左翔太郎 2020-04-13 07:59:31 |
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そんなの絶対に嫌…大丈夫かい?(嫌味混じりな話をしていたが急に顔色が青くなり寒いのか両腕で抱き締める動きをしたから何事かと腕に触れて何かあるなら言って欲しいが未来の相棒からすれば頼りにならない存在だろうと掛ける言葉が見つからず「冗談に決まってるじゃないか」と話題を終わらせて「それなら湯島の家で彼女を待ち受けて止めないと!」黒須一派にしろ湯島にしろ助ける価値は正直ないと思うが復讐からは何も生まれないし悲しい女性にこれ以上罪を重ねて欲しくないのだと相棒の袖を引っ張り一刻も早く幸を止めに行こうと訴えて)
…ああ、うん、大丈夫だぜ。ちょっと、先に対する嫌な予感がしただけだから。…うん…(腕に触れてきた相棒の手に自身の手を無意識にそっと置きつつ明後日の方向に視線をやりつつ現実逃避するような雰囲気が出るが大丈夫だと伝え、冗談だと言うが果たしてそうだろうかと内心苦笑いしつつ彼女を止めなければと袖を引っ張って訴えてくる相棒に同意するように頷くが左手を相棒の頭に置き「ああ。…フィリップ、お前はもう一度幸さんの所に行け、俺は湯島の所に行く。…お前の声は必ず幸さんに届く、自分を信じろ」と最後は小さく微笑んで勇気づける用にそう言い相棒と幸が無事でありますようにと言う祈りを込めてフェザーメモリを通して祈りの力を与えてはそっと手を離して「…じゃあ、行くか」と相棒に行くかと声をかけて)
先に対する嫌な予感…(それが何かを問いただす勇気がなく怖いとかの感情を無くそうと重なった手の温もりだけを感じるとして、頭に置かれた左手から不思議と力を分けて貰える感覚がして幸が名前の通り幸せになれる日が来る事を願って相棒と一緒に助けようと心に誓い「分かった。彼女に会って話をして貰えるように言ってみる」こくりと頷き行くかとの問い掛けに再度頷いては検索に使う分厚い本を胸元にぎゅっと抱き締めるようにして持ち別行動を取る不安さよりも早く幸の力になりたいという気持ちが勝り一歩事務所を出て)
…まあ、嫌な予感がするってだけだから…気にするな(相棒の様子に苦笑いしつつただ予感がするだけなので気にするなと優しく頭を撫でて、頑張ってみると言い検索に使う本を胸元で抱き締める様子に微笑んで1つ頷き相棒なら絶対に大丈夫と言う意味合いを込めて一瞬だけ相棒の片手を両手で優しく包み込むようにして握り相棒に続いて事務所を出て少し一緒に歩いた所で相棒は病院の方へと行く為そこで別れ頑張れと見送っては「…フィリップ、お前のその気持ちは幸さんに必ず伝わる。…俺は何時でも、見守ってるからな」と普段なら漂わないであろう何処か儚げな雰囲気が出つつそう独り言のように優しい声で呟いては一瞬指の半分まで透けていた手を数秒みた後そっと目を閉じるが直ぐに受け入れるように開いては湯島の居る自宅まで歩きだし)
…そっか(気にするなと言われてしまえばそこまでだと言及する事なく頷いて相棒に手を握ってもらうと不思議と安心できて「ありがとう、翔太郎」各々の目的地に向かって歩き出してから数分で病院へ到着し、面会手続きを済ませ病室で眠る幸の姿を見て以前と同じようにして生体コネクタに触れ本棚に入るイメージをすれば見慣れた本棚の光景が広がり幸の姿は見えないが感じる事はできて「幸さん、居るんだろう?僕の相棒は今、君の代わりに湯島則之を殴りに行っている。ここは1つ、依頼として探偵に任せてくれないかな」怒らせたり怖がらせたりしないよう優しくゆっくりした声を意識して幸の姿を探し歩きながら語りかけて)
(湯島の自宅を目指して歩いていればふと道程で通りかかった大きな公園に先程自分が平手打ちしたせいなのかイライラしている様子の湯島の姿を見付ければ足を止めて暫く様子をじっと見ることにし、その先程と同じ空間に相棒の声が響けば暫くして幸がふっと姿を現し『…探偵…相棒…あの人を…殴りに、行っている…?…もしかして、さっきまで私の近くで康平が話してた黒いケープを羽織ったあの人を殴りかけた自分を止めた男性って…貴方の、相棒さん、なの…?』と途切れ途切れだが相棒の言葉が届いたのか先程まで近くに居た弟の康平が話してくれた内容を思い出してそう問い掛けて)
