだと内心で僅かに苦笑いしつつ呟き、相棒の呟かれた言葉に同じく同意するように微笑んで頷きベッドから立ち上がった所で手伝うと言って立ち上がった相棒にキョトンとなるが小さく微笑み「…ありがとうな。何かリクエストとかあるか?お前が食べたいのがあればそれを作るぜ」と手伝ってくれる事へのお礼を伝えつつ何かリクエストがあるか問いかけながらゆっくりと台所に向かい)
…まぁ、君が頑張りすぎる分は僕が君を癒せるようになればいいか(相棒の疲れとか悩みとかマイナスなものを全て吹っ飛ばせる存在になれたら嬉しいと希望的観測をぼそっと口にして、台所へ行きつつリクエストと聞かれ何がいいか顎に手を当てて考え込んで「…あ、手伝えるなら一緒に餃子を作ってみたい。材料あるかな?」依頼が来るまでの暇潰しに調べていた料理だが奥深い歴史を持つのだと興味を持ちいつか食べたいと思っていたのだと説明し買い出しから料理まで相棒に任せっきりで何があるかも把握しておらず材料の有無を確認しようと冷蔵庫を開けて)
……俺も、お前の悩みとかを解決できたり癒せる存在で居れたらいいけどな(相棒のボソッとした小さく声での言葉が耳に入ればキョトンとなるが未来の相棒は自分を十分すぎるほど癒してくれていると内心で思えば自分も相棒の悩みとかを一緒に解決できたり癒せる存在でいたいと思っていたことを呟くように口にし冷蔵庫に着いた所で餃子が食べたいのだとリクエストを聞けば過去で機会があれば一緒に餃子を作ろうと相棒と約束したのだと思い出して僅かに口許を緩め「餃子か、いいぜ。丁度材料あるからな」と微笑んで冷蔵庫の中身は把握している為そう答えては相棒が冷蔵庫を開けた時に横から失礼してひょいっと必要な材料を全部取り出し「ほら、作るぜ」と楽しげに声をかけて早速下準備を始めていき)
(相棒が側に居てくれるだけで安心するし何でもできる気になるし自分にとってはなくてはならない大きな存在なのだが面と向かって言えるほど素直な性格でなく心の内に秘めてしまい言葉にしない代わりに相棒の手をぎゅっと握り直ぐに離して、冷蔵庫を開けて中身を確認しようとしていれば何があるか把握してるらしく横から取り出し用意してくれて「レシピなら閲覧済みさ」袖を捲り上げ腰に両手を当てて準備万端だとちょっぴりどや顔で宣言し)
(手をぎゅっと握られどうしたのかと小首を傾げれば相棒の様子から何となくだが言いたいことがわかった気がして内心苦笑いを溢して此方も何も言葉にはせずただ1回優しく頭を撫で、下準備する直前に相棒からちょっとしたどや顔での宣言に数秒キョトンとなり何回か目を瞬かせていたが珍しく子供のように楽しげに笑って「はいはい、じゃあ一緒に作るかフィリップ」と楽しげな笑顔のまま声をかければまず最初にキャベツとニラをまな板に置いては「俺はキャベツを切るから、お前はニラをみじん切りにしてくれねえか?」と相棒に頼んではもう1つの包丁をまな板に置いて「怪我には気を付けてな」と僅か苦笑いして注意をしておき自分は慣れた手付きでキャベツをみじん切りにしていき)
(此方の言いたいことを察してくれたらしく優しく撫でてくれた手に感謝してにっこり微笑みかけ、楽しそうに笑う様子に肩を震わせ一緒に笑って「あぁよろしく、翔太郎」調理を開始する前に手を念入りに洗っていればさっそく作り出した相棒から指示が入り「分かった、任せてくれ」張り切って返事して包丁を握れば忠告され怪我に気を付けて相棒とは相反する不馴れな手付きで慎重にニラを細かく刻み格闘し「…よし、できたよ」切り終わる頃には一仕事終えたくらいの達成感があり満面の笑みを浮かべ切れたと宣言し)
(幼い頃から母や祖母を手伝っていた事もあり最近では相棒と暮らすようになり何時も料理をする為あっという間に手早く切り終えては置いておいたボールに入れ不慣れな手付きでニラをみじん切りにしてくれている相棒の様子を横で内心少しハラハラしつつ見守っていたが少しして切り終えたと満面の笑みで告げた相棒の様子とみじん切りになったニラを見れば微笑んで1つ頷き「よく出来たなフィリップ」と微笑んで相棒を褒めればニラは別のボールに移しキャベツをレンジに少しかけては暫く置いて粗熱をとりその間に大きめのボールに豚挽き肉を入れて調味料を加えれば粘りけが出るまで混ぜ更にキャベツとニラを混ぜて更に混ぜ合わせれば小さく笑って「よし」と呟き手を洗って餃子の皮と小さな器に入った水を用意し「じゃあ皮に包んでいくぜ」と微笑んで相棒に声をかけて)
(切り始めは同時だったが流石手慣れた相棒は早いがよく出来たと誉めて貰えるのは素直に嬉しくて「まぁ、ちょっと頑張った」ふふんと鼻を鳴らして調子に乗ってみたりして包み込む具材を用意するのを眺め頭の中で開いたレシピ本で手順を確認して皮に包む作業に移行したが思ったより難しく「閉じたところのひだが綺麗にできない…」悪戦苦闘し何個か包む内に段々と慣れてきて綺麗に作れるようになり「見てくれ、翔太郎!これはかなり上手くできた」相棒に見てもらおうと綺麗に出来たものを掌に乗せ)
(鼻を鳴らして調子に乗ってみてるらしい相棒にクスッと笑っては「慣れればもっと上手に切れるようになるぜ」とさらりと慣れればもっと上手に切れるようになるとアドバイスをしておき相棒の隣で同じように丁寧にタネを皮で包み上の部分のヒダを慣れた手付きで包んでいき悪戦苦闘相棒の様子を微笑んで見守っていたが見てくれと言われて相棒の掌に乗せられた餃子を見てはかなり上手く出来ていてふふっと頬を緩め「上達したなフィリップ。やっぱりお前は飲み込みが早いな」と相棒を褒めつつやはり飲み込みが早いと口にし早速その掌にある餃子も一緒に少し油を強いたフライパンに入れて焼き始めて)
練習しておくよ(素直にアドバイスを受け止めたが今はたまたま料理する事に興味があるだけで恐らく直ぐに熱は冷めるとは本人は気付かず翔太郎の手付きとの違いを考えてみたりして「まぁね、知らない事が多いだけで吸収するのは早いから」えへへと笑い声に嬉しさを滲ませ誉めても貰えたし我ながら上出来の苦労して作った餃子が焼かれていくのを見守って出来上がったら直ぐに食べられようにとテーブルに箸やコップなんかを並べておき)
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