左翔太郎 2020-04-13 07:59:31 |
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…この世界に…居られなく…なる(それはつまり元の翔太郎が戻ってくるのか元から相棒なんて居なかった事になるのか自分一人残って相棒が消えてしまうのか考えられる限りを羅列して「…それは、すごく…嫌、だ」衝撃の大きさに言葉が途切れまだ消えると確定した訳でないのに涙が浮かび必死に首を振って相棒のシャツの袖口をぎゅっと掴み「調べ物は僕の得意分野だからね」得意気になってにっこり笑顔を浮かべたら何故だか普段より綺麗に見えるトリガーメモリに目を奪われてそのまま視線で追い掛け「何か仕掛けるにしても敵の陣地では十分に気を付けて」メモリの製造場所なら幹部が様子見に訪れても不思議でないと付け加えて)
…泣くことはねえよフィリップ。…俺が居られなくなったとしても、多分こっちの元の俺が帰ってくるさ(涙を浮かべて此方のシャツの袖口を掴んでくる相棒にそっと苦笑いをしつつ此方まで泣いてしまいそうだと感じながらもとても優しい微笑みを浮かべ指でそっと相棒の目元にある涙を拭いつつ優しくその頭を撫でながら泣くことはないのだと宥めるような穏やかな声色でそう声をかけ得意気な相棒を見てはクスッと微笑み「そうだな。何時も助かってるぜ」と本音を口にし十分に気を付けるべきだと言われては1つ頷き「ああ、わかってる。…どうやって潜入するかだな…」と最初の課題を口にした後ブレスレット状態のフェザーメモリへと目をやり)
な、泣いてなんか…(こっちとか未来とかよく分からなくなって来たが記憶にヒビを入れない為に出来ない事はないか深く探る必要がありそうでシャツから手を離し首を振って表情を普段通りのものに戻しさてどうすれば鷹村の所へ潜り込めるかだが「それなら、僕らの手元にはメモリがある。仲間のふりして近付くとか…どうかな」先程トリガーメモリが目に入った事から思い付き口許を触るいつものポーズを取りながらメモリ使用者と思わせれば向こうも興味を示すのでないかと提案し片手でサイクロンメモリを取り出して掲げ)
(泣いてないと言い表情を元に戻した様子に僅かに苦笑いするがふと昔の事を思い出し「……"自分達は永遠に相棒"…か」と目を細めて天井を見ながら極小さな声で呟きいつかその時は来るのだろうと免れない運命を何となく確信しては「…俺が付け足すとすれば"お前のよく知る俺とちゃんと仲良くしろよ"…だな」と独り言のように付け足しては僅かに微笑み相棒の提案を聞けば成る程と頷きながら掲げられたサイクロンメモリを数秒見た後此方もジョーカーメモリを取り出し「上手くいけば近づけるかもしれねえな」と提案に同意するようにそう口にして)
相棒を大切にしろって相棒に説教されるなんて不思議な感覚だ(未来の相棒が来るなんて不思議な現象もあるのだが一緒に居て当たり前と勘違いしない気を付けねばと「…君の忠告は忘れない」小さく頷いてメモリを投げてキャッチして片手で遊びながら「少なくともメモリと無関係の一般人よりは歓迎されるさ。まぁ仲間として見られずいきなり攻撃されるリスクもあるけどね…どうするかは君が判断してくれ」後半は苦笑いで付け足して実際に作戦を行うとなれば相棒に頼むわけで後は任せたと首を傾け)
別に説教してるわけではねえんだけどな(相棒の言葉に苦笑いしつつ説教してるわけではないのだがと口にしふと表情を戻しては「…でも、遅かれ早かれ俺は何れこの世界から居なくなる。…だからお前のよく知る此処の俺とはちゃんと仲良くしてほしいって思うわけだ」と最後は僅かに苦笑いしこれは自分のエゴなのだが仲良くしてほしいと思うのだと呟き相棒の言葉を聞けば同じように苦笑いしつつ「それはあり得ないわけではねえからな。わかった、じゃあ行ってくるな」と相棒に伝えては脱いでいたケープを羽織って再びガレージを出て外へと行き目的の場所へと向かい、相棒の側の机に乗ったファングは『…翔太郎様』と何処か心配そうに此方の名前を呟き)
…分かってるさ、そんなの。君に何を言われても言われなくても僕にとっての相棒は翔太郎ただ一人だから(別に喧嘩した訳でもなく相棒との仲は悪くないとは思うしそう心配かける必要なさそうな気もするしで安心して欲しいとの意味合いで肩にポンと触れ「あぁ、気をつけて。何かあれば連絡してくれ」一人のガレージに残るのはいつもの事で気付けば机に乗っていたファングに視線を移し「心配なら翔太郎について行ったらどうだい?」見たくもないメモリがここ最近頻繁に現れトゲの含んだ言い方でガレージの出入り口となる扉を指差し)