そう、それは僕の相棒。そして君を本気で助けたがっている男(どうやら自分が来る前に康平が幸に会いに来て昏睡状態の彼女に語りかけたらしく戸惑う様子の彼女に頷き「もう貴女にメモリを使って欲しくないんだ」相棒が大丈夫と言ってくれたからなのか幾分か落ち着いているし幸も困惑しながらも話を聞いてくれるようで警戒させないようゆっくりと距離を縮め手を伸ばせば触れられる場所まで近寄る事ができ腕を伸ばして指先で幸の左腕に浮かんでいる生体コネクタをそっと触りもうドーパントにならないで欲しいのだと首を振り)
(湯島の様子を公園の彼から離れたベンチに座って見ていたが暫くして湯島が此方に気づいて怒った様子で近付いてきたがただ見返し胸ぐらをケープごと掴まれて先程平手打ちした事への恨み文句をのような事を言われるが目を細めてピシャッと軽く胸ぐらを掴む手を叩いて放させれば「…ケープ事引っ張らないでください」と掴まれた母から預かったケープを直しながら冷静な声で一言だけそう言い、幸はまだ困惑しながらも相棒の話を聞いていて左腕にある生体コネクタに触れられつつもうメモリを使ってほしくないと言われては僅かに眉を下げ『…私は、あの事故に遭った日…轢かれる前に、メモリを挿してたの…そしたら、メモリは私の中にあるけど、私のその時の憎しみとかが形になって…気付いたら怪物の形になってた…』と当時の事をポツリポツリと話した後僅かに頬を緩め『…これ、貴方の相棒さんの力、なのかしら?貴方の手を通して、暖かい気持ちみたいなのが…貴方の言葉と一緒に、伝わってくるの』と幾分か優しさを取り戻した声で呟くようにそう問い掛けてみて)
(湯島は胸ぐらを掴み抗議しようと思った手をはね除けられ『…アイツが悪いんだ。本気になったアイツが』うわ言のごとくブツブツと自分は悪くないのだと根っからの腐った根性だと分かる発言をし『お前は何なんだよ!』余裕がなく情緒不安定に今度は大声を張り上げ翔太郎から逃げるように距離を取り、幸と黒須達の関係を検索して分かっていた事だが彼女の口から直接聞かせてもらい心を開き初めてくれたのだとホッとするが「…貴女は、ただ自分の身を守る為にメモリを使っただけ。皮肉にも車に轢かれて生きてるのはメモリのおかげだろうから」内容は安心できるものでなくバイラスドーパントにならざるを得なかった経緯が辛く普段なら人の気持ちなんて考えないのに相棒の影響だろうかと泣きそうになる気持ちを唇を噛みしめぐっと我慢し「相棒は…翔太郎は本当に優しい人なんだ」本来の幸の表情を見れて此方まで心が暖かくなる不思議な感覚がして胸元に手を当て同じように表情を柔らかくして)
(譫言のようにぶつぶつと自分は悪くないと言う湯島にスッと目を細め余裕がない様子で大声で張り上げ此方から距離を取るのを見れば「…此処は公園ですよ、大声を出すのは止めてください」と変わらず静かな声で注意をした後ゆっくりと湯島に近づいてビシッと人差し指で湯島の胸元を指せば「…言ったはずですよ。貴方のその考えと思い込みが消えない限り、貴方は例え愛する人が出来ても永遠に"独り"、だと」と静かなしかし何処か悲しげな声でそう告げ、相棒の様子と言葉に幸は僅かに眉を下げつつも『…そう、ね…今こうして私が昏睡状態で生きているのは…メモリのお陰、なのかもしれないわね…」と小さな声だが生きているのはバイラスドーメモリの力なのなもしれないも1つ頷いて呟き次の言葉を聞けば小さく微笑み『…かもしれないわね。伝わってくる暖かさからは、その相棒さんは、優しい方なんだなってわかるわ。…でも、何と言うか…貴方の、相棒さん…危なっかしいと言うか…」と最後は何処か心配そうに此方が危なっかしいと感じると呟くように口にして)
(ゆっくりと近付かれ更に距離を取ろうと後退るが花壇の植え込みに躓き尻餅をついてしまい『俺の考えとか思い込みって言われてもなぁ…俺は何も悪くない。悪いのは騙される方だろ?』開き直り空を見上げ肩を震わせ乾いた笑い声を上げて、断片的に見た自分の記憶のような不思議なビジョンによれば幸は黒須の一味を殺したはすだが今の幸はまだ脅しただけで誰も傷付けておらず「今ならまだ間に合う。お願いだから…もうメモリを使わないで下さい」頭を下げメモリを捨てて欲しいと願い「本当に、優しすぎて自分を犠牲にしがちなんだ。翔太郎が居なくなると街の皆が困るって事を本人が一番分かってない」危なっかしいとはまさにその通りだと溜め息ついてやれやれと首を振り)
……貴方は本当に、可哀想な人だ(尻餅を付き自分は悪くなく終いには騙される方が悪いのだと言い乾いた笑い声を上げる湯島に前に抱いていた怒りよりも悲しさが勝り尻餅をついたままの相手の目の前に立ち片膝を付いて視線を合わせれば哀れむような言葉とは裏腹に悲しげな表情でそう呟くように口にしてはその片手を無造作に強く握り相棒に見られた怒られるかなと内心苦笑いしつつ湯島の精神を安定させる為に生命力を力に変えた癒しの力をほんの少し分け与え、幸は頭を下げてバイラスメモリをもう使わないでほしいのだと言われては思わず目を瞬かせるが数秒考えた後そっとバイラスメモリを手に取り『…わかった、わ。…でも、このメモリは私のあの時に持っていた、憎しみの力で動いてて…倒されでも、しない限り…止められないの…』とメモリは手放すと言うが悲しげに倒されでもしない限り止まれないのだと話しやれやれと言う相棒の様子に苦笑いしつつ僅かに眉を下げ『…ふふ、皆から信頼されてるのね、貴方の相棒さん。……本人は…何れ自分が居なくなることを…半分受け入れかけているみたいだけれど…』と最後は暖かい思いを通してわかった此方の気持ちを遠慮がちに悲しげに口にして)
(目の前の謎の男が幸の仲間だとすれば彼女だけでなく多くの女性を騙したと怒鳴られるか殴られるかと思いきや可哀想だと言葉を掛けられて驚くがその後に握られた手は思い切り払いのけ『お前、何がしたいんだよ。俺は俺の人生を好きなように過ごすだけだ』説教はもう沢山だと湯島は翔太郎に背中を見せ立ち去ろうとして、メモリを手放してくれると言った表情から嘘をついているとは思えずホッとするがやはりメモリブレイクしかないのかと表情が陰り「…やっぱり、そうなんだ。あとは僕に…いや、僕達に任せて下さい」やるしかないと覚悟を決めれば手をギュッと握り力強く宣言し「いなくなんかさせない。僕が全部思い出せばきっと元通りになる…根拠はないけど、きっとそう信じてる」勝手に悟りを開く態度は腹が立つが一人で消えるなんて事は相棒として絶対に許さないと泣かない為にも強がって後はバイラスドーパントを倒すのみだと一度幸に微笑み掛けてから現実世界へ戻り今のやり取りを連絡すべくスタッグフォンで相棒に発信し)
…さあな…俺にもよくわからねえよ。ただ…お前の為じゃなく…あの人の為だ(払い除けられ痛む左手を数秒見た後何故こんなにも悲しい気持ちになるかなんて自分でもわからず内心小首を傾げるが少なくとも目の前に居る本人の為ではないと伝え背を向けて去っていくのをじっと見ては「…好きに生きた結果が、不幸じゃなければいいな」とポツリと独り言のようにそう呟きそっと帰ってきたバッドショットに後を追わせてはスタッグフォンの振動に気付き手にとっては通話に出て「フィリップ?どうした?幸さんと話しはちゃんと出来たか?」とどうしたのかと問いかけつつそう聞いてみて、後は自分達に任せてほしいと言う相棒に幸は小さく微笑み『…ありがとう、探偵さん達。…お願いします』と此方からも頭を下げて頼み、自分の相棒を居なくさせたりなんてしないと強い決意を示す相棒に幸はキョトンなるが優しく笑い『…じゃあちょっとお姉さんからアドバイスを…時には強引にでも、何に悩んでいるのか、恐れているのかを聞き出すのも大事よ』と時には強引さも大切だとアドバイスをし、現実に戻るらしい相棒を優しい微笑みで見送り)