(スッとガレージの出入り口を指されて言われた久々に聞いた気がするトゲのある言い方に小さな頭を緩く横に振っては『此処での私の役目はあくまで貴方をお守りすることです。翔太郎様にも頼まれていますから。…それに今の私には着いていく気力があんまり残っていません…』あくまで自分は相棒の護衛を努めると穏やかな機械の声色で口にするが最後はポツリと苦笑いにも似た雰囲気を纏って呟いては机に置かれていたメモリーメモリの側へと来ては足を折り畳んで気力を回復させるように意思を持ったメモリは小さな体を丸め、暫く歩いて第二風都タワーの建設予定地の場所へと来れば辺りをゆっくりと見回した後に目に止まった怪しい場所へと潜入を開始して)
べったり監視されて守られなきゃいけない程、僕は問題児でも弱くもない(トゲのある話し方はそのままにファングがガレージにいるなら自分が席を外そうと事務所の方へ移動してベッドに腰掛け、相棒が建設予定地に出向いた時ちょうど霧彦も生産状況を調べに現場に向かっており『あれ、彼はたしか…』場合によっては攻撃もするつもりで相棒の背後からそっと近寄り動向を見守るとして)
(ファングは相棒がガレージに行ったのを見送っては一息吐き守る対象なのは変わらずなのだが何だか疲れたと感じてはそのままメモリーメモリの側で眠りにつき、後ろから誰かがつけてきているのには気付いているが振り返らない方が良いと感じそのまま慎重にフェザーメモリの導きの力なのか中を調べていたが途中であのアノマロカリスメモリのメモリを持つ鷹村とその部下の姿を見付けては取り敢えず今は大きな柱の影へと身を潜めて確証を得るために二人の会話を聞くことにし、身を潜めたまま何かを話しているらしい二人の会話に耳を済ませて)
…監視されてるようで居心地が悪い(本来ならピンチの時だけ駆け付けるはずなのに事務所に滞在しべったり張り付く感じが耐えられず反抗期の子供の如く一人になりたいのだと溜め息ついて、流石は探偵といったところか此方の気配に気付いて居るようなそれでいて振り替えって確かめはせず同じように息を潜めていたが部下達が話し出したのを見て相棒の側を通り過ぎて鷹村達の輪に加わり『どうやら君達にお客さんが来ていそうだよ』いつもの涼しげな笑顔で忠告しそのまま霧彦はその場を立ち去り)
(そのファングと言えば数分眠っていたがふと目を開けてはキョロキョロと辺りを見回し気力が回復したのかスッと机から降りてはガレージを出て事務所へと行き再度辺りを歩きながら見渡しその歩いていたところでベッドに座る相棒の足辺りで足を止めては見上げて相棒の顔を数秒見るがそれも一瞬で一回屈み勢いをつけて綺麗にジャンプしてはベッドにある物を踏み台に使ってベッドの上にある窓から出て姿を眩まし、霧彦の忠告を聞いたその二人は直ぐに辺りを探しだし、隠れていたが運悪く鷹村の部下に見つかってしまい「ヤバイ…!」となりつつも直ぐに二人が追ってくるの感じつつ出口の方へ駆け出しそのまま外へと出ては少し離れ場所で振り返り足を止めて)
(ファングが此方に来て何かを訴えようとしたのか顔を見られても答える気はなくただベッドに座ってぼうっとしたままでいたが「…翔太郎、大丈夫かな」ベルトが出現しない為ドーパントにはまだ遭遇していないようだが連絡もなく虫の知らせなのか悪い予感がしてそわそわとしてスタッグフォンを手に相棒に連絡を取っ手みるべきか開いたり閉じたりの動作を数回して、霧彦により侵入者の存在を知った鷹村達は追い掛け外へ出る直前にアノマロカリスドーパントとなり足を止めた翔太郎に直ぐに追い付き歯を飛ばして攻撃を仕掛け)
(足を止めて振り返った所でアノマロカリスドーパントの攻撃に気付き間一髪咄嗟に身体をずらして避けるがその内の1つが丁度ケープが軽く舞って曝された左腕に当たり深くもないが決して浅くもない傷を作りその痛みに思わず表情を歪めてその上から出てくる血を止めるようににもう片方の手で押さえるが休む暇を与えないように次の攻撃を仕掛けてくるドーパントに気付けば咄嗟に建物に身を隠して荒い呼吸を押さえるように1つ息を吐き出しては「…はぁ…はぁ……フィリップ」と荒い呼吸を整えつつ相棒の名前を呼んでWドライバーを血で汚れないように慎重に持って腰に装着し)
あぁ、翔太郎(ドライバーが腰に出現し名前を呼ぶ相棒に返事するが呼吸が乱れ苦しそうにも聞こえる声に違和感があり「…怪我、したの?」自分の提案した作戦で相棒に怪我をさせたとなったら申し訳ないのだが恐る恐るといった具合に相棒の無事を確かめる質問を投げ掛けるがドーパントが現れたなら会話している場合でないとサイクロンを手に1回音を鳴らして左手でVの字をつくって素早くメモリを差し込み)
…怪我って言っても掠り傷が、心配するな。…変身(怪我をしたのかと聞かれれば自分の左腕を見た後僅かに苦笑いし安心させる意味でそう言っては相棒と同じように左手で汚れないように持ったジョーカーメモリをVの字で構えて持ち右枠に来たサイクロンをゆっくりと左手で挿し込み左側にジョーカーを慎重に挿し込んでは片手でドライバーの真ん中をを開きWへと変身し一回身体を支えるようにサイクロン側の手を壁に置くが2体のドーパントが此方に来たのに気付いては左腕の痛みを我慢して攻撃を避けながら近付き何とかパンチやキックを喰らわせていくが矢張2体言うこともあり中々捉えられず「…駄目だ、これじゃキリがねえ…」と攻撃を避けながら思わず眉を潜めて口にして)
掠り傷って…分かった(変身して気を失いベッドに倒れ込んで意識がWに移り目の前には正直気持ちの悪い容姿のドーパントが2体此方に攻撃してくるのを避けながら反撃するがどうも相棒のキレが悪く疲れた様子で複数相手となれば早めに決着をつけるべきで「ルナトリガーでいこう。敵は目の前だから外さないさ」幸いな事に近くに水辺はなく此方が有利で脳裏に相棒のベストから見えたトリガーの映像が浮かびメモリチェンジを促して)
ルナトリガー…よし、わかった(相棒の助言を聞けば前もルナトリガーでアノマロカリスドーパントを倒したのだと思い出し了承して1つ頷いては一旦足を止めジョーカーとサイクロンをドライバーから抜いて右手でルナとトリガーを持ち音声を鳴らしては1本ずつ素早くドライバーへとセットしルナトリガーとなり生成されたトリガーマグナムを持てば2体に向かって追尾型の弾を放ち命中してでたらめに攻撃してくる隙にその攻撃を痛みを堪えてしっかりと避けながら次々に弾を放って命中させていき2体が地面に転がったのを見ては今がチャンスと見てトリガーをゆっくりと抜き「…決めるぜ、フィリップ」と何時もより覇気はないがしっかりと声をかけてはトリガーをトリガーマグナムにセットして先端を上へと上げてはマキシマムドライブにし両手で持ち狙いを定め「トリガーフルバースト」と口にし黄と青の拡散したエネルギー弾を見事命中させて二人から排出されたメモリが壊れたのを見れば一息着くが振り返した左腕の痛みに僅かに呻き声を上げ思わず銃を落としたルナ側の手でトリガー側の腕を押さえて)
(此方の提案に乗っかりルナトリガーにメモリを変え一気に形勢逆転しては必殺技を決めるとの呼び掛けに「あぁ、分かった!」短く返事して心を1つに合わせマキシムドライブからの攻撃を決めれば無事にメモリブレイクは出来たものの相棒の様子がおかしく掠り傷でないように思われるが事務所に戻って来てくれるまで手の打ちようがなく「…翔太郎?怪我、痛むのかい?」変身した状態ではリボルギャリーを送る事もできずただ心配するだけでWの変身した状態の意識を通して伝わってきた痛みに眉をひそめ)
(トリガー側の腕を押さえて痛みを堪えていたが相棒に怪我が痛むのかと聞かれれば条件反射で大丈夫と言いかけるが数秒沈黙し僅かに苦笑いしては「…大丈夫…けど、痛くないと言えば…嘘になる、な…」と敵によって出来た傷が痛くないと言えば嘘になると本当に感じていることを呟くように口にし「…帰るか、フィリップ。…依頼主のみやびさん達にも連絡しとかないとな…」と穏やかな声色で口にしては変身を解き再度ズキズキと痛む左腕を押さえるがスタッグフォンを取り出してみやびに依頼に関する事とあるメッセージを送っては懐に仕舞いゆっくりとした足取りで事務所へと帰り、事務所とこの場所はそんな遠くはないのどが何時もより時間がかかって事務所へと戻っては中へと入り「…ただいま」と帰宅の挨拶をしてはもう限界だったのかソファへと座り込んで痛む左手をケープ越しに押さえて俯き)
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