(湯島を探しに行った相棒が今どの辺りにいるかは不明だが直ぐに電話に出てくれて「あぁ、ちゃんと話せた。もうメモリを使わないって約束してくれた…けど、解決するには倒すしかないって。メモリブレイクは避けられないみたいだ」きちんと話す事ができて幸がメモリを捨てようとしてくれているのだと伝えてから通話終了する前に「…それと、君の悩みを強引に聞き出せってさ」とだけ伝えそれに対する返答は聞こうともせず用件は伝えて満足だとさっさと電話を切り現実世界で昏睡状態の幸に頭を下げ病室を出て)
(相棒の話を聞けばちゃんと幸と話せたらしく安心して「そうか、良かった……」と相棒も幸も落ち着いて話せた事が分かり安心してそう呟くがメモリブレイクするしかないと聞かされては表情を曇らせつつも「……そうか、わかった」と呟き自分も覚悟を決めた時に次に言われた言葉にはキョトンとするしかなく数秒そのままでいる内に通話は切れてしまったので意味を問うことは出来ず仕方なくスタッグフォンを閉じて公園を出てゆっくりと少し歩けば今正にバイラスドーパントに襲われそうになっている湯島の姿を見付けて条件反射で走り生身でドーパントに飛び蹴りを入れて距離を取らせては固まっているらしい湯島に苦い顔をしつつ後ろに庇うようにして)
(幸を助けたいがメモリに飲まれつつある状態では倒すしかないと告げた時の相棒の声が沈んでしまい他の方法があればいいのにと落ち込んではトボトボ病院内を歩くのだが嫌な予感がして幸の病室へ戻れば腕にあるコネクタが光って見え恐らく彼女は今バイラスドーパントになっているのだろうと判断し、幸いな事に個室だしこの時間なら医者の出入りもなく変身するのも問題なさそうでいつドライバーが浮かんでも対応できるように深呼吸しておき苦しむ幸の手をそっと握り)
(固まって動く気配のない湯島の腕を掴んで強引に引っ張ってこれが彼女の当時の恨みの気持ちなのかと悲しくなりつつ執拗に追ってくるバイラスドーパントから逃げて気付けば街外れの人気のない場所へと来ていて近くの路地に未だに固まったままの湯島を近くの路地裏に置いた所で背後からのバイラスドーパントがその能力を纏って触れてこようとしているのがわかり今目の前には湯島が居る為避けることは出来ず咄嗟に自分の左腕を顔の前に持ってくればブレスレットの力なのか此方の手に触れた瞬間にドーパントは何かに弾かれたように何歩か後退り、自分は感染する事はなかったが変わりに元々体調を崩した為その気だるさや頭の痛みをまた誘発されてしまいふらつきかけるが何とか堪えては「……フィリップ」と相棒の名を呟いてWドライバーを取り出して腰に装着し)
(病室で幸を心配し側で見守っていれば腰にドライバーが浮かびやはりメモリブレイクするしかないのだと溜め息つき鞄から取り出したサイクロンメモリの音を鳴らしドライバーへと差し込みそのまま意識が相棒の元へと飛び、次に気付けばWの視点になっており呆然と動かない湯島を庇う様子に首を振り「翔太郎、この男は本当に仕方がないね」湯島の態度に呆れるが彼を守る事は間接的に幸を守る事に繋がると自分を言い聞かせドーパントからの攻撃を受けないよう避けつつ湯島を守り)
(懐から出したジョーカーメモリを構えた所でsoul側に来たサイクロンを挿し込み同じ様にジョーカーをbody側に挿し込んで真ん中をWの形に開けばWに変身し、憑依した相棒の第1の言葉にバイラスドーパントの力によって誘発された熱っぽい感じ、頭が痛いのと気だるさを必死に隠し僅かに苦笑いし「…そうだな」と一言だけ同意の言葉を返しては相棒と息を合わせて湯島を守りつつドーパントの注意を自分に向けながら湯島から距離を取っていけば左右をヒートとトリガーに変え生成されたトリガーマグナムを手に取ればまた来たドーパントの攻撃を避けながら数秒トリガーの手首にあるブレスレットを見た後フェザーメモリへと変えてはトリガーマグナムのマキシマムスロットへと挿入すればフェザーの音声と共に"ヒールマキシマムドライブ"と言う機械音声が続いて響き)
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